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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編037幕 皇帝と大河と…×第052話 切れない糸たち:まじない篇 夜の市/第52話 異界 《××××××》編 第17幕 神様
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問題発症解決編037幕 皇帝と大河と…
「呼んだか?何があった?」
「機嫌が悪そうな事だな、認可されていない奴隷売買に手を染めていた貴族共を纏めて処理した。奴らの財の半分はそちらに残りは此方で使わせて貰う。屋敷や土地所有する領地も帝国管理となった」
「……そうか、娼館に分配する」
「それで、そのうちの1つの領地をそちらに譲る。国として独立は許されないが自由に使え。リュバシー」
「はい、こちらが領地の場所と名です。向こう1年は税は取りません」
「…随分破格な待遇だな」
「お礼ですよ、色々と」
後回しにしたヴァルキアからの要請に応接間を訪れた大河、リュバシーが紐に巻かれた書状を差し出し大河が紐を解き中身を確認する。
「良いだろう、使わせて貰おう」
「ああ」
「……お前は呪いの現況を把握し邪魔な貴族を片付け、使い勝手の悪い土地をこっちに寄越して高見の見物か」
「気に入らないか?救世主殿」
「乗ったのは俺だ、貰った場所の使い方に文句はいうなよ」
「それこそ高見の見物をさせて貰う」
大河はそう言い裏街へと戻る、ヴァルキアはそれを見送った。
「この国が潤えば良い、手段は問わない」
「ええ、異界の生物程度で此処まで引っ張ってこれたんですから重畳です」
「というわけだ、領地を貰ったからそこに移動しよう」
「太っ腹だな、よし見てこよう」
「俺も行くよ」
裏街に戻った大河、崇幸達に報告し詠斗と千眼も来てくれるというので帝国を知っているカリュシュとカイムを連れて《ノルデン》という領地に向かう事にした。
「今帝国は全体的に貧しく農作物も不良です、この《ノルデン》という地も良くはないと思います。ほんの一部の上流階級の者達以外は皆……」
裏街と変わらないと思う…という言葉をカリュシュは飲み込み、4名で先ずは様子を見に行く事にした。
第052話 切れない糸たち:まじない篇 夜の市
「夜も賑やかだねー」
「色々な文化が混ざった街、夜はまた印象が変わるね」
「そうですね、夜は道に酒場の屋台が沢山あって祭りのようですね」
夜の《ザッタス国》昼に通った街中には何処からか屋台が多く並び、酒とつまみを持った傭兵や冒険者達が騒ぎ歌が流れ、露出がる女性達が躍りコインは舞う。
「すごーい」
「綺麗な踊りだね、剣まで持って」
「あれは剣舞ですね、あれは偽刀ですが正式な場なら真剣で打ち合い舞う儀式等もありますよ」
「綺麗だけど、怖いねー」
女性達が剣を手に舞いながら踊る様を千歳が感嘆しラジカは淡々と語る、晴海がコインを見よう見まねで投げれば女性がウィンクを飛ばしてくれ手を振った。
「あちらに行きましょう、本や布に酒が売っていました」
あまり夜に子どもの晴海を連れて歩くのはどうだろうかと思いながらも、小遣い稼ぎに物乞いや売り子をしている子供達がいるので周囲も気にしない、ラジカが次は露店で買い物を楽しもうというのでそちらに足を運んだ。
「ったく、奴隷ならおっさんだけで来いよ、めんど」
「それを理由にこの街にいるんですから、廃棄奴隷全員頂きます」
「これはこれは、毎度」
夜に紛れて売る奴隷商、チカとタナトスはとある場所で訳あり奴隷全て確認もせずに買う、これでこの街にいる用事のうちの1つを済ませた。
「おい、ついでにこの街に石像はねぇか、精巧なやつ」
「それでしたら…孤児院にありますよー」
「孤児院ね、昼の女達の孤児院か」
「お、お客様流石でございますね。あの孤児院は訳ありの子供をいれる孤児院でしてねーある程度教育して育てば貴族や権力者や王族に流すんですよ」
「へぇ、奴隷と一緒じゃん」
「まさか、おっとここからは…」
「これで」
