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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第08話 酒を飲む/第8話 カレーパーティー
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第08話 酒を飲む
「やあ、遅くなった」
夜カジノタワーのバーで待ち合わせをしていたタナトスとウォルゾガ、先にカウンターに座っていたのはタナトスだった、隣りに座り従業員に適当に頼む。
「特には、1人で飲んでいました」
「そうか、お疲れ様」
従業員がグラスに濃い琥珀の液体を注ぎそれで乾杯をする、カチリと音が鳴る軽やかで綺麗な音だった。
「飯は食ったか?」
「いえ」
「なら、悪かったな。ジラがここはピザと腸詰めと揚げ芋が美味いと言ってたからそれを貰おう」
つまみとして木の実を塩で煎った物が出され、ウォルゾガが注文を頼む、タナトスは何も言わない。
今夜はウォルゾガがエツィアや率とチナスが選んだスーツ、タナトスはシンプルたが細かい刺繍を施した装い、どちらも良く似合う。
「俺は肉と魚が好きだがタナトスは?」
「なんでも食べますよ」
「なら、好きな酒とか茶は?」
「ありません、何でも良い」
「そうか、俺はお前の事本当に何も知らない…」
「知って欲しいと思ってません」
「俺が知りたいんだ、魔王になったって…問題ないのか?魂は?」
「それでマシになったんです」
「良かった…」
ウォルゾガが胸を撫で下ろす、魔王云々よりもタナトスの身体を案じているウォルゾガの目は真剣だった。
「その瞳…心配したぞ?左眼がそんな宝石の様に青くなって」
「瞳?」
「青いじゃないか…ん?何かいるな?魚?共生眼じゃないのか?」
「私には見えません」
「そうなのか?綺麗だぞ」
「…………」
朝自分の顔を見ても眼はいつも通りだ、ウォルゾガ以外誰も指摘してこないならば魔王になった影響かと特に気にもせず出来上がった揚げ芋を口にする、揚げたては美味しい、タナトス本人が気にしないのであればいいかとウォルゾガもピザを食べた。
「これはあちらからです」
酒も飲み注文をしようとすれば従業員がグラスを2つ透明な液体の酒を出してくれカウンターの端に目をやればいつの間にか来ていたユラヴィレオとメルガドールが此方に手を振る、ウォルゾガも手を振りタナトスは収納から瓶を出して従業員に渡した。
「これを氷を入れたグラスに注いで甘い果実を刻んであちらに、残りはそちらで」
「承知致しました」
瓶を受け取りその通り作りユラヴィレオ達に渡す、中々にキツイ酒だが後に引かない物だ。
「酒強いのか?」
「状態異常無効で酔いませんよ、味は分かりますが」
「ああ、そうか…」
それからは取り留めのない話しをした、ウォルゾガも深くは聞いて来ないタナトスも淡々と返し酒やツマミを追加し数時間楽しんだ…。
第8話 カレーパーティー
「素敵なお風呂だったわ」
「すげー気持ちよかった!」
「私も家が欲しくなるな、手は出ないがな」
「では造りますか?皆さんの魔力量なら造れます…それなら魔石代だけで…チェニエさんもどうです?」
「そうねぇ~面白そう、浮いた予算で家の内装に拘ろうかしら」
「魔石と鉱物なら幾らでもありますから、売値も10万ギロ程度で構いません…僕は明日ダンジョンに行くので戻ったら教えます」
「俺も!店と住居一体化の家!」
「私も」
「私も造りたいな…」
化粧を落とした美女基美形な男性チェニエとビヒメゴが興奮し、ミノシータヤとヨキョユホートや商売人達も是非と言う。
「では、どんな家にしたいか考えて下さい」
「飯出来たわ」
「何だかいい匂いがするわ」
「本当だな、食欲唆られる」
懐記が食事が出来たと言い、皆で手分けしてカレーやサラダを運ぶ、ジュカ達も興味津々だった。
「チェニエっち達のパンと飯、サラダと果物ね。好きに食べて、子供は果物擦り下ろして甘くしてる」
