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第八十二話:手形割引始めました
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街は物々しい雰囲気に包まれていた。
交差点には頭のてっぺんから足先まで鈍色の鎧兜に身を包んだ騎士が警護に当たっている。
「おおきにな、兄ちゃん。立派な通行手形もってんな、驚いたで」
おれはおっさんにたずねた。
「で、おっちゃんは何を運んでいるんだ?」
「いろいろや。でも街に入れてくれたついでに特別に教えてあげます。今回はクズ鉄や」
おっちゃんはずっしりと重そうな袋を持ち上げてみせた。
「調達先はいえんけどな。いや、ロバが調達できなかったからえらいたいへんやった。もうおれも若くはない。肉体仕事はこたえるで」
「そうか、そりゃたいへんだったな。じゃ、達者でな」
「兄ちゃんもな、商売の無事を祈るで~」
おれはおっちゃんと別れると酒場に向かった。
情報収集は酒場に限る。
目について入った酒場は閉店間際みたいに閑散としていた。
「マスター、酒!」
手近な椅子に腰を下ろし、まだ腹は減ってなかったので、おれは飲み物だけを頼んだ。
「酒だとぉ~」
ひげ面のマスターが素っ頓狂な声を上げた。
「商人なのに酒を売るんじゃなくて買いに来たのか?」
「どういうことだよ。酒がないのか?」
酒場ってのは酒を売るところじゃないのか? それともこの街は禁酒令が出るほど禁欲的なのか?
「どうもこうもないよ。王族のバカどもが勝手に押しかけて南門の前に陣取りやがったんだ。ついでにウチの客も荷物持ちだかなんとかいって引き抜いていきやがった。ツケ払う前に死なれちゃ困るってのに」
「へえ、イカレ女に対抗して街が助っ人として呼んだんじゃないんだ」
「とんでもない。ああいう血の気の多い輩には玄関のカギをしっかりかけて丁重にお引き取り願うのがウチらの流儀だ。サルとイヌのケンカを楽しむほど悪趣味じゃねえよ」
「趣味の話はおいといて、なんで酒がないんだ?」
「バカどもの手下がやってきて店の酒、全部買い上げちゃったんだよ」
「そりゃ景気がいい話だな」
マスターは渋面をつくった。
「どんでもない。支払いは一年後だよ。借金の証文をもらっただけだ」
マスターはおれのそばに寄り声を殺していった。
「うちは余所者とはツケでは取引しないことにしてるんだが……さすがに王族なら仕方ねえ。向こうは武器持ってるしな。代わりにうんと吹っ掛けてやったぜ」
マスターはにやりと笑った。
その瞬間――おれの頭の中でぴかんと電球が光った。
いいアイデアがある。
「マスターその借金の証文、額面の三割で買おう」
おれが申し出たのは、いわゆる手形の割引ってやつだ。
手形の割引というのは平たくいうと、いくばくかの手数料をもらい、借金を買い取ることをいう。
用語は元いた世界の社長に教わった。なにやら阿漕な商売らしい。
「なにをいってんだ?」マスターは目を丸くした。
おれは一年待てば満額支払われる借金を今この場で三割で買い取る、といった。
マスターはきっと耳を疑ったに違いない。
おれはコートをめくり、通行手形をちらりとのぞかせた。
マスターの視線が手形に釘付けになった。
見せたのは一瞬に過ぎなかったが、マスターの網膜には通行手形の発行元がばっちりと焼け付いたはずだ。
それから、そっと耳打ちする。
「おれはセネタース商会のものだ。その証文、額面の三割で買おう」
肩書は重要。
偽造することのできないセネタース商会の通行手形を見て、マスターはおれを商会の従業員と勘違いしたはずだ。
マスターは一歩後ずさりした。
「冗談だろ――」マスターは信じられないといった表情で首を横に振る。
さすがに七割引きは強気すぎたかな?