「まいど、あそこの孤児院の院長代理の少女がやりてでしてね…どこからか連れてくるんですよ。それで寄付や援助や支援で回しているんです」
奴隷商にタナトスが100万ログコインを放り口が滑らかになる、奴隷商の部下達が奥から欠損奴隷達を運んでくる、皆何処か身体に欠損や不備があり眼は虚ろだった。
「院長は?」
「病気で床に臥せっていますよ、年ですからね。あの代理の少女ですが間の子ですかねぇ20年ずっとあのままですよ?綺麗なもんですからよからぬ事を考えるやつは多いですが魔法をうまく使う上にこの街の権力者にも流していますから、誰も手出し出来ません。商売上手ですよねあやかりたいですよ」
「へえ、面白い事きいた」
「わかりました」
奴隷達の売買が済みタナトスとチカが1度《ガルディア》に戻ろうとすると、周辺の闇が濃くなりチカとタナトスだけがその場から切り離された。
「よぉ、元気そうじゃん」
「お前がいるって事はやっぱりあの女何かあんのかよ?」
「さあな、教える義理はねぇ」
「そうですね、では私達はこれで」
「つれねぇな、タナトスは。そう思わねえか?チカ」
「いや、俺も帰りてぇ。お前の相手とかしたい気分じゃねぇし」
闇から現れたのは2名の馴染の存在、着古したパーカーとダメージジーンズにスニーカーの少年、タナトスは顔色変えずに立ち去ろうとするのを少年が引き止める。
「何かご用ですか?私達に今更」
「んだよ、つれえねぇなぁ。同じ魔王同士だろ?あん時のお前をあいつらにやろうとしたの怒ってんのかよ?裏切ったお前が悪いんだろ?悪い子にはおしおきしないとな」
「特に気にしてません、連れて行かれたとしても彼らを楽しませるつもりもありませんでしたし。ですが貴方と関わるつもりはもうありません、ここに来た目的はチカがいうその少女の事でしょう。石像はこちらが貰います、後はご自由にこの街1つ分の人命が消えようとどうでも良い」
「そうそ、じゃあなといいてえとこだけど、ナギは今どうしてんだ?あそこはどこまで行った?」
「昔は可愛げもっとあったけどつまんねーな、ナギは今3層辺りだ」
「……進みが遅すぎだな、10位が足を引っ張ってんのかよ」
「ぴんぽーん、ダメだなあいつは弱い、じゃまたな」
タナトスが吐き捨てチカがナギの事を訊ねる、想定よりも進みが悪い事にチカが顔を顰めタナトスは表情を崩さず少年は笑ってその場から消えると周囲が元の場所へと戻った…。
第51話 異界 《××××××》編 第17幕 神様
「なんと神々しい御姿…」
「すごーい」
「大きい」
「魔的なかんじもするー」
魔物達がタマちゃん8号を見上げ畏怖の念と神秘の念を抱く、それまでこちらを伺っていた魔物達もタマちゃん8号を囲む様に現れた。
「魔王の千歳さんが神鋼や魔鉄などを混ぜて造ったようですね、神仏…に近いかもしれません」
「かわいい神仏だわ」
魔物達がわいわいと囲む様子を少し離れて冷静に見ている外神と懐記、魔物達は何かを話し決めているようだった。
『どうやら神のいない世界のに神が出現する…いや、もう出現したな。彼らはタマちゃん8号をこの世界の神と定めたようだのお』
「タマちゃん神様になるのか?」
「すごいな!タマちゃん」
「神様…」
《アユズラーグ》の神の声、タマちゃん8号が神様になったようだ…千歳が驚くだろうと外神達は思いつつギーギス、ナチェとノイズがおめでとうと拍手を贈っていた。
『うにょん??うにょん』
『もちゃあ』
『ぎゅー!』
『みなさん、タマちゃん8号がこの世界の神になりそれに伴いこの世界の名が確定しました《アヴィラタン》という世界です…おめでとうございます』
『タマちゃん8号様、おめでとうございます』
もちゃとぎゅーも祝ってくれ神々とガイドもお祝いしてくれ…とうのタマちゃん8号は良く分っていないがご機嫌そうに鳴いている、ジラ達がよーしお祝いだーと酒を持ち出し外神が酒に毒を垂らし毒の果物を入れて魔物達に振る舞いタマちゃん8号を囲んで宴会が始まった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
「あんたが焼くパン人気だよ、おかげでパンが売れてな。量を増やすから今日はパンを沢山焼いてくれ」
