若き頭領

ハーマ

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本気

也真登の本気と空虚

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如月視点&也真登視点

如月視点↓

如月「そういえば思ったんだが(モグモグ)」

也真登「?」

如月「也真登の髪は中に銀があるがいつもどうやって隠してるんだ?(モグモグ)ついでに聞くといつもなんで見せないんだ?(モグモグ)」

終夜「話は食事が終わってからにしましょう」

也真登が神修に来てからはや2週間  如月の素を見まくり大満足な也真登に如月が髪の色について質問

也真登「俺のインナーカラーですか?元々は全部銀だったんですけど年齢を重ねる事に黒になっていって……今では前髪と左サイド以外は全部黒」

如月「成程(モグモグ)……これ上手いな(モグモグ)」

終夜「そろそろ説教しますよ如月様」

如月「…………」

終夜の説教が如月は苦手なのかちゃんと黙って食事をする如月

也真登「…………」

終夜「也真登君  眠い?」

也真登「少し」

終夜「まぁ朝昼晩如月様の食事作ってれば疲れるよね  寝ていいよ」

と言いながら終夜は自分の膝をポンポンしており余りにも眠かった也真登は、ソファーに座りながら本を読んでいた終夜の膝枕で爆睡

終夜「本気で膝で寝るとは……」

如月「(ゴクン)どうにも気を張って疲れるみたいでな  慣れないんだろう」

終夜「可愛いな  嫉妬してんの?」

如月「五月蝿い」

也真登の寝顔は自分のモノだと思っていた如月にとって今の現状は少し納得いかない

也真登「如月さ………」

終夜「どうやら臣との夢を見てるみたいだね  いい笑顔」

如月「なんの夢見てんのかは不明だけどな」

食器を洗ってから手を拭いた如月は優しく也真登を撫でると也真登は柔らかな写真に取りたくなる笑みになる

如月「…………」

余りにも也真登の可愛さに耐えられなかったのか如月が個人用のスマートフォンを出して無音撮影

終夜「家に案内しないの?」

ふと終夜が如月にそう言うと如月は忘れていたのか「カードキー取りに一旦戻る」と言って退室

~数十分後~

如月「まだ寝てる?」

終夜「まだ寝てる  なんか猫みたいだね」

如月「疲労困憊してるんだろ」

普段なら物音一つで目の覚める也真登がなかなか起きない

也真登「…………」

如月「ん?」

終夜「どうしたの?」

如月「今何か言ってなかったか?」

也真登の寝言を聞き逃さなかった如月

也真登「猫………にゃんにゃん………子猫………にゃおーん」

如月「…………」

終夜「…………」

如月、終夜  ギャン可愛い

也真登の寝言にハートを射抜かれた2人

如月「終夜」

終夜「何?」

如月「也真登はやらねぇぞ」

終夜「手は出しませんよ  臣と違って」

也真登が眠っている間に如月と終夜の間でバトルが……

「バチバチバチバチ」

目線上での戦いの中  也真登が身じろぎし起き上がってから目が覚めた

也真登「( ̄□ヾ)ファ~」

如月「おはよう也真登」

終夜「おはよう也真登君」

也真登「おはようございます(つд⊂)ゴシゴシ」

寝起きは少し起動に時間のかかる也真登は少しぼーっとして復活

也真登「失礼  もしもし……ああ……え?……もしかしてあの案件か?……分かった……バイクを送ってくれ……分かった」

如月「どうした?」

也真登「刃から緊急の仕事が入ったので直接バイクでその場に行きます  来ますか?」

終夜「殺気出てるけど……」

内容が内容だったのか也真登から殺気が溢れている

也真登「昔の友人が敵に殺されたとの連絡も入っていますので  ちょっとした仕事ですよ」

と言いながら刃から送られてきた武器を身に纏い戦闘服で武器を隠す也真登

也真登「……数人残して性奴隷にでもするかな」

如月、終夜「えっ」

也真登「独り言なのでお気になさらず」

さらっと怖いことを言っていた也真登は驚く2人を他所にバイクのあるところへ

也真登「行きますよ」

慣れているのか也真登は素早くバイクのエンジンを入れ動き出し如月と終夜もその後を追う

如月  スピードが本来のものよりも早い……改造か

そもそも也真登の乗るバイクは特注品で也真登にしか扱えない

~3時間後~

也真登「やっぱり予想した通り人は多い」

如月「予想できてたのか?」

也真登「大雑把には  この組織はとある組織の格下傘下組織ですから………まぁ大元となる組織に見放されているので壊滅しようとしなかろうとどっちでもいい感じですかね」

