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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら
第020話 いいんです/第020話 《アシュエット》偏 人気がない
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第020話 いいんです
「おい、彼は子ども為に大変な思いをして来たんだ。お前は彼を助けた後は何もしていなかったんだろう?確かにお前のお陰で救われたのかもしれないが、お前の下で働く必要はない」
「……」
「あの……良いんです…元々俺は孤児で………奴隷だったんです……蒐集家さんのお陰で奴隷ではなくなり…貧しくてパズには申し訳ないけれど…俺は…今、満足しています…蒐集家さんのおかげです」
大河に言葉に蒐集家は無言だ、だがネレは笑っている、とても満足そうな笑顔に大河はもう何も言えなかった。
「では働いて貰います、私の温室で薬草を育てて下さい。この街の貴重な薬草もね」
「それは……」
「あの薬草を採取出来る者は数少ないですから、貴方が採取した物を適正価格でこの街に卸します」
この街の特産の1つ薬草を蒐集家所有の薬草園で育ててこの街に売ると言う、適正価格という言葉に崇幸と千歳がああ、なるほどと考え蒐集家にその場を任せ、晴海達の手を借り集落の人々を1人残らず療養街に連れて行く事にした。
「私は薬草を採取してきますので、ネレさんの家は好きな所に用意して下さい。では後ほど」
そう言って蒐集家は転移で何処かへ行ってしまう、崇幸達はもう動き出し舵や燈火にも応援を頼んだ…。
「すげー金、これで何をする?」
「お、女を買う!」
「もっと欲しいな!またあいつ探して脅そうぜ」
「あのきたねぇ外れの集落にいるから行くか」
街の若い冒険者達のアジトで蒐集家が寄越した皮袋に入れられたコインを並べ薄汚い笑顔を浮かべている、綺麗に磨かれたコインにうっとりとしていた4人、だが何か違和感を感じていた。
「面白い仕掛けを組み込んだコインですからね」
「お、おまえさっきの!」
「これは俺のもんだ!」
「こ、ころそ……あぐぅ」
「がああ……」
ふいに聞こえる声に金を庇いながら声のする方へ向けばこの金を渡して来た妖しい男、それが嗤いながら扉が開いている訳でもない室内に入って来たのだもう恐怖でしかない。
そして男達のうち2人が突如苦しみ始め泡を吹き床に転がりのたうち苦しむ、蒐集家はそれを見て愉快そうに嗤っていた。
「このコインは異界で造られた偽造コインですよ、良く出来ているでしょう?魔力を注いだ者が遠隔操作で好きな時に毒を発動させれらる上にGPS機能…この世界にはないですね、追跡機能もあり随時現状を把握出来るんですよ。試験運用に丁度良い実験動物が現れてくれたので、善行もたまにはしておくものですね」
「あがぁ…」
「た…たすけ…」
「2人は先に事切れ残りはまだ生きている、個体差があると…それとこれは回収しますね。肉体も身に纏っている物も全て溶けて消える《アヴィラタン》製の特殊な毒ですから貴方達は行方不明ですね、永遠に行方不明です」
『………』
蒐集家が言い終わる前に全員事切れ先に死んだ者から肉体がじゅくじゅくと溶け始めている、その様子を眺めている。
『やほーどうかな?効果は?』
「悪くはありませんね、遠隔の発動タイミングに追跡機能も正確、死ぬのに個体差がある位ですね」
『個体差か、それはこっちでは試しようがないね』
「ええ、でも十分ですね。またお願いします」
『おっけー』
天井から聞こえる陽気な声、《アヴィラタン》の管理者の千景だ。
毒のコインの性能に満足そうな蒐集家に千景も愉快そうだ、また出来たら渡すと言い話しはすぐに終わり、蒐集家はまた何処かへと転移で消えた…。
第020話 《アシュエット》偏 人気がない
「《ローレスエリア》はいくつものエリアに分かれていて、歴史上でもっとも深淵まで到達したと言われているのが600年前の英雄達、彼らが到達した深淵はエリア32まで、そこまでの記録は一応あるけど深くなるにつれ閲覧するために必要な金が増えていくし、大体エリア20までで十分稼げるから」
「本当にどこまであるのか不明な上、無法地帯で実は《ローレスエリア》自体が生きているって噂もあるんだよ。俺も始めて来たけど…複雑だよね。本当に」
エラが説明をしながら扉を探す、いくつもの数が掛かれた扉に冒険者や人々が入っていくのを眺めながら、蒼夜も周囲を見渡していく。
「えーと、3、これね、この扉のルートが1番人がいないよ」
「では行こう」
「すみません、ガイドさんから店に来てくれと言われたので僕は戻ります。また後で来ます」
「え?消えた」
