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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編051幕 裏街と領地 ×第066話 切れない糸たち:まじない篇 身代わり/第66話 異界 《アヴィラタン》編 第31幕 深夜
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問題発症解決編051幕 裏街と領地
「ユラヴィレオ・サマルク・ガルディアだ」
「メルガドール・クォータ・ガルディアです」
大河に頼まれ帝国の領地を訪れたユラヴィレオとメルガドール、大河が来るならば領主が来いという無茶に応えた領主達も幾人か増えマンションやオフィスビルとカジノタワーの案内をユラヴィレオ達に頼み、昼食を摂って貰う事にした。
「2人とも頼む」
「ああ、滞りなく行う」
「大河殿の役に立てて嬉しいですよ」
ユラヴィレオが頷きメルガドールが微笑む、カジノタワーの1フロアで暮らしている彼らは案内役に適しているだろう、そわそわと周囲を見ている領主達を連れて案内に連れていく、大河はそのまま裏街へ向かった。
「大河、娼館を畳む支配人達のリストを用意した」
「こっちは娼館を続けていく店のリストだ」
「それ以外は全員、《ノルデン》へ行く向かうと決めましたね」
「そうか、いつでも彼らを連れて行ける」
裏街へ戻った大河、ストフスとジヴァとタナトスから報告を受け書類を受け取り頷く、パスヴァも転移訪れ北の反乱した少数民族達も落ち着いて来ていると報告が入る。
「《ノルデン》と中継器で繋げて北も《アウトランダーズ商会》の管理下に置いて構わないって、デズモンドが育つ迄頼むね。他の貴族に任せるよりかはマシって陛下からの命令」
「……あいつ押し付けたな」
パスヴァがケラケラ笑い大河がヴァルキアに怒りを覚えながら深く息を吐く、娼館の経営を行う支配人達の店は崇幸達が衛生面や決まり事を話し合いで環境を整えたので今後は衛生面のチェックを定期的に行うとして手を引き、他の支配人達や娼婦達は《ノルデン》へ連れて行き住居と仕事の提供を行う。
「大河、親のいない子ども達や奴隷の子ども達の受け入れを皇国と《トイタナ》《コレメキバ学院》《島船》で行うとの事です」
「分かった、子ども達の意思を優先してくれ」
「貴方ならそう言うでしょうね、成人した奴隷達で身体が良好ではない者達は《療養街》に運んでいます。では私は戻ります」
「助かる、ありがとうタナトス」
「……いえ」
タナトスの報告を聞き頷く、タナトスは大河を暫し眺め転移でオフィスビルに戻っていった。
「明日、領地へ連れていく。荷物をまとめるように伝えてくれ」
『承知しました』
風早に伝え、各自仕事を再開していくこれで大半が片付くか…大河は崇幸達と合流する事にした。
第066話 切れない糸たち:まじない篇 身代わり
「原因は毒のようですね、どうやら祝いの席を気に入らなかった貴族の身内の仕業のようです」
「……それは可哀想に…微かに息があれば万能薬で…いや考えても仕方がない事か…」
コーカスが調べさせた原因は身内からの嫌がらせ…それに巻き込まれた形で命を落とした少女が哀れだ、千歳は表情を曇らせ、晴海も率も悲し気な表情を浮べている。
「その夫には毒が盛られていなかったんですか?」
「そのようですね、貴族殺しを行なえば重罪ですから。血眼で罪人を捜すでしょうし嫌がらせというのであれば彼女に矛先が向くのは必然でしょうね」
「え?嫁いだ彼女は貴族にはならないんですか?」
ラジカの疑問にコーカスが答える、率が気になればコーカスもラジカも頷いた。