『いただきまーす』
皆カレーライスにパンと両方を選び挨拶をして食べ始めたが、思いの他辛い様で皆果実水とお茶を飲む。
『からっ!』
「なら果物擦ったのとミルクと牛乳」
「なさけねぇな」
「辛い方が美味しいのにー」
「だってこんなの初めてよ!でも美味しいわぁ!パンに合うわ」
「ミルクもうまいな!果物擦ったの入れたらちょうど良い」
「懐記、料理うまいな」
「好きなだけ」
「おかわり、この白い米?で」
『おかわり!』
チェニエとビヒメガが辛いと言えばフォンとフェシェスタが辛い方が美味いと言い、ジュカと子供達が旺盛に食べパンはもう無いので沢山用意した飯を出す。
「このミルクおいしー」
「お花のあじー」
「かれぇもおいしいよ」
「おかわりー」
「ん、沢山食べな」
「このカレー私のパンに合うわ~」
「ん、カレーパンとかやると面白いかも」
「え!?何それ!?どうやって作るの!?懐記」
「カレーの具を生地に包んで揚げる、簡単に言えば」
「教えてちょうだい!」
鼻息荒くエチュニエが身を乗り出す、懐記はいいよと気軽に言い大量に作ったカレーも米も無くなり、子供達はベッドへ、懐記や外神達は質問や話しが尽きず何だかんだ全員泊り込みでつまみと酒で《アストマーズ》の話しや魔法や他の持ち物を見せたりと話しが弾む。
「明日は料理教えてくれよ」
「私もー《フローリングレース》…頑張っちゃおうかしら」
「俺も、賞金上げて店の内装を良くしたいし外神達からも他にも買いたい物もあるし」
話しは尽きずエチュニエとビヒメガ呟くジュカはテーブルに突っ伏して寝て、ファーツコクス達マイスター達は好きにしたら良いと言ってくれる。
「君達が来てくれたから、我々も変われるかもしれない」
「そうだね《フローリングレース》以外娯楽もあまり無い狭い世界だ、それ以外の楽しみに目を向ける時が来たのかもな」
「私達は歓迎する、そこまで地位は無いが君達を害から遠ざける程度の発言権はある」
「それはどうも、帰る方法はまだ分かんないし。面白そうな世界じゃん、楽しむんどくわ」
懐記はそう言って酒を飲む、明日の朝は魚にでもしようかと思いながらこの世界の話しに耳を傾けた…。
「やあ、遅くなった」
夜カジノタワーのバーで待ち合わせをしていたタナトスとウォルゾガ、先にカウンターに座っていたのはタナトスだった、隣りに座り従業員に適当に頼む。
「特には、1人で飲んでいました」
「そうか、お疲れ様」
従業員がグラスに濃い琥珀の液体を注ぎそれで乾杯をする、カチリと音が鳴る軽やかで綺麗な音だった。
「飯は食ったか?」
「いえ」
「なら、悪かったな。ジラがここはピザと腸詰めと揚げ芋が美味いと言ってたからそれを貰おう」
つまみとして木の実を塩で煎った物が出され、ウォルゾガが注文を頼む、タナトスは何も言わない。
今夜はウォルゾガがエツィアや率とチナスが選んだスーツ、タナトスはシンプルたが細かい刺繍を施した装い、どちらも良く似合う。
「俺は肉と魚が好きだがタナトスは?」
「なんでも食べますよ」
「なら、好きな酒とか茶は?」
「ありません、何でも良い」
「そうか、俺はお前の事本当に何も知らない…」
「知って欲しいと思ってません」
「俺が知りたいんだ、魔王になったって…問題ないのか?魂は?」
「それでマシになったんです」
「良かった…」
ウォルゾガが胸を撫で下ろす、魔王云々よりもタナトスの身体を案じているウォルゾガの目は真剣だった。
「その瞳…心配したぞ?左眼がそんな宝石の様に青くなって」
「瞳?」
「青いじゃないか…ん?何かいるな?魚?共生眼じゃないのか?」
「私には見えません」
「そうなのか?綺麗だぞ」
「…………」
朝自分の顔を見ても眼はいつも通りだ、ウォルゾガ以外誰も指摘してこないならば魔王になった影響かと特に気にもせず出来上がった揚げ芋を口にする、揚げたては美味しい、タナトス本人が気にしないのであればいいかとウォルゾガもピザを食べた。
