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第一章 乙女ゲームに転生した転性者は純潔を守るためバッドエンドを目指す
39.キスイベント
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ギルドの資格試験場と学校を併せた施設、ギルドアカデミーが完成し、その創立式典が行われた。
式典は連日行われており、一昨日はギルドアカデミーの施設オープン式典で、昨日は資格試験場と研究所のオープン式典、今日は学校オープン式典が行われた。
俺はホワイトエンジェルチームの手によって、毎日ドレス姿に変身していた。
アンジェリカ
「あぁ~! 疲れたぁ~! いよいよ明日で最後かぁ~!」
毎日、ドレスを着るというのは本当にしんどい。他所のご令嬢や王宮の方々は本当に凄いと思う!
攻略対象の奴らと結婚しなくて済んで本当に良かった! アイツらと結婚したら王宮住まいだもんなぁ~。
ブレイデン
「そうですね。お疲れ様です」
ブレイデン君はギルドアカデミー創立準備のために、ホワイト伯爵邸に寝泊まりしており、今ではすっかり、屋敷の皆と馴染んでいる。
かく言う俺も、ブレイデン君の前では気を抜いて過ごしている。お風呂上がりにラフな部屋着でソファーに転がり、ブレイデン君の肩に寄り掛かって寝てしまうことも度々だ。
そんなブレイデン君との生活も、もう少しでおしまいか。優しい兄弟が出来たみたいで楽しかったな。お別れするのは、ちょっと寂しい。
今日も、いつものように、リビングのソファーに2人で座り、明日の予定を確認する。
アンジェリカ
「明日はいよいよフィナーレを飾る式典だな!」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「ブレイデン君がホワイト領の騎士になるんだよなぁ~。いや、感慨深いものがあるね!」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「パパンが騎士の任命をするのかぁ~...大丈夫かなぁ~、手がぷるって剣を落としちゃったりしないか心配だ」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「そうなったら、ブレイデン君は身内って事じゃん?」
ブレイデン
「そうですね」
アンジェリカ
「だったら、もう、堅苦しい敬語で喋らなくていいんじゃない? 確かに、俺はパパンの後を継いで、次期に伯爵になるけど、今は爵位が無いし、ブレイデン君はすでに男爵様じゃん? もっとフレンドリーに話してもいいよ?」
ブレイデン
「有難うございます! では、お言葉に甘えて...アンジェリカ、これからも宜しく」
ブレイデンの低い声が、耳元で囁く。何だか気恥ずかしい感じがしてアンジェリカは赤くなった。
アンジェリカ
「えへへ、何だか照れるね! こちらこそ宜しく!」
ブレイデン
「明日は式典の後でパーティーになりますが、その翌日から旅行しながら各地のギルドでも広報活動を行う予定です」
アンジェリカ
「え!? そんなに直ぐに旅立っちゃうんだっけ?」
ブレイデン
「そうですよ」
アンジェリカ
「何だか、(ブレイデン君との)お別れが寂しいな。ほ、ほら! ずっと一緒にいたからさ!」
ブレイデン
「そうですね。でも、すぐにまた会えますよ(ご家族には)」
アンジェリカ
「そうだよね! ははは...は...」
ブレイデンの逞しい右手が、アンジェリカの髪を撫で、それから肩、腕へと移動した。
前から思ってたけど、コイツ距離感がおかしいくらいにめっちゃ近いんだよな。
右手がアンジェリカの腕に添えられたまま、ブレイデンの左手が再びアンジェリカの髪を撫で、今度は頬に触れた。
俺はブレイデン君を見上げる形になり、ブレイデンは真剣な眼差しで俺を見下ろす。
アンジェリカ
「ん?」
何だろう? 何か言いたい事でもあるのか?
そんな事をアンジェリカが考えていると、ブレイデンの欠点のない顔がゆっくりと近付いて来る。
顔にゴミでも付いてるのかな? 何処に付いてるんだろ? 目を瞑ってジッとしてればいいか。
良い香りが鼻をくすぐる。
ブレイデン君はウチのシャンプーとか石鹸とか使わないで、持参したヤツを使ってるのかな?
