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第013部 序列第13位と生きた山脈×まだまだ続くよ空の旅
第011話 この条件で
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時間は決闘会の前日の夜、《アタラクシア号》内の食堂、《鋼の足》のメンバーと商人のチヒクグ、冒険者ギルドのマスターワゥンダと商業ギルドのマスタースカンドが終始目を白黒させつつ食事を食べていた。
「おかわりも沢山ありますから、たくさん食べて下さい」
「こんなうまいもん食ったことねぇな!いいなアコミア、キッフうまいもん食えて!」
「そうだよ、毎日美味しいもの食べているよ」
「動物達にも美味い草や果物を貰っているよ」
「い、いやはや…空を飛ぶ船ねに見た事もない食事…」
「おう!この肉お代わりだ!」
風呂に入り服を貰った面々、怪我をしたヤスガ達に出された食事はミルクシチューに柔らかいパンを入れたミルク粥と野菜や肉を柔らかく煮た物と果物にミルク、ワゥンダとスカンドにはステーキが出されていた。
「うまい」
「こんなうまい物があるなんて…」
「夢みたいだ…」
「しかも空の上」
「本当に夢かも」
「夢じゃないよ、飯食ったら仕事の話しして…今日と明日は泊まっていって、部屋ならあるから明日はやる事があるから街に行かないんだ」
「お、俺も泊まりてぇ!」
「ワゥンダ、仕事がある。私たちは食事をしたら手続きをして帰るんだよ」
食事の美味さに夢でもみているのかと不安げな、チャタパとオフタフに向かって詠斗が笑い泊まりたいと言うワゥンダにスカンドが冷静に伝えワゥンダはがっくりとしてしまう。
「もちろん、われわれは貴方方の奴隷です。命令には従う」
そうきっぱり言えば詠斗と綴が顔を見合わせ互いに頷き合う、奴隷…いくら自分達の都合でそうなったとは言え彼らをそう扱うつもりは勿論ない、食事が終わり会議室へ行き席に着いて貰う。
「スカンドさん、《アウトランダーズ商会》は彼らを奴隷としてではなく従業員として雇います。こちらがした治療に関しては請求するつもりもありません。商業ギルドと冒険者ギルドがしてくれた治療のお金もこちらが支払います」
「なるほど、承知しました。今回彼らに掛かった費用はこちらです」
「分かりました、どうぞ」
「待ってくれ!そういう訳には…」
「そうです、そこは線を引いて下さい!」
スカンドが懐から紙を出し綴に見せ、綴が同意し収納からコインが入った革袋を出しスカンドが中を改め、口を挟む2名だがしばし考え書類にはヤスガとチヒクグがサインを行った。
「ではヤスガさん達は《アウトランダーズ商会》の《エンビ支店》をお願いします」
「雇用条件は、もともと無人販売だからお客さんが慣れるまでは店にいて買い方の説明や商品の補充、売り上げの管理は別で行うから。慣れて無人販売が出来るようになれば補充と簡単な掃除、後は依頼を受けたり他で仕事して貰えれば良いよ、休みや時間も任せるから。給料は月1人30万ログで良いかな?」
「店の上は居住区で家具や調理器具、トイレ等も備え付けられています。中継器という超長距離転移可能な魔法具があるので色々な人が出入りしますけど、挨拶をして貰えれば問題ないです」
「もう少ししたら《ガルディア》の商業エリアとも繋がると思うからそうしたら自由に行き来してね、面白いよ。色々な国の品物が沢山あってすごいよ、そんな感じだけどどうかな?」
「え、詠斗さん!綴さん!わ、私の紹介も是非そちらに!」
「う、うん良いよ。まだ繋がらないから少し先の話しだけど」
「は、はい。もちろん!」
「そんな条件…良いのだろうか?報酬迄しかも…」
「すごい良い条件」
「本当に夢…いて…じゃない」
「家まで…」
