15 / 73
第15話:写真撮影
しおりを挟む
え?写真ってスマホで撮るんじゃないの?なんかゴッツイカメラが出てきた。
しかも店の奥には撮影用のブースが。完全に撮影スタジオなんだよ・・・
店員さんに言われるがままにポーズをとる。一つのポーズに付き何箇所からか撮影。
結局全部で相当な数の写真を取られた。
「結構いい感じだと思うんだけど?」
撮った写真を見せてもらう。その中で変な顔をしたやつとかを削除。
写真データをあたしのPCにコピーしてもらう。
あとはSNSのアカウントだ。あたしは持ってなかったからその場でアカウントを作成した。
いや、仕事の確認用とかでは作ったことあるんだよ?
プライベートなアカウントは初めてってこと。今まで呟くようなことも無かったしね。
Lieselotte0406なぜかこの名前が頭に浮かんだんだよ。
なんて言うか魂へのささやきのようなものを感じたんだよ・・・
そして、お店の公式アカウントをフォローする。
そして早速自分のアカウントに軍服と猫ワンピースの写真をアップ。
お店のアカウントの方にも別ポーズの写真を掲載してもらう。
「名前は本名じゃまずいよね?」
別に本名晒しても問題ないけど、一応やめておくか。
「今作ったアカウントの名前、リーゼロッテでお願い」
どこかで聞いたことある名前だ・・・なんかのゲームだったかな?
早速フォロワーが一人増えた。Undo1129ってアンドゥ・・・安藤!まさか!?
流石にそんなことないよな・・・
Undo1129のプロフィールを見る。そして投稿写真も。間違いない。安藤だ。
まさか秒速で知り合いにバレるとは。
そしてメッセージも届いた。「先輩何やってんすか?」
う、うぅ、うわぁーん
思わず泣き出してしまった。
「誰です!お嬢様を泣かせたのは!」
佳乃がマッハで現れる。
店員さんがスマホを見せる。
「お嬢様がお店のモデルに!?」
早速お店のアカウントをフォローする佳乃。
「なかなかいい仕事です。お嬢様の可愛らしさがよく出ています」
ウンウンうなずきながらあたしのアカウントもフォローする。
「で、お嬢様はなんで泣いていらっしゃるのですか?」
あたしが自分のPCを見せる。Undo1129のメッセージを。
「このアカウントの方にいじめられたのですか?」
佳乃には意味がわからないだろう。
「会社の部下にバレた」
下手をすれば会社中に知れ渡るだろう。より一層出社しづらくなった。
佳乃は複雑な顔をしていた・・・
まあ、気にしてもしょうがないか。お店の宣伝に掲載されるのだから不特定多数の目にさらされるのは覚悟の上。
たまたま最初に見つかったのが知り合いというだけの話。
「佳乃の服はもう出来上がり?」
あたしが選んだ方のデザインだ。
見た感じ問題なさそう。まだ仮縫いのところとかあるのかな?
「もう大丈夫よ。残りの服も同じ寸法で調整しておくわ」
残りは郵送してもらうことにした。
佳乃もメイド服を着て帰るらしい。セーラー服よりは通報されにくいだろう。
もと着ていたセーラー服を忘れないように持ち帰り、駐車場へと向かう。
帰りはのんびりと下道で帰る。
メイドが運転するフェラーリ。交差点で停まると注目を集める。
はたして、メイドとフェラーリのどっちが原因なのか?
どちらにしてもこの車は買い物向きじゃない。
普段使い用に軽自動車でも購入するか。今度カタログでも貰いに行こう。
でもいろんなディーラーを見に行くのも面倒だ。
帰り道で通りがかった本屋に寄ってもらって車雑誌をいくつか購入する。
普通の情報誌や中古車カタログなど適当に見繕う。
主に佳乃が運転するんだし、佳乃の意見も聞いてみよう。
佳乃は18禁の雑誌売り場にいた。成年コミックの雑誌を手に取っている。
年齢的に未成年ではないとはいえ、女性で高校生である佳乃が堂々とそう言う本を読んでいる姿はいっそ貫禄すら感じる。
その迫力に成年コミック売り場から他の客が退散した。
さっきまでのセーラー服姿だったら別の問題が発生していたところだ。
着替えさせておいてよかった。パッと見まじめな委員長タイプに見えるだけにたちが悪い。
なんで、お子様が声をかけづらい場所にいるかな。
あたしは傍から見れば小学生だ。成年コミック売り場はマズイ。
グルメ雑誌売り場に移動してスマホで呼び出す。
佳乃は大量にイカガワシイ本を持っている。もしかして買うの?あたしが?
