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第八十話:愛に時間を
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夜明けはすぐそこに迫っているはずだ。しかし太陽の気配はない。
天空から小さな水滴がとめどなく落ちている。
雨粒こそ見えないが、小雨は容赦なく外套の隙間に入り込み、肉はおろか骨まで凍らせる。
夜目が効くのか、この暗闇の中でも、小枝にさえぶつかることもなく馬を御している。
「将軍……」
「ここではその名前を出すのはよしてくれ」将軍はおれの耳元でささやいた。
「誰かに聞かれ、正体を勘付かれるとまずい」
「じゃ何て呼べばいい?」おれは聞く。
「好きな名前でいい」将軍こたえる。
「じゃ」おれはささやいた。「マイハニー♡とか」
「バカ野郎」将軍はおれの後頭部を指ではじいた。なかなかの威力だ。つーんとした衝撃が頭蓋骨が伝わっていく。
「わたしを困らせるなよ」
「じゃ正義の女神アストレアで――」
「シッ!」将軍は唐突におれの口をふさいだ。
「誰かくる」
将軍は獣道を葉擦れ、茂みへと馬首を転じる。
ねちょねちょという泥をかくひづめの音が、さくさくという枯れ葉を踏む音に変わる。将軍は木立の中に馬を止めた。
闇の中にいくつかの炎があった。火は揺れながら、小雨の中をこちらに向けて近づいてくる。
おれは息をのんだ。
人魂か、鬼火か。
いや、違う――墓場に浮かぶ炎は青い。
今、目にしている不気味な焔はオレンジ色だ。
将軍は押し殺した声で、おれにささやいた。
「驚く必要はない。あれは働き者の隊商だよ。うちの兵隊たちに物を売りつけに来たんだ」
オレンジ色の光はふらふらと上下に揺れている。
おれはじっと目を凝らした。
松明を掲げた黒衣の集団が小雨の中をしずしずと歩いていた。
異様なほどの静けさだった。
森の中をとぼとぼとゆくそのさまは幽霊の葬列といっても過言ではない。
きまぐれな松明の光がフードで覆われた一人の商人の顔を照らし出した。
がっかりだった。
光に照らし出された人影は腐肉が張り付いた白骨の亡者でも、口から牙がのぞく鬼でもない。
無精ひげが目立つただのさえないおっさんだった。
ため息が出た。緊張して損した。
おれと将軍は木陰で息を殺して隊商が通り過ぎるのを待った。
「どうしてわざわざ脇に避けた? 普通にすれ違っちゃダメなのか……」
「これは軍馬だ。商人たちの駄馬とは格が違う。一目でわかる。未明に軽騎兵一騎が陣地外でウロチョロするのを見られて噂されるのが気に喰わない。敵方に噂を流され警戒を強められるのも癪にさわるし、友軍に広まって、『昨日討ち取られた若武者の亡霊が切り落とされた首を探し山地を彷徨っている』なんて噂されても困る。堤防のモグラ穴が洪水を引き起こすように、根も葉もない噂話が兵卒の意気をくじくんだ」
――なるほど。
おれたちは獣道をたどり丘を下った。途中、キツネ一匹出会うことはなかった。
小雨はやがて霧雨と変わる。
そして東の空に充填された黒雲が鉛色に光りはじめたころ、雨は止んだ。
爽快とはほど遠い湿った朝風が手綱をさばくアストレアの赤毛をばたつかせる。
唐突に目の前の森が開け、雨水の浮いた泥の街道が姿を見せた。
「この道を西に行けばいい」
将軍は手綱を引っ張り、馬を街道に寄せた。
「そ、そうか世話になったな」
おれは馬上で振り返った。
肩越しに将軍の真摯な瞳が見えた。
凛々しい女将軍アストレアはまだ息の届くところにいる。
首筋がかっと熱くなる。
「アストレア、おれ――」
「ん? なんだ? 小用か?」
「違う……おれ、ちょっと怖くなって……」
まあ、演技なんだけどな。
駆け引き? ってやつだよ。
将軍はあきれたようにため息をついた。
「ここまできてそれをいうか?」
「……ごめん」
「帰るか? 馬を水飲み場に連れて行くことはできても水を飲ませることはできない。やる気が出ないなら戻るしかない」
「で、でも……」おれは口ごもったふりをした。
「なんだ」
「……てくれば勇気が出そうな気がする」
おれは声を落とす。
「え? なんだ? よく聞こえなかった」
将軍は俺の口元に耳を近づける。
おれは将軍の耳の穴に思いの丈をぶちまけた。
「将軍がキスしてくれば勇気が……出るかも」
ポンとシャンパンの栓が抜けるような音がした――気がした。
見る間に将軍は耳たぶがピンク色に染まった。
「ば、ば、ばかをいうなー!」アストレアが叫ぶ。
「――ダメ?」
おれは身をかがめ上目遣いでアストレアの顔を覗く。
男がこんなシナを作っていいのか?