「俺も驚いたけど、本当にすごいんだよ。俺はここを出て子ども達やいろんな人に本作りを教えるんだ」
「俺もいろんな動物に逢いたいし、変わった動物が沢山して面白い」
スカンダが話しを聞き終わるや否や、身を乗り出し鼻息荒く詠斗に詰め寄り快諾して貰った。
「《エンビ》も変わるな…よし仕事だ!戻るぞ!飯美味かったまたな」
「皆さん、また」
「俺が送って行くよ」
「はい、明日はいよいよ…僕達も早めに休みましょう。ヤスガさん達の部屋に案内しますね」
「こうして助けて貰い、奴隷にもならずにすんだ…この恩は一生かけて返す」
「いいんです…自分の命を大事にしてくださいね」
ヤスガが心を決める、優しい綴の声に胸が皆締め付けられる……がしかし店が始まれば物珍しさとその塩の品質と安さに客が毎日殺到し……謀殺される日々が待っている事を彼らはまだ知らない…。
「よし大体形になったな、噴水や憩いの場や外神君の木を植えて自然豊かにして…」
「すごいのが出来て来たな」
「はやく内部も作り込みたい」
「面白いね」
《黒鳶》の会議室、ジラ達の騒ぎも何処吹く風、崇幸やチェカ、ノイズにナチェやギーギス達が街造りにのめり込み…気が付けば深夜。
「ゆき…みんな…明日は大事な日…もう休め」
千眼の何度目かの声掛けにようやく皆動き出す、夜空はすっかり深い闇色それぞれ伸びをして寝床へと向かう。
「明日は大会議室で皆と応援だ」
「魔人が支配者ってやつの方についてるんだよな?話しは通じなさそうだって?」
「ああ、そうらしい…そいつと話しがつけば決闘会なんかやらずに済むんだが…」
「最上位の話しも退けるんだろう?」
「ああ」
自室に戻る最中ギーギスとナチュが明日の件について話しをする、今ナチュの子ども達はグローリー達と同じ部屋だ、ギーギスやナチュもそこで寝起きしている。
「魔人と戦う訳ではないみたいだから、勝つだろうっていうのが皆の意見だ」
「こっちが勝ったら話しをしてこっちに来て欲しいなぁ」
「俺もそう思うよ」
ギーギスがナチュの頭を撫でて、寝静まった部屋に入り自分達も寝る支度を整え眠りに就いた…。
「おかわりも沢山ありますから、たくさん食べて下さい」
「こんなうまいもん食ったことねぇな!いいなアコミア、キッフうまいもん食えて!」
「そうだよ、毎日美味しいもの食べているよ」
「動物達にも美味い草や果物を貰っているよ」
「い、いやはや…空を飛ぶ船ねに見た事もない食事…」
「おう!この肉お代わりだ!」
風呂に入り服を貰った面々、怪我をしたヤスガ達に出された食事はミルクシチューに柔らかいパンを入れたミルク粥と野菜や肉を柔らかく煮た物と果物にミルク、ワゥンダとスカンドにはステーキが出されていた。
「うまい」
「こんなうまい物があるなんて…」
「夢みたいだ…」
「しかも空の上」
「本当に夢かも」
「夢じゃないよ、飯食ったら仕事の話しして…今日と明日は泊まっていって、部屋ならあるから明日はやる事があるから街に行かないんだ」
「お、俺も泊まりてぇ!」
「ワゥンダ、仕事がある。私たちは食事をしたら手続きをして帰るんだよ」
食事の美味さに夢でもみているのかと不安げな、チャタパとオフタフに向かって詠斗が笑い泊まりたいと言うワゥンダにスカンドが冷静に伝えワゥンダはがっくりとしてしまう。
「もちろん、われわれは貴方方の奴隷です。命令には従う」
そうきっぱり言えば詠斗と綴が顔を見合わせ互いに頷き合う、奴隷…いくら自分達の都合でそうなったとは言え彼らをそう扱うつもりは勿論ない、食事が終わり会議室へ行き席に着いて貰う。
「スカンドさん、《アウトランダーズ商会》は彼らを奴隷としてではなく従業員として雇います。こちらがした治療に関しては請求するつもりもありません。商業ギルドと冒険者ギルドがしてくれた治療のお金もこちらが支払います」
