あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第09部 魔王たちの産声 歪

STAGE.4-6 カジノダンジョンへようこそ

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「何故、貴方が此処に?招きましたね?」
控え室でデュスノアをラジカが睨む、蒐集家もついでに睨んでおく。
「まさか」
「よお、ラジカ。俺も毒ダンジョンに用がある。お前にもな」
「何が必要ですか?」
「不変鳥の羽だ、妖精国からな」
「分かりました」
「ゲーターダイルラフテスの剣」
「それは」
「いいですよ?残り5本どれか選んで下さい」
「私もお借りしてかまいませんか?」
「はい、どうぞ」
「俺は欲しい、売ってくれないか?」
「剣が貴方を認めたらあげますよ」
「ほお、そうさせて貰おう」
カーテスが剣5本風魔法で浮かせ、デュスノアが1本を借り受けた。
「で、お久しぶりですねーイシュター様」
「デュスノア、何故お前がこんな事を?」
「色々あったんで」
「あの……が原因か?」
「そうです、貴方が干渉する程の話しではないので」
「そうか…」
「ええ」
イシュターとデュスノアの会話を耳に入れつつジラがカーテスが出した剣を眺め、重くて扱い辛そうだと眺めていた。
「やっぱりこうして見るとデカイ剣だ…お前らまたかよ!」
ジラが吸い寄せられるように来た剣がジラの腕輪の宝石に勝手に収まった。
「あーカーテス悪い」
「いいよ、ジラちゃん。剣が選んだみたいだから」
「お前ら本当に」
ジラが呆れ返るがカーテスとウォルゾガば笑っている、残りの剣を蒐集家が借り受けた。
「じゃ、これからダンジョン行くメンバーは衣装着替えてねー」
「早くしろよ」
「あ、デュスノアちゃんのもあるよー丁度いいのがあるから!!」
「よかったですねー」
「みんなおなじですねー」
デュスノアが見送ろうとすれば舵が呼び止め、蒐集家とラジカは棒読みだった。
「……まあ、良いだろう。魔王からの勧めだ無碍にはしない」
舵に案内され更衣室へと、デュスノアも向かった。

「俺も運転するからダンジョンに行くが…俺の分もあるのか?」
「もっちろん!さ、早く着替えてね!」
「デュスノア様にも丁度良い衣装ありますからー」
「僕もお手伝いしたからわくわくします」
舵、テトラ、ネスがそれぞれ着替えの手伝いを行い、テキパキと着替えさせていく。
「へー着心地良いじゃん」
「軽い…良い」
「ありがとう」
グローリー、イザラ、イデアは色違いで揃いのフード付短い丈のローブ、ハイネックのシャツの上にベスト、伸縮性のあるパンツ、動きやすようにと詠斗の靴を参考にした安全靴、グローリーは黒、イザラは暗い藍色、イデアは暗緑で纏められていた。
ラジカは長めのフード付きマント、灰色のシャツに黒のベストに黒いパンツにハイカットブーツ、腕や太ももにはベルトで短剣を装備してる。
大河は黒いワイシャツに金色のボタン上着は薄手のグレーのパーカー付きジャケット、全身を黒で細身のシルエットで纏めた装い。
…この5名は冒険者風の装いだが、ジラは黒のタンクトップに前をはだけた赤いシャツ、ダメージジーンズという…今から間違いなくダンジョンには行かないだろう姿だった。
蒐集家も何故かフード付きの白い白衣、中は着崩したワイシャツにネクタイ、スラックスにローファー…白衣以外はやはり植物の刺繍が纏わり髪色と瞳の色を気にしなければ若い生物の教師に見えた。
デュスノアは…サラリーマンの様な縦ストライプが入ったスーツにご丁寧にもネクタイまで締めた出で立ち、長めの髪を緩く括った姿は夜の商売風の怪しげな男に見えた。
「グリ達は普通でなんでこっちはこれなんだ?明らか冒険者の格好じゃないのは分かる」
「まあ、着心地と耐久性は完璧ですから」
「気に入った」
ジラはえーと言いつつも確かに着心地は抜群だ、デュスノアも気入ったようでテトラ達に何着か用意っするように言っていた。
「いやあ!みんなさいこー!写真撮ろう!動画も楽しみ!」
「それ、俺も欲しい」
「大河ちゃん良い?」
「ああ…」
デュスノアが舵が出したスマホを見て欲しがる、大河も了承したので写真を撮って控室に向かった。

「わぁ………ん?」
「似合う…?あれ?」
「わーカッコいいですね!皆さん!」
「良く似合ってますね」
「ふふ…一部何処へ行くのか分からない格好だけど、素敵だよ」
「ん、ジラっちの服は俺が提案したけ似合うわ。みんなこっち来て」
「おお!カッコいいな!みんな!さ、こっちへナイル君達が行動食とかも準備してくれたからな!」
控室で出迎えてくれた、詠斗、晴海、率、綴、千歳、懐記、崇幸が感想を言いテーブルに8名ときゅうと共に行くゴーレムやヒヨコ、おりがみの子達を呼んだ。
「今回はショルダーじゃなくてベルトに付けられるウエストポーチを収納袋にしてみた、テトラくんとネス君とフルーフとリプ君達に付くって貰ったから付けてみてくれ。あんたのも予備があるから付けてくれ、ゴーレム達は首から下げれるのな」
テーブルに並ぶ皮のウエストポーチを付けショルダーバッグをしまう、ゴーレム達やヒヨコ達おりがみの子達ときゅう達の首に掛けてやった。
「こっちは行動食ですね、明日の分もありますが。試食がてら食べて見て下さいね。明日から何日掛かるか分かりませんし、ダンジョン内でも歩きながら食べれるよう固めのクッキー…ビスケットを用意しました」
「こっちは燻製した干し肉と木の実とか栄養価高い物を用意したから、ポーチに時間停止機能があるから飯は各自明日の朝渡すから、今日はこっち食べてみて」
「味とか言って貰えれば変えたりしますし、材料もシンプルなので皇国で売ろうかと思ってます」
「ナイデルの息子か」
「はい、お会いできて光栄です。デュスノア様」
「父親に似ているな」
「はい、落ち着いたら父も連れて来ますね」
「好きにしろ」
「ダンジョンの入り口に車用意したから、それと各自ポーチに逸れた際に自活出来るようにテントも用意したからな」
『はーい』
付け心地を確認し崇幸の後に付いて行く、服の着心地も良くポーチも軽く気にならないデュスノアの服装には似合わないかもと思ったがジャケットの下に装着しポーチを後ろにしてしまえば然程気にならなかった。

『ようこそ、カジノダンジョンへ。41階以降は魔王やドラゴンでも楽しめる各ダンジョンのボス達が50階まで、51階から各ダンジョンのラスボスを強化したものが続きます。最期の60階のラスボスは現在調整中なので59階までお楽しみください』
エレベーターで41階まで来れば、入口は既に荒野が広がり崇幸達が造ったダンジョン用の車が置かれていた…。
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