「これはあちらからです」
酒も飲み注文をしようとすれば従業員がグラスを2つ透明な液体の酒を出してくれカウンターの端に目をやればいつの間にか来ていたユラヴィレオとメルガドールが此方に手を振る、ウォルゾガも手を振りタナトスは収納から瓶を出して従業員に渡した。
「これを氷を入れたグラスに注いで甘い果実を刻んであちらに、残りはそちらで」
「承知致しました」
瓶を受け取りその通り作りユラヴィレオ達に渡す、中々にキツイ酒だが後に引かない物だ。
「酒強いのか?」
「状態異常無効で酔いませんよ、味は分かりますが」
「ああ、そうか…」
それからは取り留めのない話しをした、ウォルゾガも深くは聞いて来ないタナトスも淡々と返し酒やツマミを追加し数時間楽しんだ…。
第8話 カレーパーティー
「素敵なお風呂だったわ」
「すげー気持ちよかった!」
「私も家が欲しくなるな、手は出ないがな」
「では造りますか?皆さんの魔力量なら造れます…それなら魔石代だけで…チェニエさんもどうです?」
「そうねぇ~面白そう、浮いた予算で家の内装に拘ろうかしら」
「魔石と鉱物なら幾らでもありますから、売値も10万ギロ程度で構いません…僕は明日ダンジョンに行くので戻ったら教えます」
「俺も!店と住居一体化の家!」
「私も」
「私も造りたいな…」
化粧を落とした美女基美形な男性チェニエとビヒメゴが興奮し、ミノシータヤとヨキョユホートや商売人達も是非と言う。
「では、どんな家にしたいか考えて下さい」
「飯出来たわ」
「何だかいい匂いがするわ」
「本当だな、食欲唆られる」
懐記が食事が出来たと言い、皆で手分けしてカレーやサラダを運ぶ、ジュカ達も興味津々だった。
「チェニエっち達のパンと飯、サラダと果物ね。好きに食べて、子供は果物擦り下ろして甘くしてる」
『いただきまーす』
皆カレーライスにパンと両方を選び挨拶をして食べ始めたが、思いの他辛い様で皆果実水とお茶を飲む。
『からっ!』
「なら果物擦ったのとミルクと牛乳」
「なさけねぇな」
「辛い方が美味しいのにー」
「だってこんなの初めてよ!でも美味しいわぁ!パンに合うわ」
「ミルクもうまいな!果物擦ったの入れたらちょうど良い」
「懐記、料理うまいな」
「好きなだけ」
「おかわり、この白い米?で」
『おかわり!』
チェニエとビヒメガが辛いと言えばフォンとフェシェスタが辛い方が美味いと言い、ジュカと子供達が旺盛に食べパンはもう無いので沢山用意した飯を出す。
「このミルクおいしー」
「お花のあじー」
「かれぇもおいしいよ」
「おかわりー」
「ん、沢山食べな」
「このカレー私のパンに合うわ~」
「ん、カレーパンとかやると面白いかも」
「え!?何それ!?どうやって作るの!?懐記」
「カレーの具を生地に包んで揚げる、簡単に言えば」
「教えてちょうだい!」
鼻息荒くエチュニエが身を乗り出す、懐記はいいよと気軽に言い大量に作ったカレーも米も無くなり、子供達はベッドへ、懐記や外神達は質問や話しが尽きず何だかんだ全員泊り込みでつまみと酒で《アストマーズ》の話しや魔法や他の持ち物を見せたりと話しが弾む。
「明日は料理教えてくれよ」
「私もー《フローリングレース》…頑張っちゃおうかしら」
「俺も、賞金上げて店の内装を良くしたいし外神達からも他にも買いたい物もあるし」
話しは尽きずエチュニエとビヒメガ呟くジュカはテーブルに突っ伏して寝て、ファーツコクス達マイスター達は好きにしたら良いと言ってくれる。
「君達が来てくれたから、我々も変われるかもしれない」
「そうだね《フローリングレース》以外娯楽もあまり無い狭い世界だ、それ以外の楽しみに目を向ける時が来たのかもな」
「私達は歓迎する、そこまで地位は無いが君達を害から遠ざける程度の発言権はある」
「それはどうも、帰る方法はまだ分かんないし。面白そうな世界じゃん、楽しむんどくわ」
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