おれの主張はこうだ。――王家は一年後の支払いを七割の確率で踏み倒す。
無事に支払われる確率はたったの三割。
こう主張するのは野山のどこにでも生えているような山師ではない。
信用ある天下のセネタース商会の従業員が主張していることだ。
「ちょっと考えさせてくれ」
マスターは二重あごに手を添え、しばらく考え込んだ。おれを信用している証拠だった。
「その額では売れない。ただ……額面のただ半額なら譲ってやる」
マスターは王家の破産確率を五割と見積もっている。
「四割だ」
マスターはふたたび考え込んだ。
「いまこの場で四割、現金で買い取ってくれるなら……」
「証文の額面はいくらだ?」
「金貨八十枚」
おれは鼻で笑った。
「この辺りは物騒でね。さすがにそんな大金はすぐには用意できない」
「じゃあこの話は無しだ」
「額面の四割五分、金貨三十六枚分のセネタース商会保証の証文を書く。支払いは三か月後。どうだ?」
「取引は現金だけだ」マスターは応じない。
「それは無理だ」
マスターはさかんに視線を虚空に泳がせる。
相当迷っているようだな。
ニセの取引にもかかわらずお人好しのマスターは三日間お通じのない便秘患者みたいに唸っていた。
あるはずのないおれの良心がチクリと痛んだ。
すまんね、まあこれも任務の一環なんだ。
マスターは口を開いた。
「四割でいい。かわりに決済は現金で頼む」
「すまん。おれの権限では金貨三十一枚以上の現金取引ができないんだ。監査部を通さなくちゃならん。二枚負けてくれ。金貨三十枚、一週間後でどうだ?」
おれは堂々といった。
態度だけは立派だが、すべて根も葉もないデタラメだ。
ツッコミどころはいたるところにありそうだが、自信たっぷりにうそぶけば、ひとは案外信じてしまうものである。
マスターは考え込んだ。彼の心は揺れ動いている。
踏み倒しに定評のある王族の一年後の十割の支払いか、目の前にぶら下げられた金貨三十枚か。
世間知らずの王族には相場の倍は吹っ掛けたはず。ならばたとえ六割引きでも悪い条件ではないだろう。マスターはこの提案を飲む。取引するはずだ。
「――わかった、それでいい」
交渉成立だ。
「じゃ、おぼえを書こう」
おれはさらさらとメモをでっち上げマスターに手渡した。
「機密により正確な情報はいえないが、七日以内にセネタース商会の財宝馬車がこの近くを通る。その時、こいつを渡してくれ。金庫番が取引してくれるはずだ」
マスターは現金を要求していたはずだが、いつの間にか一週間後の支払いということになっていた。
しかし、マスターはそのことに気が付いていない。おれは心の中でぺろりと舌を出した。
「ああ。恩に着るぜ」
作戦成功だ。おれは意気揚々と酒場を後にした。
セネタース商会の財宝馬車――? まったくのでたらめだ。
どこのバカが戦場のど真ん中に金貨をたらふく積め込んだ財宝馬車をよこす。
強盗してくれといっているようなもんだ。
ではなぜこんな嘘八百を並べたか。それは今後のお楽しみ。
え、一週間後の約束はどうするって。
心配する必要はない。おれはとっくにこの街からおさらばしている。
後の始末はリサがするだろう。
凶悪な人相書きの腹いせだ。
遠方でぽんという小気味いい音がして、近くで爆音がした。
昨日に引き続きフォルザたちが王太子の軍勢に大砲を打ちこみ始めたのだ。
くれぐれも飛ばし過ぎで砲弾を街中で破裂させるのはごめん被りたい。
降ったり止んだりの雨は深い霧へと変わっていた。
爆弾がさく裂するたびに南門の方から街の中心へと、荷車が列をなして走っていく。
荷車は負傷者をのせている。
車が濡れた石畳の小さな段差を越えるたび、荷台から耳をふさぎたく成る溶暗断末魔のうめき声がもれた。
おれは荷車からそっと目を背けた。
荷車の通過した石畳には、水気で薄くなった血のしずくが点々と垂れていた。
街は一見平穏をよそおっていたが、動揺と王への不信を隠し切れてない。
