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第7部 異世界帰りの魔王様はチートで無双したりしなかったり~サラリーマンの1から始める異世界ビジネスプラン~
STAGE.1ー7 悪夢と討伐
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『そなたが共生眼を発現させた者か』
思い出したくもない悪夢がぞろりと眠るティスの思考に這うように訪れる、ドロドロとした感覚400年経っても何1つ忘れられない…。
『コイツは俺の後継者にする、話はそんだけ。帰るぞティス、ティータ』
謁見の間、初めて訪れた皇城を楽しむ余裕は何処にもティスには無い、共生眼…瞳の中に生き物が棲む特殊な眼、様々な能力を与え瞳に棲みつく、滅多な事で発現しない物、貴重であり希少、ゴーシュが居てくれなければティスもティータも身体が強張りその場から動くことも出来ない。
緋色の黄金の玉座に座する、龍皇国皇帝コーランダー・デスト・バーミルガー・ハゼウォン…外見は愛くるしい12、13歳程の愛らしい少年、白髪に左眼は薄い紫、右眼は赤を混ぜた紫色の中に黒い蜥蜴の様な生物が棲む異様な様相をしていた。
『ライガルお前の伴侶にしろ』
『は』
『承知致しました陛下』
玉座の両脇に控えていたニジェルガとライガル、ニジェルガがその言葉にぴくりと反応するがライガルは髪一筋乱すことなく承知した。
ゴーシュは顔を歪め、ティータは顔を青褪める、ティスは眼が滅茶苦茶に視界を変えていく、城の外、下街、森、皇都…何もかもがぐちゃぐちゃに見える左右両方が別の視界を視界を捉える、話が入ってこない。
『ふざけるな!下の者を弄ぶな!クソ』
『ゴーシュ、下がれ。この国は余の物、そして全て余の物、そこのドラゴンも余の物である、余が在り続ける限り全ては余の掌の中である』
『お前!逃げろティータ!ティス』
ふわりと皇帝…コーランダーがティスの元へと舞う、妖精とドラゴンの混血種は正に奇跡の様に美しく残酷な存在がティスの目の前で指先から己の血をティスの瞳に一滴付着する。
『うわあああ!熱いあつい!ああああああ!!うぐぅあああああ!』
眼が熱く熱く燃え盛るように苦しい耐えられない、灰色のドラゴンの姿へ戻り暴れのたうつ、ゴーシュがティスを眠らせティータが我が子の苦しみに何も出来ない自分の不甲斐なさに涙を溢した。
『すまない…ティス』
『ティス…ティス…』
いつもそこで目が覚める、眼は制御出来るようになった…起きたらライガルの伴侶になっていたそれだけだ…。
「おはよー」
「ふあー」
「おはよ」
懐記達が先に朝食の仕度をしてくれている、ひき肉を葉に包んで煮込んだロールキャベツ風ミルク煮込みにパンとご飯は好きな方で、魚のフライとサラダという組み合わせを頂く。
「おいしー」
「柔らかい!」
「おかわり…」
「俺も!」
他の面子も今日は早めに起き出し朝食を済ませ、カジノチームと皇国チームに向かい分かれた。
「ん」
「あ、ティス!」
龍皇国の下街入り口でニジェルガの遣いと待ち合わせし、討伐と干ばつの対応チームで分かれ転移魔法で連れていく算段になっているが、入り口にはティスがいて晴海が掛けよった。
「おはよ」
「ん、このトランプ他の遊び方教えて」
「いいよ!討伐と干ばつの仕事終わったらね!」
「ティスちょうどいい、ガンドを何頭か持ってきてくれ!」
「はあ?だる」
「肉を煮込むのと、皮とかは使いたいってさ」
いつの間にかティスの横にいたゴーシュに頼まれるがだるそうにそっぽを向く、そうこうしているうちにニジェルガの遣いの者達…先頭にライガル、他数名が馬に乗り向かって来る。
「ドラゴンて馬にも乗れるの?」
「龍皇国とはいえ、無闇に本来の姿になるのは良しとされていないので」
「皆さん本日はお力を貸して頂けると陛下から伺っています、感謝します」
詠斗がナイルに尋ねるとそう答えが返り、ライガルが馬から降り丁寧に頭を下げる、詠斗達もニジェルガに千華を救出に力を借りたので気にしないで欲しいと伝えた。
「じゃ、転移魔法でいこうか」
「ティスもくるんでしょ?一緒に討伐がんばろう!」
「は?いかねー」
「お、頼むな。解体は任せろ任せろ」
「頑張ったらアイスあげるよ」
「……」
