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一章
第10話 解決
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轟一也は上位プレイヤーである。
この上位プレイヤーとは、平均レベルが150から200の間のこのゲームにおいて、500レベルを超えた時名乗ることができる。その数は上位2パーセント、約700人である。
現在、轟のレベルは571。これよりも強いプレイヤーが始めの大陸に戻ってくることなどそうそうなく、だからこそ轟は始めの大陸で猛威を振るうことができていた。
ただ。
「一ノ瀬、だと?」
一ノ瀬樹。この名を知らない上位プレイヤーは恐らくいないだろう。
上位プレイヤーのさらに上位、トッププレイヤー。わずか10人しか達成できていない、レベルのカンストに到達したプレイヤー。
その一人である一ノ瀬樹の存在は轟にとって予想外のものであった。
上位プレイヤー全員の顔と名前を覚えられるほど轟は記憶力はなく、ほとんど曖昧である。しかし、トッププレイヤーとなれば話は別である。
最も警戒するべき相手。だからこそ轟は樹のことを知っていた。
余談だが、樹が警戒に当たるべきでもない上位プレイヤーの中でも下位に位置する轟のことを知っていたのはただの偶然である。
「ボス?」
「轟さん、どうしたのですか?」
「早くやっちゃってくださいよ」
あまりにも想定内の相手に呆けてしまった轟。
それとは裏腹に期待の眼差しを轟に向ける部下たち。
無理だ。
その言葉が言えればどれだけ簡単か。
勝てる見込みは皆無に等しい。
仮に不意を突いたとしても、与えれるダメージなどごく僅かである。そしてそれまでである。それ以上相手の体力を削ることは決してできない。
しかし、何もせずに敗北を認めるのは、ボスとして轟の今後に響く。
だから、轟は武器を構えた。
巨大な斧を呼び出す。
斧という武器は他の武器と比べて攻撃速度が遅い。だからこそ持つ斧の攻撃力は同レベルの剣や槍などよりも圧倒的である。
仮に与えられる攻撃が一撃ならば、斧の方が断然良い。
轟が斧を好み、最も強い武器が斧であったのはただの偶然であったが、この幸運に感謝して轟はスキルを使用する。
攻撃力上昇レベルⅤ、攻撃速度上昇レベルⅡ、移動速度上昇レベルⅡ。
そして攻撃スキル『震天動地』斧系の武器を持つ時のみ発動できる防御スキル貫通型、そして僅か直径三メートルと狭い範囲攻撃スキルである。
スキルが自身の体力と魔力を消費させる。
斧が光り輝く。
次の瞬間、轟は足に力を入れる。攻撃補正と、スキルによるエフェクトにより、圧倒的な破壊音と共に樹を攻撃した。
それを。
樹は、まるで意に介さず、剣で防ぐ。
楓はその範囲攻撃の中に入っていた。
本来であれば、轟の攻撃を耐えられる耐久を楓は持っていない。そして、範囲攻撃故に回避は極めて難しい。だからこそ、樹は防ぐ手段を取らなくてはいけなかった。
敵の範囲攻撃をすべて自身で受けるスキル。壁を行う前衛が重宝するスキルである。
「攻撃してきたということは」
樹は轟に聞く。
「つまりは敵対する意思があるということ?」
樹にダメージはない。
範囲攻撃をすべて受け入れるスキルは、本来受けるダメージよりも多くのダメージを受けることとなる。それでいて、ダメージが見当たらない。
その光景を見た部下たちの間に動揺が生まれる。信頼する実力者であるボスの攻撃が効かない。そんな相手など今まで一度も見たことがない。
「いや、違う。分かってくれ。しなくてはいけなかった」
轟は慌てふためきながら、そんなことを口走る。
ボス故に戦う前に逃げることなどあってはいけないことを伝えようとする。その言葉に樹はどこか納得した様子を見せる。
そして、それを見た轟は別のことを考える。
まだ幸運だと。
トッププレイヤーの中でもまだ温厚な部類の樹が相手ならば、命は取られないはずである。逃げる轟たちを追いかけたりはしないはずだ。
