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第7部 異世界帰りの魔王様はチートで無双したりしなかったり~サラリーマンの1から始める異世界ビジネスプラン~
第2幕 第12話 3日目 順調
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「顔色良くなったじゃん」
「は、はい、食事美味しいです」
《ガルディア》の貧民街、ユラヴィレオとメルガドールは懐記から朝食を貰い食べている、ユラヴィカは早く《トタラナ》に行きたいとの事なので詠斗と綴と従者達と先に向かった。
「程よく消化の良い物食って、適度な睡眠取っていけば目の下の隈も取れるし顔色も良くなるんじゃん」
「は、はい!あ、あのこれからもこちらに来ても構いませんか?仕事の事などで」
「んー、ランダっち良い?」
「お、ああ、カジノに店だすんだろ。俺たちは荒くれ者の集まりとかだ貴族が求める礼儀なんざ出来んが」
「わ、私は構わない…」
「…上手くやって欲しいとは言わんが、あんたらが貴族ではなく商人として来てくれた方が歓迎できる」
「そう…だな。ならば私はメルガドール・クォータルとしてここに来たい」
「そうか、ならいいぞ」
「こちらも、もとよりそのつもりだ」
「んじゃ、話しはまとまったからこれ晴海っちから預かったやつ渡しとくわ」
懐記が収納から転移札を束で、1枚で往復分貧民街と《トタラナ》の孤児院か教室に行ける物を2人に渡した。
「1枚で1往復、ここか孤児院か教室に行ける札。人数は縛り無しあげる」
「良いのですか?」
「まあ、悪用しようにもこっちの戦力の方が上、まともに俺らと取引きしている方がこれを悪用するよりか旨味が有るって事で渡しても問題無しとなった。無くなればまた渡す」
「…信用されたと受け取っていいのだろうか?」
「そゆこと」
もしくはこちらなど取るに足らない存在だという事か、何もかもが違い過ぎるという事実が突き付けられる、長く彼らと関わっていけば確実に今の古い血統の固執から抜け出せる、他の3家より高見へ昇る糧となるとユラヴィレオは考え札を懐にしまった。
「わ、私も教室へ行きます。食事をありがとう」
「おー明日とかは俺らいないから皆の仕事は皆休みだけど炊き出しはやってるから。俺も行くわ、後よろしくランダっち」
「はい」
「おー」
懐記が転移魔法を発動しその場から消える、メルガドールたちは《トタラナ》の教室に札を使って向かった。
「明日か…」
執務室にいるラージュがラインで詠斗達の現状を把握、準備も覚悟も出来ている、千華の魔王を救出しアシュアの魂を解放すれば呪いは解けるのか分からないがやっとここまで来れたのだこの機会を逃せない。
「200年の呪いここでライル…必ず…」
「陛下、明日ですね」
「ああ」
龍皇国皇城執務室で数名の補佐官と共にいつもと変わらぬ時間をニジェルガは過ごす、強いて言うならば明日の執務を今日まとめて行っている程度だった。
「異界の救世主達に、魔王にドラゴンに傭兵王までとは」
「それでも無傷では済まないだろうな」
「《アタラクシア》最高峰の戦力を持ってしても魔なる神との戦いは読めませぬな」
「本日の夜より全騎士団は待機、異常があれば《ベストレア山脈》周辺に向かうよう手配は完了しています」
「ああ、それでよい」
神々からの神託により救世主たる異界人達は神々と同位である宣言されている、その救世主達に手を皇帝自ら貸すことに異論も無い。
「陛下、明日の為に本日はお休みになられたら如何でしょうか?」
「ならば、今から向かうとする」
「承知致しました」
ニジェルガは立ち上がり、剣などを収めた収納袋を持ち《不毛の地》へ転移札で向かった。
「やっぱり映画にはポップコーンですよね!」
「映画なんかいつぶりかなぁ」
「皆、ここにいたのか、面白い乗り物だな」
「ちょうど今から映画を観る所です、どうぞ」
風早が座椅子を追加しニジェルガが座るとポップコーンとお茶を渡される、目の前の画面を興味深く観ている。
「詳しい話しは後々、今から始まりますから」
「そうか」