俺がエキゾチックでウッディなブレイデン君の香りを嗅いでいると、暖かく柔らかいものが俺の唇をつまむ。
さっき食べたお菓子くずでも付いてるのかな?
その感触は一回ではなく何度も繰り返された。
どうやら随分と頑固な食べカスが唇に貼り付いていたらしい。別に悪い事をしている訳ではないのに、何だかいけない事をしているような気分になる。
ガチャ
ホワイト伯爵夫人
「アンジェリカちゃん! まだ起きてるの!?」
ブレイデンが飛び上がるような勢いで体を離し、立ち上がった。その顔は真っ赤である。
いや、ビックリし過ぎだろ! 勇者の癖に! 俺のママンは怪物じゃないんだぞ?
ホワイト伯爵夫人
「あら? お邪魔だったかしら? 貴方達ったら本当に仲良しさんね?」
アンジェリカ
「まぁね! そりゃあ、俺とブレイデン君の仲だからね!」
ブレイデン
「はい!」
ホワイト伯爵夫人
「とっても良い事だけど、明日は大事なお式でしょ? 明日の主役が目の下にクマでも作ったら大変だわ! 今日は早くお休みなさい!」
アンジェリカ
「そうだね! そうするよ」
ホワイト伯爵夫人
「それに...もしかしたら、明日は寝られないかもしれないでしょ?」
ホワイト伯爵夫人は意味深な笑みを浮かべアンジェリカに耳打ちした。
あぁ~確かに! 盛大に打ち上げてオールナイトで飲み明かしそうだ!
アンジェリカ
「そうだよね! 盛り上がっちゃうかもしれないし! ね?」
ブレイデンに上目遣いで視線を投げかけると、ブレイデンはそっぽを向いて、手で顔を煽ぎはじめた。
それだけでは気がおさまらなかったようで、今度は顔をぱんぱん叩いて気合いを入れている。
何だコイツ? 明日は自分の騎士任命式だからって、緊張し過ぎだろ!
式典は連日行われており、一昨日はギルドアカデミーの施設オープン式典で、昨日は資格試験場と研究所のオープン式典、今日は学校オープン式典が行われた。
俺はホワイトエンジェルチームの手によって、毎日ドレス姿に変身していた。
アンジェリカ
「あぁ~! 疲れたぁ~! いよいよ明日で最後かぁ~!」
毎日、ドレスを着るというのは本当にしんどい。他所のご令嬢や王宮の方々は本当に凄いと思う!
攻略対象の奴らと結婚しなくて済んで本当に良かった! アイツらと結婚したら王宮住まいだもんなぁ~。
ブレイデン
「そうですね。お疲れ様です」
ブレイデン君はギルドアカデミー創立準備のために、ホワイト伯爵邸に寝泊まりしており、今ではすっかり、屋敷の皆と馴染んでいる。
かく言う俺も、ブレイデン君の前では気を抜いて過ごしている。お風呂上がりにラフな部屋着でソファーに転がり、ブレイデン君の肩に寄り掛かって寝てしまうことも度々だ。
そんなブレイデン君との生活も、もう少しでおしまいか。優しい兄弟が出来たみたいで楽しかったな。お別れするのは、ちょっと寂しい。
今日も、いつものように、リビングのソファーに2人で座り、明日の予定を確認する。
アンジェリカ
「明日はいよいよフィナーレを飾る式典だな!」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「ブレイデン君がホワイト領の騎士になるんだよなぁ~。いや、感慨深いものがあるね!」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「パパンが騎士の任命をするのかぁ~...大丈夫かなぁ~、手がぷるって剣を落としちゃったりしないか心配だ」
ブレイデン
「はい」
アンジェリカ
「そうなったら、ブレイデン君は身内って事じゃん?」
ブレイデン
「そうですね」
アンジェリカ