食堂に着いて頼まれた仕事はパン作り、まあいいかと準備を始める。
「分量って意外と大事だから、この量作るには水と塩はこのぐらいで生地はしっかり練ればまあそれなりかな。干した肉とか干した果物とか刻んで入れればもっと美味しいけど」
「そうなのか、分った!じゃ、これ使っていいから焼いてみてくれ」
「いいけど」
作り方をざっくり言えば店主が納得し、干した肉を渡されたので水で少しふやかしてから刻みその水を生地に使う、塩気があればパンだけでも食べられるだろう、バターや砂糖などは貴重だしあればパンはもっと美味くなるがない物はないしある物で出来る事をするのが良い。
佳月は料理が嫌いでもない、材料があればお菓子も作ったりする、美味しい物をそれなりの値段で楽しむのは難しい世界だ。
「ん、これで水で戻した干し肉を切って混ぜて水も入れて…」
生地にして千切って竈に入れて焼く、また同じことをする単調な仕事は好きだ、日本にいた時は仕事が長続きせず色々な仕事をしていた。
パンを作りながら日本でしていた仕事を思い出す、人間関係…人と関わるのが好きではない、それは今も変わらない、必要最低限で良いがしがらみがある、異世界に来て良かったと思うのは1つの所に留まらず言われた事をやって旅をしていれば人にそこまで関わらなくていいからだ。
友人等もいないし作ろうとも思わなかった、ただ日本で生きていたように生きる、起きて食事し仕事し生活の為に金を払いまた食事し寝る、それだけだ。
「今夜もありがとうな、また明日もよろしく。これ7,000ロハ、今日もパンの売れ行きが良かった。賄いはパンは無くなっちまったし客も多かったから、スープと肉と芋炒めだけしかないすまんな」
「良い事じゃない、いただきます」
賄いは少な目なので色を付けてくれたのだろう、佳月は笑ってキノコと魚と貝のスープと炒め物を貰い食べる、肉と芋の炒め物は食堂の人気メニューでそうそう残らない、店主が遺していてくれたのだろう、香草と香辛料が合うし酒も合うだろう、葉に包んで持ち帰りスープだけ飲んで挨拶をして店を後にする、今夜も青い星と白い月が綺麗に浮かんでいる、明日は酒をまた買おうと思いながら安宿へ向かった…。
本日の食事:朝食兼昼食収納に入れてた焼いた肉とパン 夕食 茸と魚と貝のスープ 肉と芋の香草炒め 酒 …古橋 佳月でした…。
「呼んだか?何があった?」
「機嫌が悪そうな事だな、認可されていない奴隷売買に手を染めていた貴族共を纏めて処理した。奴らの財の半分はそちらに残りは此方で使わせて貰う。屋敷や土地所有する領地も帝国管理となった」
「……そうか、娼館に分配する」
「それで、そのうちの1つの領地をそちらに譲る。国として独立は許されないが自由に使え。リュバシー」
「はい、こちらが領地の場所と名です。向こう1年は税は取りません」
「…随分破格な待遇だな」
「お礼ですよ、色々と」
後回しにしたヴァルキアからの要請に応接間を訪れた大河、リュバシーが紐に巻かれた書状を差し出し大河が紐を解き中身を確認する。
「良いだろう、使わせて貰おう」
「ああ」
「……お前は呪いの現況を把握し邪魔な貴族を片付け、使い勝手の悪い土地をこっちに寄越して高見の見物か」
「気に入らないか?救世主殿」
「乗ったのは俺だ、貰った場所の使い方に文句はいうなよ」
「それこそ高見の見物をさせて貰う」
大河はそう言い裏街へと戻る、ヴァルキアはそれを見送った。
「この国が潤えば良い、手段は問わない」
「ええ、異界の生物程度で此処まで引っ張ってこれたんですから重畳です」
「というわけだ、領地を貰ったからそこに移動しよう」
「太っ腹だな、よし見てこよう」
「俺も行くよ」
裏街に戻った大河、崇幸達に報告し詠斗と千眼も来てくれるというので帝国を知っているカリュシュとカイムを連れて《ノルデン》という領地に向かう事にした。
「今帝国は全体的に貧しく農作物も不良です、この《ノルデン》という地も良くはないと思います。ほんの一部の上流階級の者達以外は皆……」
裏街と変わらないと思う…という言葉をカリュシュは飲み込み、4名で先ずは様子を見に行く事にした。
第052話 切れない糸たち:まじない篇 夜の市
「夜も賑やかだねー」
