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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
第8幕 イリス偏第24話 良くしゃべる口×第0150話 千歳達の心配≠《商業エリア》編04祭 グローリー宅/《アーケディア》 偏 dress
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第8幕 イリス偏第24話 良くしゃべる口
「わぁ、すごい猛毒の雨ーあははー僕もお返ししようかなーはい、どうぞー」
降り注ぐ毒の雨はイリスの頭上で蒸発する、お返しと身動きが取れないがよく動く口が歪み今度は銀色の雨が頭上にから降りて来るのを蒐集家が消滅魔法で消し去る。
「あんなもん1滴でも落ちたらこの周辺終わるぞ」
「遠慮なしですね、こちらもですが」
「愉しそうで何より、すぐにその口も動かなくなりますよ」
「余が行く、魔王達支援を」
「私もだ」
布を巻いたヴリトゥユ達、剣を構え空魔法でイリスへと向かった。
「ヴァルキア様ー元気そうで嬉しいですよーいつも僕に怯えていて嬉しいですかー?お友達出来て良かったですねーそのお友達と仲良く僕を殺せますかー?それとも一緒に諸共朽ちますかー?」
「抜かせ、死ぬのは貴様だけだ」
「この日を永く待ちわびた…死ね、イリス」
チカとタナトスが防御魔法を張りヴリトゥユ達が剣を振うが弾かれ、ヴリトゥユが身に纏う衣装がヴリトゥユの意思で硬質化し距離を取らせず再度打ち込む。
「少し強くなりましたねーヴァルキア様、皇国の皇帝陛下はあは、そっかそっかお友達のかたき討ちですかーご苦労様ですねー」
「…そうだ、貴様がかつて殺したソードブレイカー…友の仇、今討つ」
「思考が読まれていますね、2人とも下がって下さい」
『了解』
ヴァルキアの感情を読まれ蒐集家が引くように言えばあっさりと下がる、消耗戦に持ち込むつもりはないという所でイリスの背後でメンルェトが魔術陣を生成した。
「あーこれが目的?すごいねよく間合いにこれたねー褒めようか?おにいちゃん?」
「…戯言で惑わすのは無意味ですよ」
生成した魔術陣発動同時にイリスが哂う、意外な言葉だが今は為すべきことをする…しなければならない…。
第0150話 千歳達の心配
「千歳、集合国の計画書確認してください。祭りで売る物のリストと商会の一覧です」
「うん……《ドームイ》は家畜がメインなんだね、《商業エリア》に連れてくるのは僕がするよ」
「はい、それと《エーブ》温泉がうまく行っているようで、祭りの際にはあちらのホテルも是非使って欲しいとの事です。後は、コーヒーでも淹れましょう」
「そうだね、お願いするよ」
千歳は何処か上の空でも仕事は淡々と片付け処理していく、ラジカは報告を止めコーヒーを淹れる事にした。
「ごめん、顔に出さないようにしているんだけれど」
「ええ、顔には出ていませんよ」
「そう」
千歳は曖昧に笑うとノックがされどうぞと言えば率と舵と綴が入室する、ラジカは3名分のカップを用意しソファに案内した。
「なんとなく胸騒ぎがして…」
「そうなの、落ち着かないんだよね」
「何が起きているのか…風早達も分からないと…」
「うーん、僕が言える事はみんなならきっと大丈夫って事かな」
千歳も不安だ、何せ罪人の移送に関して報告が上がってこないのだ。
「でも、今回の結末は必ずしっかり報告はして貰うよ、今後に関わって来るからね。罪を犯した人達の行く末…それこそ日本で死刑になるような罪人達をどう裁くか…」
「そもそも僕たちに裁く権利などないと思います、ここはこの世界で僕たちが目を背けていた部分ですね。遺族や被害者に賠償し続ける…」
「それか被害者や遺族に委ねるのは?」
「…そうですね…」
千歳が今回最も危惧したのは、緻密な計画を持ってして行った暗殺を彼らにさせてしまった事、納得など誰もしていなかった…。
「今回は僕たちの提案に《アタラクシア》の彼らは納得しなかった、今度はきちんと話し合おう」
「そうですね、お互いに納得する形を…」
「どうぞ」