「そういう魔法だよ」
「あーそっかー」
木の扉に数字で3と描かれた飛びを発見する、扉も日々ランダムでこのエリアの色々な所に出現するらしい、外神がガイドから頼まれその場で転移で消えエラが驚くが蒼夜がそういう物だと言いなんとなく受け入れた。
「んー荒野だね、殺風景」
「そうだよ、だから人気ないし人気もないんだよ。ええっと…次のエリアの扉を探さないと進めないし」
「見た感じなさそうだよー」
扉の中は灰色の砂漠と強風の殺風景な場所、《ローレスエリア》はボス戦はなくモンスターを倒して次の入り口の扉を見つけるという物で、出現するエリアの扉は一定のエリアに進むまでランダムらしいとの事だった。
「これ、帰りはどうすんだ?」
「帰りはそのエリアでモンスターを一定数以上倒すと最初の場所に戻る扉が出現するからそれで帰るんだよ、このエリア3でのモンスター討伐数は20だね」
「モンスターってこれか?」
フォンが帰りの事を尋ねるとそう返す、マユラが地面を這っていた大きなダンゴムシを捕まえればそうそれとエレが言いマユラが腹をナイフで刺すとギェェと悲鳴を上げて青い液体を垂らし事切れ赤い魔石に変わり、蒼夜がちょっと嫌そうな顔をした。
「ええーマユラちゃん、燃やしたりして…欲しい」
「この魔物なかなか強い」
「マユラ様…」
「マユラ、火傷?してるね、万能薬あるから」
「普通は燃やすんだけど…体液に溶かす成分があるんだ」
マユラの白い手が青いモンスターの体液で赤くなりシュリが心配し、フェシェスタが持っていた万能薬を惜しげもなく掛ける。
「来る」
「ここは打撃系か火魔法か氷魔法が有効だね」
マユラの声に足元の砂が蠢く、フォンとシュリが前に出て蒼夜が魔法を発動させた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.048 疑いの視線
「視線を感じる」
「ですね」
馬車の中でパンとスープに肉を食べながら、うんざり気味にガブが言えばサックも同意し鍔騎は気にしていない様子でどうぞやましい事は何もしていないからどんどん見てくれと言った体で過ごす。
狩った鳥の解体や下処理も外で行えば村人が売って欲しいと頼まれ売り、小屋で休んでいる乗客達や商会の面々にも焼いた物を振る舞う。
「これは美味ですな」
「美味いもんだ」
商会の支配人も疲れた様子だが喜ぶ、どうやら壊れた檻の馬車を直して《コカトリク》に運ぶと言うのでその馬車の修理に手間取っている為、もう少し時間が掛かると言われ鍔騎達も同意する他なく、保存食作りや服を繕ったりしようかと思う。
「また鳥や獣を狩ってくるなら高値で買い取ろう」
「なら、森に採取と狩りに行って構わないですか?」
「もちろん」
見張りをつけるという言葉を支配人は言わない、鍔騎達も気づかない振りをして明日は採取と狩りに、アルト達がいる方向とは真逆の場所で行おうと決めて森に向かった…。
「おい、彼は子ども為に大変な思いをして来たんだ。お前は彼を助けた後は何もしていなかったんだろう?確かにお前のお陰で救われたのかもしれないが、お前の下で働く必要はない」
「……」
「あの……良いんです…元々俺は孤児で………奴隷だったんです……蒐集家さんのお陰で奴隷ではなくなり…貧しくてパズには申し訳ないけれど…俺は…今、満足しています…蒐集家さんのおかげです」
大河に言葉に蒐集家は無言だ、だがネレは笑っている、とても満足そうな笑顔に大河はもう何も言えなかった。
「では働いて貰います、私の温室で薬草を育てて下さい。この街の貴重な薬草もね」
「それは……」
「あの薬草を採取出来る者は数少ないですから、貴方が採取した物を適正価格でこの街に卸します」
この街の特産の1つ薬草を蒐集家所有の薬草園で育ててこの街に売ると言う、適正価格という言葉に崇幸と千歳がああ、なるほどと考え蒐集家にその場を任せ、晴海達の手を借り集落の人々を1人残らず療養街に連れて行く事にした。
「私は薬草を採取してきますので、ネレさんの家は好きな所に用意して下さい。では後ほど」
そう言って蒐集家は転移で何処かへ行ってしまう、崇幸達はもう動き出し舵や燈火にも応援を頼んだ…。
「すげー金、これで何をする?」
「お、女を買う!」
「もっと欲しいな!またあいつ探して脅そうぜ」
「あのきたねぇ外れの集落にいるから行くか」
街の若い冒険者達のアジトで蒐集家が寄越した皮袋に入れられたコインを並べ薄汚い笑顔を浮かべている、綺麗に磨かれたコインにうっとりとしていた4人、だが何か違和感を感じていた。
「面白い仕掛けを組み込んだコインですからね」
「お、おまえさっきの!」
「これは俺のもんだ!」
「こ、ころそ……あぐぅ」
「がああ……」
ふいに聞こえる声に金を庇いながら声のする方へ向けばこの金を渡して来た妖しい男、それが嗤いながら扉が開いている訳でもない室内に入って来たのだもう恐怖でしかない。