「まだ契約書に署名をする前の事なので、妻という扱いにはなりません。今夜床で署名をし初夜を迎えた後正式な妻として認められます。ですが、彼女は第3夫人として迎えられたようで子を成すまでは貴族として認められません」
コーカスの説明に晴海と率が顔を見合わせ千歳が咳ばらいをする、ラジカは暫し考えている様子だった。
「怨恨か嫉妬か…彼女が不憫だね…綺麗な笑顔を浮かべていたけれど…」
とそう話していれば孤児院の前に馬車が停まり、執事らしい男ともう2人が降りて来てどかどかと悲しみにくれる孤児院の院長とアンの前で立ち止まった。
「花嫁が死んだ、旦那様は次の花嫁を出せとの事」
「そんな!亡くなったばかりなんですよ?」
「金は出している、出せぬのであれば金を返す事だな」
「そんな…」
「おいおいばあさん、当たり前の話しさ。旦那様は慈悲深い方で次の花嫁を出せばそれで良いという話しだ」
「そうそう、その女でも良いぞ」
子ども達は怯えて率や晴海達の元へ駆け寄る、嫌な光景だと千歳は歯がみしラジカを見れば頷いてくれたのでこの場を治める事にした…。
第66話 異界 《アヴィラタン》編 第31幕 深夜のイフタークと千景ともちゃとぎゅーと
「もちゃ、今夜はもちピザ」
「へえ、おいしそう」
『も』
『ぎゅ』
深夜の食堂恒例の夜食パーティ、懐記達が用意してくれた物を食べて深夜を楽しむ会に千景も参加する。
「千景、餞別だ。私が作った餅を贈ろう」
「どうも、皆で食べるよ」
「うん、醤油とあんこを勧める
「そうね、穂高千歳は砂糖醤油で食べてた」
「なんだその食べ方!さっそくやろう」
『もも』
『ぎゅ!』
テーブルに置かれたトマトソースとチーズに餅トッピングのピザとチキンサラダとお茶をイフタークが配り、千景が食べ始め千歳の好みの味付けにイフタークが反応し早速用意をする。
「餅ってなんでも合うよ、和洋中色々やってみて」
「分かった、千景は何個食べるんだ?」
「1個でいいよ。醤油で」
外神に作って貰った七輪に網を置き餅を4つ焼き、もちゃとぎゅーとゴーレム達も加わりピザも食べて餅を焼き深夜の宴会はいつものように賑やかに過ぎていった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
「お、晴れた。よし……さっそく酒を飲んでから狩りに行こう。今夜は鍋…串焼き…蒸す…悩むな」
朝、起き出し洞窟の外を見ればまともな快晴に喜び祝い酒を飲む、奮発して朝から干物も焼いていい気分だった。
「んー干物はいいねーこの世界味噌とか米とかないし卵は高いしな」
火魔法で焼いた干物をそのまま食べていく、皿も箸もいらない、酒があれば良い。
「よし、行こう」
身支度を整え森の外へ出る、外の日差しは強く眩しい。
「薬草発見、キノコと木の実…果物も」
目に付いた物を採取しながら進む、森は食料の宝庫だそれは世界が変わっても変わらない。
採り過ぎないようにし進む、動物の気配はするがこの森の動物は臆病で姿を現さないから佳月も助かる。
「さあ、お目当ての沼……」
草木を掻き分け馴染みの場所へと出ればそこに佳月のお目当ての…でっぷり肥えた大きなカエルが浅い沼地の主として存在感たっぷりに生息していた。
「カエルちゃん達、ひさしぶり。今回も美味しそうだね……」
気配を殺し毒毒しい色を放つカエル達を眺め、どれを狩ろうか珍しくやる気を出し捕まえようとすれば空から巨大な生物が降りて来てカエル達は一斉に沼に飛び込むがそのまま数匹が嘴に加えられ丸ごと呑み込まれた。
「あーえー珍しい」
沼地に降り嘴を沼に突っ込みカエルを捜している、鳥…上半身はハゲワシ下半身はペンギンのような生物に佳月は……。
