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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編016幕 大河の思考×第031話 合流/第31話 異界 《アユズラーグ》編 16幕 花を植えたい
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問題発症解決編016幕 大河の思考
大河は蒐集家に対してイライラとした感情を抱いていた、何もかも理解し達観しているというよりかは天から下界を眺めている貴人といった雰囲気を常に纏いどんな命も等しく視ている存在、常に自分が側にいるから特別だと微塵も大河は思っていない。
「……」
今は燈火達からラインでダンジョン内部を把握しながら、《ツヴァルキア城》で皇子達の授業や食事を共にし皇国にとって有意義な物は外神達から眠る世界から物資を運ぶという助力を受け後は皇国と各地と繋ぐ路を補装し、個人で殺人事件を追うと大河は考えを纏めた。
「大河殿」
「……」
「大河殿」
「ああ…すまない。何かあったか?」
「いえ、ポップコーンを作ったので味を見て頂きたい」
「ああ」
城の食堂でヴァスキンとヴァーガンと物思いに耽っていた大河に料理長が出来立てのポップコーンを運んできてくれ、皿に盛られた塩味の出来立てポップコーンに目を輝かせていた。
「トウモロコシは我が国の主食の1つです、これと油と塩でこんなに美味な物が出来るとは…」
「《ガルディア》でも大人気な料理だ、広めてくれ」
「これはこの国の新たな名産になりますよ、感謝します」
料理長は興奮気味だ、作り方を広め帝国全土で店や食の楽しみが増えたと一礼して厨房へと料理長は戻る、ヴァーガン達は大河の真似をして手で掴んでポップコーンをむしゃむしゃと食べていく、その様子を眺めながら大河は後で裏街で炊き出しや彼らを看ているオーケスやラヴィトリ達と合流し得た情報を聞くつもりでいた。
「ああ、気配がするな。グローリー殿達を呼ぶ」
「魔人と魔人子どもだぞ、今奥で戦っているようだ」
第2階層は大蜥蜴の背中から触手を生やした魔物達、フィズとラピスが奥の方で魔人が戦っているとカトゥーシュカがすぐさまグローリーにスマートフォンで連絡し魔物を片付けながら先に進んで行く。
「ここのドロップ品は魔石と鉱物か…質はそれなりか」
「第2階層ですから妥当ですね」
カトゥーシュカが無表情だが退屈そうに剣で薙ぎ払う、アガニータはクスリと笑みを浮べドロップ品を回収し検分して収納袋にしまっていれば、第1階層のボスを撃破したグローリー、イザラとイデアと合流する。
「…いる、行く」
「うん」
「俺達が先行くぞ」
「承知した、魔物は此方で片付ける、そのまま進め」
グローリーが走り出しイザラとイデアが続き、フィズとトイとカトゥーシュカが後ろから魔物達を屠りラピスがドロップ品を回収していった。
第031話 合流
「いま、明日にはズィーガーさん達が合流するって連絡が来たね」
「そうですか、では明日一緒に《スェファテ商会》に行くか聞いてみて下さい、私がいれば支配人と直接交渉が出来ますから」
「流石ですね、コーカス殿。あの商会と繋がりがあるとは」
「貴方のお父上や貴方は裏の商会とは取引きをしないですからね」
街の中を歩く千歳のスマートフォンにはズィーガーから明日此方へくるので一緒に行動をいうラインが送られ、コーカスが《スェファテ商会》という名を出せばラジカがピクリと反応し千歳がラインでズィーガーに伝えれば文字から食い気味に『行きます!是非!』と返信がすぐに来たのでコーカスに伝えれば微笑を浮べ頷いた。
「何を扱っている商会なのかな?」
「訳あり品ですよ、《アストマーズ》の品を買い取りに出せば面白がって色々出してくれますよ」
「《テンペフ商会》と繋がりですか、貴方も随分色々と繋がりがありますね」
「今更だろ《ラグライック商会》の支配人だからな」
「よぉ」
「これはこれはタナトス殿、チカ殿、ウォルゾガ殿」
「やあ、タナトスさん、チカ君、ウォルゾガさん」
「皆さんお揃いで」
目の前に正装し帽子を被った貴族風のタナトス、いつもの服装のチカといつもの格好のウォルゾガと合流する。
「タナトス殿も《スェファテ商会》に明日行きません?《名も無き島》の支配人の収納あちらも興味があると思いますよ」
「へぇ、俺はアンタの蒐集品の方が興味ある、長生きしてんだから訳あり品抱えまくりだろ?」