「色々な文化が混ざった街、夜はまた印象が変わるね」
「そうですね、夜は道に酒場の屋台が沢山あって祭りのようですね」
夜の《ザッタス国》昼に通った街中には何処からか屋台が多く並び、酒とつまみを持った傭兵や冒険者達が騒ぎ歌が流れ、露出がる女性達が躍りコインは舞う。
「すごーい」
「綺麗な踊りだね、剣まで持って」
「あれは剣舞ですね、あれは偽刀ですが正式な場なら真剣で打ち合い舞う儀式等もありますよ」
「綺麗だけど、怖いねー」
女性達が剣を手に舞いながら踊る様を千歳が感嘆しラジカは淡々と語る、晴海がコインを見よう見まねで投げれば女性がウィンクを飛ばしてくれ手を振った。
「あちらに行きましょう、本や布に酒が売っていました」
あまり夜に子どもの晴海を連れて歩くのはどうだろうかと思いながらも、小遣い稼ぎに物乞いや売り子をしている子供達がいるので周囲も気にしない、ラジカが次は露店で買い物を楽しもうというのでそちらに足を運んだ。
「ったく、奴隷ならおっさんだけで来いよ、めんど」
「それを理由にこの街にいるんですから、廃棄奴隷全員頂きます」
「これはこれは、毎度」
夜に紛れて売る奴隷商、チカとタナトスはとある場所で訳あり奴隷全て確認もせずに買う、これでこの街にいる用事のうちの1つを済ませた。
「おい、ついでにこの街に石像はねぇか、精巧なやつ」
「それでしたら…孤児院にありますよー」
「孤児院ね、昼の女達の孤児院か」
「お、お客様流石でございますね。あの孤児院は訳ありの子供をいれる孤児院でしてねーある程度教育して育てば貴族や権力者や王族に流すんですよ」
「へぇ、奴隷と一緒じゃん」
「まさか、おっとここからは…」
「これで」
「まいど、あそこの孤児院の院長代理の少女がやりてでしてね…どこからか連れてくるんですよ。それで寄付や援助や支援で回しているんです」
奴隷商にタナトスが100万ログコインを放り口が滑らかになる、奴隷商の部下達が奥から欠損奴隷達を運んでくる、皆何処か身体に欠損や不備があり眼は虚ろだった。
「院長は?」
「病気で床に臥せっていますよ、年ですからね。あの代理の少女ですが間の子ですかねぇ20年ずっとあのままですよ?綺麗なもんですからよからぬ事を考えるやつは多いですが魔法をうまく使う上にこの街の権力者にも流していますから、誰も手出し出来ません。商売上手ですよねあやかりたいですよ」
「へえ、面白い事きいた」
「わかりました」
奴隷達の売買が済みタナトスとチカが1度《ガルディア》に戻ろうとすると、周辺の闇が濃くなりチカとタナトスだけがその場から切り離された。
「よぉ、元気そうじゃん」
「お前がいるって事はやっぱりあの女何かあんのかよ?」
「さあな、教える義理はねぇ」
「そうですね、では私達はこれで」
「つれねぇな、タナトスは。そう思わねえか?チカ」
「いや、俺も帰りてぇ。お前の相手とかしたい気分じゃねぇし」
闇から現れたのは2名の馴染の存在、着古したパーカーとダメージジーンズにスニーカーの少年、タナトスは顔色変えずに立ち去ろうとするのを少年が引き止める。
「何かご用ですか?私達に今更」
「んだよ、つれえねぇなぁ。同じ魔王同士だろ?あん時のお前をあいつらにやろうとしたの怒ってんのかよ?裏切ったお前が悪いんだろ?悪い子にはおしおきしないとな」
「特に気にしてません、連れて行かれたとしても彼らを楽しませるつもりもありませんでしたし。ですが貴方と関わるつもりはもうありません、ここに来た目的はチカがいうその少女の事でしょう。石像はこちらが貰います、後はご自由にこの街1つ分の人命が消えようとどうでも良い」
「そうそ、じゃあなといいてえとこだけど、ナギは今どうしてんだ?あそこはどこまで行った?」
「昔は可愛げもっとあったけどつまんねーな、ナギは今3層辺りだ」
「……進みが遅すぎだな、10位が足を引っ張ってんのかよ」
「ぴんぽーん、ダメだなあいつは弱い、じゃまたな」
タナトスが吐き捨てチカがナギの事を訊ねる、想定よりも進みが悪い事にチカが顔を顰めタナトスは表情を崩さず少年は笑ってその場から消えると周囲が元の場所へと戻った…。
第51話 異界 《××××××》編 第17幕 神様