それなんてイジメ?警察に通報されるわ!まあ、通報されたところで年齢的に問題はないんだけど。
あたしは平穏に暮らしたいんだ。
「その本買うの?」
メイドものの成年コミック。あんたメイドだろ?
「メイドのたしなみを研究しようかと」
その本では夜のたしなみしか研究できないと思う。
それ以外にも百合ものだったり色々と持っている。
研究するのは良いけど、あたしで実践しないで欲しい。
「通報されたくないから佳乃が支払して。この本も一緒に。お金はあたし払うから」
車雑誌を佳乃に渡す。
「了解しました。車の本ですね、しかも国産車の」
そりゃそうだ。フェラーリに軽自動車はない。ポルシェやランボルギーニにも。
佳乃がレジで順番を待っている間に料理の雑誌を見ながら今晩のメニューを考える。
「お嬢様、支払してきました。ポイントカードとポイントのたまるクレジットカードを使用しました」
ポイントって貯めっぱなしだ。
「購入内容を確認するために商品名を読み上げていた店員が途中で泣いてしまい、思ったより時間がかかりました」
レジを見るとバイトの女子高生が泣いている。
絶対わざとだ。やめてあげてこの本屋これなくなる。
家からはまだ距離があるから再びくることはないかもしれないけど・・・
同性相手でもセクハラになるのだろうか?
気まずいので早々に立ち去ることにする。ごめんよバイトの人。
うちのメイドが迷惑をかけて。トラウマにならなきゃいいけど。
再び佳乃の運転で車は進む。あたしは助手席でさっき買った雑誌を読んでいる。
なんだか四角い車が多いなぁ。限られたスペースで出来る限りの空間を確保しようとするとこうなるのか。
どこのメーカーでもだいたい同じようなデザインだ。収斂進化というやつか。
誰がデザインしてもだいたい同じ形に行きつくようだ。佳乃に決めてもらうか。
もうちょっと丸っこい車のほうが好みなんだけど。
しかも店の奥には撮影用のブースが。完全に撮影スタジオなんだよ・・・
店員さんに言われるがままにポーズをとる。一つのポーズに付き何箇所からか撮影。
結局全部で相当な数の写真を取られた。
「結構いい感じだと思うんだけど?」
撮った写真を見せてもらう。その中で変な顔をしたやつとかを削除。
写真データをあたしのPCにコピーしてもらう。
あとはSNSのアカウントだ。あたしは持ってなかったからその場でアカウントを作成した。
いや、仕事の確認用とかでは作ったことあるんだよ?
プライベートなアカウントは初めてってこと。今まで呟くようなことも無かったしね。
Lieselotte0406なぜかこの名前が頭に浮かんだんだよ。
なんて言うか魂へのささやきのようなものを感じたんだよ・・・
そして、お店の公式アカウントをフォローする。
そして早速自分のアカウントに軍服と猫ワンピースの写真をアップ。
お店のアカウントの方にも別ポーズの写真を掲載してもらう。
「名前は本名じゃまずいよね?」
別に本名晒しても問題ないけど、一応やめておくか。
「今作ったアカウントの名前、リーゼロッテでお願い」
どこかで聞いたことある名前だ・・・なんかのゲームだったかな?
早速フォロワーが一人増えた。Undo1129ってアンドゥ・・・安藤!まさか!?
流石にそんなことないよな・・・
Undo1129のプロフィールを見る。そして投稿写真も。間違いない。安藤だ。
まさか秒速で知り合いにバレるとは。
そしてメッセージも届いた。「先輩何やってんすか?」
う、うぅ、うわぁーん
思わず泣き出してしまった。
「誰です!お嬢様を泣かせたのは!」
佳乃がマッハで現れる。
店員さんがスマホを見せる。
「お嬢様がお店のモデルに!?」
早速お店のアカウントをフォローする佳乃。
「なかなかいい仕事です。お嬢様の可愛らしさがよく出ています」
ウンウンうなずきながらあたしのアカウントもフォローする。
「で、お嬢様はなんで泣いていらっしゃるのですか?」
あたしが自分のPCを見せる。Undo1129のメッセージを。
「このアカウントの方にいじめられたのですか?」
佳乃には意味がわからないだろう。
「会社の部下にバレた」
下手をすれば会社中に知れ渡るだろう。より一層出社しづらくなった。
佳乃は複雑な顔をしていた・・・
まあ、気にしてもしょうがないか。お店の宣伝に掲載されるのだから不特定多数の目にさらされるのは覚悟の上。
たまたま最初に見つかったのが知り合いというだけの話。
「佳乃の服はもう出来上がり?」
あたしが選んだ方のデザインだ。
見た感じ問題なさそう。まだ仮縫いのところとかあるのかな?
