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第7部 異世界帰りの魔王様はチートで無双したりしなかったり~サラリーマンの1から始める異世界ビジネスプラン~
第20話 ごちゃごちゃ
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「んー美味しい!」
「懐記君はすごいね、タレも自分で作るから」
「俺はその日の気分とかで味変えるから、既製の調味料は使わなーい」
といっても懐記自身最後にすき焼きを食べたのは学生時代だ、久しぶりのすき焼きは本当に美味いと思った、こうして家族がいるからだろう、1人では食べない物をこれからも沢山作ろうかと懐記は思った。
具が次々消え次々足して待つ、千歳が素直に感嘆している。
「ダンジョン肉が合うねー」
「この甘辛い味ハマりそうです」
「この生卵を絡めるのが最高だな」
詠斗、ナイル、ジラがニコニコしながら食べる、米が大量に消費されていく。
「大分減った減った」
「ここはやっぱり」
「そうだな」
「締めと言えばあれですよ!」
「えーなになに」
「あれしかないかな」
「せーの」
『おじや!』
『おじや?』
「オケー」
綺麗に具材が無くなった鍋に飯をいれて暫く待つ、程よい所で卵を入れてそっとかき混ぜ皆のお椀によそう。
「今回は飯、次回はうどんにしよ」
「なるほど、無駄無く消費ですか」
「おかわり」
「チグリス、はやー」
「はいはい」
おじやも好評ですぐに無くなり、締めにアイスを食べて皆で風呂へ向かった。
「気持ち良かったーふいーもう寝ちゃお」
「僕もーおやすみなさいー」
「僕も寝ます」
詠斗と率とニア、チグリスは先に布団に入る、懐記、ラジカは商業エリアとビジネスエリアの確認、大河、千眼、千華に千歳とナイルとジラとラウラスは読書をしていた。
『おやすみなさい』
「それでナイル君、ラウラス君、皇国のアンダーグラウンドの王様の現在の後継者は大変そうだね」
「…私はあまり詳しくないのでなんとも言えないですが、ゴーシュ様は大分前から隠居を望んでいるんです…その後継者は現在…」
「伴侶との関係で揉めに揉めてて…あの場所はいつも建物の場所が変わったり増殖したり減ったりして、兎に角めんどーな場所なんすよ。それを視る眼や能力が必要なんす」
「そこの全てを把握出来る者が少ない……私や千華の力があれば問題無いが…」
「この大きくて色のある書物、美しいですね。今のあの場所の王は特殊な眼の持ち主ですから」
千歳がタブレットを操り話す、ナイルが本から目を離すが何処か表情は暗い、それにラウラスも浮かない表情を浮かべている、千眼が小説を読み千華は地球の城を特集した雑誌を片手に微笑む。
「なるほど…」
「何か思いつきましたか?」
「まあ…ね」
「明日が楽しみですね」
「さ、そろそろねようかな。おやすみ」
ラジカが微笑む千歳に尋ねるがはぐらかされ、千眼と千華を残し眠りに就いた…。
「あー、くそくそくそが!」
「ティス、よせよせ。暴れようが何しようが明日は来る」
「うるせ、ジジィ!くそくそ」
アンダーグラウンド…皇国の下街、雑多で適当でごちゃごちゃした街の一番高い建物、展望台の様なそこの最上階でゴーシュとティスがそこからごちゃごちゃの街を見ながらティスが毒づいた。
「逃げるな、ティス。次のここの支配者はお前だよ」
「うるせ、しゃべんな!ジジイ!こんな眼のせいで!」
「明日はお前の伴侶がここに来る、久しぶりなんだからあんまり暴れるなよ?」
「くそジジイが!」
「あーあ、ほらまた変わっちゃうぞ」
「うるせ、知った事か!」
ゴーシュは苦虫噛み潰した様な顔を浮かべて景色を視る、大分奥で建物が増殖した。
「ほらほら、もう休め。な?」
「……」
「一緒にいてやるから?何処にも行かないから、な?ティス」
「……」
ゴーシュがティスの頭を撫でてやる、ティスは何も言わない。
明日はティスの伴侶がこの下街に来る日、ゴーシュは明日何か波乱が起きそうな予感がするなと感じた。
「千眼、明日は貴方も行くでしょう?」
「確定か…?」
「ええ」
「明日は他のゲームを造るつもりだ…皇国に興味はない」
「そうですか?私は常に彼らのやる事全てに興味があります、彼らは我々に何を魅せてくれるのでしょう?」
「現在進行で魅せて貰っている…私はここにいる事を奇蹟だと思っている…彼らの全てが私の…魔王の上をいく…」
「私もそう思っていますよ、もっと彼らを傍で見ていたい」
「なら…魅ていれば良い…彼らの傍なら私達はかつての様に人から隠れなくても良い…」
「ええ、ではお茶の追加を」
「何にする…?」
「果実の香りのする物を」
「ああ…」
千眼が茶を用意する、平穏で安泰な200年前とは違う日々、千華も嬉しそうに笑っていた。
「失礼します、兄上…」
「ああ、明日は下街に行く日か……」
時間は少し遡る、皇城の執務室をノックし入る青年。
「はい」
「……行かなくても…」
構わない…という言葉をニジェルガは皇帝として呑み込む、久し振りに会った弟…はあまり自分とは似ていない。
表情の無い硬質な顔、ライガル・トオン・バーミルガーの表情は動かない。
「今日はゆっくりと休むと良い、明日は久し振りに余も行くとする」
「……承知致しました」
一礼し執務室を後にする、相も変わらず感情の読めない弟。
