おれのあばずれお姫さま――ノースキルで異世界転生。「大丈夫! 養ってあげる」おれは巨乳の姫のヒモになる

ほろのやかん

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第三話:アメちゃんだけは真実だ

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「これからおれはどうなる? 死んじまったってことは地獄でも送られるんか?」
「だから死んでないんですって」
 天使は険しい表情を浮かべる。
「実のところ地獄は今、満杯なんですよ。行きたいといってもそう簡単には行けません。特別な極悪人のぞいて、煉獄れんごくにとどめ置かれ天国に行くための厳しい修行をさせられるんです。それもこれも団塊の世代が悪いのです。一斉にくたばり始めたからあの世はパンパンの満員御礼ですよ。増築工事だってまるで追い付きやしません」
「へえ、あの世にも収容人数があるんだな」
「もちろんですよ。しかも現世と違って退場するやつがいません。ごみの最終処分場と一緒でつねに拡張しなくちゃいけません。ここだけの話、天国よりも地獄の方が建設コストがかさむのです。深い穴、分厚い壁、悪人をいびるための拷問道具も用意しなくちゃいけません。刑務所の方が小学校より予算がかかるのと同じ理屈です。はあ、まったくなげかわしい」
 天使は大きなため息をついた。
「不満があるのか?」
「地獄の拡張工事が遅々として進まないせいで地獄に行くべき悪人も天国送りになっているのが現状なのです」
「いいことじゃないか」
「いえいえ、そんなことはありません。天国の天使なんてのんびりゆったりで全然刺激が足りません。働くならやっぱり地獄ですよ。極悪人を拷問ごうもんしてぴーぴー泣き叫ぶさまを見ることほど楽しいことはありませんからね。そういうわけで獄卒ごくそつはとっても人気のお仕事。しかし地獄の拡張は遅々として進まぬ。結果、採用は狭き門。わたしもことあるごとに転属願を出しているのですが一向に聞き入れられるようすはありません。どうです? あなたも地獄送りになってわたしにキュウキュウとしぼられてみませんか。そのときはぜひわたしを担当の獄卒にするよう推薦お願いします」
「そこまで大罪を犯した自信はないよ」
「そうですか? それは残念。でも問答無用で地獄にける極悪人はいつでも募集しておりますよ。拷問台でお会いできることをスタッフ一同こころから願っています」
「まあ地獄は満杯でムリってことか。じゃあ、おれは天国送りか? まあそれはそれでいいかもな」
「そうは問屋がおろさないかもしれません」
「どういうことだ?」
 天使は歯を見せて笑った。整った小さな歯だ。
「実は、わたしの口からいえることはここまでなんです」
「もったいぶるなよ。CMまでひたすら引っ張る民放のバラエティー番組か?」
「もうしわけございません。ここから先は部外秘で」

 そんなこんなするうちに一個の赤い扉が見えた。おれはその扉を指さした。
「あれがあんたが探しているもんじゃないのか? あんた、道に迷ったんじゃなかったのか? すんなりついたじゃないか」
「クセって恐ろしいですね。道に迷っているつもりでも最短距離でキャップの部屋についちゃうんです」
帰巣きそう本能?」
「そうそう、それです。たまにはいいこといいますね」
 いいながら、天使は白い床からにょきりと生えた赤いドアまで飛んでいく。

「さあ、つきましたよ。ここがわたしの上司の部屋です」
 天使は扉の前で地上に降りる。
 二回ドアをノックをし、ノブをひねった。
 ドアの向こうにも目が痛くなるような純白の世界が広がっていた。
 無限とも思える空間の手前にぽつんと事務机とパイプ椅子がおかれている。
 事務机には別の天使がいた。
 そいつの背後にも入り口と同じような灰色のドアが生えている。
「お疲れ様、オフィサー。そのかたが死にぞこない?」
 机の前の天使は顔も上げず、書類を読んでいる。
「はい、キャップ」
 キャップとよばれた天使がゆっくりと顔を上げた。
 色白の細面ほそおもてあい色の長髪、思慮深げな瞳もまた同じ色をしている。
「全裸ね」
「はい」天使がおれにかわってこたえる。
「寒い?」
 おれはうなずく。
「これでも着て。少しはマシになるわ」
 偉そうな天使は机の引き出しから空色のスモッグを取り出すとおれに投げてよこした。
「借すだけよ。あとで回収するからね。汚さないでね」
 おれはスモッグを頭から被った。
 スモッグの下すそはひざと股の中間ぐらいで大人のおれには小さすぎた。
「一番大きいサイズなんだけどね」
 ここまでおれを引っ張ってきた天使がぺこりと頭を下げた。
「短い間でしたがお世話になりました。ではわたしはこれで」
「え? もういっちゃうの?」
「ええ、ごめんなさい」オフィサーと呼ばれた天使はいった。「わたしの仕事はあなたをここにお連れすることなんです。あとはキャップの仕事。所詮しょせんわたしは下っ端ですから。それにこの部屋は説教を聞かされている気分がするのであまり好きじゃありません」
「あやまることはないよ」
「オフィサー、早く持ち場に戻って。話を始められないじゃない」
 キャップと呼ばれた天使がいった。
「はい、すぐに」
 オフィサーはとことこと白い空間を歩き、赤いドアのところで振り返った。
「お元気で。魂さん」
「あんたもな」
「お気持ちだけ受け取っておきますよ」天使は微笑ほほえんだ。
「わたしたちは無病息災の不老不死ですから」

