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第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
第027話 外神対デュスノア
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「あの2名に何を渡した、答えろ《解体卿》」
「純血龍…」
「下がれデュスノア」
いつもの人を嘲笑うような表情ではない、怒りを帯びたデュスノアにイシュターが制止に入るがデュスノアには届かない。
「答えろ」
「お断りします、依頼内容を他者に漏らすのは契約違反です」
「下がれデュスノア、不敬である。命令だ」
「うるさい!あんたに何が分かる!」
「あまり興奮しない方が良いですよ」
「答えろ!異界のおぞましい化け物」
イシュターの再度の呼び掛けにデュスノアが首を振り叫ぶ、周囲は事の成り行きを見守る、シアとヒビカも黙って見ている。
「その言葉…よく言われます…あのお二方とどんな話し何をしたのかは答えませんが貴方が食い下がった場合の伝言を預かっています。お二方は貴方を赦しはしないと…顔色が悪いですね。休んだ方が良いのでは?」
淡々と何処までも無感情な外神の声、その瞳は深淵の底の底の如く深く位色をしデュスノアを見ている。
「…………は…は」
外神からの言葉にデュスノアが呻く、顔を歪ませ息が荒くなる、顔色が白い様を外神は見ている。
「知っている…」
「ですが間違ってはいない、貴方は皇国を愛しドラゴンを愛している…」
「はぁ……は…貴様に何が分かる」
「……貴方が愛情深い龍だという事は分かります、休んで下さい。僕は質問には答えません。貴方は分かっている」
外神がパチリと指を鳴らす何かを言いたげに口を開くが転移されてその場からいなくなってしまう、外神が収納から小瓶を取り出し風早を呼べばゴーレム姿の風早が手を伸ばす。
「これをデュスノアさんに落ち着きます……カジノタワーの部屋に送りました」
『……承知しました』
「私が飲ませますよ」
「そうですね、お願いします…」
蒐集家が薄く嗤い外神に手を差し伸べる、外神が了承し小瓶を渡せば大河も共に行くと言うので任せた。
「シアとヒビカはデュスノアさんを許していないの?何があったかは聞かないけどさ、今にでも泣き出しそうな顔をしていたな」
「……赦さないのは過去に囚われていデュスノアさんの事です…いつか…今でなくても遥か未来でもまた4人で笑いたいとお二方は願っています…」
「そうなんだ…友達だったのか…」
詠斗が外神の傍らで聞けばそう返す外神、イシュターもまたカジノタワーのデュスノアの部屋を見上げた…『あんたに何が分かる!』自分がいなかった間の龍皇国で起きた事は聞いている…デュスノア達が味わった絶望…ジラが肩を叩く。
「今夜は呑もうぜ」
「ふ…今夜もだろう…」
軽口を叩くジラに薄く笑う、少し昔の話しを酒を呑みながらジラに聞いて貰おうか…。
「純血の龍は身体が弱いんですよ、デュスノアさんもそうなんでしょう」
「だから外神が飛ばしたのか…入るぞデュスノア」
カジノタワーのデュスノアの私室のドアの前、蒐集家が大河に情報を与え納得し声を掛けて入室する。
リビングのソファに横たわるデュノアの呼吸は荒く汗を掛き目を閉じて苦しそうにしている、蒐集家が側により状態を確認する。
「過呼吸だな」
「ドラゴンでもか…」
「う…」
「外神さんが薬をくれました、どうぞ」
「それ苦いからいやだ」
「こどもみたいなこというな、苦しいんだろう」
「アイツの嫌がらせだ」
蒐集家が呼吸の荒いデュスノアに瓶を見せれば薄めでそれを見て顔を背け、大河が呆れる。
「なら、蜂蜜を混ぜてあげますよ」
蒐集家が収納から蜂蜜の小瓶を出して匙に少し掬って瓶の薬を混ぜて口元にはこんでやれば口を開く雛の餌やりのようだなと大河がおもいつつ、外神の暗い瞳を思い出す、この世界では珍しい内向的なタイプ…人見知り…だったのを仕事や依頼やこうして同じ世界から来た者達と会って無理矢理表舞台に引き摺り出されて対応している…そんな印象だ。
儚げで虚ろで生気に乏しい希薄な者、《解体卿》等ど物騒な2つ名は如何な物かと思うが。
「なあ、外神くんについて何か知っているのか?」
「ああ、初めて姿を見ましたが他の大陸では有名人ですよ。《ゼロ商会》の支配人は謎多き人物です、裏ギルドの支配人もそうですが同一人物とは…中々興味深い。魔法具や生活用品、特に莫大な資産を築き上げたのは塩ですね」
「塩?」
「ええ、質が良く安価で美味ですよ」
「そうか、で、知っていたな?その支配人が異世界の人間だと」
「はい、だから?」
「聞いただけだ」