そう言いながら也真登は前髪を上げ左もサイドバックにする

也真登「それじゃぁ見てて下さい」

とそれだけ伝えて也真登はいた高台から前に倒れ落ち落ちている最中に魔術を使う

如月「鎖の魔術は強いのか?」

終夜「逆に1番弱いです  その代わりに幻覚症状や即死性の高い毒がなられているらしいです」

如月「つまり使い方によっては強いのか」

終夜「魔術師の中で最高ランクの免許を持っている也真登君の技術だったらそれを難なくこなしますね」

と言っている間にも也真登はどんどん敵をなぎ倒していき顔の良さげな強気な人だけを残している

???「へぇ……幾ら見放しているとはいえあの量を1人で魔術をうまく使いながら倒すなんてどんな逸材だ?」

如月達には見えない場所で馬に乗った1人の青年が也真登を見てそう言う

???「「深紅」と言う名前の組織の頭領ですね  名を「真應  也真登」と言うそうです」

???「あれでまだ高校生なんて国は何故放置しているんだろうな?扱い方によっては世界の恐怖に手を貸すであろう人物だろう?俺ならば即座に監視下に置くけどな?」

???「随分と興味津々ですね  12代目」

???「祖父と同じ魂の色だ  しかも求めているものも同じとなれば興味をそそられるのも当然だろう?」

楽しんでいるのか「12代目」と呼ばれた青年は笑いながら部下にそう伝える

???「近々交渉を行う  その時用の準備はしておけ」

???「はい」

大体の実力と可能性を見た青年らはそのまま馬を動かして帰城

也真登「あっはははは!!!!!!」

その頃也真登はと言うと数人は生かしているがそれ以外は皆殺しな上に全身に返り血を浴びている

也真登「…………」

そして突然無言になった……その瞬間目の前にあった城が何者かに爆破され也真登も興醒め

也真登「…………」

城の中にいた者達の死を確認した也真登は生き残らせた者達の所へ行き……

捕虜「!!!!!!!!」

突然1人を押し倒したと思ったら上半身の服を破き何かを嗅いでいる

如月「選抜しているな」

終夜「選別?」

如月「餌になるかそれとも奴隷にするかを」

也真登のその行動は相手の生死に関わる事であり相手は何をされるかわからずビクビク

也真登「7人餌  1人奴隷」

ふと全員の匂いを嗅ぎ終えた也真登はそう呟いて1人だけ綺麗な服を着せてそれ以外は失神させる

如月「そいつらどうするんだ?」

也真登「2人はそのまま俺の部屋に置きます  それ以外は俺の指示があるまでは放置」

一仕事を終えて也真登は捕虜達をどこかへ転送

也真登「刃が迎えに来るそうなので居候はここまででしょうね」

少し残念気な也真登はそう言って一礼しバイクを手で押してどこかへ行き如月達も組織の城へ

如月「まぁ戦闘面での本気は見れたな」

「性的な面では見れなかったが」と言いながら如月と終夜は帰城

ここから也真登視点↓性的拷問含みます

也真登「…………」

「カツカツカツカツカツカツ」

火牙刀「お仕事お疲れ様でした  捕らえた者は既に準備が完了しております」

「カツカツカツカツカツカツ×2」

刃「休暇中に休暇を切り上げる形になり申し訳ありません  しかしながらかなり急な首領にしか出来ない案件だった為に……」

也真登「あそこの組織はこちらも手を焼いていたから気にするな  資料を渡せ」

「カツカツカツカツカツカツ×3」

組織に戻って力を使って服を首領の服に変えた也真登は刃と火牙刀の3人で普段よりも早いペースで歩く

也真登「あいつらは?」

刃「ユーヤ、レント、シュン、アキレス、ジレアの5名は既に室内に入っています」

也真登「そうか」

資料を受け取った也真登はとある部屋につき火牙刀はそこの警備をし刃は也真登と部屋に入り、也真登は用意されている椅子に腰掛け刃は万が一の時用に立って也真登の護衛

也真登「始めろ」

別の部屋に静かに響いた也真登の開始の合図……今の今まで何もせずに立っていただけの5人が未だに失神している捕虜達に媚薬を盛る

也真登  さて……今迄与えてきた餌の中ではそれなりに良く頑丈な奴らを選んだが……どのくらい耐えるかな

つまり也真登はこれまでに20回餌を見つけその5人に与えてきた……そのうち3回目の時の者達は生き残り今でも組織の裏の構成員として働いているが……それ以外は5人の攻め等に耐えきれず死んでいった……勿論頑丈さもそれほどではなかったし5人の好みでもなかったが5人好みに仕上がり、也真登にも気にいられているので死ぬ事は無いが……精神面では反抗できないよう徹底的に殺され死んでおり也真登と「主」と呼ぶ人にしか従わない

