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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
《クナアンジ二ツ国》偏 no.5 森へ/《アーケディア》 偏 dress:63 マンドランドと野菜お化けたちの攻防
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《クナアンジ二ツ国》偏 no.5 森へ
「皆さん、どうですか現状は?」
「メンルェト様!それが…実はですね…」
森の《ウワムス国》の兵士達の拠点に合流すればの元へ団長の1人が駆け寄り、困った表情を浮かべてメンルェトに現状を報告した。
「これが捕縛した生物か?」
「異界生物と雑に交配した生き物たちだな」
捕縛したというよりかは囲いを造った箱の中に野菜や草を敷きそこに、斑模様の塊、毛玉に耳を付けて目玉を貼り付け尾はくるんと巻いた生物達をヴァルキアとヴリトゥユはまじまじと見つめた。
「報告を受けていないぞ?」
「それが…自分達が戻って来る迄報告しないで欲しいと彼らは連れて帰ると、アコミア殿とキッフ殿が…彼らとは別に変ったしゃべる魔物?はオジガト殿達とダンジョンに向かいました」
「喋る魔物…ですか」
「見た事ない生き物です、偉そうな話し方をしていました」
「数外個体か異界生物といった所か」
「それが橋を壊したという訳か」
兵士達がメンルェトに報告しヴァルキアとヴリトゥユが口を挟む、兵士達も彼らから漂う只者ではない雰囲気に背筋を伸ばす。
「橋の件は解決したという事ですね、橋を新たに置いて封鎖を解いてはどうです?再生魔法の札もありますよ」
「それがですね…盗賊がこの道を使えず遠回りして《クナア》に入る商人や旅人たちを襲う問題が起こりまして…今我々はそれの対応もしています」
「そうか、ありがちな事だな」
「ではとっとと潰すか」
「仕方ありませんね」
メンルェトがさっさと橋を直すと言えば団長が困った様な表情を浮かべる、ヴァルキアとヴリトゥユは何故かやる気を出した。
「討伐した盗賊共の財は山分けだ」
「均等に」
「……そうですね」
大国の皇帝の筈だがちゃっかりしているとメンルェトは思いつつ《ウワムス国》もまだまだ豊かとは言えない、さっさと盗賊を討伐し橋を用意しダンジョンチームと合流しようと決めた。
これから先は時を遡る……
『美味いな』
「それは良かったよ、沢山あるから」
「お前達ももっと食べていいぞ」
ごりばりむしゃむしゃとアコミアがくれた鉱物と宝石を食い漁る、どこまでも口の中は真っ暗だが鋭い牙が固い石を噛み砕いていく。
「魔王って腹が空くの?」
「みんなは嗜好として食べているみたいだったな」
子ども達の付き添いで鉱物ダンジョンにも顔を出すアコミア達、収納ショルダーバッグにため込んでいた物を全て吐き出し漸く数外個体は満足そうにしている。
毛玉達もキッフが追加いした野菜を食べ撫でて貰って嬉しそうにしている、橋の原因が分かったしオジガトにラインで連絡する。
「拠点に戻るから来てくれ」
『やだね、行くかよ。俺様に指図をするな』
「別に指図とかはしていないけど」
「来てくれたらもっと美味い宝石や鉱物を食わせてやる」
『……まあ、良いだろう。気に食わなかったらこの辺破壊してやる』
「それは怖いな」
「ああ、美味い物を用意しないとな」
アコミアとキッフの誘いにぷいと他所を向くが、宝石と鉱物には惹かれて仕方がないと言いつつ乗り気なのでアコミアとキッフは互いの顔を見て笑い合った。
《アーケディア》 偏 dress:63 マンドランドと野菜お化けたちの攻防
「ん?どうしたわけ?」
「あー野菜食い過ぎてマンドランドとお化け野菜達が怒ってる」
