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第26話:引っ越し
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「そういうわけで手狭になったので引っ越しをします」
今のマンションは4畳半に6畳のリビングダイニングの1LDKだ。
一人暮らしでは全く問題なかった。佳乃が来て多少狭いかなと思ったがなんとかなった。
でも、花子を引き取ったことによって、流石に窮屈になった。
せめて、寝室が6畳とか、寝室と書斎を分けるとかできればまだマシなんだけど。
「みんなの意見が聞きたい」
あたしはトイレとお風呂は別ってのだけ譲れない。
部屋はみんな別々でも構わないけど、どうせ佳乃はあたしのベッドで寝るんだろうし。
花子だってそうだろう。ダブルベッド1つでみんな寝ることになると思う。
シングルベッドだと誰か落っこちる。
「3人で寝れるベッドがいいですね。他は特にありません。広いと掃除が大変ですし」
やっぱりか。花子も頷いているし。
「でも、二人とも学生だから、勉強部屋は必要でしょ?」
佳乃が明後日の方向を向く。学校の勉強は嫌いらしい。
花子は成績は良いらしい。対照的な二人だ。
「こたつがある。問題ない」
うーん。
「あたしの仕事場が無いの!」
パソコンはモバイル用のノートだからこたつでも作業できなくはない。
しかし、いくらこたつが素晴らしいものだとしても、3人分の作業机の代わりにはなれない。
「お風呂も広いほうがいいよね?」
すると佳乃がタブレットで画像を見せる。
「このような浴槽に憧れがあるのですが・・・」
なにこれ?金魚鉢?浴槽って言ったよね?もしかしてコレお風呂なの?
「金魚鉢みたいなお風呂ね」
もしかしてコレが欲しいのか?これってサイズ大きくない?
「大きさ的にマンションには入らないわね」
とりあえず却下する。
家を建てる時じゃないとこんなものは設置できない。
建売の一戸建てでも無理だ。今回は賃貸のマンションを探すのだから尚更無理。
「黒音はマスターからの魔力供給をしてもらう部屋が欲しい」
ゴメン、日本語で説明してほしい。魔力供給?
「使い魔には定期的な魔力の供給が必要」
いつの間に使い魔に?この前は所有物とかだったよね?
設定がコロコロ変わるのかな?
「で、魔力の供給って何をどうすればいいの?」
花子が顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
「そんなの恥ずかしくて人前では言えない」
なんとなく想像は付いた。花子が耳元で囁く。
「あの、その、口移しで・・・」
ああ、ちゅーして欲しいわけね。ライトなので助かったわ。
「それでしたら、私も火照った身体をお嬢様に慰めてもらう部屋が欲しいです!」
こっちは割とストレートだ。しかもライトではない。
「平たく言うと二人ともプライベートな空間が欲しいってことね」
まあ、お年頃の娘さんなわけだし、目的はどうであれ個人の部屋は必要と。
「そうするとベッドもそれぞれ必要ね。3LDKでそれぞれの部屋を・・・」
二人が慌てふためいて縋り付く。
「よくよく考えれば山田は妹も同然、同衾しても問題ありませんでした!」
一人にされるのがそんなに嫌なのか。
「闇の皇帝たるマスターの使い魔として使用人ごときの視線は気になりませんでした!」
こっちもか。そしていつの間に吸血鬼から闇の皇帝にランクアップした?こんなに白いのに・・・
「なので、3人で閨を共にするということでこの件は終了にしましょう」
変なところでお互いに張り合ったりしないで仲良くしてほしい。
「そうだ、クローゼットは必要だよね」
3人ともそれほど服は多くないけど、収納時にかさばる服が多い。特にあたしだけど。
EndLessDreamの服は立体デザインが多い。畳むということを考慮されていない。
アイテムボックスが使えないのは不便なんだよ・・・
「寝室にウォークインクローゼットなどがあれば便利では?」
おお、そんなものもあるよね。
「さすが佳乃!」
頭を撫でてあげる。ほっぺが染まって目がとろーんとしている。
花子が悔しがっているが、反撃を思いつかなかったようだ。
「まあ、寝室と作業部屋とリビングダイニングとして、2LDK位の部屋を探します」
二人の学校への距離とかも考慮しないといけないからこの近辺が良いのかな?