ティスも舌打ちし晴海に手を引かれ、ライガルが指揮する討伐チームに入る事になるが、周り…ライガルの侍従達は密かにざわめく。
「えと、討伐はライガルさん、ティス、ジラ、晴海くんと俺と千眼さんとお付きでいいかな?」
「干ばつは、私、ラウラス、千華様、率さんとライガル様の部下の数名で行きましょう」
「じゃ、また後で」
詠斗が討伐チームを転移魔法で連れ、率が干ばつチームを転移して連れていく…。
「だる、あーだる。あそこの先に2頭、そこの傭兵王やれよ」
「べんりなおめめねー」
「あちらに3頭いますね、私が行きます」
「私も…」
付いた早々ティスが少し先にいるガンドを2頭を共生眼で補足し、感心しているジラに行かせればライガルが別のガンドを補足し千眼が蝶を舞わせ動きを鈍らせた所をライガルの雷撃魔法で仕留める。
「んだよ、持ち帰って来いって言われたんだよ。剣で倒せ」
「承知しました」
ティスがガンドを黒焦げにしたライガルに舌打ちする、ライガルは涼しげな顔で奥の1頭を腰に携えた剣で首から一刀両断する、ガンドの悲鳴も血も溢す事なく事切れた。
「なんか、サイみたいな感じ」
「狂暴で固いけど動き鈍い感じかー」
詠斗、晴海は特にする事はないのでガンドの死体を回収する、全長3m程の大きさにサイのような体躯…聞いていたよりも固いか?という程度に見えるのは、ジラやライガルの腕故の結果だ、ライガルの部下達は数名で1頭を打撃で倒していく。
「ん、あっちに3」
「こちらには2頭ですね」
ジラが反応魔剣と聖剣を使い切り伏せ、ライガルも音も気配も無く斬り、率と晴海が死体を回収…ものの20分足らずで終わってしまった。
「これで完了です、皆さん感謝致します」
「大した事全然してないよ?」
「いえ、此処まで早く討伐が完了したのは初めてですから」
「あー終わったなら、晴海トランプしよ。早く下街に戻るぞ」
「えー」
「早すぎじゃない?あ、ライガルさんお昼一緒にどうですか?」
「いえ、私は…はい」
ライガルは表情無く断わろうとするが、兄…ニジェルガからのくれぐれも丁重にと魔王もいるし友人だと言われていたのでその言葉を飲み込んだ。
「じゃ、ナイルさん達の所にいこっか」
詠斗がにこりと笑い、転移魔法でナイル達の所へ向かった。
思い出したくもない悪夢がぞろりと眠るティスの思考に這うように訪れる、ドロドロとした感覚400年経っても何1つ忘れられない…。
『コイツは俺の後継者にする、話はそんだけ。帰るぞティス、ティータ』
謁見の間、初めて訪れた皇城を楽しむ余裕は何処にもティスには無い、共生眼…瞳の中に生き物が棲む特殊な眼、様々な能力を与え瞳に棲みつく、滅多な事で発現しない物、貴重であり希少、ゴーシュが居てくれなければティスもティータも身体が強張りその場から動くことも出来ない。
緋色の黄金の玉座に座する、龍皇国皇帝コーランダー・デスト・バーミルガー・ハゼウォン…外見は愛くるしい12、13歳程の愛らしい少年、白髪に左眼は薄い紫、右眼は赤を混ぜた紫色の中に黒い蜥蜴の様な生物が棲む異様な様相をしていた。
『ライガルお前の伴侶にしろ』
『は』
『承知致しました陛下』
玉座の両脇に控えていたニジェルガとライガル、ニジェルガがその言葉にぴくりと反応するがライガルは髪一筋乱すことなく承知した。
ゴーシュは顔を歪め、ティータは顔を青褪める、ティスは眼が滅茶苦茶に視界を変えていく、城の外、下街、森、皇都…何もかもがぐちゃぐちゃに見える左右両方が別の視界を視界を捉える、話が入ってこない。
『ふざけるな!下の者を弄ぶな!クソ』
『ゴーシュ、下がれ。この国は余の物、そして全て余の物、そこのドラゴンも余の物である、余が在り続ける限り全ては余の掌の中である』
『お前!逃げろティータ!ティス』
ふわりと皇帝…コーランダーがティスの元へと舞う、妖精とドラゴンの混血種は正に奇跡の様に美しく残酷な存在がティスの目の前で指先から己の血をティスの瞳に一滴付着する。
『うわあああ!熱いあつい!ああああああ!!うぐぅあああああ!』
眼が熱く熱く燃え盛るように苦しい耐えられない、灰色のドラゴンの姿へ戻り暴れのたうつ、ゴーシュがティスを眠らせティータが我が子の苦しみに何も出来ない自分の不甲斐なさに涙を溢した。
『すまない…ティス』
『ティス…ティス…』
