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第4部 生きる世界に微笑んで 立ち止まったら空を見上げて編
22 地下…
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「みなさん、お疲れ様でしたね…」
「いやぁ、リツさん達も大丈夫でしたかね?」
「はい、ジラさんと大河さんがいてくれましたし」
「俺は何もしてない、ジラ助かった」
「ふふん、今日は美味い飯期待」
「戻ったよー、はい今日のお昼…」
2階で皆で冷えた果実水を飲みながら寛いでいると、モギとベルン達を送って戻って来た詠斗が収納袋(偽装)からサンドイッチを沢山出してくれた。
「サンドイッチと…これはベルンからみんなに、モギのミルクね」
ガラスのピッチャーに2つに入れた白い液体に皆沸き立つ、風魔法で冷やしたミルクは程よく冷えて喉越しが良い。
「おいしー」
「本当に美味しいわ」
「うめぇな!」
「今度売って貰ってお菓子に使うか…」
キッキやナティや他の従業員達もミルクの味に目を輝かせる、サンドイッチも摘まむと今日のは一味違った。
「これ、うちのパンだけど…具は…」
「これって…」
「もしかして」
「チーズです!」
マヨネーズをパンに塗ってチーズや、焼いた肉、野菜、炒めたキノコ等を挟んだサンドイッチ、1口食べればチーズの風味が香った。
「ち、チーズ!?これが」
「この辺じゃ貴族でも食べるのが難しいって…」
「おいしいねー!」
「うん!美味しいです」
山盛りあったサンドイッチがあっという間に無くなり、皿はすっかり綺麗になった。
「明日の営業は…」
『やります!』
「わかった、その代わり明後日は休みとする」
『はい!』
「分かった、それと今日はカイネとバルタルも一緒に来てくれ。屋敷の改築をドワーフの所に行って頼む前に中を見てくれ」
「俺達もそっちの店出来たら手伝うぞ!」
「てつだうー!」
「なんでも言ってくれ!」
「ありがとうございます」
「俺達は先に出る」
大河達は下に降りてそのまま転移魔法で、貴族屋敷の中に転移した。
「広い」
「厨房見ても良いですか?」
「ああ、厨房は下のそこの扉だ」
バルタルとカイネは早速厨房に向かい、詠斗、大河、綴、率、チグリス、ジラは2階のまずは社交場に向かう。
「映画みたいですねー」
「綴さん、ここを綴さんの教室に」
「こんな広い所を?」
「明るくて広くていいな、貴族の社交場なんかよりよっぽどいいだろ」
「大河君、ありがとうございます」
大河が家の簡易的な見取り図を見ながら室内を見る、広いが広すぎるという事もない、机や黒板のようなものを用意すれば良いと思う、ダンス等も行っていたようで防音もしっかりしているらしい、店の営業中でも子供達が賑やかでも扉を閉めていれば音漏れもさほど気にならないだろう。
天井も高くシャンデリアの様な物が残っている、全盛期にはここでダンスパーティなどが行われていたのが容易に目に浮かぶ。
「ここの運用は綴さんに任せる、机などの注文も遠慮なくドワーフ達にしてくれ」
「はい!」
「次は率くんの雑貨とネイルの店だな…」
社交場を出て、右手一番奥の突き当りのドアを開けると寝室だったようだがベッド等もなくガランとしていた。
「ちょうど良い広さですね、雑貨はこっちでレジはここ、ネイルは奥を仕切って個室みたいに…」
一目で気に入った率がどこに何を置くかイメージして楽しんでいる、ここは綴に任せ次は事務所兼スタッフの休憩室、この部屋から間反対の突き当りに行く。
「ここを事務所兼休憩室にする…と言っても今は何もないがな」
「棚が結構ありますね」
「元は書斎だったらしいな」
「貴族の屋敷の定番の作りだな、ここは地下室はないのか?」
「設計図にも地図にも見取り図にも記載はないが…あるようだ…」
「とすれば…」
ジラが大河に地下の有無の確認をする、地図や設計図ドワーフ達は何も言わなかったが設計図や見取り図に違いがある、この部屋の下は厨房になっているのだが、実際の厨房の広さと齟齬があった。
ちょうど人1人通れる位の隙間分広さが合っていない、おそらく厨房壁の向こうは階段になっている、そして地下に1室だけ部屋があるように大河は思ったが…拷問部屋や地下牢だったら…と思い探すのを躊躇っていた。
ジラが元書斎の室内の床を靴でトントン叩いていく、端の方で音が変わった個所にジラが手を当て魔力注ぐと床に擬態していた魔石の石床に一部が変わる、透明な魔石の先には石造の階段が見えた。
「行く?」
『……』
「お待たせしましたーっ」