綴が頷きラジカがトレイにコーヒーを運ぶ、重い空気が流れるが今は待つ他なかった…。
《商業エリア》編04祭 グローリー宅
「グリちゃん!イザラちゃんイデアちゃん!」
「おつかれさま、大変だったんだろう?」
グローリー宅に戻りゆっくり風呂に入って少し休んだ、グローリーとイザラとイデア達快気祝いにと晴海も手伝いご馳走がテーブルに並んだ。
「大変だったね、イザラ達」
「うん、苦しかった」
「あいつ…厭な奴だよ」
「……怖い…」
晴海が労えばイザラとイデアの顔は浮かない、グローリーは怖かったと零す。
「無事に移送が終わればいいね」
「あう」
晴海の傍らで空が手足をじたばたさせる、抱きかかえて離乳食を与えながらなんとなく抱く胸騒ぎに蓋をし明るく振る舞う。
「友達が出来たんだよ、今度皆で行こう」
「いく」
「おう」
晴海はカンビという友人が出来たと報告しイザラ達は頷きグローリーは浮かない顔をしている。
「そんな顔をする必要は無いぞ弟、無事に帰ってくればいい。な、兄」
「んー」
メシュレラがグローリーの隣で肩を叩く、傍らのナビヤもおしゃぶりをしてグローリーの方を見ている。
「うん…お兄ちゃん。俺…」
「いい、言わなくて。言いたくない事はいい」
「わかった」
「私はお前の兄だからな」
メシュレラはそう笑う、側で3体の兄であるチコが笑う。
「さ、食べよう。明日も祭りの準備があるからなー出店の準備や仕入れとか手伝い頑張ろうな」
『はーい、いただきます!』
ウォルゾガが食事にしようと言い皆で挨拶し食べ始める、いつもの光景にグローリーは安心感を抱きほっとした…。
《アーケディア》 偏 dress:43 乗り物
「バスすごい目立った!」
『話しかけられたな』
「ええ、なので祭りのチラシを貼って宣伝しましたわ」
「なるほど宣伝効果は抜群ですね」
バスの運転から戻ったチェカ達、チェカが興奮してウズラも面白いと言い結羅は宣伝効果抜群だと満面の笑みを浮かべた。
「乗せてくれとか大変、幾らで売るのかーとか」
『祭り中ちょっとした移動や宣伝にはとてもすぐれた物だな、速くもないし自動制御で怪我も起こらない』
「安全面に最大の配慮をしていますから、事故は起こらないと思います」
「そうですわ、《アーケディア》の飛行船《アーケディア号》を造りましょう、新婚旅行や世界旅行のプランも組みますわ!」
「では《アタラクシア号》《島船》《黒鷺》の複製を用意しましょうか?」
「いいんですか?嬉しいですわ!」
「後で崇幸さんから許可を貰います」
「いんじゃね、もともと《黒鷺》はそういう用らしいぞ」
「そうなんですね!」
崇幸が他から頼まれて造った《黒鷺》は恋人同士向けとかの物だったらしいとフォンが言い結羅が更に喜ぶ、空を旅するなんて素敵だとウズラもチェカも同意した。
「そろそろばんめしー手伝ってー餃子だよー」
フェシェスタが皆を呼び厨房に向かう、この後はひたすら餃子を作る作業を行った…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP09 鍋パーティ
「なんか作り方分かんないから水入れて野菜とキノコと魚入れて瓢箪入れて煮ればいい?」
『もき』
『まき』
魔法で造った鍋、地面に少し穴を空けて猿達が上手い事火を穴に留めてくれたのでそこに鍋を置いて水を張って、適当に切った物を適当にぶち込む、後は煮る…待つ。
「教科書はいいや、だって火加減も調味料も量りもスプーンもないし」
至る所で唯苳の真似をして猿達が鍋を煮て行く、家庭科の教科書を眺めてお玉と菜箸、スプーンや器やらコップやらが必要だと気づき慌てて鉄魔法でそれらしい形を造って配っていく。
「熱いから、これつかえよ。水はこれに入れて飲めよ、冷まして食え、ちゃんと煮るぞ」
腹を壊したら大変だ、お玉で適当に掻きまわすと猿達が真似をするので頼み食器を作ってみる、猿達は唯苳の一挙手一投足を見て真似をしている。
「にえたぽい、よし食べる……なんか鍋ぽい味が薄い煮物…」
造った歪な椀によそって冷まして箸でキノコを食べてみる、なんとも言えない味だが腹が膨れるからいいかと猿達も冷まして食べれば皆感動して中には泣いている猿もいる。
