あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

《クナアンジ二ツ国》偏 no.20無茶苦茶な合流/《アーケディア》 偏 dress:78 ギーギスの趣味  

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《クナアンジ二ツ国》偏 no.20無茶苦茶な合流
そして時間は…
「…来ます」
「下?いや上?」
「横の様にも後ろのようにも…」
《魔王録ダンジョン》を歩くメンルェト、ヴリトゥユにヴァルキアの3名、メンルェトが足を止め周囲を伺いヴァルキアは上と下を眺めヴリトゥユは背後や前方を気にし空間が歪むのを認識する。
「誰かが何を行ったのか」
「これで現状を打破できるな」
「何が起こるか分かりません、結界を張ります」
メンルェトが嫌な予感を感じ周囲に結界を張る、周囲の壁が崩れ床も崩壊し瓦礫が塵と化し3名を底へと誘った…。

「来ます」
「なんだ、この異常な魔力…これ不味いんじゃないのか」
「誰かが外神の銃を使いましたね、動きますよ」
「流れに身を任せた方がいいですね」
蒐集家が足を止める、ヤドも週の異変を感じ戸惑いタナトスは誰かがやらかしたと肩を竦め蒐集家はそのまま崩れ塵と化す天井を眺め嗤った…。

「あーやばいかも?」
「不味いだろ」
「空間が歪んでいます…」
「……これはどうなるんじゃ?」
『この辺り崩れるぞ』
『え』
撃ったアコミアの1発、弾が撃ち込まれた壁は急速にひびが入り周囲が崩れて破片が塵と化していく。
アコミアは顔引き攣らせ銃と壁を見比べキッフは首を横に振り、テオハリドは顔を蒼褪めオジガトは腕を組みシャムは魔石をボリボリ食べながら冷静に答えた。
「な、あ、ちょ、シャム!なんとかして!」
『…いやだね、面倒だ。それに他の奴らが落ちて来る…俺様達も落ちる』
「シャム!なんとかしてくれ!後で美味い石食わせるから」
アコミアの頼みを一蹴するシャム、キッフが交換条件を提示し仕方がないと手を翳し全員に黒い結界を張り床が塵と変わり落下の衝撃を抑えた。

「みなさん、無事なようで」
「会えたな、オジガト殿」
「久方振りです」
「おお、ヴリトゥユ殿とヴァルキア殿殿、お元気そうじゃな……ん?何故ここに」
「数外個体魔王…《魔王録》の写本は?」
『魔王達か、ちっ。そいつが持っているぞ』
蒐集家達の元へ落ちて来たオジガト達、続いてメンルェト達もメンルェトの空魔法でふわりと浮きながらその場にゆっくりと着地し、現在《魔王録ダンジョン》にいた面々が一堂に会した・
オジガトはヴァルキアとヴリトゥユがいる事を疑問に思い、タナトスはシャムに近寄り写本の居所を確認し、タナトスはテオハリドを一瞥した。
「全員揃ったな」
「そのようだ、では…食事にするぞ」
「お、待ってました!飯食いながら現状の確認をしよう!」
『石寄越せ』
「……先ほど私のポップコーン全て食い尽くしたのに…」
「それはそれだ」
「間食だろう?」
周囲を確認し全員揃ったと、ヴァルキア、ヴリトゥユの食事にするという話しにヤドが指を鳴らして喜びシャムは石を強請る、メンルェトが呆れ返りながらもテーブルや椅子を収納空間から出す。
「じゃ、沢山いるから肉焼くか。メンルェトー肉とコンロ欲しいな」
「米も炊くか、後はサラダとタナトスも食材持ってないか?」
「ありますよ」
「儂は野菜を切るか」
「みんなで準備しようぜ、俺はヤド!よろしく!」
アコミアとキッフがメンルェトの収納空間から肉を出して貰い、キッフが収納ショルダーバッグに入れている米と炊飯器を出し、更にタナトスも肉や野菜とキノコを出し、蒐集家が調味料を提供する。
『ミルクも出せ』
「どうぞ」
シャムが蒐集家から魔石とミルクを貰い、オジガトが野菜を切るのでヴァルキア達も手伝い、テオハリドはキッフに教わりながら米を研ぐ。
「魔物もあんまり、来ないし飯に集中出来る」
ヤドが肉を切り魔物の気配がない事を喜ぶ、見張りを立てずに食事の支度に取り掛かれるのはありがたいとアコミアが肉を良い音を立てて焼いていった…。

《アーケディア》 偏 dress:78 ギーギスの趣味
「よし、出来た!」
「ギーギス、かわいいね」
「だろ?もちゃとこっちはネコでこっちはカエルだ、ウズラと外神に傀儡魔法を掛けて貰うか!」
ギーギスがノイズと粘土細工を会議室で楽しむ、最近ギーギスが嵌まっている粘土細工、ノイズも隣で粘土をこねこねと指で捏ねて……大根に手足を付けたような野菜お化けを造っていた。
ギーギスは丸みを帯びたデフォルメした掌大の動物達をへらを使って模様等も刻んで完成させた。
「ノイズのは…手足を付けたいのか?」
「うん、このお化け野菜は腕4本にする」
「そうか、器用そうだ」
「うん」
やたらとノイズは手足を付けたがる満足げに手足を付けて、完成した粘土細工をウズラがいる倉庫へと連れて行った。

『……剣を4本腕で持つ野菜お化け…こっちは根が足になっているマンドランド…』
「ノイズって変わったゴーレムを造るなあ、ギーギスはお手本みたいなゴーレムだし」
「動いていて可愛いね」
「良い感じだな、厨房の手伝いだ」
ウズラに頼み傀儡魔法を掛けて貰い動き出すゴーレム達を嬉しそうに動画に収めるノイズ、ギーギスは満足そうでチェカは腕4本に小さな粘土の剣を構えているお化け大根に苦笑いを浮かべウズラは興味深そうに眺めている。
「チェカ、ウズラ。そろそろ晩飯だな。店じまいにしたらどうだ?」
「手伝う」
「あ、もうそんな時間かーじゃ、看板裏返しにしてくる」
『分かった、残りの仕事は持ち帰るか』
「忙しそうだな」
『結羅の宣伝のおかげだな』
依頼が順調で材料も潤沢、エクトやセレネ達とも協力をしつつ採取や魔法具の制作に取り組み忙しく過ごしている。
「じゃ、帰ろ」
造ったばかりのゴーレム達は皆の身体に乗り、チェカが戻り転移石で《ホテルアーケディア》へと戻って行った…。


あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP043 日々は…
この生活にも慣れつつある、いきなり出て来た赤ん坊がいてもこの生活は唯苳にとって当たり前の日常になった。
赤ん坊はすぐ泣くよくミルクを飲みよく笑い…あまり寝ない、猿達とドラゴン達が交代交代であやしている。
猿達もドラゴン達も面倒見がとても良い、唯苳は木の幹に身体を預けのんびりと周囲を眺める。
良い風が吹き心地よく、唯苳は猿がくれた水あめを舐めて過ごす。
「……俺、ここに来れて良かった」
唯苳は心からそう思う、毎日が楽しい、学校が無くても娯楽が少なくても話し相手がいなくても…唯苳はここがとても好きだ。
日々は続く、此処が異世界であっても、明日も明後日もずっと唯苳はここで日々を生きていく…。

『うきっききっきうきうっききき!』


次回あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~その道は正しいのか選択は間違っていないのか誰も答えはくれない~へ続く
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