「どうしました?」
戻って来た率と綴も地下室への階段が出現した事に、蛇が出るか吉が出るか鑑定かけても…貴族屋敷:地下室有り としか出ない…こういう時だけ機械的なのも如何なものか。
「俺が見てくるわ」
「…俺も行く」
「いやいや行くよ!」
「ああ」
「僕も行きます」
「ここは僕たちの職場ですから、何があろうとも…」
ジラとチグリスが先に行って見に行くと言うが、流石に人身御供で行かせられない。
この世界では貴族や庶民でも金があり邸宅を持てば大体地下室を持つ、貯蔵や財産の保管、地下牢や拷問部屋、趣味嗜好様々な用途があり暗黙の了解で見取り図、設計図、地図には載せず持ち主に何かあればその地下室に辿り着けるように細工をする…というのが世間一般的だが、どうやら異界人の詠斗達からしてみれば邸宅の地下室は未知なる物のようだ。
「よし、行こう」
ジラが魔石の床に魔力を注ぎ石を透明化させ、時間が経て復活する仕組みになっている。
「うす暗いな」
「ああ、ちょっと待て」
ジラが壁に手を置き魔力を込めると等間隔に埋め込まれた魔石が反応し淡く光り、手元が見やすくなる。
「べんりー」
ジラ、チグリス、大河、詠斗、率、綴の順で降りていく、急な階段を降りると石畳の狭いスペースに木の扉、鍵なども無く押せば普通に開いた。
「ひんやりしている?」
「寒いな、貯蔵庫か…酒を保管していた場所か」
「でも、使えますね」
「そうだな、もっと通路を広くして1階にも入口作って保管庫にするか」
ジラ、チグリス以外はほっとしてた、それに貯蔵庫ならいくらでも活用できる。
「戻って、次は詠斗くんたちの店だな…カイネとバルタルの様子も見るか」
2階の書斎に戻り階段のを上って目の前の部屋に向かう、どうやら子供部屋として使っていた場所のようで広さも奥行きもあり仕切りやすい造りになっている。
「売り場は小さくても良いんだけど、ジャムをここで作って瓶詰して並べたりしたいんだよね」
「いいな、それ」
「大河、パン」
「ほら、サンドイッチ」
「お、そうだ。明日ちょっと遠いが、ナイル達も連れて店が終わったら果物採りに行かないか?険しい山だから人は来ないし、果物が豊富で珍しい物もあるしユナイドのヤツに売りつけてもいいぞ」
「いいですね」
「賛成、苗とか種とかあれば持って帰って植えみよう」
「ちょっとしたピクニックですね」
「先にナイルと千眼にラインしとくか」
「ジラ…場所は?」
「《カデンタ》の山だ」
「そこ知っている、明日俺とナイルの背に乗って行くか?」
『賛成』
「ナイルと千眼からもOKの返信が来たな」
「カタンとバルタルの所にいきましょう」
「バルタル、それいいね!大河さん達に言ってみようよ!」
「え?でも…」
「どうした?」
1階の厨房でカイネとバルタルが会話している、大河達の名前が挙がったので中に入る。
「あ、そ、その…」
「バルタル!好きな事しなよ!やりたい事あれば言って!」
「そうですよ!バルタルさんお手伝いします」
「僕も力になります」
「言ってみろ、言わなければ何も始まらない」
「子供達に料理を教えたいです!つ、綴さんが子供達に字や計算を教えるって聞いて俺も何かしたいなって…」
「もちろん良いぞ、なら教室が広いから仕切って専用の調理場を作るか」
「いいですね!高さも低めに作って貰いましょう。バルタルさん一緒にがんばりましょう」
「は、はい!」
目じりに涙を浮かべるバルタルが嬉しそうに頷くが、大河が更にバルタルに追い打ちをかける。
「料理教室は構わんが下のフードコートの責任者もしてもらう」
「え、は、はぃ?」
「店は店舗毎入れるし、そんな難しくないぞ。城の料理人をしていた位だ何なら店も任せるぞ」
「え、い、いえそ、そんな」
「考えといてくれ、下の部屋は全部で6部屋、6店舗+アルファで各部屋に厨房冷蔵庫水道を付けて、コンロも入れてショーケースにして食べたい物を各店舗毎会計してもらい自由に食べて貰う。地下に貯蔵庫を見つけたからそこも活用する、他は?」
「お客様用の水場、大河さんに見せて貰ったフードコートのサービスで飲める水はいいですね。お皿等もお客様が下げるようにして…その分料理の提供時間を早くして…」
喋る口が止まらないバルタルに全員驚いている、はっと我に返り顔を赤くしてモジモジしていた。
「分かった、カルや千眼と協力して作る。今からメンバーを2つに分けてやって欲しい事がある。まず、俺とドワーフに所に行くメンバー率くん、綴さん、バルタル。残りのメンバーで肉体労働をして貰う」
にやりと大河が笑い、この後の肉体労働チームへの指令が下った…。
「いやぁ、リツさん達も大丈夫でしたかね?」