「大した物はありませんよ、興味がおありでしたら今度お見せします」
「へぇ」
コーカスがタナトス達を誘えばチカが前へ出て挑発するような笑みを浮べる、コーカスはいつもの笑みを浮べて受け流す。
「せっかく合流した事だし、みんなで見て回ろう。コーカスさんおススメの店を他にも教えて欲しいな」
「ええ、勿論です」
「私は此処に石像があると思い来たので、ありそうなのはやはり《スェファテ商会》ですか?」
「なかったとしてもこの街にあるのなら、手掛かりは掴めると思いますよ」
「では、明日向かいますよ。今日は貴方に任せます」
「承知しました」
「タナトス、チカ夜には帰るぞ、今夜はお好み焼きだしな。千歳達も一緒にどうだ?」
「いいね、1度戻ろうか」
「構いませんよ」
「ええ、楽しみですね。そうそう、無人販売の店については《スェファテ商会》に相談してみましょう」
ウォルゾガの提案に千歳が頷き、コーカスが今日と明日の予定は此方でというので任せて店へと足を運んだ。
第31話 異界 《アユズラーグ》編 16幕 花を植えたい
「外神っち、花の種とかある?」
「はい、どんな花がいいですか?」
「なんでも、ここの神様ー世話になったから眠らせる前に花を植えて行っても良い?」
『勿論、その気持ち受け取ろう』
厨房で芋の皮を剥く懐記と外神、今日はカレーでシーフードカレーと豆カレーと肉カレーに米とナンもどきの夕食の支度をしている時にふいに懐記がこの《アユズラーグ》から色々貰ったので礼をしようかと思い至り黙々と芋の皮を剥く外神に聞けば色々あるというので《アユズラーグ》の神に許可を貰って明日花を咲かせようという話しになった。
「戦ばかりで、貴族だけが豊かな世界だった。今は静かな物だ、日々騒々しかった。花を愛でる余裕は誰も無かった……チョコ追加」
「感傷に浸っているかと思ったら、ほら」
イフタークは芋の皮を剥いていたが実が残らず、シーフードカレーに使う貝の殻を剥がす作業をしつつ、隣で小休憩をしていたチェカからチョコを強請って食べさせて貰っている。
「明日は種まき……楽しみ」
《アユズラーグ》の玉ねぎに似た野菜を炒めているノイズ、状態異常無効のある皆には効かないので周囲は玉ねぎの匂いが充満しているが誰も気にしない、ノイズは真顔で玉ねぎを焦がさないように炒めていく、こういう作業が好きで楽しんでいる。
「後で用意しておきますね」
「ん、ありがと」
懐記は今夜また散策しに行こうか、人のいない街は不思議で妙に居心地が良い…。
大河は蒐集家に対してイライラとした感情を抱いていた、何もかも理解し達観しているというよりかは天から下界を眺めている貴人といった雰囲気を常に纏いどんな命も等しく視ている存在、常に自分が側にいるから特別だと微塵も大河は思っていない。
「……」
今は燈火達からラインでダンジョン内部を把握しながら、《ツヴァルキア城》で皇子達の授業や食事を共にし皇国にとって有意義な物は外神達から眠る世界から物資を運ぶという助力を受け後は皇国と各地と繋ぐ路を補装し、個人で殺人事件を追うと大河は考えを纏めた。
「大河殿」
「……」
「大河殿」
「ああ…すまない。何かあったか?」
「いえ、ポップコーンを作ったので味を見て頂きたい」
「ああ」
城の食堂でヴァスキンとヴァーガンと物思いに耽っていた大河に料理長が出来立てのポップコーンを運んできてくれ、皿に盛られた塩味の出来立てポップコーンに目を輝かせていた。
「トウモロコシは我が国の主食の1つです、これと油と塩でこんなに美味な物が出来るとは…」
「《ガルディア》でも大人気な料理だ、広めてくれ」
「これはこの国の新たな名産になりますよ、感謝します」
料理長は興奮気味だ、作り方を広め帝国全土で店や食の楽しみが増えたと一礼して厨房へと料理長は戻る、ヴァーガン達は大河の真似をして手で掴んでポップコーンをむしゃむしゃと食べていく、その様子を眺めながら大河は後で裏街で炊き出しや彼らを看ているオーケスやラヴィトリ達と合流し得た情報を聞くつもりでいた。
「ああ、気配がするな。グローリー殿達を呼ぶ」
「魔人と魔人子どもだぞ、今奥で戦っているようだ」
第2階層は大蜥蜴の背中から触手を生やした魔物達、フィズとラピスが奥の方で魔人が戦っているとカトゥーシュカがすぐさまグローリーにスマートフォンで連絡し魔物を片付けながら先に進んで行く。
「ここのドロップ品は魔石と鉱物か…質はそれなりか」
「第2階層ですから妥当ですね」