いつもそこで目が覚める、眼は制御出来るようになった…起きたらライガルの伴侶になっていたそれだけだ…。
「おはよー」
「ふあー」
「おはよ」
懐記達が先に朝食の仕度をしてくれている、ひき肉を葉に包んで煮込んだロールキャベツ風ミルク煮込みにパンとご飯は好きな方で、魚のフライとサラダという組み合わせを頂く。
「おいしー」
「柔らかい!」
「おかわり…」
「俺も!」
他の面子も今日は早めに起き出し朝食を済ませ、カジノチームと皇国チームに向かい分かれた。
「ん」
「あ、ティス!」
龍皇国の下街入り口でニジェルガの遣いと待ち合わせし、討伐と干ばつの対応チームで分かれ転移魔法で連れていく算段になっているが、入り口にはティスがいて晴海が掛けよった。
「おはよ」
「ん、このトランプ他の遊び方教えて」
「いいよ!討伐と干ばつの仕事終わったらね!」
「ティスちょうどいい、ガンドを何頭か持ってきてくれ!」
「はあ?だる」
「肉を煮込むのと、皮とかは使いたいってさ」
いつの間にかティスの横にいたゴーシュに頼まれるがだるそうにそっぽを向く、そうこうしているうちにニジェルガの遣いの者達…先頭にライガル、他数名が馬に乗り向かって来る。
「ドラゴンて馬にも乗れるの?」
「龍皇国とはいえ、無闇に本来の姿になるのは良しとされていないので」
「皆さん本日はお力を貸して頂けると陛下から伺っています、感謝します」
詠斗がナイルに尋ねるとそう答えが返り、ライガルが馬から降り丁寧に頭を下げる、詠斗達もニジェルガに千華を救出に力を借りたので気にしないで欲しいと伝えた。
「じゃ、転移魔法でいこうか」
「ティスもくるんでしょ?一緒に討伐がんばろう!」
「は?いかねー」
「お、頼むな。解体は任せろ任せろ」
「頑張ったらアイスあげるよ」
「……」
ティスも舌打ちし晴海に手を引かれ、ライガルが指揮する討伐チームに入る事になるが、周り…ライガルの侍従達は密かにざわめく。
「えと、討伐はライガルさん、ティス、ジラ、晴海くんと俺と千眼さんとお付きでいいかな?」
「干ばつは、私、ラウラス、千華様、率さんとライガル様の部下の数名で行きましょう」
「じゃ、また後で」
詠斗が討伐チームを転移魔法で連れ、率が干ばつチームを転移して連れていく…。
「だる、あーだる。あそこの先に2頭、そこの傭兵王やれよ」
「べんりなおめめねー」
「あちらに3頭いますね、私が行きます」
「私も…」
付いた早々ティスが少し先にいるガンドを2頭を共生眼で補足し、感心しているジラに行かせればライガルが別のガンドを補足し千眼が蝶を舞わせ動きを鈍らせた所をライガルの雷撃魔法で仕留める。
「んだよ、持ち帰って来いって言われたんだよ。剣で倒せ」
「承知しました」
ティスがガンドを黒焦げにしたライガルに舌打ちする、ライガルは涼しげな顔で奥の1頭を腰に携えた剣で首から一刀両断する、ガンドの悲鳴も血も溢す事なく事切れた。
「なんか、サイみたいな感じ」
「狂暴で固いけど動き鈍い感じかー」
詠斗、晴海は特にする事はないのでガンドの死体を回収する、全長3m程の大きさにサイのような体躯…聞いていたよりも固いか?という程度に見えるのは、ジラやライガルの腕故の結果だ、ライガルの部下達は数名で1頭を打撃で倒していく。
「ん、あっちに3」
「こちらには2頭ですね」
ジラが反応魔剣と聖剣を使い切り伏せ、ライガルも音も気配も無く斬り、率と晴海が死体を回収…ものの20分足らずで終わってしまった。
「これで完了です、皆さん感謝致します」
「大した事全然してないよ?」
「いえ、此処まで早く討伐が完了したのは初めてですから」
「あー終わったなら、晴海トランプしよ。早く下街に戻るぞ」
「えー」
「早すぎじゃない?あ、ライガルさんお昼一緒にどうですか?」
「いえ、私は…はい」
ライガルは表情無く断わろうとするが、兄…ニジェルガからのくれぐれも丁重にと魔王もいるし友人だと言われていたのでその言葉を飲み込んだ。
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ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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