「お邪魔虫もいなくなったころであなたの話をしましょうか?」
 ドアが閉まるのを待って、キャップが口を開いた。
「あいつがいちゃダメだったのか?」
「これから話すことは機密事項なので。もちろん内容についてはあの子たちだって薄々勘付うすうすかんづいているわ。でもおおやけに口にするのはダメね」
 キャップは事務机の上に置いた手を組み替えた。
「座って」キャップは物腰柔らかにパイプ椅子を指さした。
 おれは背もたれに手をつき、椅子に腰かけながらいった。
「本音と建て前。まるで役所だな」
 スモッグの布越しに薄っぺらいクッションの感覚が伝わってくる。
「洗練された組織は少なからず似たようなものになる。これ、わたしの持論。支持してくれる?」
「小難しい話には付き合わないことにしている」
「賢いのね」
「そんな風にめられるのは初めてだよ」
「褒め上手がいなかったのね」
「そうかもしれない」
「ごめんなさい、あまりおしゃべりをしている暇もないわ。仕事が詰まっていてね。単刀直入にいいます。あなたをあの世に入れることはできません」
「ほう」おれはため息をついた。
「当然って顔をしてるわね。もしかして自分は不死身だと思ってた? あの世になんて行くはずないかと信じてた?」
「いや」おれは首を振った。
「この目で見るまであの世の存在を信じていなかった」
「あの世の存在を信じずに生きるなんて大変だったでしょう」
 キャップは同情するようにいった。
「サンタクロースとあの世の存在を信じて生きるほうが大変だよ」おれはこたえる。
「子どもじみた強がりね。甘ったるいおとぎ話を信じる演技ぐらいはできないと女の子にもてないわよ」
「説教ならごめんだね」気障きざったらしい言動がかんさわる。おれは語調を強めた。
「あら、すみません」キャップは素直にあやまった。
「で、あんたは一体なにをいいたいんだ。おれと駄弁ダベりたいだけなのか?」
「ごめんなさい。わたしすぐ話が脱線しちゃうのよね。そう、ここ最近亡くなる人が多くてね。実は地獄も天国も満員御礼のいっぱいいっぱい。朝の埼京線も顔負けの混雑っぷりよ」
「それはもう聞いた」
「だからね、あなたみたいな突発的不幸でここを訪ねてきた人を川向こうに入れるわけにはいかないの」
「天使のいっていた通りだな」
「あら、あの子そんなこといってたの? あの子たちのおしゃべりにはほとほとあきれるわね。少しおきゅうをすえないといけないわ。あ、それはこっちの話ね」
 キャップは続ける。
「気に病まないで。カネなし、死亡証明書なしのあなたほどあの世への入国を先送りするのにうってつけの人材はいないの」
「まさか天国か地獄に余裕ができるまで、茶飲み話の相手になれというわけでもないだろう」
「こう見えてわたしも忙しいの。ねえ、暇つぶしに新しい人生でも送ってみない?」
「新しい人生って? 生まれ変わりでもするのか? わかった。あれだ、流行遅れになりつつある転生したら動物園のチーターだったとかいうヤツだな」
「ご名答!」
「ばかばかしい」おれは吐き捨てた。「そんなことあってたまるか」
「あの世の存在を信じない人に転生を信じさせる気はないわ。ただケツを蹴り飛ばしてどっかの世界に放り込むだけ」キャップがいう。
「天使の話じゃ、肉体がないと魂が戻って来ちゃうって話だぜ」
「あのおしゃべりそんなことまでいったの。――まあいいわ、ないなら作ればいいじゃない。わたしの実力を持ってすれば死体の切れ端をかき集めて新たな死体を作り上げるくらいわけないわ」
 知ってるぜ、そのトリック。有名なミステリマンガにのってたぜ。
「生前の姿そっくりの死体を別の場所に作ってあげる」
「なるべくハンサムに作ってくれ」
「無理ね。最近、書類仕事ばかり増えて死体の造形をあれやこれや整えるひまがないの。うらむなら天のコンプライアンスを恨んで」
「ひでえ話だ」
「男はみてくれじゃなくて、中身で勝負よ」
 キャップはそういうと引き出しをガラリとあけ、個包装されたキャンディーを取り出した。
「生まれ変わるにあたってわたしからのちょっとしたプレゼント。なめてみて」
 そういってキャップは黄色いキャンディーを差し出す。
「これ食えるの?」信用ならない。
 おれは受け取ったキャンディーをさまざまな角度から調べてみる。
 メーカー名もお菓子の名前も入っていないが、包装に傷などはない。
 気泡ひとつ入っていない黄色いキャンディーは黄玉トパーズのように透き通っている。
「あの世も転生も信じなくてもいいからアメちゃんぐらいは信じてよ」
 キャプは微笑んだ。
 おれは仕方なしに包み紙を破った。
「パイン味かな?」
「バナナ味かも」
 手のひらのキャンディーがきらりと光る。
 キャップは興味津々にこちらを見つめている。
 おれはツバを飲み込むと、思い切って半透明のお菓子を口の中に放り込む。
 あめは舌の上でラムネのように溶けていく。
 未知の食感。
 からだ中がさわやかな甘酸っぱさで満たされた。
「レモン味だったよ」おれはこたえた。
「そう」キャップはにーんまりと笑った。
「なんだよ。なにがおかしい」おれは気色ばむ。
「レモン味ね。レモン味の特殊能力は……」
「特殊能力!?」
「ええ。このキャンディーはなめた人に特殊な能力を与えるお菓子なの」
「は?」
「そんなおどろかないでよ。キャラメル菓子のおまけぐらいちょっとした粗品よ。二度目の退屈な人生にいろどりをあたえるわたしからのつつやましかな……つつまやしかな」
 キャップはわざわざいいにくい単語を選んで、勝手に間違え、勝手にいい直した。
「つつましやかなプレゼントよ」
「そんなゲームみたいなことが起こりうるのかよ」
「体感して実感して信じればいいわ」
「――何の能力だ?」
「それはね……教えてあげない。転生してのお楽しみ」
 天使が立ち上がった。
「ケチ!」おれはいう。
「誉め言葉として受け取っておくわ。財布のひももなにごともガバガバよりは締まっているほうがいいのよ、トシを取ると特に実感できるわ。さあ、こっちに来て」
 キャップはおれの悪態あくたいを気にもせず、背後の灰色の扉に手をかけ、開けた。