だからこそ、膝を付き、頭を地面に当てる。
まずは先ほどの攻撃に対して謝る。
誠意を見せる。
「すまなかった。お前たちのことは諦める。俺はどうなっても良い。だからどうか部下には手を出さないでほしい」
「どういうことですか?」
樹の後ろに咄嗟に隠れていた楓は、聞いたわけでなくただの独り言としてそう呟く。
明かに襲ってきた相手側の様子が可笑しい。先日襲ってきた相手のボスとは到底思えれない行動である。
ただ、少し考えれば、その理由は明白である。
相手のボスは一撃、樹に見合わせた。
ダメージは見当たらない。その時点で樹の力を確認し勝てないと判断したようには見えなかった。むしろその前から、樹を見た時にはすでに意を喪失させていたように楓は見えた。
樹は相手のことを知っており、同様に相手も樹のことを知っている。知っているからこそ勝てない相手だと分かっていたのだと。
楓は樹の目を見る。
「楓さん。大丈夫。敵の大将の実力が分かったから、問題はないよ。というか茜」
樹はすぐそばで関係ないと言った様子で視線を合わせようとしない茜の方を見て。
「相手が襲ってくること、知っていたの?」
「まあ、その、はい」
「茜の件は置いておこう。楓さんは僕たちの仲間になった。だから、もう襲ってくるな。良いな、轟。それとその部下たちもだ」
樹の言葉に轟が頷く。
ボスがそんな返答をするのだから、部下たちは戸惑う。ボスに対してため口で命令できる立場の存在。そんな風に樹のことを見てしまう。
そして、現在の樹が相当怒っていることを知っている茜は止めておけばよかったと今更ながら後悔する。
相手に対する敬意がない樹は相当怒っている証拠である。
「ほら、行け」
樹の言葉で男たちは蜘蛛の子を散らすかのように、逃げていく。
そして再び平穏を取り戻した樹はさてとと茜の方を見て、ため息をつく。
茜が何をしたかったのか、樹は分からない。ただ何かしらの理由があったのは分かる。敵が襲ってくることを知っておきながら伝えてこなかったのは、何か訳があると。
そして今回のことに悔やんでいる茜を見て、樹は怒る気が失せる。
「茜、次は止めること」
「イエッサー」
「返事は、はい」
「はい」
こんなやり取りを数日前もしたな、なんて思いながら樹は再びため息をついた。
問題を解決した後は気分が良くなる。
問題らしい問題ではなかったし、何よりこの問題の原因は茜にあったが、とはいえ樹は無事問題を終えたことに胸をなでおろしていた。
そして本来の目的であった転移アイテムを購入しに、店に入った時、再び問題が訪れる。
「樹君は」
楓である。
楓はずっと先ほどのやり取りについて考えていた。
そしてある結論にたどり着いた楓は、二人が意図的に隠している強さについて聞いてきたわけである。
「もしかして、レベル300じゃないのですか?」
「どうして?」
「先ほどのお相手、相当臆病な方でした。そんな方が襲ってきたのはこちらの戦力を把握したからだと思います。するとその戦力を把握したのは何時かが問題になります」
楓は続ける。
「思い出してみると、お二人のレベルを聞いた時、もう一人いました。その方は私のすぐそばで倒れていました。その方を通して、樹君たちのレベルは300で、いえそれよりも少しぐらい高くても問題ないと判断して襲ってきたのだと思います。ですが、実際にはその想定の範囲外の実力を樹君が持っていたがために、逃げていきました。それは300とか400の話ではないのだと思います」
楓の言葉に樹は言葉を失う。
実際にその通りである。
「ごめん。その通りなんだ」
「いえ、レベルを素直に答えなかった気持ちは分かります。私の方こそすみませんでした」
「ううん。それと、楓さんなら良いかな」
このレベルを隠し続けることは、樹は仲間である楓に嘘をつき続けるようなものである。それは本当に仲間と呼べるのだろうか。
そう考えて、そして訂正した方が良いと判断した樹は、茜がまだ買い物をしている姿を確認して、ステータス画面をこっそりと開く。