捕虜「ふぁっ……んぁ……あぁ!!」

刃「今回は媚薬だけで随分と鳴きますね」

也真登「不感症にも効く媚薬を調合したからな」

刃「通りで反応がいいわけですね」

触れられるだけで落ちる捕虜の内1人だけ声を押し殺し快楽に耐える者がいた

也真登「俺の部屋にいる2人の弟だな  あの2人は双子だから顔が似てたが弟はあまり似てないな」

などと言いながら也真登はマイクを持ち放送をかける

也真登「ジレア  そいつ1回犯してから俺の部屋に連れてこい」

そう言って也真登は刃とその部屋から出て刃と火牙刀に警備をさせ目隠しをし拘束をしておいた2人を起こす

也真登「いつまでも寝てんな」

捕虜「っ……」

也真登「お前が兄貴だろ?双子の」

捕虜「なんで………知って………」

目隠しを解き黒髪の方にそう言うと言葉通りだったのか相手は怯えている

也真登「こちらの情報網を舐めるな」

也真登はそう答えて2人をベッドの上に投げ先に兄の方に媚薬を盛りその後に弟の方に盛って弟の方を愛撫

捕虜「零(れい)!」

也真登「へー?弟の方は「零」って名前か?」

捕虜「颯(はや)………」

也真登「俺の前で名前呼んだら大変なことになるぞ」

無意識に名前を呼んでしまった2人を笑いつつ着実に弟を追い詰めていくがある事に気がつく

也真登「零……だったか?お前男と寝た事あるだろ」

零「!!!!!!」

颯「えっ……?」

兄の方は知らなかったのか驚いて顔が青ざめていく

也真登「まだ愛撫しただけでそれじゃぁ快楽を知っているし何よりも……」

零「ひゃっ!?」

也真登「ここが愛撫だけで疼きひくつくとなると……男を知り後ろの快楽を知ってる」

零「んんぅ……うっ……」

零の後ろを弄りつつ也真登が考えたのは兄が弟を犯すと言う形……

也真登「…………」

「スッ」と真顔になった也真登は零の腕をベッドの柱に拘束し目隠しをして足を固定

零「えっ……」

也真登「少し1人で遊んでろ」

そう言って也真登は持っていたローターを2つ零の中に入れ太めのバイブを入れて出力を最大にさせる

零「やっ……あっア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!」

ローターも深く中に入りバイブは人では有り得ない動きをしている為に、恐らく後ろではイッたことが無い零に訪れた強すぎる快楽で1発で達し放心するが快楽は終わらない

也真登「弟  助けたくないのか?」

ここまで酷いことをしておいて也真登は颯に「助けたくないのか?」と揺さぶりをかけていく

颯「あんたがやってる事だろ!?」

混乱し自分が何を言っているのかもわからず颯は叫ぶがずっと目を離さず見ているのは零の姿………

也真登「ごもっともだがな?お前らは俺の仲間も友人も殺した  命があるだけいい方だ」

零「颯……はぁ……颯ぁ………助けて……んぁうう……助けてよぉ……」

也真登「弟はイキ続けてお前に助けを求めているぞ?捕虜となった以上外には出せないが………命令を聞くならこの城の中でなら自由にさせてやる」

也真登は混乱している颯にそう告げる……元々也真登は滅多に餌を見つけ自分のモノにしないし奴隷も作らない

颯「この中なら………自由………?」

也真登「助けてやれ  弟を」

既に颯は弟の痴態を見て興奮しており今にでも貪りそうな勢いだったのを耐えていて……それを分かっていた也真登は颯の腕の拘束を解いて誘導