「あれも狩るか…カエルが取り尽くされたら嫌だし」
仕方ないな…と喉を潤す為に酒を飲み、佳月は前に出た。
本日の食事:酒酒 干物 戦闘前に干物…古橋 佳月でした…。
「ユラヴィレオ・サマルク・ガルディアだ」
「メルガドール・クォータ・ガルディアです」
大河に頼まれ帝国の領地を訪れたユラヴィレオとメルガドール、大河が来るならば領主が来いという無茶に応えた領主達も幾人か増えマンションやオフィスビルとカジノタワーの案内をユラヴィレオ達に頼み、昼食を摂って貰う事にした。
「2人とも頼む」
「ああ、滞りなく行う」
「大河殿の役に立てて嬉しいですよ」
ユラヴィレオが頷きメルガドールが微笑む、カジノタワーの1フロアで暮らしている彼らは案内役に適しているだろう、そわそわと周囲を見ている領主達を連れて案内に連れていく、大河はそのまま裏街へ向かった。
「大河、娼館を畳む支配人達のリストを用意した」
「こっちは娼館を続けていく店のリストだ」
「それ以外は全員、《ノルデン》へ行く向かうと決めましたね」
「そうか、いつでも彼らを連れて行ける」
裏街へ戻った大河、ストフスとジヴァとタナトスから報告を受け書類を受け取り頷く、パスヴァも転移訪れ北の反乱した少数民族達も落ち着いて来ていると報告が入る。
「《ノルデン》と中継器で繋げて北も《アウトランダーズ商会》の管理下に置いて構わないって、デズモンドが育つ迄頼むね。他の貴族に任せるよりかはマシって陛下からの命令」
「……あいつ押し付けたな」
パスヴァがケラケラ笑い大河がヴァルキアに怒りを覚えながら深く息を吐く、娼館の経営を行う支配人達の店は崇幸達が衛生面や決まり事を話し合いで環境を整えたので今後は衛生面のチェックを定期的に行うとして手を引き、他の支配人達や娼婦達は《ノルデン》へ連れて行き住居と仕事の提供を行う。
「大河、親のいない子ども達や奴隷の子ども達の受け入れを皇国と《トイタナ》《コレメキバ学院》《島船》で行うとの事です」
「分かった、子ども達の意思を優先してくれ」
「貴方ならそう言うでしょうね、成人した奴隷達で身体が良好ではない者達は《療養街》に運んでいます。では私は戻ります」
「助かる、ありがとうタナトス」
「……いえ」
タナトスの報告を聞き頷く、タナトスは大河を暫し眺め転移でオフィスビルに戻っていった。
「明日、領地へ連れていく。荷物をまとめるように伝えてくれ」
『承知しました』
風早に伝え、各自仕事を再開していくこれで大半が片付くか…大河は崇幸達と合流する事にした。
第066話 切れない糸たち:まじない篇 身代わり
「原因は毒のようですね、どうやら祝いの席を気に入らなかった貴族の身内の仕業のようです」
「……それは可哀想に…微かに息があれば万能薬で…いや考えても仕方がない事か…」
コーカスが調べさせた原因は身内からの嫌がらせ…それに巻き込まれた形で命を落とした少女が哀れだ、千歳は表情を曇らせ、晴海も率も悲し気な表情を浮べている。
「その夫には毒が盛られていなかったんですか?」
「そのようですね、貴族殺しを行なえば重罪ですから。血眼で罪人を捜すでしょうし嫌がらせというのであれば彼女に矛先が向くのは必然でしょうね」
「え?嫁いだ彼女は貴族にはならないんですか?」
ラジカの疑問にコーカスが答える、率が気になればコーカスもラジカも頷いた。
「まだ契約書に署名をする前の事なので、妻という扱いにはなりません。今夜床で署名をし初夜を迎えた後正式な妻として認められます。ですが、彼女は第3夫人として迎えられたようで子を成すまでは貴族として認められません」
コーカスの説明に晴海と率が顔を見合わせ千歳が咳ばらいをする、ラジカは暫し考えている様子だった。
