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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
第0164話 おいてけぼり×《商業エリア》編18祭 趣味 /《アーケディア》 偏 dress:57 依頼
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第0164話 おいてけぼり
『……』
「あちゃーおいてかれてしまったなー」
「……あいつら」
「……向かうか?」
『蒐集家が妨害しているようで追跡出来ません、申し訳ありません』
「いや、オジガト達と合流するつもりだろう。俺達も向かおう」
「うーん、いや、少しまってくれ」
チカだけ残った会議室、焼いた肉と湯気が出ているスープは収納空間に入れて崇幸が苦笑いを浮かべ、大河は青筋を立てつつ冷静に風早からの謝罪を受けた。
大河が後を追うというのを崇幸が止め、座る様に促す。
「チカ君が留守番か、俺達を置いて行ったのは俺達が邪魔だからかな?」
「まあ、そうだな。後はお前ら連れて行っても意味はないってこと、皇帝達の目的は情報収集、おっさんは昔売った商品の確認、メンルェトはオジガト達の安否、あいつは面白がっていたからついてっただけ。お前達が行くのは好きにすれば良いけど?」
「そうか、詠斗君達の事は心配だがエージェ君達がいる…まずは詠斗君達と連絡を取ろう」
「ま、好きにしろよ。俺は帰る、じゃな」
チカは転移で帰っていく、まず崇幸と大河は現状の確認を詠斗に行いその後どう動くか決める事にした…。
《商業エリア》編18祭 趣味
「生活に余裕が出来たら趣味とか持ちたいよね」
「趣味?」
「そう、楽しみっていうのかな。ゲームとか料理とか読書に裁縫とか色々」
「祭りで探してもらう?」
家に戻り夕食の準備を皆で行う間に趣味について率が話し、チナスとエツィアが野菜の皮を剥きながら祭りに来てもらった人々に趣味を提案してみようという話しになった。
「そう、祭りが終わったらカルチャー教室みたいな物も作っていこうかなって綴さんや崇幸さん達に相談して」
「かるちゃー教室?学校みたなものですか?」
エピシュがサラダに使う葉物野菜を千切っている、今夜はハンバーグとソテーとサラダにスープとパンという献立でそれぞれ分担いして作業を行う。
「そう、趣味の学校みたいな感じかなー。龍皇国にナイルさんの食物ギルドがあるでしょ。あそこで料理も学べるのを他でもする感じ」
「面白そうですね」
「うん、俺の趣味はここ」
ひき肉を混ぜるキートとチャス、チャスは笑って趣味はこの家の改装だと答え皆も笑う。
「僕の趣味はエージェさんと修練ですね」
「そうだね、後でエージェちゃんに連絡しようね」
「急に呼ばれたからね、ダンジョンの調達もあったし忙しそうだけど」
「楽しそうにしてる」
「なら、エージェの趣味は鍛錬とか採取とか…」
キートの趣味は修練だと言えば、率が《クナアンジ二ツ国》の手伝いに呼ばれたエージェを案じる。
エツィアやチナスとチャスはエージェは毎日楽しそうだと言い率も顔を綻ばせる、出来たハンバーグはエージェの分は収納に入れて帰ってきたら食べて貰おうと思いつつ、けれど少しの心配を胸に抱いていた…。
《アーケディア》 偏 dress:57 依頼
「水晶ネズミの捕獲ですか?」
「そうなんだよー急に依頼が来ちまって、飼ってる水晶ネズミだけじゃ足りなくてなー結羅ちゃんとこならなんとかなるかなって思ってどうだい?」
「結羅、水晶ネズミって?」
「体長30㎝程の背中に水晶を生やしたネズミですわ、背中の水晶は生え変わりで簡単に取れてすぐに水晶が生えてくるんです。その水晶は眼鏡や宝飾にも使われているんですわ」
『ならば、その水晶ネズミを捕獲してこよう」
「そうだな、良いよ!俺達が捕獲する」
「いいのかい?助かるなー報酬は1匹10万ロピ、亜種だったら20万ロピでどうだろう?」
「良いお値段だと思いますわ、水晶ネズミはお芋が好物で動きもそこまで素早くないので捕まえやすいですわ、ホテルでも繁殖させましょう」
結羅に依頼を持ちかける困った表情をしている猫の獣人、ウズラとチェカが話しに加わりならばと依頼として引き受ける。