そうして始まったのは所謂洋画、ヒーローが悪を退治し家族や恋人との絆を取り戻すアクションが派手な物で盛り上がりも良い。ポップコーンを食べながら変わる景色にニジェルガは心底楽しんだ。
「良かったです、平和な話しでした」
「ん…最後無事…」
「…何か足りない」
「…人気作なんだが、感想が偏っているな」
ホラーを観たナイル、チグリス、千眼の感想に大河は少し困る、アニメの映画も観せたが同じような感想だった。
「んじゃ、飯にしよー。今日はカレー」
『おー!』
「勝つにカツ掛けてカツカレー」
『おお!』
「全部収納にあるから、適当なとこで停めてー」
『承知しましたこの先で停車します、この先は急激に気温が下がりますマスター綴や他のマスタードラゴンの皆様や魔王様は問題無いと思われますがジラ様には寒いかと』
「あー確かに少し寒く感じるかもな。前来た時もかなりさむかったもんな」
「そうか、僕ら状態異常無効があるから寒さなどには疎いか。なら神々に交渉しようか、ラージュさんも来るからね、少し待ってて」
スマホを取り出し通話、神々もどうやら備えていたらしく状態異常無効を今回参加する面子には報酬として付けるとの事で話しが終わる。
「いよいよ俺も人じゃなくなったわ」
「今更ですよ」
ジラの言葉にラジカが応える、ラウラスがカレーの支度を行いその間に大河がナイルにラージュの事を確認した。
「ナイル、ラージュの事だが明日一緒に魔神と戦う事になる、良ければ今夜の食事に誘いたいんだが、勿論無
理をさせるつもりはない」
「あ…お気遣いありがとうございます私は平気です。ラージュ陛下はドラゴンの血を引いています…」
「そうなのか?」
「大分薄いがな…確かにドラゴンの血を持つ。彼は様々な種族の血を引いている」
「すみません、伝えそびれていましたね」
「なら、呼んでも構わないか?」
「はい、大河さん…私もこうして皆さんと暮らして人の優しさや暖かみを思い出しました。千華様を救出出来たらその時はまた人と関わろうと思います」
「そうか…」
「はい、皮を剥けば人もドラゴンも魔王も同じです!映画で学びました!」
「ん?」
「懐記さんのお手伝いしてきますね、またホラー映画観ましょう」
「ん、ああ…」
走っていくナイルと付いていくニジェルガの背中を眺め、ホラー映画は暫く観せるのは止めようと大河は思った…。
「は、はい、食事美味しいです」
《ガルディア》の貧民街、ユラヴィレオとメルガドールは懐記から朝食を貰い食べている、ユラヴィカは早く《トタラナ》に行きたいとの事なので詠斗と綴と従者達と先に向かった。
「程よく消化の良い物食って、適度な睡眠取っていけば目の下の隈も取れるし顔色も良くなるんじゃん」
「は、はい!あ、あのこれからもこちらに来ても構いませんか?仕事の事などで」
「んー、ランダっち良い?」
「お、ああ、カジノに店だすんだろ。俺たちは荒くれ者の集まりとかだ貴族が求める礼儀なんざ出来んが」
「わ、私は構わない…」
「…上手くやって欲しいとは言わんが、あんたらが貴族ではなく商人として来てくれた方が歓迎できる」
「そう…だな。ならば私はメルガドール・クォータルとしてここに来たい」
「そうか、ならいいぞ」
「こちらも、もとよりそのつもりだ」
「んじゃ、話しはまとまったからこれ晴海っちから預かったやつ渡しとくわ」
懐記が収納から転移札を束で、1枚で往復分貧民街と《トタラナ》の孤児院か教室に行ける物を2人に渡した。
「1枚で1往復、ここか孤児院か教室に行ける札。人数は縛り無しあげる」
「良いのですか?」
「まあ、悪用しようにもこっちの戦力の方が上、まともに俺らと取引きしている方がこれを悪用するよりか旨味が有るって事で渡しても問題無しとなった。無くなればまた渡す」
「…信用されたと受け取っていいのだろうか?」
「そゆこと」
もしくはこちらなど取るに足らない存在だという事か、何もかもが違い過ぎるという事実が突き付けられる、長く彼らと関わっていけば確実に今の古い血統の固執から抜け出せる、他の3家より高見へ昇る糧となるとユラヴィレオは考え札を懐にしまった。
「わ、私も教室へ行きます。食事をありがとう」
「おー明日とかは俺らいないから皆の仕事は皆休みだけど炊き出しはやってるから。俺も行くわ、後よろしくランダっち」
「はい」