媚びは女の専売特許なのか?
有史以来、幾度となく繰り返されているにも関わらず、女はまだ知的財産権を主張しようっていうのか?
――まあいいじゃん、男が媚びても。
異性(同性でもいいけど)の誘惑っていう特許はとっくに有効期限切れだぜ。
将軍は目にほこりが入ったかのようにぱちぱちさせた。
「――ダメ?」おれは二の矢を放つ。
「うーん」将軍はうめいた。生真面目な彼女の葛藤が手に取るようにわかる。
「――ダメ?」三度目の正直だ。
おれは祈った。諸葛孔明だって三度めのお願いで落ちたのだ。
アストレアの頑固さもどうか孔明並みであってくれ。
「わ、わかったよ」将軍の貞操の砦が崩れる、がらがらという音がした。
「わ、わ、わ、わわわ、わたしがルー殿にキスすればやる気を出してくれるんだな」
「うん」
紫がかった瞳が@@と渦まいている。
将軍はかすかに顔を俺に近づけた。
「目、目を閉じろ。そんなギンギンにまなこを開けられちゃやる気にもなれん」
「キスするのは初めて?」
「神像には毎朝、接吻している」
将軍は怒っている。
おれはいわれたとおり軽くまぶたを閉じた。
将軍の顔が近づいてくるのがわかった。
彼女の熱を帯びた吐息が額にふれた。
瞬間――かじかんだ鼻先にあたたかくやわらかいものが触れて、すぐに離れた。
これが将軍との、燃える女アストレアとのキスか――。
おれはゆっくりとまぶたをあけた。
強風が雲を千切った。
朝日がアストレアの頬をあかね色に塗る。
「――したぞ」将軍はぶっきらぼうにいった。「ちゃんとキスしたぞ」
スピーカーのつまみをひねったように声のボリュームが上がる。
「鼻じゃん?」それはちょっと不満だった。
「これ以上はムリだ。神の怒りに身を焼かれてしまう」
アストレアは目尻を吊り上げている。
この辺が潮時だろう。おれはあきらめた。
あんまりしつこいと、クリスマスの夜の雨が雪へと変わるように、恥じらいは憎しみへと変わるだろう。
「さっさと降りろ。西に歩け。キターラの街はそう遠くはないはずだ」
将軍は怒ったようにいうと俺の胴体を抱え上げ、やさしく地面に下ろした。
雲は足早に流れ、再び太陽を覆い隠した。世界は再び色をなくした。
おれは泥まみれの道を歩き始めた。
「――ベストは尽くす、以上」
振り返らずに右手を上げるのみ。
「ああ」肩越しに将軍の吐息を聞いた。
いつもの凛々しさは50%引き。残りは悩める乙女とのハーフ&ハーフ。
「ルー殿!」
街道に一歩踏み出したおれに将軍が一声をかけた。
おれは『だるまさんがころんだ』の鬼のように振り向いた。
「――フォルザ閣下のキスでは不満だったか。勇気は出ないのか?」
「うん」
「なんでだ?」
「それはね。おれが――」
おれは片目をつぶった。まぶたに麦粒腫ができたような不器用なウィンクだ。
心臓は早鐘を打ち、口から飛び出そうだった。
動かそうとする唇はコンニャクのようにわなないている。
「――おれが将軍に恋してるからだ」
肝心のセリフはどもるとばかり思ったが、おれの舌は機械油でも差したかのように滑らかに動いた。
「え?」
おれはもう将軍の方を振り返らず、街道のくぼみにたまった雨水をまき散らしながら走りに走った。
天空から小さな水滴がとめどなく落ちている。
雨粒こそ見えないが、小雨は容赦なく外套の隙間に入り込み、肉はおろか骨まで凍らせる。
夜目が効くのか、この暗闇の中でも、小枝にさえぶつかることもなく馬を御している。
「将軍……」
「ここではその名前を出すのはよしてくれ」将軍はおれの耳元でささやいた。
「誰かに聞かれ、正体を勘付かれるとまずい」
「じゃ何て呼べばいい?」おれは聞く。
「好きな名前でいい」将軍こたえる。
「じゃ」おれはささやいた。「マイハニー♡とか」