懐記が《異界鳥》の畑で野菜を貰いに訪れるとマンドランドとお化け野菜達と他の動物達が睨み合いをしていて、懐記がどうしたのかそれを見物していたフォンとフェシェスタと佳月に尋ねれば、あんまりにも育てた野菜を端から食っていく同居生物達にとうとう痺れを切らしたらしい。
「ま、野菜は食べるものだけど」
「食べすぎー育ってないのも食べるし芽も根もなんでもみんなたべちゃうーあははー」
フェシェスタはフォンに寄りかかり酒を飲んでいる、佳月は人参と大根もどきの野菜をぽりぽりマヨネーズを付けてつまみとして酒を飲んでいる。
「懐記君の言う通りだからね、でも彼らが入れない温室でも用意しようか」
「いんじゃない、そこでゆっくり育てれば」
『も!』
『ぎゅ』
「もちゃっちとぎゅーっちが温室作ってくれるの?さんきゅ」
もちゃとぎゅーが名乗りを上げてくれたので懐記は頷く、さっそくもちゃ達がチェカたちが持ち帰ったペキギの鱗で温室を造ってくれた…。
後日完成した温室でマンドランドと野菜お化けたちはのんびり野菜作りを行い、少し申し訳ないと思った動物達もつまみ食いを我慢して手伝いを行いおすそ分けを貰う事に成功した…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP028 でっかい
「うわぁぁ!でっけなに!こいつ!クモ?」
朝焼いた芋と果物を猿達から貰って食べている唯苳、コブラが尾を使い引き摺る様に連れて来たのは大きな8本脚の赤い目玉が6つに前脚に王冠を嵌めた白い巨大な蜘蛛だった。
それを見た唯苳は驚い持っていた果物を落すが翠猿がキャッチしてくれる、猿達も警戒心を抱くが敵意は無い。
『………』
クモがコブラの後ろでもじもじと前脚を弄っている、唯苳は首を傾げて近づいてみればクモは後ずさる。
「…ま、いっか。くう?」
クモに焼いた芋を造った皿に乗せて近くに置いて離れる、クモは恐る恐る近づいて前脚で芋を牙が2つ生えた口元に運びゆっくり味わう。
『……』
クモはゆっくりと時間を掛けて食べると唯苳に頭を下げた、その後もずっと前脚をすり合わせてもじもじしているのでま、いっかと唯苳は今日の作業の水あめ作りを行った。
白いクモ:エンペラーホワイトスパイダーズ 《アスタリカス》の皇帝の1体…
「皆さん、どうですか現状は?」
「メンルェト様!それが…実はですね…」
森の《ウワムス国》の兵士達の拠点に合流すればの元へ団長の1人が駆け寄り、困った表情を浮かべてメンルェトに現状を報告した。
「これが捕縛した生物か?」
「異界生物と雑に交配した生き物たちだな」
捕縛したというよりかは囲いを造った箱の中に野菜や草を敷きそこに、斑模様の塊、毛玉に耳を付けて目玉を貼り付け尾はくるんと巻いた生物達をヴァルキアとヴリトゥユはまじまじと見つめた。
「報告を受けていないぞ?」
「それが…自分達が戻って来る迄報告しないで欲しいと彼らは連れて帰ると、アコミア殿とキッフ殿が…彼らとは別に変ったしゃべる魔物?はオジガト殿達とダンジョンに向かいました」
「喋る魔物…ですか」
「見た事ない生き物です、偉そうな話し方をしていました」
「数外個体か異界生物といった所か」
「それが橋を壊したという訳か」
兵士達がメンルェトに報告しヴァルキアとヴリトゥユが口を挟む、兵士達も彼らから漂う只者ではない雰囲気に背筋を伸ばす。
「橋の件は解決したという事ですね、橋を新たに置いて封鎖を解いてはどうです?再生魔法の札もありますよ」
「それがですね…盗賊がこの道を使えず遠回りして《クナア》に入る商人や旅人たちを襲う問題が起こりまして…今我々はそれの対応もしています」
「そうか、ありがちな事だな」
「ではとっとと潰すか」
「仕方ありませんね」
メンルェトがさっさと橋を直すと言えば団長が困った様な表情を浮かべる、ヴァルキアとヴリトゥユは何故かやる気を出した。
「討伐した盗賊共の財は山分けだ」
「均等に」
「……そうですね」