「はい、ジラさんと大河さんがいてくれましたし」
「俺は何もしてない、ジラ助かった」
「ふふん、今日は美味い飯期待」
「戻ったよー、はい今日のお昼…」
2階で皆で冷えた果実水を飲みながら寛いでいると、モギとベルン達を送って戻って来た詠斗が収納袋(偽装)からサンドイッチを沢山出してくれた。
「サンドイッチと…これはベルンからみんなに、モギのミルクね」
ガラスのピッチャーに2つに入れた白い液体に皆沸き立つ、風魔法で冷やしたミルクは程よく冷えて喉越しが良い。
「おいしー」
「本当に美味しいわ」
「うめぇな!」
「今度売って貰ってお菓子に使うか…」
キッキやナティや他の従業員達もミルクの味に目を輝かせる、サンドイッチも摘まむと今日のは一味違った。
「これ、うちのパンだけど…具は…」
「これって…」
「もしかして」
「チーズです!」
マヨネーズをパンに塗ってチーズや、焼いた肉、野菜、炒めたキノコ等を挟んだサンドイッチ、1口食べればチーズの風味が香った。
「ち、チーズ!?これが」
「この辺じゃ貴族でも食べるのが難しいって…」
「おいしいねー!」
「うん!美味しいです」
山盛りあったサンドイッチがあっという間に無くなり、皿はすっかり綺麗になった。
「明日の営業は…」
『やります!』
「わかった、その代わり明後日は休みとする」
『はい!』
「分かった、それと今日はカイネとバルタルも一緒に来てくれ。屋敷の改築をドワーフの所に行って頼む前に中を見てくれ」
「俺達もそっちの店出来たら手伝うぞ!」
「てつだうー!」
「なんでも言ってくれ!」
「ありがとうございます」
「俺達は先に出る」
大河達は下に降りてそのまま転移魔法で、貴族屋敷の中に転移した。
「広い」
「厨房見ても良いですか?」
「ああ、厨房は下のそこの扉だ」
バルタルとカイネは早速厨房に向かい、詠斗、大河、綴、率、チグリス、ジラは2階のまずは社交場に向かう。
「映画みたいですねー」
「綴さん、ここを綴さんの教室に」
「こんな広い所を?」
「明るくて広くていいな、貴族の社交場なんかよりよっぽどいいだろ」
「大河君、ありがとうございます」
大河が家の簡易的な見取り図を見ながら室内を見る、広いが広すぎるという事もない、机や黒板のようなものを用意すれば良いと思う、ダンス等も行っていたようで防音もしっかりしているらしい、店の営業中でも子供達が賑やかでも扉を閉めていれば音漏れもさほど気にならないだろう。
天井も高くシャンデリアの様な物が残っている、全盛期にはここでダンスパーティなどが行われていたのが容易に目に浮かぶ。
「ここの運用は綴さんに任せる、机などの注文も遠慮なくドワーフ達にしてくれ」
「はい!」
「次は率くんの雑貨とネイルの店だな…」
社交場を出て、右手一番奥の突き当りのドアを開けると寝室だったようだがベッド等もなくガランとしていた。
「ちょうど良い広さですね、雑貨はこっちでレジはここ、ネイルは奥を仕切って個室みたいに…」
一目で気に入った率がどこに何を置くかイメージして楽しんでいる、ここは綴に任せ次は事務所兼スタッフの休憩室、この部屋から間反対の突き当りに行く。
「ここを事務所兼休憩室にする…と言っても今は何もないがな」
「棚が結構ありますね」
「元は書斎だったらしいな」
「貴族の屋敷の定番の作りだな、ここは地下室はないのか?」
「設計図にも地図にも見取り図にも記載はないが…あるようだ…」
「とすれば…」
ジラが大河に地下の有無の確認をする、地図や設計図ドワーフ達は何も言わなかったが設計図や見取り図に違いがある、この部屋の下は厨房になっているのだが、実際の厨房の広さと齟齬があった。
ちょうど人1人通れる位の隙間分広さが合っていない、おそらく厨房壁の向こうは階段になっている、そして地下に1室だけ部屋があるように大河は思ったが…拷問部屋や地下牢だったら…と思い探すのを躊躇っていた。
ジラが元書斎の室内の床を靴でトントン叩いていく、端の方で音が変わった個所にジラが手を当て魔力注ぐと床に擬態していた魔石の石床に一部が変わる、透明な魔石の先には石造の階段が見えた。
「行く?」
『……』
「お待たせしましたーっ」
「どうしました?」
戻って来た率と綴も地下室への階段が出現した事に、蛇が出るか吉が出るか鑑定かけても…貴族屋敷:地下室有り としか出ない…こういう時だけ機械的なのも如何なものか。
「俺が見てくるわ」
「…俺も行く」
「いやいや行くよ!」
「ああ」
「僕も行きます」
「ここは僕たちの職場ですから、何があろうとも…」
ジラとチグリスが先に行って見に行くと言うが、流石に人身御供で行かせられない。