「だったら、もう、堅苦しい敬語で喋らなくていいんじゃない? 確かに、俺はパパンの後を継いで、次期に伯爵になるけど、今は爵位が無いし、ブレイデン君はすでに男爵様じゃん? もっとフレンドリーに話してもいいよ?」
ブレイデン
「有難うございます! では、お言葉に甘えて...アンジェリカ、これからも宜しく」
ブレイデンの低い声が、耳元で囁く。何だか気恥ずかしい感じがしてアンジェリカは赤くなった。
アンジェリカ
「えへへ、何だか照れるね! こちらこそ宜しく!」
ブレイデン
「明日は式典の後でパーティーになりますが、その翌日から旅行しながら各地のギルドでも広報活動を行う予定です」
アンジェリカ
「え!? そんなに直ぐに旅立っちゃうんだっけ?」
ブレイデン
「そうですよ」
アンジェリカ
「何だか、(ブレイデン君との)お別れが寂しいな。ほ、ほら! ずっと一緒にいたからさ!」
ブレイデン
「そうですね。でも、すぐにまた会えますよ(ご家族には)」
アンジェリカ
「そうだよね! ははは...は...」
ブレイデンの逞しい右手が、アンジェリカの髪を撫で、それから肩、腕へと移動した。
前から思ってたけど、コイツ距離感がおかしいくらいにめっちゃ近いんだよな。
右手がアンジェリカの腕に添えられたまま、ブレイデンの左手が再びアンジェリカの髪を撫で、今度は頬に触れた。
俺はブレイデン君を見上げる形になり、ブレイデンは真剣な眼差しで俺を見下ろす。
アンジェリカ
「ん?」
何だろう? 何か言いたい事でもあるのか?
そんな事をアンジェリカが考えていると、ブレイデンの欠点のない顔がゆっくりと近付いて来る。
顔にゴミでも付いてるのかな? 何処に付いてるんだろ? 目を瞑ってジッとしてればいいか。
良い香りが鼻をくすぐる。
ブレイデン君はウチのシャンプーとか石鹸とか使わないで、持参したヤツを使ってるのかな?
俺がエキゾチックでウッディなブレイデン君の香りを嗅いでいると、暖かく柔らかいものが俺の唇をつまむ。
さっき食べたお菓子くずでも付いてるのかな?
その感触は一回ではなく何度も繰り返された。
どうやら随分と頑固な食べカスが唇に貼り付いていたらしい。別に悪い事をしている訳ではないのに、何だかいけない事をしているような気分になる。
ガチャ
ホワイト伯爵夫人
「アンジェリカちゃん! まだ起きてるの!?」
ブレイデンが飛び上がるような勢いで体を離し、立ち上がった。その顔は真っ赤である。
いや、ビックリし過ぎだろ! 勇者の癖に! 俺のママンは怪物じゃないんだぞ?
ホワイト伯爵夫人
「あら? お邪魔だったかしら? 貴方達ったら本当に仲良しさんね?」
アンジェリカ
「まぁね! そりゃあ、俺とブレイデン君の仲だからね!」
ブレイデン
「はい!」
ホワイト伯爵夫人
「とっても良い事だけど、明日は大事なお式でしょ? 明日の主役が目の下にクマでも作ったら大変だわ! 今日は早くお休みなさい!」
アンジェリカ
「そうだね! そうするよ」
ホワイト伯爵夫人
「それに...もしかしたら、明日は寝られないかもしれないでしょ?」
ホワイト伯爵夫人は意味深な笑みを浮かべアンジェリカに耳打ちした。
あぁ~確かに! 盛大に打ち上げてオールナイトで飲み明かしそうだ!
アンジェリカ
「そうだよね! 盛り上がっちゃうかもしれないし! ね?」
ブレイデンに上目遣いで視線を投げかけると、ブレイデンはそっぽを向いて、手で顔を煽ぎはじめた。
それだけでは気がおさまらなかったようで、今度は顔をぱんぱん叩いて気合いを入れている。
何だコイツ? 明日は自分の騎士任命式だからって、緊張し過ぎだろ!
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