それを他人に見せられるようにして、楓に見せる。
「僕のレベルはこんな感じ」
「まあ」
樹のステータスを見て、楓は目をパチクリとさせた。
この上位プレイヤーとは、平均レベルが150から200の間のこのゲームにおいて、500レベルを超えた時名乗ることができる。その数は上位2パーセント、約700人である。
現在、轟のレベルは571。これよりも強いプレイヤーが始めの大陸に戻ってくることなどそうそうなく、だからこそ轟は始めの大陸で猛威を振るうことができていた。
ただ。
「一ノ瀬、だと?」
一ノ瀬樹。この名を知らない上位プレイヤーは恐らくいないだろう。
上位プレイヤーのさらに上位、トッププレイヤー。わずか10人しか達成できていない、レベルのカンストに到達したプレイヤー。
その一人である一ノ瀬樹の存在は轟にとって予想外のものであった。
上位プレイヤー全員の顔と名前を覚えられるほど轟は記憶力はなく、ほとんど曖昧である。しかし、トッププレイヤーとなれば話は別である。
最も警戒するべき相手。だからこそ轟は樹のことを知っていた。
余談だが、樹が警戒に当たるべきでもない上位プレイヤーの中でも下位に位置する轟のことを知っていたのはただの偶然である。
「ボス?」
「轟さん、どうしたのですか?」
「早くやっちゃってくださいよ」
あまりにも想定内の相手に呆けてしまった轟。
それとは裏腹に期待の眼差しを轟に向ける部下たち。
無理だ。
その言葉が言えればどれだけ簡単か。
勝てる見込みは皆無に等しい。
仮に不意を突いたとしても、与えれるダメージなどごく僅かである。そしてそれまでである。それ以上相手の体力を削ることは決してできない。
しかし、何もせずに敗北を認めるのは、ボスとして轟の今後に響く。
だから、轟は武器を構えた。
巨大な斧を呼び出す。
斧という武器は他の武器と比べて攻撃速度が遅い。だからこそ持つ斧の攻撃力は同レベルの剣や槍などよりも圧倒的である。
仮に与えられる攻撃が一撃ならば、斧の方が断然良い。
轟が斧を好み、最も強い武器が斧であったのはただの偶然であったが、この幸運に感謝して轟はスキルを使用する。
攻撃力上昇レベルⅤ、攻撃速度上昇レベルⅡ、移動速度上昇レベルⅡ。
そして攻撃スキル『震天動地』斧系の武器を持つ時のみ発動できる防御スキル貫通型、そして僅か直径三メートルと狭い範囲攻撃スキルである。
スキルが自身の体力と魔力を消費させる。
斧が光り輝く。
次の瞬間、轟は足に力を入れる。攻撃補正と、スキルによるエフェクトにより、圧倒的な破壊音と共に樹を攻撃した。
それを。
樹は、まるで意に介さず、剣で防ぐ。
楓はその範囲攻撃の中に入っていた。
本来であれば、轟の攻撃を耐えられる耐久を楓は持っていない。そして、範囲攻撃故に回避は極めて難しい。だからこそ、樹は防ぐ手段を取らなくてはいけなかった。
敵の範囲攻撃をすべて自身で受けるスキル。壁を行う前衛が重宝するスキルである。
「攻撃してきたということは」
樹は轟に聞く。
「つまりは敵対する意思があるということ?」
樹にダメージはない。
範囲攻撃をすべて受け入れるスキルは、本来受けるダメージよりも多くのダメージを受けることとなる。それでいて、ダメージが見当たらない。
その光景を見た部下たちの間に動揺が生まれる。信頼する実力者であるボスの攻撃が効かない。そんな相手など今まで一度も見たことがない。
「いや、違う。分かってくれ。しなくてはいけなかった」
轟は慌てふためきながら、そんなことを口走る。
ボス故に戦う前に逃げることなどあってはいけないことを伝えようとする。その言葉に樹はどこか納得した様子を見せる。
そして、それを見た轟は別のことを考える。
まだ幸運だと。
トッププレイヤーの中でもまだ温厚な部類の樹が相手ならば、命は取られないはずである。逃げる轟たちを追いかけたりはしないはずだ。
だからこそ、膝を付き、頭を地面に当てる。
まずは先ほどの攻撃に対して謝る。
誠意を見せる。