「バカ野郎」将軍はおれの後頭部を指ではじいた。なかなかの威力だ。つーんとした衝撃が頭蓋骨が伝わっていく。
「わたしを困らせるなよ」
「じゃ正義の女神アストレアで――」
「シッ!」将軍は唐突におれの口をふさいだ。
「誰かくる」
将軍は獣道を葉擦れ、茂みへと馬首を転じる。
ねちょねちょという泥をかくひづめの音が、さくさくという枯れ葉を踏む音に変わる。将軍は木立の中に馬を止めた。
闇の中にいくつかの炎があった。火は揺れながら、小雨の中をこちらに向けて近づいてくる。
おれは息をのんだ。
人魂か、鬼火か。
いや、違う――墓場に浮かぶ炎は青い。
今、目にしている不気味な焔はオレンジ色だ。
将軍は押し殺した声で、おれにささやいた。
「驚く必要はない。あれは働き者の隊商だよ。うちの兵隊たちに物を売りつけに来たんだ」
オレンジ色の光はふらふらと上下に揺れている。
おれはじっと目を凝らした。
松明を掲げた黒衣の集団が小雨の中をしずしずと歩いていた。
異様なほどの静けさだった。
森の中をとぼとぼとゆくそのさまは幽霊の葬列といっても過言ではない。
きまぐれな松明の光がフードで覆われた一人の商人の顔を照らし出した。
がっかりだった。
光に照らし出された人影は腐肉が張り付いた白骨の亡者でも、口から牙がのぞく鬼でもない。
無精ひげが目立つただのさえないおっさんだった。
ため息が出た。緊張して損した。
おれと将軍は木陰で息を殺して隊商が通り過ぎるのを待った。
「どうしてわざわざ脇に避けた? 普通にすれ違っちゃダメなのか……」
「これは軍馬だ。商人たちの駄馬とは格が違う。一目でわかる。未明に軽騎兵一騎が陣地外でウロチョロするのを見られて噂されるのが気に喰わない。敵方に噂を流され警戒を強められるのも癪にさわるし、友軍に広まって、『昨日討ち取られた若武者の亡霊が切り落とされた首を探し山地を彷徨っている』なんて噂されても困る。堤防のモグラ穴が洪水を引き起こすように、根も葉もない噂話が兵卒の意気をくじくんだ」
――なるほど。
おれたちは獣道をたどり丘を下った。途中、キツネ一匹出会うことはなかった。
小雨はやがて霧雨と変わる。
そして東の空に充填された黒雲が鉛色に光りはじめたころ、雨は止んだ。
爽快とはほど遠い湿った朝風が手綱をさばくアストレアの赤毛をばたつかせる。
唐突に目の前の森が開け、雨水の浮いた泥の街道が姿を見せた。
「この道を西に行けばいい」
将軍は手綱を引っ張り、馬を街道に寄せた。
「そ、そうか世話になったな」
おれは馬上で振り返った。
肩越しに将軍の真摯な瞳が見えた。
凛々しい女将軍アストレアはまだ息の届くところにいる。
首筋がかっと熱くなる。
「アストレア、おれ――」
「ん? なんだ? 小用か?」
「違う……おれ、ちょっと怖くなって……」
まあ、演技なんだけどな。
駆け引き? ってやつだよ。
将軍はあきれたようにため息をついた。
「ここまできてそれをいうか?」
「……ごめん」
「帰るか? 馬を水飲み場に連れて行くことはできても水を飲ませることはできない。やる気が出ないなら戻るしかない」
「で、でも……」おれは口ごもったふりをした。
「なんだ」
「……てくれば勇気が出そうな気がする」
おれは声を落とす。
「え? なんだ? よく聞こえなかった」
将軍は俺の口元に耳を近づける。
おれは将軍の耳の穴に思いの丈をぶちまけた。
「将軍がキスしてくれば勇気が……出るかも」
ポンとシャンパンの栓が抜けるような音がした――気がした。
見る間に将軍は耳たぶがピンク色に染まった。
「ば、ば、ばかをいうなー!」アストレアが叫ぶ。
「――ダメ?」
おれは身をかがめ上目遣いでアストレアの顔を覗く。
男がこんなシナを作っていいのか?