 おれは息をのんだ。
 ドアの向こうには空のかわりに赤や緑の極彩色ごくさいしょくたちが渦巻く空間が広がっている。
「この先に現世が……?」
 おれは引き寄せられるかのように摩訶不思議まかふしぎな空間へと近づいた。
 本能はけたたましいアラームを鳴らしている。
 にもかかわらず足は……肉体は……街灯に引き寄せられる夏虫みたいに奇妙なドアに勝手に近づいていく。
「そうよ」
「おれの元いた世界か?」
「違うわ。まったく別次元の別の時間。同じ世界は同じ人に周回されるのを好まないみたいね」
「多次元世界ってやつ? よく知らんけど。ウソくさいな」
「否定しても構わないけど事実は事実よ」
 キャップはいった。
「おじけづいたの? でもダメ。狭間はざまの世界では天使に服従が絶対のおきて
 おれはドアの前で立ち止まった。
 目の覚めるような白い床はドアのところで断崖のようにぷっつりと切れている。
 その先はどこまでも毒々しいモダンアートの世界だ。
「心配しないで。どうせまたここに戻ってくるんだから」
 異世界は天国か地獄に空きができるまでの暇つぶしにすぎない――キャップはいった。
 だから安心しろっていうのか。
 んなわけねえだろ。意味わかんねえよ。
「ああ」
 おれは崖っぷちに立っていた。見下ろせば原色の絵の具たちがまるで寄生虫のようにのたうち回っている。
 うげげ、気色悪い。
「飛び降りて」こともなげにキャップはおれに『死刑宣告』をくだす。
本当マジでいってん――」
 セリフをいい切らない内にキャップがオレのケツを蹴った。
「ちょ……うげ、せめて最後までセリフはいわせろ!!」
 おれはバランスを崩し、頭から虹色の渦へ突っ込んだ。
 そこは色とりどりの空間で、床も足場もない。
 おれは謎の重力に引かれ、空間をおちていく。
「すぐ帰るんじゃないわよ。数年はそっちの世界で暮らして。じゃ、楽しんできてね」
 またたくまに遠ざかるドアの隙間からキャップが手を振っている。
 畜生め!!
 なにが楽しんできて――だ。
 おれは流れ星のような尾をひいた奇声を発しながら、色鮮やかな民族衣装がぶち込まれた洗濯機の中をどこまでもどこまでも落下していく。
 ――と思いきや今度は体が跳ねあがり、それからぐるぐるとまわり――ジェットコースターのように虹色の空間を駆け抜けて――そこで頭に血がのぼりすぎた。
 視界が血の色に染まり、続いてすみ色に塗りつぶされた。
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