「怨恨か嫉妬か…彼女が不憫だね…綺麗な笑顔を浮かべていたけれど…」
とそう話していれば孤児院の前に馬車が停まり、執事らしい男ともう2人が降りて来てどかどかと悲しみにくれる孤児院の院長とアンの前で立ち止まった。
「花嫁が死んだ、旦那様は次の花嫁を出せとの事」
「そんな!亡くなったばかりなんですよ?」
「金は出している、出せぬのであれば金を返す事だな」
「そんな…」
「おいおいばあさん、当たり前の話しさ。旦那様は慈悲深い方で次の花嫁を出せばそれで良いという話しだ」
「そうそう、その女でも良いぞ」
子ども達は怯えて率や晴海達の元へ駆け寄る、嫌な光景だと千歳は歯がみしラジカを見れば頷いてくれたのでこの場を治める事にした…。
第66話 異界 《アヴィラタン》編 第31幕 深夜のイフタークと千景ともちゃとぎゅーと
「もちゃ、今夜はもちピザ」
「へえ、おいしそう」
『も』
『ぎゅ』
深夜の食堂恒例の夜食パーティ、懐記達が用意してくれた物を食べて深夜を楽しむ会に千景も参加する。
「千景、餞別だ。私が作った餅を贈ろう」
「どうも、皆で食べるよ」
「うん、醤油とあんこを勧める
「そうね、穂高千歳は砂糖醤油で食べてた」
「なんだその食べ方!さっそくやろう」
『もも』
『ぎゅ!』
テーブルに置かれたトマトソースとチーズに餅トッピングのピザとチキンサラダとお茶をイフタークが配り、千景が食べ始め千歳の好みの味付けにイフタークが反応し早速用意をする。
「餅ってなんでも合うよ、和洋中色々やってみて」
「分かった、千景は何個食べるんだ?」
「1個でいいよ。醤油で」
外神に作って貰った七輪に網を置き餅を4つ焼き、もちゃとぎゅーとゴーレム達も加わりピザも食べて餅を焼き深夜の宴会はいつものように賑やかに過ぎていった…。
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「お、晴れた。よし……さっそく酒を飲んでから狩りに行こう。今夜は鍋…串焼き…蒸す…悩むな」
朝、起き出し洞窟の外を見ればまともな快晴に喜び祝い酒を飲む、奮発して朝から干物も焼いていい気分だった。
「んー干物はいいねーこの世界味噌とか米とかないし卵は高いしな」
火魔法で焼いた干物をそのまま食べていく、皿も箸もいらない、酒があれば良い。
「よし、行こう」
身支度を整え森の外へ出る、外の日差しは強く眩しい。
「薬草発見、キノコと木の実…果物も」
目に付いた物を採取しながら進む、森は食料の宝庫だそれは世界が変わっても変わらない。
採り過ぎないようにし進む、動物の気配はするがこの森の動物は臆病で姿を現さないから佳月も助かる。
「さあ、お目当ての沼……」
草木を掻き分け馴染みの場所へと出ればそこに佳月のお目当ての…でっぷり肥えた大きなカエルが浅い沼地の主として存在感たっぷりに生息していた。
「カエルちゃん達、ひさしぶり。今回も美味しそうだね……」
気配を殺し毒毒しい色を放つカエル達を眺め、どれを狩ろうか珍しくやる気を出し捕まえようとすれば空から巨大な生物が降りて来てカエル達は一斉に沼に飛び込むがそのまま数匹が嘴に加えられ丸ごと呑み込まれた。
「あーえー珍しい」
沼地に降り嘴を沼に突っ込みカエルを捜している、鳥…上半身はハゲワシ下半身はペンギンのような生物に佳月は……。
「あれも狩るか…カエルが取り尽くされたら嫌だし」
仕方ないな…と喉を潤す為に酒を飲み、佳月は前に出た。
本日の食事:酒酒 干物 戦闘前に干物…古橋 佳月でした…。
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