【完結】「サバゲー甲子園2043~めざせ日本一のサバゲーチーム!~」

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1-34「チームタフガイ戦」

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1-34「チームタフガイ戦」
 「チームイケメンマッチョーズ」戦から、慌ただしく2週間が過ぎ、準々決勝の日を迎えた。前日の交流会で、8チームが、集まり開かれたパーティーで門工チームは、予選で戦った「元レンジャー候補生チーム」と再会した。
 お互い勝ち残れば、準決勝戦で再び対戦することになる予定だ。圧倒的な強さで勝ち進んでいる「元レンジャー候補生チーム」から「次戦で、一緒に戦えることを楽しみにしてますよ。「チームタフガイ」は強い。頑張って、勝ち上がってほしい。」とエールを送られると同時に、「チームタフガイ戦」についてのアドバイスをもらった。一番の強敵は「ミスターターミネーター(T-800)」で通常のアサルトライフルで倒すのは難しいと言われた。
 「ミスターロボコップ」は、ヘッドショットをさらに厳しくした、「アーマーのない鼻から顎までの顔半分」を狙えるかどうか、「ミスターダイハード」は、今まで、なぜか撃たれた弾はすべて至近弾扱いになり、ヒットされたことがない幸運の持ち主で「弾幕を張る」か「見越し射撃」がポイントになると言われた。
 幣巴は丁寧にアドバイスをメモに書きうつした。

 準々決勝当日、門工チームは、上坊にアドバイスをもらった。どこから手に入れたデータかわからないが、相手チーム6人の防御力、回避率の説明を受けた、(おそらく、上坊先生、ハッキングしたんやろな!)とメンバー全員が思いながら聞いた内容は、「元レンジャー候補生チーム」の分析の上をいき、「ターミネーター」は才策夫の「TAC―50」か未来の「ラプアマグナム弾」でのヘッドショットか幣巴の「カールグスタフ」の直撃しか倒せないとの結論だった。
 「キャプテンアメリカ」、「ウルヴァリン」、「ハリーポッターのネビル・ロングボトム」は全員の攻撃対象となったが、一番厄介なのが、弾が当たらない「ダイハードのジョン・マクレーン」ということになったが、相手はハンドガンのみなので、後回しにしてもよいということだった。攻撃するなら、可偉瑠、明日、張尊の連射か、未来の見越し射撃で行くようアドバイスがあった。

 試合が始まると、第1ゲームはそれらの心配事は「杞憂」に終わった。アサルトチームの可偉瑠と明日の陽動作戦により、「チームタフガイ」は次々と、未来と才策夫のスナイプポイントに誘い出され、ヒットされた。特訓の甲斐もあり、才策夫は「ターミネーター」に「TAC-50」の50口径をヒットさせ、未来は、「ロボコップ」の顔半分の露出部分に新銃でヒットさせ、TRG42での初キルを記録した。
 心配していた「ダイハードのジョン・マクレーン」も可偉瑠と明日の十字砲火で60発の弾丸を使いヒットさせた。全員がうまく連携し、幣巴のカールグスタフの出番なしに6対0の圧勝だった。

 「あー、心配してたけど、「海兵隊」もたいしたことなかったよなー!これなら、前の「イケメンマッチョーズ」の方が強かったよな!この調子で、第2ゲームもちゃちゃっといただいてしまおか!」
 幣巴が控室で軽口をたたいていると、上坊が飛び込んできた。
「おい、落ち着いて聞けよ!「チームタフガイ」、更に課金しよったぞ!「海兵隊」のエリートが2戦続けて「日本の高校生に負けるのはアジアのアメリカ軍の権威に影響がある」っていうて、在日アメリカ軍がスポンサーになって、「ターミネーター」と「ロボコップ」となんでかわからんけど「ダイハードのジョン・マクレーン」の3人に6万ドル課金してきた。
 どんな効果が出るんかは、全く予想ができへん。
 お前ら、浮かれてないで、気を引き締めて行けよ!」

 若干の緊張感が流れたが、その情報の恐ろしさを30分後に実感することになるとは、誰もその時には気づいていなかった。
 

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