媚びは女の専売特許なのか?
有史以来、幾度となく繰り返されているにも関わらず、女はまだ知的財産権を主張しようっていうのか?
――まあいいじゃん、男が媚びても。
異性(同性でもいいけど)の誘惑っていう特許はとっくに有効期限切れだぜ。
将軍は目にほこりが入ったかのようにぱちぱちさせた。
「――ダメ?」おれは二の矢を放つ。
「うーん」将軍はうめいた。生真面目な彼女の葛藤が手に取るようにわかる。
「――ダメ?」三度目の正直だ。
おれは祈った。諸葛孔明だって三度めのお願いで落ちたのだ。
アストレアの頑固さもどうか孔明並みであってくれ。
「わ、わかったよ」将軍の貞操の砦が崩れる、がらがらという音がした。
「わ、わ、わ、わわわ、わたしがルー殿にキスすればやる気を出してくれるんだな」
「うん」
紫がかった瞳が@@と渦まいている。
将軍はかすかに顔を俺に近づけた。
「目、目を閉じろ。そんなギンギンにまなこを開けられちゃやる気にもなれん」
「キスするのは初めて?」
「神像には毎朝、接吻している」
将軍は怒っている。
おれはいわれたとおり軽くまぶたを閉じた。
将軍の顔が近づいてくるのがわかった。
彼女の熱を帯びた吐息が額にふれた。
瞬間――かじかんだ鼻先にあたたかくやわらかいものが触れて、すぐに離れた。
これが将軍との、燃える女アストレアとのキスか――。
おれはゆっくりとまぶたをあけた。
強風が雲を千切った。
朝日がアストレアの頬をあかね色に塗る。
「――したぞ」将軍はぶっきらぼうにいった。「ちゃんとキスしたぞ」
スピーカーのつまみをひねったように声のボリュームが上がる。
「鼻じゃん?」それはちょっと不満だった。
「これ以上はムリだ。神の怒りに身を焼かれてしまう」
アストレアは目尻を吊り上げている。
この辺が潮時だろう。おれはあきらめた。
あんまりしつこいと、クリスマスの夜の雨が雪へと変わるように、恥じらいは憎しみへと変わるだろう。
「さっさと降りろ。西に歩け。キターラの街はそう遠くはないはずだ」
将軍は怒ったようにいうと俺の胴体を抱え上げ、やさしく地面に下ろした。
雲は足早に流れ、再び太陽を覆い隠した。世界は再び色をなくした。
おれは泥まみれの道を歩き始めた。
「――ベストは尽くす、以上」
振り返らずに右手を上げるのみ。
「ああ」肩越しに将軍の吐息を聞いた。
いつもの凛々しさは50%引き。残りは悩める乙女とのハーフ&ハーフ。
「ルー殿!」
街道に一歩踏み出したおれに将軍が一声をかけた。
おれは『だるまさんがころんだ』の鬼のように振り向いた。
「――フォルザ閣下のキスでは不満だったか。勇気は出ないのか?」
「うん」
「なんでだ?」
「それはね。おれが――」
おれは片目をつぶった。まぶたに麦粒腫ができたような不器用なウィンクだ。
心臓は早鐘を打ち、口から飛び出そうだった。
動かそうとする唇はコンニャクのようにわなないている。
「――おれが将軍に恋してるからだ」
肝心のセリフはどもるとばかり思ったが、おれの舌は機械油でも差したかのように滑らかに動いた。
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