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第5部 ここで生きていく 晴れた日は海を見て編
第1幕 第7話 見世物
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「トッルにいちゃん、アゼにいちゃん!」
「近づくな、毒に侵されている」
「みんなはこちらへ、大丈夫ですよ」
転移魔法を使い瓦礫の廃墟に戻って来た大河達、すぐさまジラが解毒薬を《不毛の地》の側の森で採取していた薬草を調合し飲ませて毒自体は解毒を済ませる。
「流石はあの森の薬草、万能だな。これで毒は抜いたが後は本人次第だな、悪いが今から冒険者ギルドに報告にいくから大河運んでくれ」
「そうだな、綴さんたち後は頼む。水分を取らせてやってくれ」
「分かりました」
「戻りましたー、無事見つかったんですね!」
「良かった!ケガとかは?」
「おかえりなさい、アゼ君が毒状態でしたがジラさんがすぐに解毒薬を作ってくれたので無事です。2人とも衰弱はしていますが無事です」
「あー良かった!」「あ、あの、ありがとうございました」
トッルが何度も頭を下げる、話しは先に綴から聞いていたようでここにいても碌な生活の糧も得られないというのと、ラジカの説得もあり《クイナト》の孤児院に皆で行く事を選んだ。
「では、皆を孤児院に連れていきましょう。大河さん達にはラインして、まだ夜まで時間はありますし」
「なら、ラジカさんも。一緒に《クイナト》で休みませんか?」
「そうですね、お邪魔します」
転移魔法が使える事や普通は疑問に思う事だらけだが、商売の秘訣は好奇心を殺す事それに尽きる。
「まあまあ、良く来てくれたわ」
院長や職員、モッカ達が出迎え先程完成した風呂場へ案内してくれアゼはベッドで寝かせ、子供達は皆男女分かれて入浴を楽しむ。
「ふぉふぉ、お前様も魅了されたのかの?」
「さあ?」
モッカとラジカの目が合うとモッカがニコニコと少し意地悪気に囁く、ラジカはそれに曖昧な返事を返す。
「ここは良い良い」
「そうですか」
「ラジカさんも、お風呂どうです?洗濯も出来ますよ!服もすぐ乾きますから」
「良いのですか?」
「はい」
綴がニコリと微笑むが周りのドラゴン、アルケールやナイデルがこちらの様子を伺っていたがモッカが2人に何か耳打ちし2人が警戒を緩めたのを確認し風呂に入って見ることにした。
「ふう、ギルドにダンジョンを封鎖するように行ってきたぞー」
「流石は傭兵王、余計な詮索されずに済んだな」
「まあ、向こうは色々聞きたがっていたけどな。ミルクくれ」
風呂から出た詠斗達と大河達が合流し、全員で早目の夕食を取る。
ミルクのスープや魚を蒸した物に、チーズを贅沢に使ったピザやサラダに良く冷えた果物の盛り合わせ、子供達が旺盛な食欲で平らげ、カイネやバルタル達が次々お代わりを出してくれる。
「美味しいですね、まさかモギのミルクをここで飲めるとは」
ラジカがモギのミルクや、薄く切ったチーズに木の実を乗せた物を食べ感嘆する。
「ふぉふぉ、良い良い」
食後にお茶や果実水を飲みそれぞれの食事が終わる頃には、夜になりまた《ロクロル》へ向かった。
「さあさ、ゲシュレン自慢の見世物小屋!お1人老いも若きも男も女も皆1,000ログ!さあさいらっしゃい、いらっしゃい」
転移魔法で、詠斗、大河、率、綴、晴海、チグリス、ジラ、ラジカの面子で見世物小屋のテントに向かう、ゲシュレンの声、がやがやとその周辺には食べ物の屋台、1,000ログコインん支払い中に入る、安くはない入場料娯楽の少ない街では数少ない楽しみのようだった。
中に入れば空間魔法が維持され見た目よりも広い。木の簡素なベンチに座り目の前の広場のような場所でどうやらショーをするようだ。
「大河…ジラ…いる」
「そうか」
「ああ」
チグリスから両隣のジラと大河に耳打ちが入る、何処かに合成獣獣が潜んでいる事を告げた。