「森の奥の暗い場所や洞窟、沼にいますの」
「じゃ、もちゃ連れて行こう、話ししてついてきてくれると助かる」
『そうだな、わざわざ痛めつけたり弱らせたりするのも可哀そうだ』
「ふふ、優しいんですのね。では行きましょ」
チェカとウズラはもちゃを連れて話し合いで来て貰おうと言えば結羅が嬉しそうに笑う、他にもノイズとイフタークとナチェにも声を掛けて森へと向かった。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP022 コブラも来た
「床…ゆかだーなんかあったかいきもするー」
広すぎる空間、猿達やドラゴンが入っても広い体育館の様な広さだ、食事の鍋を食べた後に床に転がっていれば最初より広く感じるのは気のせいではないだろう。
床に身体を広げるとなんだか温かい気もする、見た目ほど固くもない気持ちよさもあったいいなーと感じていると外が騒がしい猿達が叫んでいるので唯苳が外に出れば……そこにはドラゴンと大きさが同じくらいの白い蛇…王冠を頭上に浮かせたコブラのような生物が先が割れた細い舌を出して猿達とドラゴンを見ていた。
「わ!なんだおまえ!蛇!こいつら食うのか?」
『……』
びっくりした唯苳がコブラに向かって声を上げるがコブラは唯苳に恭しく頭を下げる、敵意は感じないが小さい猿達は怯えて唯苳の後ろに行きドラゴンと他の猿達は警戒していた。
「な、なんだよ」
『……』
「うろこ?くれるの?」
コブラが頭が届く箇所の自分の鱗を口で剥ぎ取り唯苳に渡す、濁った白い瞳は丸くよく見ると可愛いのかもしれない。
「おまえ、猿達にひどい事しない?」
『……』
唯苳が尋ねればコブラは頭を下げて頷く、白い半透明な鱗の礼を言い猿達に酷い事しないのであればドラゴンと同じように猿達に許可を取って好きにすればいいと言っておく。
いつの間にか来ていた杖をついた猿がコブラと何やら話し老いた猿達が他の猿達に『きき、きき』と何を伝えると猿達は頷き鍋を作りそれをコブラに差し出すと腹が減っていたのかあっという間に食べ尽くした。
「ふあ、眠くなって来た。そこのふろ好きに使えよ、俺ねる」
食べ終わったのを見届けると眠気がやって来る、家に入れば猿達もドラゴンも入っていくのでコブラ風呂で身体を洗い風で乾かしてそれに倣って家に入っていった…。
白いコブラ:エンペラーホワイトキングオージャー 《アスタリカス》の皇帝の1体…
『……』
「あちゃーおいてかれてしまったなー」
「……あいつら」
「……向かうか?」
『蒐集家が妨害しているようで追跡出来ません、申し訳ありません』
「いや、オジガト達と合流するつもりだろう。俺達も向かおう」
「うーん、いや、少しまってくれ」
チカだけ残った会議室、焼いた肉と湯気が出ているスープは収納空間に入れて崇幸が苦笑いを浮かべ、大河は青筋を立てつつ冷静に風早からの謝罪を受けた。
大河が後を追うというのを崇幸が止め、座る様に促す。
「チカ君が留守番か、俺達を置いて行ったのは俺達が邪魔だからかな?」
「まあ、そうだな。後はお前ら連れて行っても意味はないってこと、皇帝達の目的は情報収集、おっさんは昔売った商品の確認、メンルェトはオジガト達の安否、あいつは面白がっていたからついてっただけ。お前達が行くのは好きにすれば良いけど?」
「そうか、詠斗君達の事は心配だがエージェ君達がいる…まずは詠斗君達と連絡を取ろう」
「ま、好きにしろよ。俺は帰る、じゃな」
チカは転移で帰っていく、まず崇幸と大河は現状の確認を詠斗に行いその後どう動くか決める事にした…。
《商業エリア》編18祭 趣味
「生活に余裕が出来たら趣味とか持ちたいよね」
「趣味?」
「そう、楽しみっていうのかな。ゲームとか料理とか読書に裁縫とか色々」
「祭りで探してもらう?」
家に戻り夕食の準備を皆で行う間に趣味について率が話し、チナスとエツィアが野菜の皮を剥きながら祭りに来てもらった人々に趣味を提案してみようという話しになった。
「そう、祭りが終わったらカルチャー教室みたいな物も作っていこうかなって綴さんや崇幸さん達に相談して」
「かるちゃー教室?学校みたなものですか?」
エピシュがサラダに使う葉物野菜を千切っている、今夜はハンバーグとソテーとサラダにスープとパンという献立でそれぞれ分担いして作業を行う。