「壁を飛び越してこっちに爆弾がこなけりゃいいけれど」
「王家の人たちはなにをやってんのかね。旦那殺しの小娘にいいようにやられているじゃないか」
キターラの街の住人は警備の目を気にしながらも、そんなひそひそ話を繰り返していた。
四辻を見張る鎧の騎士も、なすすべのない砲撃の前に、住人の冷ややかな態度を見て見ぬふりをするほかなかった。
交差点には頭のてっぺんから足先まで鈍色の鎧兜に身を包んだ騎士が警護に当たっている。
「おおきにな、兄ちゃん。立派な通行手形もってんな、驚いたで」
おれはおっさんにたずねた。
「で、おっちゃんは何を運んでいるんだ?」
「いろいろや。でも街に入れてくれたついでに特別に教えてあげます。今回はクズ鉄や」
おっちゃんはずっしりと重そうな袋を持ち上げてみせた。
「調達先はいえんけどな。いや、ロバが調達できなかったからえらいたいへんやった。もうおれも若くはない。肉体仕事はこたえるで」
「そうか、そりゃたいへんだったな。じゃ、達者でな」
「兄ちゃんもな、商売の無事を祈るで~」
おれはおっちゃんと別れると酒場に向かった。
情報収集は酒場に限る。
目について入った酒場は閉店間際みたいに閑散としていた。
「マスター、酒!」
手近な椅子に腰を下ろし、まだ腹は減ってなかったので、おれは飲み物だけを頼んだ。
「酒だとぉ~」
ひげ面のマスターが素っ頓狂な声を上げた。
「商人なのに酒を売るんじゃなくて買いに来たのか?」
「どういうことだよ。酒がないのか?」
酒場ってのは酒を売るところじゃないのか? それともこの街は禁酒令が出るほど禁欲的なのか?
「どうもこうもないよ。王族のバカどもが勝手に押しかけて南門の前に陣取りやがったんだ。ついでにウチの客も荷物持ちだかなんとかいって引き抜いていきやがった。ツケ払う前に死なれちゃ困るってのに」
「へえ、イカレ女に対抗して街が助っ人として呼んだんじゃないんだ」
「とんでもない。ああいう血の気の多い輩には玄関のカギをしっかりかけて丁重にお引き取り願うのがウチらの流儀だ。サルとイヌのケンカを楽しむほど悪趣味じゃねえよ」
「趣味の話はおいといて、なんで酒がないんだ?」
「バカどもの手下がやってきて店の酒、全部買い上げちゃったんだよ」
「そりゃ景気がいい話だな」
マスターは渋面をつくった。
「どんでもない。支払いは一年後だよ。借金の証文をもらっただけだ」
マスターはおれのそばに寄り声を殺していった。
「うちは余所者とはツケでは取引しないことにしてるんだが……さすがに王族なら仕方ねえ。向こうは武器持ってるしな。代わりにうんと吹っ掛けてやったぜ」
マスターはにやりと笑った。
その瞬間――おれの頭の中でぴかんと電球が光った。
いいアイデアがある。
「マスターその借金の証文、額面の三割で買おう」
おれが申し出たのは、いわゆる手形の割引ってやつだ。
手形の割引というのは平たくいうと、いくばくかの手数料をもらい、借金を買い取ることをいう。
用語は元いた世界の社長に教わった。なにやら阿漕な商売らしい。
「なにをいってんだ?」マスターは目を丸くした。
おれは一年待てば満額支払われる借金を今この場で三割で買い取る、といった。
マスターはきっと耳を疑ったに違いない。
おれはコートをめくり、通行手形をちらりとのぞかせた。
マスターの視線が手形に釘付けになった。
見せたのは一瞬に過ぎなかったが、マスターの網膜には通行手形の発行元がばっちりと焼け付いたはずだ。
それから、そっと耳打ちする。
「おれはセネタース商会のものだ。その証文、額面の三割で買おう」
肩書は重要。
偽造することのできないセネタース商会の通行手形を見て、マスターはおれを商会の従業員と勘違いしたはずだ。
マスターは一歩後ずさりした。
「冗談だろ――」マスターは信じられないといった表情で首を横に振る。
さすがに七割引きは強気すぎたかな?