零「助けて………」

颯「…………」

零「んんぅ!!!!!!」

零の言葉に颯は無言だったがバイブとローターを抜くのだが……自分の中で弟を犯すか犯さないかで悩む

零「颯………」

しかし弟は兄の葛藤を知らないので強請るような声を出す

颯「後悔するなよ  零」

零「えっ………んァう!!あっ………ああん!!」

颯「お前ん中すっげぇトロトロ………気持ちいい」

零「はっ……激し………激しい……!!颯………まっ……やぁ……いっ!!」

也真登  兄弟だからこそのアレがあるが……結構見てて興奮するな

興奮はするが勃つ事は無い

ジレア「首領」

ふと部屋を開けていたからか気がついたのかジレアが捕虜を連れて入室

捕虜「兄さん……?」

颯、零「听(ぎん)?」

也真登「ざあとらしいやり方をするな?ジレア」

完全に行為に夢中になっていた颯と零は弟の登場に固まる

也真登「続けろ」

しかし也真登は心にもないことを言う

颯、零「えっ」

也真登「聞こえなかったか?「続けろ」と言った  嫌ならば永遠にこの部屋にいることになるぞ?」

ジレア「そう言う条件なんですか?」

也真登「の方が人間味が残っていいだろ」

也真登の言葉に再度葛藤をしたが2人は行為を再開させ听は手の拘束をとこうと動き出す

也真登、ジレア「おっと」

听「!!!!」

しかしジレアも也真登もそれを見逃さずジレアが听の後ろを取り也真登が听の前をとる

也真登「なんだ  兄弟の行為見て興奮したのか」

听のそこは張り詰めておりそれを分かっていなかった听自身は驚愕

也真登「なんなら参加するか?」

听「へっ?」

也真登「そこまで興奮してんなら兄弟でやればいいと言っている」

听「…………」

也真登  こいつ……

听の反応で也真登は何かを察知

也真登「お前が恋焦がれているのはどっちだ」

不意に也真登が听の耳元でそう告げる……すると听は小さく……

听「………颯」

也真登  兄貴の方か……

也真登「ちょっと待ってな」

也真登はそう言って行為に夢中な颯の後ろに周り……

颯「ひっ?!」

也真登「後ろ初めてかどうかは知らんが……取り敢えずな」

颯「痛……」

也真登  まぁ初めてだろうがなかろうがヤらせるけどな

などと思いながら也真登は颯の後ろを少しずつ解していき20分程かけて解すのが完了

听「ゔ……」

「ボスン」と後ろに腕を拘束された状態で听はベッドに投げられ、也真登が听のズボンのチャックを外して颯の中に挿れていく

颯「はっ……んぁ……」

也真登「命令に従えば自由をやるよ」

そう言って也真登は兄弟での近親相姦を強要

~2時間後~

3人「…………」

媚薬の効果だったのか途中から命令をしていないのに受け攻めが変わりリバとなって2時間後には全員失神

ジレア「珍しいですね  己自らの餌を確保するなんて」

ふと後処理を終え也真登の許可で3人で也真登のベッドで熟睡

也真登「別に理由はない……ただ……」

ジレア「ただ?」

也真登「…………」

ジレア「分かってます  その反応の時は言いたくない時だってこと」

也真登にとって本気を出した後に訪れるのは……ただの空虚だった……
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