カトゥーシュカが無表情だが退屈そうに剣で薙ぎ払う、アガニータはクスリと笑みを浮べドロップ品を回収し検分して収納袋にしまっていれば、第1階層のボスを撃破したグローリー、イザラとイデアと合流する。
「…いる、行く」
「うん」
「俺達が先行くぞ」
「承知した、魔物は此方で片付ける、そのまま進め」
グローリーが走り出しイザラとイデアが続き、フィズとトイとカトゥーシュカが後ろから魔物達を屠りラピスがドロップ品を回収していった。
第031話 合流
「いま、明日にはズィーガーさん達が合流するって連絡が来たね」
「そうですか、では明日一緒に《スェファテ商会》に行くか聞いてみて下さい、私がいれば支配人と直接交渉が出来ますから」
「流石ですね、コーカス殿。あの商会と繋がりがあるとは」
「貴方のお父上や貴方は裏の商会とは取引きをしないですからね」
街の中を歩く千歳のスマートフォンにはズィーガーから明日此方へくるので一緒に行動をいうラインが送られ、コーカスが《スェファテ商会》という名を出せばラジカがピクリと反応し千歳がラインでズィーガーに伝えれば文字から食い気味に『行きます!是非!』と返信がすぐに来たのでコーカスに伝えれば微笑を浮べ頷いた。
「何を扱っている商会なのかな?」
「訳あり品ですよ、《アストマーズ》の品を買い取りに出せば面白がって色々出してくれますよ」
「《テンペフ商会》と繋がりですか、貴方も随分色々と繋がりがありますね」
「今更だろ《ラグライック商会》の支配人だからな」
「よぉ」
「これはこれはタナトス殿、チカ殿、ウォルゾガ殿」
「やあ、タナトスさん、チカ君、ウォルゾガさん」
「皆さんお揃いで」
目の前に正装し帽子を被った貴族風のタナトス、いつもの服装のチカといつもの格好のウォルゾガと合流する。
「タナトス殿も《スェファテ商会》に明日行きません?《名も無き島》の支配人の収納あちらも興味があると思いますよ」
「へぇ、俺はアンタの蒐集品の方が興味ある、長生きしてんだから訳あり品抱えまくりだろ?」
「大した物はありませんよ、興味がおありでしたら今度お見せします」
「へぇ」
コーカスがタナトス達を誘えばチカが前へ出て挑発するような笑みを浮べる、コーカスはいつもの笑みを浮べて受け流す。
「せっかく合流した事だし、みんなで見て回ろう。コーカスさんおススメの店を他にも教えて欲しいな」
「ええ、勿論です」
「私は此処に石像があると思い来たので、ありそうなのはやはり《スェファテ商会》ですか?」
「なかったとしてもこの街にあるのなら、手掛かりは掴めると思いますよ」
「では、明日向かいますよ。今日は貴方に任せます」
「承知しました」
「タナトス、チカ夜には帰るぞ、今夜はお好み焼きだしな。千歳達も一緒にどうだ?」
「いいね、1度戻ろうか」
「構いませんよ」
「ええ、楽しみですね。そうそう、無人販売の店については《スェファテ商会》に相談してみましょう」
ウォルゾガの提案に千歳が頷き、コーカスが今日と明日の予定は此方でというので任せて店へと足を運んだ。
第31話 異界 《アユズラーグ》編 16幕 花を植えたい
「外神っち、花の種とかある?」
「はい、どんな花がいいですか?」
「なんでも、ここの神様ー世話になったから眠らせる前に花を植えて行っても良い?」
『勿論、その気持ち受け取ろう』
厨房で芋の皮を剥く懐記と外神、今日はカレーでシーフードカレーと豆カレーと肉カレーに米とナンもどきの夕食の支度をしている時にふいに懐記がこの《アユズラーグ》から色々貰ったので礼をしようかと思い至り黙々と芋の皮を剥く外神に聞けば色々あるというので《アユズラーグ》の神に許可を貰って明日花を咲かせようという話しになった。
「戦ばかりで、貴族だけが豊かな世界だった。今は静かな物だ、日々騒々しかった。花を愛でる余裕は誰も無かった……チョコ追加」
「感傷に浸っているかと思ったら、ほら」
イフタークは芋の皮を剥いていたが実が残らず、シーフードカレーに使う貝の殻を剥がす作業をしつつ、隣で小休憩をしていたチェカからチョコを強請って食べさせて貰っている。
「明日は種まき……楽しみ」
《アユズラーグ》の玉ねぎに似た野菜を炒めているノイズ、状態異常無効のある皆には効かないので周囲は玉ねぎの匂いが充満しているが誰も気にしない、ノイズは真顔で玉ねぎを焦がさないように炒めていく、こういう作業が好きで楽しんでいる。
「後で用意しておきますね」
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