大国の皇帝の筈だがちゃっかりしているとメンルェトは思いつつ《ウワムス国》もまだまだ豊かとは言えない、さっさと盗賊を討伐し橋を用意しダンジョンチームと合流しようと決めた。
これから先は時を遡る……
『美味いな』
「それは良かったよ、沢山あるから」
「お前達ももっと食べていいぞ」
ごりばりむしゃむしゃとアコミアがくれた鉱物と宝石を食い漁る、どこまでも口の中は真っ暗だが鋭い牙が固い石を噛み砕いていく。
「魔王って腹が空くの?」
「みんなは嗜好として食べているみたいだったな」
子ども達の付き添いで鉱物ダンジョンにも顔を出すアコミア達、収納ショルダーバッグにため込んでいた物を全て吐き出し漸く数外個体は満足そうにしている。
毛玉達もキッフが追加いした野菜を食べ撫でて貰って嬉しそうにしている、橋の原因が分かったしオジガトにラインで連絡する。
「拠点に戻るから来てくれ」
『やだね、行くかよ。俺様に指図をするな』
「別に指図とかはしていないけど」
「来てくれたらもっと美味い宝石や鉱物を食わせてやる」
『……まあ、良いだろう。気に食わなかったらこの辺破壊してやる』
「それは怖いな」
「ああ、美味い物を用意しないとな」
アコミアとキッフの誘いにぷいと他所を向くが、宝石と鉱物には惹かれて仕方がないと言いつつ乗り気なのでアコミアとキッフは互いの顔を見て笑い合った。
《アーケディア》 偏 dress:63 マンドランドと野菜お化けたちの攻防
「ん?どうしたわけ?」
「あー野菜食い過ぎてマンドランドとお化け野菜達が怒ってる」
懐記が《異界鳥》の畑で野菜を貰いに訪れるとマンドランドとお化け野菜達と他の動物達が睨み合いをしていて、懐記がどうしたのかそれを見物していたフォンとフェシェスタと佳月に尋ねれば、あんまりにも育てた野菜を端から食っていく同居生物達にとうとう痺れを切らしたらしい。
「ま、野菜は食べるものだけど」
「食べすぎー育ってないのも食べるし芽も根もなんでもみんなたべちゃうーあははー」
フェシェスタはフォンに寄りかかり酒を飲んでいる、佳月は人参と大根もどきの野菜をぽりぽりマヨネーズを付けてつまみとして酒を飲んでいる。
「懐記君の言う通りだからね、でも彼らが入れない温室でも用意しようか」
「いんじゃない、そこでゆっくり育てれば」
『も!』
『ぎゅ』
「もちゃっちとぎゅーっちが温室作ってくれるの?さんきゅ」
もちゃとぎゅーが名乗りを上げてくれたので懐記は頷く、さっそくもちゃ達がチェカたちが持ち帰ったペキギの鱗で温室を造ってくれた…。
後日完成した温室でマンドランドと野菜お化けたちはのんびり野菜作りを行い、少し申し訳ないと思った動物達もつまみ食いを我慢して手伝いを行いおすそ分けを貰う事に成功した…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
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「うわぁぁ!でっけなに!こいつ!クモ?」
朝焼いた芋と果物を猿達から貰って食べている唯苳、コブラが尾を使い引き摺る様に連れて来たのは大きな8本脚の赤い目玉が6つに前脚に王冠を嵌めた白い巨大な蜘蛛だった。
それを見た唯苳は驚い持っていた果物を落すが翠猿がキャッチしてくれる、猿達も警戒心を抱くが敵意は無い。
『………』
クモがコブラの後ろでもじもじと前脚を弄っている、唯苳は首を傾げて近づいてみればクモは後ずさる。
「…ま、いっか。くう?」
クモに焼いた芋を造った皿に乗せて近くに置いて離れる、クモは恐る恐る近づいて前脚で芋を牙が2つ生えた口元に運びゆっくり味わう。
『……』
クモはゆっくりと時間を掛けて食べると唯苳に頭を下げた、その後もずっと前脚をすり合わせてもじもじしているのでま、いっかと唯苳は今日の作業の水あめ作りを行った。
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