「なるほど、承知しました。今回彼らに掛かった費用はこちらです」
「分かりました、どうぞ」
「待ってくれ!そういう訳には…」
「そうです、そこは線を引いて下さい!」
スカンドが懐から紙を出し綴に見せ、綴が同意し収納からコインが入った革袋を出しスカンドが中を改め、口を挟む2名だがしばし考え書類にはヤスガとチヒクグがサインを行った。
「ではヤスガさん達は《アウトランダーズ商会》の《エンビ支店》をお願いします」
「雇用条件は、もともと無人販売だからお客さんが慣れるまでは店にいて買い方の説明や商品の補充、売り上げの管理は別で行うから。慣れて無人販売が出来るようになれば補充と簡単な掃除、後は依頼を受けたり他で仕事して貰えれば良いよ、休みや時間も任せるから。給料は月1人30万ログで良いかな?」
「店の上は居住区で家具や調理器具、トイレ等も備え付けられています。中継器という超長距離転移可能な魔法具があるので色々な人が出入りしますけど、挨拶をして貰えれば問題ないです」
「もう少ししたら《ガルディア》の商業エリアとも繋がると思うからそうしたら自由に行き来してね、面白いよ。色々な国の品物が沢山あってすごいよ、そんな感じだけどどうかな?」
「え、詠斗さん!綴さん!わ、私の紹介も是非そちらに!」
「う、うん良いよ。まだ繋がらないから少し先の話しだけど」
「は、はい。もちろん!」
「そんな条件…良いのだろうか?報酬迄しかも…」
「すごい良い条件」
「本当に夢…いて…じゃない」
「家まで…」
「俺も驚いたけど、本当にすごいんだよ。俺はここを出て子ども達やいろんな人に本作りを教えるんだ」
「俺もいろんな動物に逢いたいし、変わった動物が沢山して面白い」
スカンダが話しを聞き終わるや否や、身を乗り出し鼻息荒く詠斗に詰め寄り快諾して貰った。
「《エンビ》も変わるな…よし仕事だ!戻るぞ!飯美味かったまたな」
「皆さん、また」
「俺が送って行くよ」
「はい、明日はいよいよ…僕達も早めに休みましょう。ヤスガさん達の部屋に案内しますね」
「こうして助けて貰い、奴隷にもならずにすんだ…この恩は一生かけて返す」
「いいんです…自分の命を大事にしてくださいね」
ヤスガが心を決める、優しい綴の声に胸が皆締め付けられる……がしかし店が始まれば物珍しさとその塩の品質と安さに客が毎日殺到し……謀殺される日々が待っている事を彼らはまだ知らない…。
「よし大体形になったな、噴水や憩いの場や外神君の木を植えて自然豊かにして…」
「すごいのが出来て来たな」
「はやく内部も作り込みたい」
「面白いね」
《黒鳶》の会議室、ジラ達の騒ぎも何処吹く風、崇幸やチェカ、ノイズにナチェやギーギス達が街造りにのめり込み…気が付けば深夜。
「ゆき…みんな…明日は大事な日…もう休め」
千眼の何度目かの声掛けにようやく皆動き出す、夜空はすっかり深い闇色それぞれ伸びをして寝床へと向かう。
「明日は大会議室で皆と応援だ」
「魔人が支配者ってやつの方についてるんだよな?話しは通じなさそうだって?」
「ああ、そうらしい…そいつと話しがつけば決闘会なんかやらずに済むんだが…」
「最上位の話しも退けるんだろう?」
「ああ」
自室に戻る最中ギーギスとナチュが明日の件について話しをする、今ナチュの子ども達はグローリー達と同じ部屋だ、ギーギスやナチュもそこで寝起きしている。
「魔人と戦う訳ではないみたいだから、勝つだろうっていうのが皆の意見だ」
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「俺もそう思うよ」
ギーギスがナチュの頭を撫でて、寝静まった部屋に入り自分達も寝る支度を整え眠りに就いた…。
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