「おー」
懐記が転移魔法を発動しその場から消える、メルガドールたちは《トタラナ》の教室に札を使って向かった。
「明日か…」
執務室にいるラージュがラインで詠斗達の現状を把握、準備も覚悟も出来ている、千華の魔王を救出しアシュアの魂を解放すれば呪いは解けるのか分からないがやっとここまで来れたのだこの機会を逃せない。
「200年の呪いここでライル…必ず…」
「陛下、明日ですね」
「ああ」
龍皇国皇城執務室で数名の補佐官と共にいつもと変わらぬ時間をニジェルガは過ごす、強いて言うならば明日の執務を今日まとめて行っている程度だった。
「異界の救世主達に、魔王にドラゴンに傭兵王までとは」
「それでも無傷では済まないだろうな」
「《アタラクシア》最高峰の戦力を持ってしても魔なる神との戦いは読めませぬな」
「本日の夜より全騎士団は待機、異常があれば《ベストレア山脈》周辺に向かうよう手配は完了しています」
「ああ、それでよい」
神々からの神託により救世主たる異界人達は神々と同位である宣言されている、その救世主達に手を皇帝自ら貸すことに異論も無い。
「陛下、明日の為に本日はお休みになられたら如何でしょうか?」
「ならば、今から向かうとする」
「承知致しました」
ニジェルガは立ち上がり、剣などを収めた収納袋を持ち《不毛の地》へ転移札で向かった。
「やっぱり映画にはポップコーンですよね!」
「映画なんかいつぶりかなぁ」
「皆、ここにいたのか、面白い乗り物だな」
「ちょうど今から映画を観る所です、どうぞ」
風早が座椅子を追加しニジェルガが座るとポップコーンとお茶を渡される、目の前の画面を興味深く観ている。
「詳しい話しは後々、今から始まりますから」
「そうか」
そうして始まったのは所謂洋画、ヒーローが悪を退治し家族や恋人との絆を取り戻すアクションが派手な物で盛り上がりも良い。ポップコーンを食べながら変わる景色にニジェルガは心底楽しんだ。
「良かったです、平和な話しでした」
「ん…最後無事…」
「…何か足りない」
「…人気作なんだが、感想が偏っているな」
ホラーを観たナイル、チグリス、千眼の感想に大河は少し困る、アニメの映画も観せたが同じような感想だった。
「んじゃ、飯にしよー。今日はカレー」
『おー!』
「勝つにカツ掛けてカツカレー」
『おお!』
「全部収納にあるから、適当なとこで停めてー」
『承知しましたこの先で停車します、この先は急激に気温が下がりますマスター綴や他のマスタードラゴンの皆様や魔王様は問題無いと思われますがジラ様には寒いかと』
「あー確かに少し寒く感じるかもな。前来た時もかなりさむかったもんな」
「そうか、僕ら状態異常無効があるから寒さなどには疎いか。なら神々に交渉しようか、ラージュさんも来るからね、少し待ってて」
スマホを取り出し通話、神々もどうやら備えていたらしく状態異常無効を今回参加する面子には報酬として付けるとの事で話しが終わる。
「いよいよ俺も人じゃなくなったわ」
「今更ですよ」
ジラの言葉にラジカが応える、ラウラスがカレーの支度を行いその間に大河がナイルにラージュの事を確認した。
「ナイル、ラージュの事だが明日一緒に魔神と戦う事になる、良ければ今夜の食事に誘いたいんだが、勿論無
理をさせるつもりはない」
「あ…お気遣いありがとうございます私は平気です。ラージュ陛下はドラゴンの血を引いています…」
「そうなのか?」
「大分薄いがな…確かにドラゴンの血を持つ。彼は様々な種族の血を引いている」
「すみません、伝えそびれていましたね」
「なら、呼んでも構わないか?」
「はい、大河さん…私もこうして皆さんと暮らして人の優しさや暖かみを思い出しました。千華様を救出出来たらその時はまた人と関わろうと思います」
「そうか…」
「はい、皮を剥けば人もドラゴンも魔王も同じです!映画で学びました!」
「ん?」
「懐記さんのお手伝いしてきますね、またホラー映画観ましょう」
「ん、ああ…」
走っていくナイルと付いていくニジェルガの背中を眺め、ホラー映画は暫く観せるのは止めようと大河は思った…。
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