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告白

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 もう覚悟を決めた。
自分に嘘をつきたくないからだ。
これ以上日が経っても、
意味が無いと思ったからだ。
ーー今日僕は彼女に想いを伝える

いつも通り2人で森の中に入って行った。
「あの桜の木は2人で森に迷った時に見つけたんだよね」彼女は思い出を思い返すように言った。
「あの時はほんとに大変だったよな~」
「君は顔がぐしゃぐしゃになるまで泣いてたもんね」「うるさいな~。」と
そんなたわいもない話をしていた。

そしていつもの桜の木の下に着いた。
「やっぱり、綺麗だね」
「うん、そうだね」
ここで1度会話は途切れてしまった。
お互いここの綺麗さに見惚れてたのだろう。
そして僕は彼女の横顔を見て、
ついに決心をした。
「ねぇ、聞いて欲しいことがある。」
「ん?何?もしかして告白?(笑)」
僕は当てられたことに内心焦った。
だけど、ここで伝えなきゃと思った。
「うん、そうだよ」
「え?」
間髪入れずに僕は言った。
「君のことがずっと好きです。」と
この一言を。
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