この世界では貴族や庶民でも金があり邸宅を持てば大体地下室を持つ、貯蔵や財産の保管、地下牢や拷問部屋、趣味嗜好様々な用途があり暗黙の了解で見取り図、設計図、地図には載せず持ち主に何かあればその地下室に辿り着けるように細工をする…というのが世間一般的だが、どうやら異界人の詠斗達からしてみれば邸宅の地下室は未知なる物のようだ。
「よし、行こう」
ジラが魔石の床に魔力を注ぎ石を透明化させ、時間が経て復活する仕組みになっている。
「うす暗いな」
「ああ、ちょっと待て」
ジラが壁に手を置き魔力を込めると等間隔に埋め込まれた魔石が反応し淡く光り、手元が見やすくなる。
「べんりー」
ジラ、チグリス、大河、詠斗、率、綴の順で降りていく、急な階段を降りると石畳の狭いスペースに木の扉、鍵なども無く押せば普通に開いた。
「ひんやりしている?」
「寒いな、貯蔵庫か…酒を保管していた場所か」
「でも、使えますね」
「そうだな、もっと通路を広くして1階にも入口作って保管庫にするか」
ジラ、チグリス以外はほっとしてた、それに貯蔵庫ならいくらでも活用できる。
「戻って、次は詠斗くんたちの店だな…カイネとバルタルの様子も見るか」
2階の書斎に戻り階段のを上って目の前の部屋に向かう、どうやら子供部屋として使っていた場所のようで広さも奥行きもあり仕切りやすい造りになっている。
「売り場は小さくても良いんだけど、ジャムをここで作って瓶詰して並べたりしたいんだよね」
「いいな、それ」
「大河、パン」
「ほら、サンドイッチ」
「お、そうだ。明日ちょっと遠いが、ナイル達も連れて店が終わったら果物採りに行かないか?険しい山だから人は来ないし、果物が豊富で珍しい物もあるしユナイドのヤツに売りつけてもいいぞ」
「いいですね」
「賛成、苗とか種とかあれば持って帰って植えみよう」
「ちょっとしたピクニックですね」
「先にナイルと千眼にラインしとくか」
「ジラ…場所は?」
「《カデンタ》の山だ」
「そこ知っている、明日俺とナイルの背に乗って行くか?」
『賛成』
「ナイルと千眼からもOKの返信が来たな」
「カタンとバルタルの所にいきましょう」
「バルタル、それいいね!大河さん達に言ってみようよ!」
「え?でも…」
「どうした?」
1階の厨房でカイネとバルタルが会話している、大河達の名前が挙がったので中に入る。
「あ、そ、その…」
「バルタル!好きな事しなよ!やりたい事あれば言って!」
「そうですよ!バルタルさんお手伝いします」
「僕も力になります」
「言ってみろ、言わなければ何も始まらない」
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「もちろん良いぞ、なら教室が広いから仕切って専用の調理場を作るか」
「いいですね!高さも低めに作って貰いましょう。バルタルさん一緒にがんばりましょう」
「は、はい!」
目じりに涙を浮かべるバルタルが嬉しそうに頷くが、大河が更にバルタルに追い打ちをかける。
「料理教室は構わんが下のフードコートの責任者もしてもらう」
「え、は、はぃ?」
「店は店舗毎入れるし、そんな難しくないぞ。城の料理人をしていた位だ何なら店も任せるぞ」
「え、い、いえそ、そんな」
「考えといてくれ、下の部屋は全部で6部屋、6店舗+アルファで各部屋に厨房冷蔵庫水道を付けて、コンロも入れてショーケースにして食べたい物を各店舗毎会計してもらい自由に食べて貰う。地下に貯蔵庫を見つけたからそこも活用する、他は?」
「お客様用の水場、大河さんに見せて貰ったフードコートのサービスで飲める水はいいですね。お皿等もお客様が下げるようにして…その分料理の提供時間を早くして…」
喋る口が止まらないバルタルに全員驚いている、はっと我に返り顔を赤くしてモジモジしていた。
「分かった、カルや千眼と協力して作る。今からメンバーを2つに分けてやって欲しい事がある。まず、俺とドワーフに所に行くメンバー率くん、綴さん、バルタル。残りのメンバーで肉体労働をして貰う」
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【作品紹介】
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【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
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