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第三章 結婚してから乙女ゲームのヒロインである妻が愛してると言ってくれない
1.自分から愛してると言ってみる
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ブレイデン
「アンジェリカ、愛しています!」
アンジェリカ
「はいはい、そんなことより、商人ギルドから借りたカタログ見なかった?」
あ、あれ? 今、私は愛してるって言いましたよね? 聞こえてなかったのかな?
ブレイデン
「リビングのソファーの上に置いてありましたが...アンジェリカは私のこと...」
アンジェリカ
「おぅ、そうだった! そうだった! アリガト!」
妻は心ここに在らずといった感じで去っていった。
私はブレイデン・B・ホワイト子爵。
乙女ゲーム「天使な乙女」の隠れ攻略対象キャラに転生した転生者である。
何故、自分が乙女ゲームのキャラクターである事を知っているかというと、前世でこのゲームをプレイしていたオタクだからである。
私は前世の知識を総動員し、愛する推しキャラ、ヒロインのアンジェリカと結婚する事が出来た。
もちろん、無理に結婚したわけじゃない! ちゃんと、プロポーズにも同意してくれたし、アンジェリカから愛してると言ってくれた事もある。
イチャイチャ&ラブラブの結婚生活が待っていると思ったのに、結婚してから1度も愛してると言ってくれなくなったのだ!
それどころか、心なしか素っ気ない気がする?
あんなにスキンシップの多かったアンジェリカが、結婚後は自分から滅多に触って来なくなった。
どうしてなのですか!? アンジェリカ!? 誰か私に教えて下さい!!!
_________
ブレイデンは自室で鏡と睨み合った。
鏡の前に男が長時間突っ立っているというのは、いささか問題があるような気がするが、すべては愛する妻のためである。
顔は悪くないはずだ! アンジェリカはカッコイイと言ってくれていた。身嗜みだって、人気デザイナーやギルドの商人達の力を借りて、品のある物で整えている。
自慢じゃないが、剣術の腕もかなりのものである。私はギルドをまとめ上げ、敵国の将を討ち取り、平民から貴族に成り上がった勇者なのである。
そして、金持ちだ! 私の統括するギルドは傭兵ギルドのみならず、商人ギルド、職人ギルド、農業ギルドなど、他分野にわたる。
アンジェリカは、私の何が気に入らないのだろう?
飽きたとか?
他に男が出来た?
考えただけで頭が痛い! アンジェリカは滅多に着飾ったりしないが、大変モテる。王子も、宰相の息子も、騎士長の息子も、皆、アンジェリカが好きだったのだ!
だが、ここで諦めたら男が廃る!
考えろブレイデン! 以前、愛してると言って貰えたシチュエーションを思い出してみるんだ!
確か...ドレスをプレゼントした時と舞踏会に出掛けた時に『愛している』と言ってもらえたはず。
そうか! デートだ! デートに誘ってドレスをプレゼントすればいいのだ!
ブレイデンは、アンジェリカを追ってリビングに向かった。
「アンジェリカ、愛しています!」
アンジェリカ
「はいはい、そんなことより、商人ギルドから借りたカタログ見なかった?」
あ、あれ? 今、私は愛してるって言いましたよね? 聞こえてなかったのかな?
ブレイデン
「リビングのソファーの上に置いてありましたが...アンジェリカは私のこと...」
アンジェリカ
「おぅ、そうだった! そうだった! アリガト!」
妻は心ここに在らずといった感じで去っていった。
私はブレイデン・B・ホワイト子爵。
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もちろん、無理に結婚したわけじゃない! ちゃんと、プロポーズにも同意してくれたし、アンジェリカから愛してると言ってくれた事もある。
イチャイチャ&ラブラブの結婚生活が待っていると思ったのに、結婚してから1度も愛してると言ってくれなくなったのだ!
それどころか、心なしか素っ気ない気がする?
あんなにスキンシップの多かったアンジェリカが、結婚後は自分から滅多に触って来なくなった。
どうしてなのですか!? アンジェリカ!? 誰か私に教えて下さい!!!
_________
ブレイデンは自室で鏡と睨み合った。
鏡の前に男が長時間突っ立っているというのは、いささか問題があるような気がするが、すべては愛する妻のためである。
顔は悪くないはずだ! アンジェリカはカッコイイと言ってくれていた。身嗜みだって、人気デザイナーやギルドの商人達の力を借りて、品のある物で整えている。
自慢じゃないが、剣術の腕もかなりのものである。私はギルドをまとめ上げ、敵国の将を討ち取り、平民から貴族に成り上がった勇者なのである。
そして、金持ちだ! 私の統括するギルドは傭兵ギルドのみならず、商人ギルド、職人ギルド、農業ギルドなど、他分野にわたる。
アンジェリカは、私の何が気に入らないのだろう?
飽きたとか?
他に男が出来た?
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だが、ここで諦めたら男が廃る!
考えろブレイデン! 以前、愛してると言って貰えたシチュエーションを思い出してみるんだ!
確か...ドレスをプレゼントした時と舞踏会に出掛けた時に『愛している』と言ってもらえたはず。
そうか! デートだ! デートに誘ってドレスをプレゼントすればいいのだ!
ブレイデンは、アンジェリカを追ってリビングに向かった。
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