「すまなかった。お前たちのことは諦める。俺はどうなっても良い。だからどうか部下には手を出さないでほしい」
「どういうことですか?」
樹の後ろに咄嗟に隠れていた楓は、聞いたわけでなくただの独り言としてそう呟く。
明かに襲ってきた相手側の様子が可笑しい。先日襲ってきた相手のボスとは到底思えれない行動である。
ただ、少し考えれば、その理由は明白である。
相手のボスは一撃、樹に見合わせた。
ダメージは見当たらない。その時点で樹の力を確認し勝てないと判断したようには見えなかった。むしろその前から、樹を見た時にはすでに意を喪失させていたように楓は見えた。
樹は相手のことを知っており、同様に相手も樹のことを知っている。知っているからこそ勝てない相手だと分かっていたのだと。
楓は樹の目を見る。
「楓さん。大丈夫。敵の大将の実力が分かったから、問題はないよ。というか茜」
樹はすぐそばで関係ないと言った様子で視線を合わせようとしない茜の方を見て。
「相手が襲ってくること、知っていたの?」
「まあ、その、はい」
「茜の件は置いておこう。楓さんは僕たちの仲間になった。だから、もう襲ってくるな。良いな、轟。それとその部下たちもだ」
樹の言葉に轟が頷く。
ボスがそんな返答をするのだから、部下たちは戸惑う。ボスに対してため口で命令できる立場の存在。そんな風に樹のことを見てしまう。
そして、現在の樹が相当怒っていることを知っている茜は止めておけばよかったと今更ながら後悔する。
相手に対する敬意がない樹は相当怒っている証拠である。
「ほら、行け」
樹の言葉で男たちは蜘蛛の子を散らすかのように、逃げていく。
そして再び平穏を取り戻した樹はさてとと茜の方を見て、ため息をつく。
茜が何をしたかったのか、樹は分からない。ただ何かしらの理由があったのは分かる。敵が襲ってくることを知っておきながら伝えてこなかったのは、何か訳があると。
そして今回のことに悔やんでいる茜を見て、樹は怒る気が失せる。
「茜、次は止めること」
「イエッサー」
「返事は、はい」
「はい」
こんなやり取りを数日前もしたな、なんて思いながら樹は再びため息をついた。
問題を解決した後は気分が良くなる。
問題らしい問題ではなかったし、何よりこの問題の原因は茜にあったが、とはいえ樹は無事問題を終えたことに胸をなでおろしていた。
そして本来の目的であった転移アイテムを購入しに、店に入った時、再び問題が訪れる。
「樹君は」
楓である。
楓はずっと先ほどのやり取りについて考えていた。
そしてある結論にたどり着いた楓は、二人が意図的に隠している強さについて聞いてきたわけである。
「もしかして、レベル300じゃないのですか?」
「どうして?」
「先ほどのお相手、相当臆病な方でした。そんな方が襲ってきたのはこちらの戦力を把握したからだと思います。するとその戦力を把握したのは何時かが問題になります」
楓は続ける。
「思い出してみると、お二人のレベルを聞いた時、もう一人いました。その方は私のすぐそばで倒れていました。その方を通して、樹君たちのレベルは300で、いえそれよりも少しぐらい高くても問題ないと判断して襲ってきたのだと思います。ですが、実際にはその想定の範囲外の実力を樹君が持っていたがために、逃げていきました。それは300とか400の話ではないのだと思います」
楓の言葉に樹は言葉を失う。
実際にその通りである。
「ごめん。その通りなんだ」
「いえ、レベルを素直に答えなかった気持ちは分かります。私の方こそすみませんでした」
「ううん。それと、楓さんなら良いかな」
このレベルを隠し続けることは、樹は仲間である楓に嘘をつき続けるようなものである。それは本当に仲間と呼べるのだろうか。
そう考えて、そして訂正した方が良いと判断した樹は、茜がまだ買い物をしている姿を確認して、ステータス画面をこっそりと開く。
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