「なんと神々しい御姿…」
「すごーい」
「大きい」
「魔的なかんじもするー」
魔物達がタマちゃん8号を見上げ畏怖の念と神秘の念を抱く、それまでこちらを伺っていた魔物達もタマちゃん8号を囲む様に現れた。
「魔王の千歳さんが神鋼や魔鉄などを混ぜて造ったようですね、神仏…に近いかもしれません」
「かわいい神仏だわ」
魔物達がわいわいと囲む様子を少し離れて冷静に見ている外神と懐記、魔物達は何かを話し決めているようだった。
『どうやら神のいない世界のに神が出現する…いや、もう出現したな。彼らはタマちゃん8号をこの世界の神と定めたようだのお』
「タマちゃん神様になるのか?」
「すごいな!タマちゃん」
「神様…」
《アユズラーグ》の神の声、タマちゃん8号が神様になったようだ…千歳が驚くだろうと外神達は思いつつギーギス、ナチェとノイズがおめでとうと拍手を贈っていた。
『うにょん??うにょん』
『もちゃあ』
『ぎゅー!』
『みなさん、タマちゃん8号がこの世界の神になりそれに伴いこの世界の名が確定しました《アヴィラタン》という世界です…おめでとうございます』
『タマちゃん8号様、おめでとうございます』
もちゃとぎゅーも祝ってくれ神々とガイドもお祝いしてくれ…とうのタマちゃん8号は良く分っていないがご機嫌そうに鳴いている、ジラ達がよーしお祝いだーと酒を持ち出し外神が酒に毒を垂らし毒の果物を入れて魔物達に振る舞いタマちゃん8号を囲んで宴会が始まった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
「あんたが焼くパン人気だよ、おかげでパンが売れてな。量を増やすから今日はパンを沢山焼いてくれ」
食堂に着いて頼まれた仕事はパン作り、まあいいかと準備を始める。
「分量って意外と大事だから、この量作るには水と塩はこのぐらいで生地はしっかり練ればまあそれなりかな。干した肉とか干した果物とか刻んで入れればもっと美味しいけど」
「そうなのか、分った!じゃ、これ使っていいから焼いてみてくれ」
「いいけど」
作り方をざっくり言えば店主が納得し、干した肉を渡されたので水で少しふやかしてから刻みその水を生地に使う、塩気があればパンだけでも食べられるだろう、バターや砂糖などは貴重だしあればパンはもっと美味くなるがない物はないしある物で出来る事をするのが良い。
佳月は料理が嫌いでもない、材料があればお菓子も作ったりする、美味しい物をそれなりの値段で楽しむのは難しい世界だ。
「ん、これで水で戻した干し肉を切って混ぜて水も入れて…」
生地にして千切って竈に入れて焼く、また同じことをする単調な仕事は好きだ、日本にいた時は仕事が長続きせず色々な仕事をしていた。
パンを作りながら日本でしていた仕事を思い出す、人間関係…人と関わるのが好きではない、それは今も変わらない、必要最低限で良いがしがらみがある、異世界に来て良かったと思うのは1つの所に留まらず言われた事をやって旅をしていれば人にそこまで関わらなくていいからだ。
友人等もいないし作ろうとも思わなかった、ただ日本で生きていたように生きる、起きて食事し仕事し生活の為に金を払いまた食事し寝る、それだけだ。
「今夜もありがとうな、また明日もよろしく。これ7,000ロハ、今日もパンの売れ行きが良かった。賄いはパンは無くなっちまったし客も多かったから、スープと肉と芋炒めだけしかないすまんな」
「良い事じゃない、いただきます」
賄いは少な目なので色を付けてくれたのだろう、佳月は笑ってキノコと魚と貝のスープと炒め物を貰い食べる、肉と芋の炒め物は食堂の人気メニューでそうそう残らない、店主が遺していてくれたのだろう、香草と香辛料が合うし酒も合うだろう、葉に包んで持ち帰りスープだけ飲んで挨拶をして店を後にする、今夜も青い星と白い月が綺麗に浮かんでいる、明日は酒をまた買おうと思いながら安宿へ向かった…。
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
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