今日は様子見無難にやりすごす、今の所ここで殺人は起きているが誘拐などはない、前回逃げられてから向こうも警戒しているのだろう、そう考えているとショーの幕が上がった。
「さあさみなさん、余計な話しは無用始めましょう!」
明るいテント内が暗転そしてすぐに明かりが付けばまずは、タヌキのような動物2頭なボールを4個数投げ合い、ゲシュレンかボールの玉を増やしていく計10個を投げ合い、最後は肩車でそれぞれボールを高く投げて1回転してキャッチしてまずは子供達の心を掴む、拍手が沸いて続いては…。
様々なショーが行われる中に大河の正面に座るラジカから、大河は目を反らさなかった、何処か退屈げなラジカの視線は広場の1番端の見物客、コーカスの方に向けられていた。
詠斗達は純粋にショーを楽しみ、ジラは周囲の警戒、チグリスもラジカからを注意深く見ていた。
「さあさ次はすこぉし危険!うちの花形双子のメルリ、メルナのナイフ投げー」
広場正面から露出の高い双子の少女が手を振りながら両手にはナイフを持ち出てくる、一際歓声の声が高くなるどうやら
かなりの人気のようだった。
1番最初のタヌキのような動物のボール投げを今度は、ナイフしかも少女たちが達が行う、観客達は皆固唾を飲んでの光景を見ていた。
ゲシュレンが当然のようにナイフを増やしているが、少女達の顔は笑顔を張り付けたままナイフを投げ合う。
「さあさ、盛大な拍手を!」
無事にナイフをそれぞれ5本ずつ指に挟み、挨拶をして裏へと下がった。
「サーカスみたいですね」
「すごいですね」
「でもナイフ投げはちょっと怖いよ」
等々感想を言いながらも純粋にショーを楽しみ何事も無く、終了した。
「さあさ、皆様今宵は楽しんで頂きありがとうございます。ここから先はお一人様10,,000ログが必要となります、これでお帰りになるお客様はまたのお越しを、続きをご覧になりないお客様さまは、他のお客様がお帰りになられた後前の椅子へどうぞ」
「ここからが、見世物小屋の本領だ。客が引いたら前に行くぞ」
ジラが呟き大半の客は引いていく、残ったのはいかにも金がある身なりの良い客と、大河達に《ラグライック商会》の面々だった。
「近づくな、毒に侵されている」
「みんなはこちらへ、大丈夫ですよ」
転移魔法を使い瓦礫の廃墟に戻って来た大河達、すぐさまジラが解毒薬を《不毛の地》の側の森で採取していた薬草を調合し飲ませて毒自体は解毒を済ませる。
「流石はあの森の薬草、万能だな。これで毒は抜いたが後は本人次第だな、悪いが今から冒険者ギルドに報告にいくから大河運んでくれ」
「そうだな、綴さんたち後は頼む。水分を取らせてやってくれ」
「分かりました」
「戻りましたー、無事見つかったんですね!」
「良かった!ケガとかは?」
「おかえりなさい、アゼ君が毒状態でしたがジラさんがすぐに解毒薬を作ってくれたので無事です。2人とも衰弱はしていますが無事です」
「あー良かった!」「あ、あの、ありがとうございました」
トッルが何度も頭を下げる、話しは先に綴から聞いていたようでここにいても碌な生活の糧も得られないというのと、ラジカの説得もあり《クイナト》の孤児院に皆で行く事を選んだ。
「では、皆を孤児院に連れていきましょう。大河さん達にはラインして、まだ夜まで時間はありますし」
「なら、ラジカさんも。一緒に《クイナト》で休みませんか?」
「そうですね、お邪魔します」
転移魔法が使える事や普通は疑問に思う事だらけだが、商売の秘訣は好奇心を殺す事それに尽きる。
「まあまあ、良く来てくれたわ」
院長や職員、モッカ達が出迎え先程完成した風呂場へ案内してくれアゼはベッドで寝かせ、子供達は皆男女分かれて入浴を楽しむ。
「ふぉふぉ、お前様も魅了されたのかの?」
「さあ?」
モッカとラジカの目が合うとモッカがニコニコと少し意地悪気に囁く、ラジカはそれに曖昧な返事を返す。
「ここは良い良い」
「そうですか」