「ええー」
唯苳はちょっと引きながらも鍋を食べて、とにかく腹が満たされていくのを感じた…。
「わぁ、すごい猛毒の雨ーあははー僕もお返ししようかなーはい、どうぞー」
降り注ぐ毒の雨はイリスの頭上で蒸発する、お返しと身動きが取れないがよく動く口が歪み今度は銀色の雨が頭上にから降りて来るのを蒐集家が消滅魔法で消し去る。
「あんなもん1滴でも落ちたらこの周辺終わるぞ」
「遠慮なしですね、こちらもですが」
「愉しそうで何より、すぐにその口も動かなくなりますよ」
「余が行く、魔王達支援を」
「私もだ」
布を巻いたヴリトゥユ達、剣を構え空魔法でイリスへと向かった。
「ヴァルキア様ー元気そうで嬉しいですよーいつも僕に怯えていて嬉しいですかー?お友達出来て良かったですねーそのお友達と仲良く僕を殺せますかー?それとも一緒に諸共朽ちますかー?」
「抜かせ、死ぬのは貴様だけだ」
「この日を永く待ちわびた…死ね、イリス」
チカとタナトスが防御魔法を張りヴリトゥユ達が剣を振うが弾かれ、ヴリトゥユが身に纏う衣装がヴリトゥユの意思で硬質化し距離を取らせず再度打ち込む。
「少し強くなりましたねーヴァルキア様、皇国の皇帝陛下はあは、そっかそっかお友達のかたき討ちですかーご苦労様ですねー」
「…そうだ、貴様がかつて殺したソードブレイカー…友の仇、今討つ」
「思考が読まれていますね、2人とも下がって下さい」
『了解』
ヴァルキアの感情を読まれ蒐集家が引くように言えばあっさりと下がる、消耗戦に持ち込むつもりはないという所でイリスの背後でメンルェトが魔術陣を生成した。
「あーこれが目的?すごいねよく間合いにこれたねー褒めようか?おにいちゃん?」
「…戯言で惑わすのは無意味ですよ」
生成した魔術陣発動同時にイリスが哂う、意外な言葉だが今は為すべきことをする…しなければならない…。
第0150話 千歳達の心配
「千歳、集合国の計画書確認してください。祭りで売る物のリストと商会の一覧です」
「うん……《ドームイ》は家畜がメインなんだね、《商業エリア》に連れてくるのは僕がするよ」
「はい、それと《エーブ》温泉がうまく行っているようで、祭りの際にはあちらのホテルも是非使って欲しいとの事です。後は、コーヒーでも淹れましょう」
「そうだね、お願いするよ」
千歳は何処か上の空でも仕事は淡々と片付け処理していく、ラジカは報告を止めコーヒーを淹れる事にした。
「ごめん、顔に出さないようにしているんだけれど」
「ええ、顔には出ていませんよ」
「そう」
千歳は曖昧に笑うとノックがされどうぞと言えば率と舵と綴が入室する、ラジカは3名分のカップを用意しソファに案内した。
「なんとなく胸騒ぎがして…」
「そうなの、落ち着かないんだよね」
「何が起きているのか…風早達も分からないと…」
「うーん、僕が言える事はみんなならきっと大丈夫って事かな」
千歳も不安だ、何せ罪人の移送に関して報告が上がってこないのだ。
「でも、今回の結末は必ずしっかり報告はして貰うよ、今後に関わって来るからね。罪を犯した人達の行く末…それこそ日本で死刑になるような罪人達をどう裁くか…」
「そもそも僕たちに裁く権利などないと思います、ここはこの世界で僕たちが目を背けていた部分ですね。遺族や被害者に賠償し続ける…」
「それか被害者や遺族に委ねるのは?」
「…そうですね…」
千歳が今回最も危惧したのは、緻密な計画を持ってして行った暗殺を彼らにさせてしまった事、納得など誰もしていなかった…。
「今回は僕たちの提案に《アタラクシア》の彼らは納得しなかった、今度はきちんと話し合おう」
「そうですね、お互いに納得する形を…」
「どうぞ」
綴が頷きラジカがトレイにコーヒーを運ぶ、重い空気が流れるが今は待つ他なかった…。
《商業エリア》編04祭 グローリー宅
「グリちゃん!イザラちゃんイデアちゃん!」
「おつかれさま、大変だったんだろう?」
グローリー宅に戻りゆっくり風呂に入って少し休んだ、グローリーとイザラとイデア達快気祝いにと晴海も手伝いご馳走がテーブルに並んだ。
「大変だったね、イザラ達」
「うん、苦しかった」