おれの主張はこうだ。――王家は一年後の支払いを七割の確率で踏み倒す。
無事に支払われる確率はたったの三割。
こう主張するのは野山のどこにでも生えているような山師ではない。
信用ある天下のセネタース商会の従業員が主張していることだ。
「ちょっと考えさせてくれ」
マスターは二重あごに手を添え、しばらく考え込んだ。おれを信用している証拠だった。
「その額では売れない。ただ……額面のただ半額なら譲ってやる」
マスターは王家の破産確率を五割と見積もっている。
「四割だ」
マスターはふたたび考え込んだ。
「いまこの場で四割、現金で買い取ってくれるなら……」
「証文の額面はいくらだ?」
「金貨八十枚」
おれは鼻で笑った。
「この辺りは物騒でね。さすがにそんな大金はすぐには用意できない」
「じゃあこの話は無しだ」
「額面の四割五分、金貨三十六枚分のセネタース商会保証の証文を書く。支払いは三か月後。どうだ?」
「取引は現金だけだ」マスターは応じない。
「それは無理だ」
マスターはさかんに視線を虚空に泳がせる。
相当迷っているようだな。
ニセの取引にもかかわらずお人好しのマスターは三日間お通じのない便秘患者みたいに唸っていた。
あるはずのないおれの良心がチクリと痛んだ。
すまんね、まあこれも任務の一環なんだ。
マスターは口を開いた。
「四割でいい。かわりに決済は現金で頼む」
「すまん。おれの権限では金貨三十一枚以上の現金取引ができないんだ。監査部を通さなくちゃならん。二枚負けてくれ。金貨三十枚、一週間後でどうだ?」
おれは堂々といった。
態度だけは立派だが、すべて根も葉もないデタラメだ。
ツッコミどころはいたるところにありそうだが、自信たっぷりにうそぶけば、ひとは案外信じてしまうものである。
マスターは考え込んだ。彼の心は揺れ動いている。
踏み倒しに定評のある王族の一年後の十割の支払いか、目の前にぶら下げられた金貨三十枚か。
世間知らずの王族には相場の倍は吹っ掛けたはず。ならばたとえ六割引きでも悪い条件ではないだろう。マスターはこの提案を飲む。取引するはずだ。
「――わかった、それでいい」
交渉成立だ。
「じゃ、おぼえを書こう」
おれはさらさらとメモをでっち上げマスターに手渡した。
「機密により正確な情報はいえないが、七日以内にセネタース商会の財宝馬車がこの近くを通る。その時、こいつを渡してくれ。金庫番が取引してくれるはずだ」
マスターは現金を要求していたはずだが、いつの間にか一週間後の支払いということになっていた。
しかし、マスターはそのことに気が付いていない。おれは心の中でぺろりと舌を出した。
「ああ。恩に着るぜ」
作戦成功だ。おれは意気揚々と酒場を後にした。
セネタース商会の財宝馬車――? まったくのでたらめだ。
どこのバカが戦場のど真ん中に金貨をたらふく積め込んだ財宝馬車をよこす。
強盗してくれといっているようなもんだ。
ではなぜこんな嘘八百を並べたか。それは今後のお楽しみ。
え、一週間後の約束はどうするって。
心配する必要はない。おれはとっくにこの街からおさらばしている。
後の始末はリサがするだろう。
凶悪な人相書きの腹いせだ。
遠方でぽんという小気味いい音がして、近くで爆音がした。
昨日に引き続きフォルザたちが王太子の軍勢に大砲を打ちこみ始めたのだ。
くれぐれも飛ばし過ぎで砲弾を街中で破裂させるのはごめん被りたい。
降ったり止んだりの雨は深い霧へと変わっていた。
爆弾がさく裂するたびに南門の方から街の中心へと、荷車が列をなして走っていく。
荷車は負傷者をのせている。
車が濡れた石畳の小さな段差を越えるたび、荷台から耳をふさぎたく成る溶暗断末魔のうめき声がもれた。
おれは荷車からそっと目を背けた。
荷車の通過した石畳には、水気で薄くなった血のしずくが点々と垂れていた。
街は一見平穏をよそおっていたが、動揺と王への不信を隠し切れてない。
「壁を飛び越してこっちに爆弾がこなけりゃいいけれど」
「王家の人たちはなにをやってんのかね。旦那殺しの小娘にいいようにやられているじゃないか」
キターラの街の住人は警備の目を気にしながらも、そんなひそひそ話を繰り返していた。
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