「そうですか、呼吸落ち着きましたね。ゆっくり休んで下さい」
数回蜂蜜を混ぜて物をデュスノアに飲ませ、呼吸が整ったのを確認し瓶と蜂蜜をテーブルに置いた。
「……ああ」
デュスノアが起き上がり大河が冷蔵庫から冷えた果実水をコップに注いで渡せば素直に受け取る、この話は彼らの話しだ大河も口を挟むつもりはない、蒐集家と一緒に部屋をでる。
「……赦さない…か…」
『デュスノア様、どうです?私が作った新作のお茶は?』
『酒が良い……美味いがな』
『酒は夜!』
『仕事は良いんですか?ヒビカ』
『お前らより大事な物なんかないだろ』
『そう言って仕事をさぼるんですから』
『仕事はしろよ、ヒビカ』
『デュシーは固いんだよ、俺がいなくても国は安泰だ!菓子をくれ』
1人になった部屋の中で思い出に浸る、大切な記憶の欠片…戻る事ない日々……皆笑っていた。
「いつか……いや、私は……」
デュスノアは項垂れる、疲れた…あの無機質な瞳は厭な物だ…依頼の品は何か検討がつく、妖精国と何か取引が成されている筈情報が必要だと引き締めた…。
「外神っち、お疲れ。今大河っちからラインでデュスっち落ち着いたって」
「そうですか」
「仲間と連絡とるんでしょ?」
「それは終わりました、他の任務中の方の手伝いをして明日朝にはこちらに着くそうです。迎えに行こうかと思いましたが問題ないとの事です。メシュレラさんが《アウトランダーズ商会》の傘下に入った事を伝えたので明日の話しもスムーズに進むでしょう」
「そ、なら食材とか見せて。米も今炊きまくってゴーレム達の焼き肉屋とかにも卸したし。もっと米の木ちょうだい」
「はい」
「あ、畑にも欲しい!沢山!」
「いくらでも渡します、木があれば生成できますから」
「ありがとう!ナイルさんがバターの木すごい喜んでいたよ」
「また用意します」
懐記と詠斗が木を外神にねだる、快く渡す事にし他に食材はと懐記が聞けば蟹や魚に解体した肉等がるのでそれも見せて貰い懐記やトゥナー、ラウラスやテュフもやってきてがやがやと食材について確認していれば、グローリーやイザラ達がエージェを連れてやってくる。
「当代の勇者の1人ですね、外神といいます」
「……エージェ」
「外神…木たくさん欲しい…みんなたくさん食べる」
「良いですよ、肉もどうぞ。いくらでもありますから…」
「ありがとう…」
「依頼品?よく分からないけど貰えば良いの?」
「はい…300年前の勇者ナギネ様から次代の勇者の方達への贈り物を預かっています……」
「え…」
目を瞬かせるエージェ、外神は暗い瞳でエージェを見ていた…。
「純血龍…」
「下がれデュスノア」
いつもの人を嘲笑うような表情ではない、怒りを帯びたデュスノアにイシュターが制止に入るがデュスノアには届かない。
「答えろ」
「お断りします、依頼内容を他者に漏らすのは契約違反です」
「下がれデュスノア、不敬である。命令だ」
「うるさい!あんたに何が分かる!」
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「答えろ!異界のおぞましい化け物」
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「その言葉…よく言われます…あのお二方とどんな話し何をしたのかは答えませんが貴方が食い下がった場合の伝言を預かっています。お二方は貴方を赦しはしないと…顔色が悪いですね。休んだ方が良いのでは?」
淡々と何処までも無感情な外神の声、その瞳は深淵の底の底の如く深く位色をしデュスノアを見ている。
「…………は…は」
外神からの言葉にデュスノアが呻く、顔を歪ませ息が荒くなる、顔色が白い様を外神は見ている。
「知っている…」
「ですが間違ってはいない、貴方は皇国を愛しドラゴンを愛している…」
「はぁ……は…貴様に何が分かる」
「……貴方が愛情深い龍だという事は分かります、休んで下さい。僕は質問には答えません。貴方は分かっている」
外神がパチリと指を鳴らす何かを言いたげに口を開くが転移されてその場からいなくなってしまう、外神が収納から小瓶を取り出し風早を呼べばゴーレム姿の風早が手を伸ばす。
「これをデュスノアさんに落ち着きます……カジノタワーの部屋に送りました」
『……承知しました』
「私が飲ませますよ」
「そうですね、お願いします…」
蒐集家が薄く嗤い外神に手を差し伸べる、外神が了承し小瓶を渡せば大河も共に行くと言うので任せた。
「シアとヒビカはデュスノアさんを許していないの?何があったかは聞かないけどさ、今にでも泣き出しそうな顔をしていたな」
「……赦さないのは過去に囚われていデュスノアさんの事です…いつか…今でなくても遥か未来でもまた4人で笑いたいとお二方は願っています…」