「あいつ…厭な奴だよ」
「……怖い…」
晴海が労えばイザラとイデアの顔は浮かない、グローリーは怖かったと零す。
「無事に移送が終わればいいね」
「あう」
晴海の傍らで空が手足をじたばたさせる、抱きかかえて離乳食を与えながらなんとなく抱く胸騒ぎに蓋をし明るく振る舞う。
「友達が出来たんだよ、今度皆で行こう」
「いく」
「おう」
晴海はカンビという友人が出来たと報告しイザラ達は頷きグローリーは浮かない顔をしている。
「そんな顔をする必要は無いぞ弟、無事に帰ってくればいい。な、兄」
「んー」
メシュレラがグローリーの隣で肩を叩く、傍らのナビヤもおしゃぶりをしてグローリーの方を見ている。
「うん…お兄ちゃん。俺…」
「いい、言わなくて。言いたくない事はいい」
「わかった」
「私はお前の兄だからな」
メシュレラはそう笑う、側で3体の兄であるチコが笑う。
「さ、食べよう。明日も祭りの準備があるからなー出店の準備や仕入れとか手伝い頑張ろうな」
『はーい、いただきます!』
ウォルゾガが食事にしようと言い皆で挨拶し食べ始める、いつもの光景にグローリーは安心感を抱きほっとした…。
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『話しかけられたな』
「ええ、なので祭りのチラシを貼って宣伝しましたわ」
「なるほど宣伝効果は抜群ですね」
バスの運転から戻ったチェカ達、チェカが興奮してウズラも面白いと言い結羅は宣伝効果抜群だと満面の笑みを浮かべた。
「乗せてくれとか大変、幾らで売るのかーとか」
『祭り中ちょっとした移動や宣伝にはとてもすぐれた物だな、速くもないし自動制御で怪我も起こらない』
「安全面に最大の配慮をしていますから、事故は起こらないと思います」
「そうですわ、《アーケディア》の飛行船《アーケディア号》を造りましょう、新婚旅行や世界旅行のプランも組みますわ!」
「では《アタラクシア号》《島船》《黒鷺》の複製を用意しましょうか?」
「いいんですか?嬉しいですわ!」
「後で崇幸さんから許可を貰います」
「いんじゃね、もともと《黒鷺》はそういう用らしいぞ」
「そうなんですね!」
崇幸が他から頼まれて造った《黒鷺》は恋人同士向けとかの物だったらしいとフォンが言い結羅が更に喜ぶ、空を旅するなんて素敵だとウズラもチェカも同意した。
「そろそろばんめしー手伝ってー餃子だよー」
フェシェスタが皆を呼び厨房に向かう、この後はひたすら餃子を作る作業を行った…。
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『もき』
『まき』
魔法で造った鍋、地面に少し穴を空けて猿達が上手い事火を穴に留めてくれたのでそこに鍋を置いて水を張って、適当に切った物を適当にぶち込む、後は煮る…待つ。
「教科書はいいや、だって火加減も調味料も量りもスプーンもないし」
至る所で唯苳の真似をして猿達が鍋を煮て行く、家庭科の教科書を眺めてお玉と菜箸、スプーンや器やらコップやらが必要だと気づき慌てて鉄魔法でそれらしい形を造って配っていく。
「熱いから、これつかえよ。水はこれに入れて飲めよ、冷まして食え、ちゃんと煮るぞ」
腹を壊したら大変だ、お玉で適当に掻きまわすと猿達が真似をするので頼み食器を作ってみる、猿達は唯苳の一挙手一投足を見て真似をしている。
「にえたぽい、よし食べる……なんか鍋ぽい味が薄い煮物…」
造った歪な椀によそって冷まして箸でキノコを食べてみる、なんとも言えない味だが腹が膨れるからいいかと猿達も冷まして食べれば皆感動して中には泣いている猿もいる。
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
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イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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