もしくはどっちかの学校に近いところとか?通う年数で言うと花子の学校の近く?
「花子の学校の最寄り駅は?」
以前行ったときは花子の案内で車で直接学校に行ったから最寄り駅がわからない。
車で20分くらいだったからそんなに遠くはないんだけど。
「ここ。マンションの向かいにあるバス停」
なんと、徒歩0分だったのか。
「佳乃は?」
佳乃の学校には行ったことがない。そういえば、転居届とかも出してないのでは?
「ここから隣の駅で乗り換えて、快速で3駅ほどです」
地図上に二人の学校の位置をマークして、それと路線図を重ねる。バスのも一緒に。
めぼしい個所をいくつか選択してその周辺で物件を探す。
条件を箇条書きして不動産屋にゴー!
部屋探しの条件
・間取りは2LDK程度
・二人の学校への通学に便利なところ
・風呂トイレ別
・主寝室は6畳程度の広さ
・作業部屋は狭くてもいい
・光回線が使用できること
・ウォークインクローゼット
・地下駐車場
「最低限、こんなところかしら?」
ネックなのは地下駐車場か?
この条件だと大型マンションかタワーマンションしかないだろうけど、
そうすると選択肢はかなり少ない気がする。どの条件を妥協するか。
このマンションの別の部屋が一番可能性が高い気もする。
いっそのこと賃貸じゃなくて分譲でもいいし、一戸建てを買うというのも有り。
今から家を建てるのは時間的に無理。だけど、最悪それまでホテル暮らしってのも・・・
まあ、家具や家電なんかもこの際新しいのに買い替えるから、持ってく荷物は少ない。
順番としては新居を決めてから必要なものの買い出しと引越しの手配かな?
そのあとに役所とか学校とかに届け出を提出。
まずは不動産屋で相談だ。駅前かな?
今のマンションは4畳半に6畳のリビングダイニングの1LDKだ。
一人暮らしでは全く問題なかった。佳乃が来て多少狭いかなと思ったがなんとかなった。
でも、花子を引き取ったことによって、流石に窮屈になった。
せめて、寝室が6畳とか、寝室と書斎を分けるとかできればまだマシなんだけど。
「みんなの意見が聞きたい」
あたしはトイレとお風呂は別ってのだけ譲れない。
部屋はみんな別々でも構わないけど、どうせ佳乃はあたしのベッドで寝るんだろうし。
花子だってそうだろう。ダブルベッド1つでみんな寝ることになると思う。
シングルベッドだと誰か落っこちる。
「3人で寝れるベッドがいいですね。他は特にありません。広いと掃除が大変ですし」
やっぱりか。花子も頷いているし。
「でも、二人とも学生だから、勉強部屋は必要でしょ?」
佳乃が明後日の方向を向く。学校の勉強は嫌いらしい。
花子は成績は良いらしい。対照的な二人だ。
「こたつがある。問題ない」
うーん。
「あたしの仕事場が無いの!」
パソコンはモバイル用のノートだからこたつでも作業できなくはない。
しかし、いくらこたつが素晴らしいものだとしても、3人分の作業机の代わりにはなれない。
「お風呂も広いほうがいいよね?」
すると佳乃がタブレットで画像を見せる。
「このような浴槽に憧れがあるのですが・・・」
なにこれ?金魚鉢?浴槽って言ったよね?もしかしてコレお風呂なの?
「金魚鉢みたいなお風呂ね」
もしかしてコレが欲しいのか?これってサイズ大きくない?
「大きさ的にマンションには入らないわね」
とりあえず却下する。
家を建てる時じゃないとこんなものは設置できない。
建売の一戸建てでも無理だ。今回は賃貸のマンションを探すのだから尚更無理。
「黒音はマスターからの魔力供給をしてもらう部屋が欲しい」
ゴメン、日本語で説明してほしい。魔力供給?