「千歳からライン………」
メッセージを読んで息を吐く、どうやら明日は波乱が起こる予感がするニジェルガは思った…。
NexT STAGE… 始動
「懐記君はすごいね、タレも自分で作るから」
「俺はその日の気分とかで味変えるから、既製の調味料は使わなーい」
といっても懐記自身最後にすき焼きを食べたのは学生時代だ、久しぶりのすき焼きは本当に美味いと思った、こうして家族がいるからだろう、1人では食べない物をこれからも沢山作ろうかと懐記は思った。
具が次々消え次々足して待つ、千歳が素直に感嘆している。
「ダンジョン肉が合うねー」
「この甘辛い味ハマりそうです」
「この生卵を絡めるのが最高だな」
詠斗、ナイル、ジラがニコニコしながら食べる、米が大量に消費されていく。
「大分減った減った」
「ここはやっぱり」
「そうだな」
「締めと言えばあれですよ!」
「えーなになに」
「あれしかないかな」
「せーの」
『おじや!』
『おじや?』
「オケー」
綺麗に具材が無くなった鍋に飯をいれて暫く待つ、程よい所で卵を入れてそっとかき混ぜ皆のお椀によそう。
「今回は飯、次回はうどんにしよ」
「なるほど、無駄無く消費ですか」
「おかわり」
「チグリス、はやー」
「はいはい」
おじやも好評ですぐに無くなり、締めにアイスを食べて皆で風呂へ向かった。
「気持ち良かったーふいーもう寝ちゃお」
「僕もーおやすみなさいー」
「僕も寝ます」
詠斗と率とニア、チグリスは先に布団に入る、懐記、ラジカは商業エリアとビジネスエリアの確認、大河、千眼、千華に千歳とナイルとジラとラウラスは読書をしていた。
『おやすみなさい』
「それでナイル君、ラウラス君、皇国のアンダーグラウンドの王様の現在の後継者は大変そうだね」
「…私はあまり詳しくないのでなんとも言えないですが、ゴーシュ様は大分前から隠居を望んでいるんです…その後継者は現在…」
「伴侶との関係で揉めに揉めてて…あの場所はいつも建物の場所が変わったり増殖したり減ったりして、兎に角めんどーな場所なんすよ。それを視る眼や能力が必要なんす」
「そこの全てを把握出来る者が少ない……私や千華の力があれば問題無いが…」
「この大きくて色のある書物、美しいですね。今のあの場所の王は特殊な眼の持ち主ですから」
千歳がタブレットを操り話す、ナイルが本から目を離すが何処か表情は暗い、それにラウラスも浮かない表情を浮かべている、千眼が小説を読み千華は地球の城を特集した雑誌を片手に微笑む。
「なるほど…」
「何か思いつきましたか?」
「まあ…ね」
「明日が楽しみですね」
「さ、そろそろねようかな。おやすみ」
ラジカが微笑む千歳に尋ねるがはぐらかされ、千眼と千華を残し眠りに就いた…。
「あー、くそくそくそが!」
「ティス、よせよせ。暴れようが何しようが明日は来る」
「うるせ、ジジィ!くそくそ」
アンダーグラウンド…皇国の下街、雑多で適当でごちゃごちゃした街の一番高い建物、展望台の様なそこの最上階でゴーシュとティスがそこからごちゃごちゃの街を見ながらティスが毒づいた。
「逃げるな、ティス。次のここの支配者はお前だよ」
「うるせ、しゃべんな!ジジイ!こんな眼のせいで!」
「明日はお前の伴侶がここに来る、久しぶりなんだからあんまり暴れるなよ?」
「くそジジイが!」
「あーあ、ほらまた変わっちゃうぞ」
「うるせ、知った事か!」
ゴーシュは苦虫噛み潰した様な顔を浮かべて景色を視る、大分奥で建物が増殖した。
「ほらほら、もう休め。な?」
「……」
「一緒にいてやるから?何処にも行かないから、な?ティス」
「……」
ゴーシュがティスの頭を撫でてやる、ティスは何も言わない。
明日はティスの伴侶がこの下街に来る日、ゴーシュは明日何か波乱が起きそうな予感がするなと感じた。
「千眼、明日は貴方も行くでしょう?」
「確定か…?」
「ええ」
「明日は他のゲームを造るつもりだ…皇国に興味はない」
「そうですか?私は常に彼らのやる事全てに興味があります、彼らは我々に何を魅せてくれるのでしょう?」
「現在進行で魅せて貰っている…私はここにいる事を奇蹟だと思っている…彼らの全てが私の…魔王の上をいく…」
「私もそう思っていますよ、もっと彼らを傍で見ていたい」
「なら…魅ていれば良い…彼らの傍なら私達はかつての様に人から隠れなくても良い…」
「ええ、ではお茶の追加を」
「何にする…?」
「果実の香りのする物を」
「ああ…」
千眼が茶を用意する、平穏で安泰な200年前とは違う日々、千華も嬉しそうに笑っていた。
「失礼します、兄上…」
「ああ、明日は下街に行く日か……」
時間は少し遡る、皇城の執務室をノックし入る青年。
「はい」
「……行かなくても…」
構わない…という言葉をニジェルガは皇帝として呑み込む、久し振りに会った弟…はあまり自分とは似ていない。
表情の無い硬質な顔、ライガル・トオン・バーミルガーの表情は動かない。
「今日はゆっくりと休むと良い、明日は久し振りに余も行くとする」
「……承知致しました」
一礼し執務室を後にする、相も変わらず感情の読めない弟。
「千歳からライン………」
メッセージを読んで息を吐く、どうやら明日は波乱が起こる予感がするニジェルガは思った…。
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