「そう、趣味の学校みたいな感じかなー。龍皇国にナイルさんの食物ギルドがあるでしょ。あそこで料理も学べるのを他でもする感じ」
「面白そうですね」
「うん、俺の趣味はここ」
ひき肉を混ぜるキートとチャス、チャスは笑って趣味はこの家の改装だと答え皆も笑う。
「僕の趣味はエージェさんと修練ですね」
「そうだね、後でエージェちゃんに連絡しようね」
「急に呼ばれたからね、ダンジョンの調達もあったし忙しそうだけど」
「楽しそうにしてる」
「なら、エージェの趣味は鍛錬とか採取とか…」
キートの趣味は修練だと言えば、率が《クナアンジ二ツ国》の手伝いに呼ばれたエージェを案じる。
エツィアやチナスとチャスはエージェは毎日楽しそうだと言い率も顔を綻ばせる、出来たハンバーグはエージェの分は収納に入れて帰ってきたら食べて貰おうと思いつつ、けれど少しの心配を胸に抱いていた…。
《アーケディア》 偏 dress:57 依頼
「水晶ネズミの捕獲ですか?」
「そうなんだよー急に依頼が来ちまって、飼ってる水晶ネズミだけじゃ足りなくてなー結羅ちゃんとこならなんとかなるかなって思ってどうだい?」
「結羅、水晶ネズミって?」
「体長30㎝程の背中に水晶を生やしたネズミですわ、背中の水晶は生え変わりで簡単に取れてすぐに水晶が生えてくるんです。その水晶は眼鏡や宝飾にも使われているんですわ」
『ならば、その水晶ネズミを捕獲してこよう」
「そうだな、良いよ!俺達が捕獲する」
「いいのかい?助かるなー報酬は1匹10万ロピ、亜種だったら20万ロピでどうだろう?」
「良いお値段だと思いますわ、水晶ネズミはお芋が好物で動きもそこまで素早くないので捕まえやすいですわ、ホテルでも繁殖させましょう」
結羅に依頼を持ちかける困った表情をしている猫の獣人、ウズラとチェカが話しに加わりならばと依頼として引き受ける。
「森の奥の暗い場所や洞窟、沼にいますの」
「じゃ、もちゃ連れて行こう、話ししてついてきてくれると助かる」
『そうだな、わざわざ痛めつけたり弱らせたりするのも可哀そうだ』
「ふふ、優しいんですのね。では行きましょ」
チェカとウズラはもちゃを連れて話し合いで来て貰おうと言えば結羅が嬉しそうに笑う、他にもノイズとイフタークとナチェにも声を掛けて森へと向かった。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP022 コブラも来た
「床…ゆかだーなんかあったかいきもするー」
広すぎる空間、猿達やドラゴンが入っても広い体育館の様な広さだ、食事の鍋を食べた後に床に転がっていれば最初より広く感じるのは気のせいではないだろう。
床に身体を広げるとなんだか温かい気もする、見た目ほど固くもない気持ちよさもあったいいなーと感じていると外が騒がしい猿達が叫んでいるので唯苳が外に出れば……そこにはドラゴンと大きさが同じくらいの白い蛇…王冠を頭上に浮かせたコブラのような生物が先が割れた細い舌を出して猿達とドラゴンを見ていた。
「わ!なんだおまえ!蛇!こいつら食うのか?」
『……』
びっくりした唯苳がコブラに向かって声を上げるがコブラは唯苳に恭しく頭を下げる、敵意は感じないが小さい猿達は怯えて唯苳の後ろに行きドラゴンと他の猿達は警戒していた。
「な、なんだよ」
『……』
「うろこ?くれるの?」
コブラが頭が届く箇所の自分の鱗を口で剥ぎ取り唯苳に渡す、濁った白い瞳は丸くよく見ると可愛いのかもしれない。
「おまえ、猿達にひどい事しない?」
『……』
唯苳が尋ねればコブラは頭を下げて頷く、白い半透明な鱗の礼を言い猿達に酷い事しないのであればドラゴンと同じように猿達に許可を取って好きにすればいいと言っておく。
いつの間にか来ていた杖をついた猿がコブラと何やら話し老いた猿達が他の猿達に『きき、きき』と何を伝えると猿達は頷き鍋を作りそれをコブラに差し出すと腹が減っていたのかあっという間に食べ尽くした。
「ふあ、眠くなって来た。そこのふろ好きに使えよ、俺ねる」
食べ終わったのを見届けると眠気がやって来る、家に入れば猿達もドラゴンも入っていくのでコブラ風呂で身体を洗い風で乾かしてそれに倣って家に入っていった…。
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