「使い魔には定期的な魔力の供給が必要」
いつの間に使い魔に?この前は所有物とかだったよね?
設定がコロコロ変わるのかな?
「で、魔力の供給って何をどうすればいいの?」
花子が顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
「そんなの恥ずかしくて人前では言えない」
なんとなく想像は付いた。花子が耳元で囁く。
「あの、その、口移しで・・・」
ああ、ちゅーして欲しいわけね。ライトなので助かったわ。
「それでしたら、私も火照った身体をお嬢様に慰めてもらう部屋が欲しいです!」
こっちは割とストレートだ。しかもライトではない。
「平たく言うと二人ともプライベートな空間が欲しいってことね」
まあ、お年頃の娘さんなわけだし、目的はどうであれ個人の部屋は必要と。
「そうするとベッドもそれぞれ必要ね。3LDKでそれぞれの部屋を・・・」
二人が慌てふためいて縋り付く。
「よくよく考えれば山田は妹も同然、同衾しても問題ありませんでした!」
一人にされるのがそんなに嫌なのか。
「闇の皇帝たるマスターの使い魔として使用人ごときの視線は気になりませんでした!」
こっちもか。そしていつの間に吸血鬼から闇の皇帝にランクアップした?こんなに白いのに・・・
「なので、3人で閨を共にするということでこの件は終了にしましょう」
変なところでお互いに張り合ったりしないで仲良くしてほしい。
「そうだ、クローゼットは必要だよね」
3人ともそれほど服は多くないけど、収納時にかさばる服が多い。特にあたしだけど。
EndLessDreamの服は立体デザインが多い。畳むということを考慮されていない。
アイテムボックスが使えないのは不便なんだよ・・・
「寝室にウォークインクローゼットなどがあれば便利では?」
おお、そんなものもあるよね。
「さすが佳乃!」
頭を撫でてあげる。ほっぺが染まって目がとろーんとしている。
花子が悔しがっているが、反撃を思いつかなかったようだ。
「まあ、寝室と作業部屋とリビングダイニングとして、2LDK位の部屋を探します」
二人の学校への距離とかも考慮しないといけないからこの近辺が良いのかな?
もしくはどっちかの学校に近いところとか?通う年数で言うと花子の学校の近く?
「花子の学校の最寄り駅は?」
以前行ったときは花子の案内で車で直接学校に行ったから最寄り駅がわからない。
車で20分くらいだったからそんなに遠くはないんだけど。
「ここ。マンションの向かいにあるバス停」
なんと、徒歩0分だったのか。
「佳乃は?」
佳乃の学校には行ったことがない。そういえば、転居届とかも出してないのでは?
「ここから隣の駅で乗り換えて、快速で3駅ほどです」
地図上に二人の学校の位置をマークして、それと路線図を重ねる。バスのも一緒に。
めぼしい個所をいくつか選択してその周辺で物件を探す。
条件を箇条書きして不動産屋にゴー!
部屋探しの条件
・間取りは2LDK程度
・二人の学校への通学に便利なところ
・風呂トイレ別
・主寝室は6畳程度の広さ
・作業部屋は狭くてもいい
・光回線が使用できること
・ウォークインクローゼット
・地下駐車場
「最低限、こんなところかしら?」
ネックなのは地下駐車場か?
この条件だと大型マンションかタワーマンションしかないだろうけど、
そうすると選択肢はかなり少ない気がする。どの条件を妥協するか。
このマンションの別の部屋が一番可能性が高い気もする。
いっそのこと賃貸じゃなくて分譲でもいいし、一戸建てを買うというのも有り。
今から家を建てるのは時間的に無理。だけど、最悪それまでホテル暮らしってのも・・・
まあ、家具や家電なんかもこの際新しいのに買い替えるから、持ってく荷物は少ない。
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そのあとに役所とか学校とかに届け出を提出。
まずは不動産屋で相談だ。駅前かな?
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