そして男達のうち2人が突如苦しみ始め泡を吹き床に転がりのたうち苦しむ、蒐集家はそれを見て愉快そうに嗤っていた。
「このコインは異界で造られた偽造コインですよ、良く出来ているでしょう?魔力を注いだ者が遠隔操作で好きな時に毒を発動させれらる上にGPS機能…この世界にはないですね、追跡機能もあり随時現状を把握出来るんですよ。試験運用に丁度良い実験動物が現れてくれたので、善行もたまにはしておくものですね」
「あがぁ…」
「た…たすけ…」
「2人は先に事切れ残りはまだ生きている、個体差があると…それとこれは回収しますね。肉体も身に纏っている物も全て溶けて消える《アヴィラタン》製の特殊な毒ですから貴方達は行方不明ですね、永遠に行方不明です」
『………』
蒐集家が言い終わる前に全員事切れ先に死んだ者から肉体がじゅくじゅくと溶け始めている、その様子を眺めている。
『やほーどうかな?効果は?』
「悪くはありませんね、遠隔の発動タイミングに追跡機能も正確、死ぬのに個体差がある位ですね」
『個体差か、それはこっちでは試しようがないね』
「ええ、でも十分ですね。またお願いします」
『おっけー』
天井から聞こえる陽気な声、《アヴィラタン》の管理者の千景だ。
毒のコインの性能に満足そうな蒐集家に千景も愉快そうだ、また出来たら渡すと言い話しはすぐに終わり、蒐集家はまた何処かへと転移で消えた…。
第020話 《アシュエット》偏 人気がない
「《ローレスエリア》はいくつものエリアに分かれていて、歴史上でもっとも深淵まで到達したと言われているのが600年前の英雄達、彼らが到達した深淵はエリア32まで、そこまでの記録は一応あるけど深くなるにつれ閲覧するために必要な金が増えていくし、大体エリア20までで十分稼げるから」
「本当にどこまであるのか不明な上、無法地帯で実は《ローレスエリア》自体が生きているって噂もあるんだよ。俺も始めて来たけど…複雑だよね。本当に」
エラが説明をしながら扉を探す、いくつもの数が掛かれた扉に冒険者や人々が入っていくのを眺めながら、蒼夜も周囲を見渡していく。
「えーと、3、これね、この扉のルートが1番人がいないよ」
「では行こう」
「すみません、ガイドさんから店に来てくれと言われたので僕は戻ります。また後で来ます」
「え?消えた」
「そういう魔法だよ」
「あーそっかー」
木の扉に数字で3と描かれた飛びを発見する、扉も日々ランダムでこのエリアの色々な所に出現するらしい、外神がガイドから頼まれその場で転移で消えエラが驚くが蒼夜がそういう物だと言いなんとなく受け入れた。
「んー荒野だね、殺風景」
「そうだよ、だから人気ないし人気もないんだよ。ええっと…次のエリアの扉を探さないと進めないし」
「見た感じなさそうだよー」
扉の中は灰色の砂漠と強風の殺風景な場所、《ローレスエリア》はボス戦はなくモンスターを倒して次の入り口の扉を見つけるという物で、出現するエリアの扉は一定のエリアに進むまでランダムらしいとの事だった。
「これ、帰りはどうすんだ?」
「帰りはそのエリアでモンスターを一定数以上倒すと最初の場所に戻る扉が出現するからそれで帰るんだよ、このエリア3でのモンスター討伐数は20だね」
「モンスターってこれか?」
フォンが帰りの事を尋ねるとそう返す、マユラが地面を這っていた大きなダンゴムシを捕まえればそうそれとエレが言いマユラが腹をナイフで刺すとギェェと悲鳴を上げて青い液体を垂らし事切れ赤い魔石に変わり、蒼夜がちょっと嫌そうな顔をした。
「ええーマユラちゃん、燃やしたりして…欲しい」
「この魔物なかなか強い」
「マユラ様…」
「マユラ、火傷?してるね、万能薬あるから」
「普通は燃やすんだけど…体液に溶かす成分があるんだ」
マユラの白い手が青いモンスターの体液で赤くなりシュリが心配し、フェシェスタが持っていた万能薬を惜しげもなく掛ける。
「来る」
「ここは打撃系か火魔法か氷魔法が有効だね」
マユラの声に足元の砂が蠢く、フォンとシュリが前に出て蒼夜が魔法を発動させた…。
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「ですね」
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商会の支配人も疲れた様子だが喜ぶ、どうやら壊れた檻の馬車を直して《コカトリク》に運ぶと言うのでその馬車の修理に手間取っている為、もう少し時間が掛かると言われ鍔騎達も同意する他なく、保存食作りや服を繕ったりしようかと思う。
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