「ラジカさんも、お風呂どうです?洗濯も出来ますよ!服もすぐ乾きますから」
「良いのですか?」
「はい」
綴がニコリと微笑むが周りのドラゴン、アルケールやナイデルがこちらの様子を伺っていたがモッカが2人に何か耳打ちし2人が警戒を緩めたのを確認し風呂に入って見ることにした。
「ふう、ギルドにダンジョンを封鎖するように行ってきたぞー」
「流石は傭兵王、余計な詮索されずに済んだな」
「まあ、向こうは色々聞きたがっていたけどな。ミルクくれ」
風呂から出た詠斗達と大河達が合流し、全員で早目の夕食を取る。
ミルクのスープや魚を蒸した物に、チーズを贅沢に使ったピザやサラダに良く冷えた果物の盛り合わせ、子供達が旺盛な食欲で平らげ、カイネやバルタル達が次々お代わりを出してくれる。
「美味しいですね、まさかモギのミルクをここで飲めるとは」
ラジカがモギのミルクや、薄く切ったチーズに木の実を乗せた物を食べ感嘆する。
「ふぉふぉ、良い良い」
食後にお茶や果実水を飲みそれぞれの食事が終わる頃には、夜になりまた《ロクロル》へ向かった。
「さあさ、ゲシュレン自慢の見世物小屋!お1人老いも若きも男も女も皆1,000ログ!さあさいらっしゃい、いらっしゃい」
転移魔法で、詠斗、大河、率、綴、晴海、チグリス、ジラ、ラジカの面子で見世物小屋のテントに向かう、ゲシュレンの声、がやがやとその周辺には食べ物の屋台、1,000ログコインん支払い中に入る、安くはない入場料娯楽の少ない街では数少ない楽しみのようだった。
中に入れば空間魔法が維持され見た目よりも広い。木の簡素なベンチに座り目の前の広場のような場所でどうやらショーをするようだ。
「大河…ジラ…いる」
「そうか」
「ああ」
チグリスから両隣のジラと大河に耳打ちが入る、何処かに合成獣獣が潜んでいる事を告げた。
今日は様子見無難にやりすごす、今の所ここで殺人は起きているが誘拐などはない、前回逃げられてから向こうも警戒しているのだろう、そう考えているとショーの幕が上がった。
「さあさみなさん、余計な話しは無用始めましょう!」
明るいテント内が暗転そしてすぐに明かりが付けばまずは、タヌキのような動物2頭なボールを4個数投げ合い、ゲシュレンかボールの玉を増やしていく計10個を投げ合い、最後は肩車でそれぞれボールを高く投げて1回転してキャッチしてまずは子供達の心を掴む、拍手が沸いて続いては…。
様々なショーが行われる中に大河の正面に座るラジカから、大河は目を反らさなかった、何処か退屈げなラジカの視線は広場の1番端の見物客、コーカスの方に向けられていた。
詠斗達は純粋にショーを楽しみ、ジラは周囲の警戒、チグリスもラジカからを注意深く見ていた。
「さあさ次はすこぉし危険!うちの花形双子のメルリ、メルナのナイフ投げー」
広場正面から露出の高い双子の少女が手を振りながら両手にはナイフを持ち出てくる、一際歓声の声が高くなるどうやら
かなりの人気のようだった。
1番最初のタヌキのような動物のボール投げを今度は、ナイフしかも少女たちが達が行う、観客達は皆固唾を飲んでの光景を見ていた。
ゲシュレンが当然のようにナイフを増やしているが、少女達の顔は笑顔を張り付けたままナイフを投げ合う。
「さあさ、盛大な拍手を!」
無事にナイフをそれぞれ5本ずつ指に挟み、挨拶をして裏へと下がった。
「サーカスみたいですね」
「すごいですね」
「でもナイフ投げはちょっと怖いよ」
等々感想を言いながらも純粋にショーを楽しみ何事も無く、終了した。
「さあさ、皆様今宵は楽しんで頂きありがとうございます。ここから先はお一人様10,,000ログが必要となります、これでお帰りになるお客様はまたのお越しを、続きをご覧になりないお客様さまは、他のお客様がお帰りになられた後前の椅子へどうぞ」
「ここからが、見世物小屋の本領だ。客が引いたら前に行くぞ」
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