「もう大丈夫よ。残りの服も同じ寸法で調整しておくわ」
残りは郵送してもらうことにした。
佳乃もメイド服を着て帰るらしい。セーラー服よりは通報されにくいだろう。
もと着ていたセーラー服を忘れないように持ち帰り、駐車場へと向かう。
帰りはのんびりと下道で帰る。
メイドが運転するフェラーリ。交差点で停まると注目を集める。
はたして、メイドとフェラーリのどっちが原因なのか?
どちらにしてもこの車は買い物向きじゃない。
普段使い用に軽自動車でも購入するか。今度カタログでも貰いに行こう。
でもいろんなディーラーを見に行くのも面倒だ。
帰り道で通りがかった本屋に寄ってもらって車雑誌をいくつか購入する。
普通の情報誌や中古車カタログなど適当に見繕う。
主に佳乃が運転するんだし、佳乃の意見も聞いてみよう。
佳乃は18禁の雑誌売り場にいた。成年コミックの雑誌を手に取っている。
年齢的に未成年ではないとはいえ、女性で高校生である佳乃が堂々とそう言う本を読んでいる姿はいっそ貫禄すら感じる。
その迫力に成年コミック売り場から他の客が退散した。
さっきまでのセーラー服姿だったら別の問題が発生していたところだ。
着替えさせておいてよかった。パッと見まじめな委員長タイプに見えるだけにたちが悪い。
なんで、お子様が声をかけづらい場所にいるかな。
あたしは傍から見れば小学生だ。成年コミック売り場はマズイ。
グルメ雑誌売り場に移動してスマホで呼び出す。
佳乃は大量にイカガワシイ本を持っている。もしかして買うの?あたしが?
それなんてイジメ?警察に通報されるわ!まあ、通報されたところで年齢的に問題はないんだけど。
あたしは平穏に暮らしたいんだ。
「その本買うの?」
メイドものの成年コミック。あんたメイドだろ?
「メイドのたしなみを研究しようかと」
その本では夜のたしなみしか研究できないと思う。
それ以外にも百合ものだったり色々と持っている。
研究するのは良いけど、あたしで実践しないで欲しい。
「通報されたくないから佳乃が支払して。この本も一緒に。お金はあたし払うから」
車雑誌を佳乃に渡す。
「了解しました。車の本ですね、しかも国産車の」
そりゃそうだ。フェラーリに軽自動車はない。ポルシェやランボルギーニにも。
佳乃がレジで順番を待っている間に料理の雑誌を見ながら今晩のメニューを考える。
「お嬢様、支払してきました。ポイントカードとポイントのたまるクレジットカードを使用しました」
ポイントって貯めっぱなしだ。
「購入内容を確認するために商品名を読み上げていた店員が途中で泣いてしまい、思ったより時間がかかりました」
レジを見るとバイトの女子高生が泣いている。
絶対わざとだ。やめてあげてこの本屋これなくなる。
家からはまだ距離があるから再びくることはないかもしれないけど・・・
同性相手でもセクハラになるのだろうか?
気まずいので早々に立ち去ることにする。ごめんよバイトの人。
うちのメイドが迷惑をかけて。トラウマにならなきゃいいけど。
再び佳乃の運転で車は進む。あたしは助手席でさっき買った雑誌を読んでいる。
なんだか四角い車が多いなぁ。限られたスペースで出来る限りの空間を確保しようとするとこうなるのか。
どこのメーカーでもだいたい同じようなデザインだ。収斂進化というやつか。
誰がデザインしてもだいたい同じ形に行きつくようだ。佳乃に決めてもらうか。
もうちょっと丸っこい車のほうが好みなんだけど。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる