あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

文字の大きさ
264 / 1,079
第8部 晴れた空の下手を繋いで…

第3幕 第8話 晴れの海

しおりを挟む
「おはよう…」
「うっ…すまんまた…」
「いい…朝食にするか?まだ早い」
「風呂に行く」
「なら…私も」
「ああ…」
船上のプールサイドの椅子でまた千眼の膝枕で寝ていたようだ、椅子の形も変わり東屋の様な屋根まであり毛布も掛けられていた。
大浴場は千眼がいるので、皆が寝泊まりしている大部屋の浴室で海を眺めながら過ごして大食堂に朝食を用意するために向かった。

「おはよ」
「ああ、おはようコンビニスキルでこの世界でも用意出来そうな物のを出すか」
「頼むわ」
大食堂では懐記やラウラスに千華が飲み物の準備をしている、朝から各自仕事等がある面々は早々に仕事に向かい、《トイタナ》の店も今日は営業明日を休業としたのでベルンや舵達も店に向かい、トイや詠斗に率、ナイルも畑に戻りカノリとカウンを植えているので朝はさほど量は必要ないとの事なので、崇幸がロールパンや食パンを大量に出して固めのビスケットも並べた。
サラダと具材たっぷりのスープに甘辛く炒めた肉を並べて簡単な朝食にし、風早に船内アナウンスを流して貰った。

「うま~」
「おいしい」
「沢山食べてくれ!」
ニジェルガやライガルは昨夜皇国に戻り入れ替りで、カジノの常連客のドラゴン達や、ハル達にラドゥとオリガやアゲイルにレグと馴染みのドラゴンの面々やグローリーにトラングも混じり食事を楽しんでいた。
「このパンや菓子美味いな、朝から美味い飯食えて最高だし。プールにも行こうぜ」
「ここのプールは海に在るのがいいよな」
「アルケール様達も子供達と来るのを楽しみにしていたし、酒買うからって夜に鉱物ダンジョンに潜ったからな」
「へー」
ドラゴン達の会話も弾む、ハルとナツはおりがみの子達と手伝いをしていた。
朝食は好評に終わり、懐記達は昼と夜の準備を初めているので崇幸も手伝いを行う事にし子供達と遊ぶのを楽しみにしていた。

「みんなーまずプールに入る前に軽く運動して下さい」
店の手伝い等を終わらせて来た子供達に水着を着せ、綴先導の元にプールに入る前の注意と運動を行う。
プールに入れない幼児達は風早が作ったミニ砂浜と水浴び場で院長や、職員に率と晴海と遊んでいる。
詠斗、大河、千歳、崇幸も水着姿で授業を終えたケークスも合流しナイデルやアゲイル達とプールで水泳を教えている。
「気持ちいい!」
「この板面白いー」
「たのしー」
ビート板の様な水泳を補助する道具も作り、バタ足など教えて水に慣れてもらっていた…。

一方…水着になるのはと…年頃の女の子やライル達は先にプールの隣のミニ釣り堀で魚を釣ったり、潮干狩りを行い今日のお昼の食料集めを行っていた。
その傍らではバーベキューの準備をしている、懐記やラウラス、グローリー、ティスにチグリス、カイネやバルタルも見守りながら食材を串に刺したりしていた。
「釣れたり貝見つけたら持ってこいよー」
『はーい』
皆熱心に釣りを行い中でもユラヴィカが1番の釣果をあげている、釣竿の魚を怖がりもせず糸から外しバケツに入れてまた釣り堀に放って待つ、ユラヴィカと魚の一対一の対決、生白い肌も程よく陽に焼け、ぽちゃぽちゃしていた体型も周囲の友人達との関わりや運動で標準体型になりつつあった。
「また釣れたわ!お兄様とメルガドール様や先生に食べて貰いましょう!」
「ラヴィちゃんすごい!」
「負けたー」
「僕も負けちゃった」
子供達の笑い声が船に響き渡る、晴れた青い空が良く似合う皆の笑顔だった。

「畑作ってみたけど…」
「何が悪かっ…いや良かったんでしょ?」
「強いていうなら全部だろ」
一方こちらは畑、ベルン、カタン、ラピス、第9魔王とエルダにニアとトイに舵が少々今の光景に唖然としていた。
詠斗のスキルでベルンのテントから少し離れた大地を耕し
、土を混ぜてカノリとカウンの種を撒いて肥料も合わせ…少し様子を見ていた所、もう芽が出ていた。
「もぎちゃんやきゅうちゃんがいるから大丈夫かーな?」
舵がエルダを抱っこして首を傾げた、予想外の成長速度だが、まっいっかという事になり水を撒いて船に戻る事にした。
次に戻ってきた時にスイカ大のカウンとリンゴ大のカノリに、成っている光景に急いで造酒所の増設等したのは言うまでもない。

「魚おいしー」
「おさしみもー」
「お肉もいつもとちがうー」
「ご飯食べたらまた泳いでもいい?」
「お城つくるー」
バーベキューを楽しんでいる子供達の中で、ちらほら船を漕いでいる子供もいるので船内の部屋に運んだり、沢山泳ぎ何度もおかわりをする子供達。
みんな笑顔で笑っている、グローリー達が追加で魚を捕まえ釣り堀に入れて、大きい物は厨房に運んでいた。
「これ、食べれる?」
「なんだこの魚?」
「不気味すね」
「鑑定するか?」
厨房にグローリーが運んだのは、グローリー程の身長程の巨大な怪魚だった。
目玉は飛び出て腹だけは異常に膨らんだ土色の魚、グローリーが風魔法で浮かせていたので、懐記が鑑定する バーババン:所謂深海魚すねー魔神深海行けちゃうんですかーヤバくないですか? あ、神々から食べたいってきてますよ どうやら煮ると良いみたいです 全身捨てるとこなし骨まで美味いみたいすよー …食べられる事が分かれば良いかと懐記は頷いた。
「食えるって、グリっち深海まで行ったの?」
「?潜ったら襲って来た」
「そ、美味いってさ。煮付けとか煮込むわ」
「また採ってくる」
「暗くなる前帰ってこいよー」
「うん…」
グローリーがまた海に消えていく、ラウラスやつまみ食いに
来たティスとゴーシュに捌くのを任せ追加の串をプールサイドに運んだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜

九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます! って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。 ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。 転移初日からゴブリンの群れが襲来する。 和也はどうやって生き残るのだろうか。

世の中は意外と魔術で何とかなる

ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。 神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。 『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』 平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~

石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。 ありがとうございます 主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。 転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。 ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。 『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。 ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする 「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

処理中です...