「そうなんだ…友達だったのか…」
詠斗が外神の傍らで聞けばそう返す外神、イシュターもまたカジノタワーのデュスノアの部屋を見上げた…『あんたに何が分かる!』自分がいなかった間の龍皇国で起きた事は聞いている…デュスノア達が味わった絶望…ジラが肩を叩く。
「今夜は呑もうぜ」
「ふ…今夜もだろう…」
軽口を叩くジラに薄く笑う、少し昔の話しを酒を呑みながらジラに聞いて貰おうか…。
「純血の龍は身体が弱いんですよ、デュスノアさんもそうなんでしょう」
「だから外神が飛ばしたのか…入るぞデュスノア」
カジノタワーのデュスノアの私室のドアの前、蒐集家が大河に情報を与え納得し声を掛けて入室する。
リビングのソファに横たわるデュノアの呼吸は荒く汗を掛き目を閉じて苦しそうにしている、蒐集家が側により状態を確認する。
「過呼吸だな」
「ドラゴンでもか…」
「う…」
「外神さんが薬をくれました、どうぞ」
「それ苦いからいやだ」
「こどもみたいなこというな、苦しいんだろう」
「アイツの嫌がらせだ」
蒐集家が呼吸の荒いデュスノアに瓶を見せれば薄めでそれを見て顔を背け、大河が呆れる。
「なら、蜂蜜を混ぜてあげますよ」
蒐集家が収納から蜂蜜の小瓶を出して匙に少し掬って瓶の薬を混ぜて口元にはこんでやれば口を開く雛の餌やりのようだなと大河がおもいつつ、外神の暗い瞳を思い出す、この世界では珍しい内向的なタイプ…人見知り…だったのを仕事や依頼やこうして同じ世界から来た者達と会って無理矢理表舞台に引き摺り出されて対応している…そんな印象だ。
儚げで虚ろで生気に乏しい希薄な者、《解体卿》等ど物騒な2つ名は如何な物かと思うが。
「なあ、外神くんについて何か知っているのか?」
「ああ、初めて姿を見ましたが他の大陸では有名人ですよ。《ゼロ商会》の支配人は謎多き人物です、裏ギルドの支配人もそうですが同一人物とは…中々興味深い。魔法具や生活用品、特に莫大な資産を築き上げたのは塩ですね」
「塩?」
「ええ、質が良く安価で美味ですよ」
「そうか、で、知っていたな?その支配人が異世界の人間だと」
「はい、だから?」
「聞いただけだ」
「そうですか、呼吸落ち着きましたね。ゆっくり休んで下さい」
数回蜂蜜を混ぜて物をデュスノアに飲ませ、呼吸が整ったのを確認し瓶と蜂蜜をテーブルに置いた。
「……ああ」
デュスノアが起き上がり大河が冷蔵庫から冷えた果実水をコップに注いで渡せば素直に受け取る、この話は彼らの話しだ大河も口を挟むつもりはない、蒐集家と一緒に部屋をでる。
「……赦さない…か…」
『デュスノア様、どうです?私が作った新作のお茶は?』
『酒が良い……美味いがな』
『酒は夜!』
『仕事は良いんですか?ヒビカ』
『お前らより大事な物なんかないだろ』
『そう言って仕事をさぼるんですから』
『仕事はしろよ、ヒビカ』
『デュシーは固いんだよ、俺がいなくても国は安泰だ!菓子をくれ』
1人になった部屋の中で思い出に浸る、大切な記憶の欠片…戻る事ない日々……皆笑っていた。
「いつか……いや、私は……」
デュスノアは項垂れる、疲れた…あの無機質な瞳は厭な物だ…依頼の品は何か検討がつく、妖精国と何か取引が成されている筈情報が必要だと引き締めた…。
「外神っち、お疲れ。今大河っちからラインでデュスっち落ち着いたって」
「そうですか」
「仲間と連絡とるんでしょ?」
「それは終わりました、他の任務中の方の手伝いをして明日朝にはこちらに着くそうです。迎えに行こうかと思いましたが問題ないとの事です。メシュレラさんが《アウトランダーズ商会》の傘下に入った事を伝えたので明日の話しもスムーズに進むでしょう」
「そ、なら食材とか見せて。米も今炊きまくってゴーレム達の焼き肉屋とかにも卸したし。もっと米の木ちょうだい」
「はい」
「あ、畑にも欲しい!沢山!」
「いくらでも渡します、木があれば生成できますから」
「ありがとう!ナイルさんがバターの木すごい喜んでいたよ」
「また用意します」
懐記と詠斗が木を外神にねだる、快く渡す事にし他に食材はと懐記が聞けば蟹や魚に解体した肉等がるのでそれも見せて貰い懐記やトゥナー、ラウラスやテュフもやってきてがやがやと食材について確認していれば、グローリーやイザラ達がエージェを連れてやってくる。
「当代の勇者の1人ですね、外神といいます」
「……エージェ」
「外神…木たくさん欲しい…みんなたくさん食べる」
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「ありがとう…」
「依頼品?よく分からないけど貰えば良いの?」
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