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1章 異世界突入編
第40話 謎の女
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エアリスの声で琉海は周囲を見る。
すると、フードを被った者が視界に入った。
フードを被った何者かは、水溜まりも気にせず、琉海に近づいてきた。
「誰だ?」
イーゲルが魔薬を飲むときに邪魔をしてきた奴だろうか。
琉海は警戒しつつ、会話を試みる。
しかし、相手は何も言わず、ただ接近してくる。
一歩、一歩、無言で近づく。
「そこで止まれ!」
琉海はローブを着た者の射程圏内に入ることを嫌い、そこで止まるように訴えた。
すると、琉海の言葉を聞き入れたのか、足を止めてくれた。
容姿はわからないが、話の通じ人間だと思い、内心ほっとして警戒を緩めてしまった。
その瞬間、間隙を狙ったかのように謎の者が一気に距離を詰めてきた。
一瞬で懐に入られ、掌底を放たれる。
精霊術で身体強化している琉海は最小限の動きで掌底を躱した。
しかし、その動きを読んだのか、回避先に回り込むように蹴りが襲い掛かり、琉海の脇腹に直撃する。
「くッ!」
動きの繋げ方からして、掌底は囮、本命は蹴りだったか。
追撃される前に琉海は距離を取った。
蹴られた場所の痛みはそこまでない。
相手も身体強化をしているのだろうけど、魔力とマナでは出力が段違いだ。
それにしても、高い技術のある動きをしてくる。
それにあの足。
琉海を蹴ったときに見えた足は、線が細く、女性の足のように思えた。
ローブを被っているため、体系がはっきりわからず、手にも手袋を嵌めていて、性別の判別が難しい。
判別できる要素は足だけ。
だが、おそらく女性だろうと推測する。
何が目的で襲ってくるのかわからないが、組み伏せて話を聞けばいいだろうか。
ローブの女は再び距離を詰めてきた。
琉海が相手の動きを見て、微かに重心をずらした瞬間にローブの女からナイフが飛んでくる。
顔に来たナイフを人差し指と中指で挟み込む。
一瞬、ナイフに気を取られ、ローブの女を見失った。
すると、死角から拳が飛んでくる。
雨でできた水溜まりを踏む音で位置を予測し、その拳も避ける。
だが、それも読まれていたのか、体重を乗せていた後ろから蹴りを食らった。
「うっ!」
痛くはないが、衝撃でたたらを踏むも、捕まえようと手を伸ばす。
しかし、反撃されてしまう。
(なんか、動きを読まれているみたいなんだよな)
『なに呑気なこと言っているのよ。殺されても知らないわよ』
(そこなんだよ。このローブの女は俺を殺そうとしていないと思うんだ)
『相手が女だとわかったらこれよ』
(別に相手が女だからとかじゃなくて、狙ってくる場所が全部急所から外れているんだよ)
急所に近い場所に当たるときもあるが、おそらく殺しに来ているわけではなさそうだ。
つまり、このローブの女は何か目的があって戦っているのだろう。
捕まえて話を聞く状況に持ち込みたいのだが、簡単に捕まってくれない。
というのも、琉海が動こうとしたときには、すでに動き出しているように見える。
動きを読むというよりは、予知に近いかもしれない。
全力の身体強化をすれば、捕まえられるだろうが、加減ができず殺してしまうかもしれない。
琉海は無差別に殺せるほど良心を捨て切れてはいなかった。
(さて、どうしたものか)
ローブの女と対峙しながら、考えてるときに、目に留まったのはローブだった。
正体を隠している節がある。
曝け出されたら少しは動揺を見せるかもしれない。
ローブなら、剥ぎ取ることは可能だろう。
琉海は駆け出し、ローブの女へ拳を放つ。
それを知っていたかのように躱してくる。
そして、琉海はここで『創造』を行使した。
創造したのは、針とワイヤー。
躱された拍子に指先で針を飛ばし、ローブに引っ掛ける。
放った拳をそのまま一気に上に持ち上げ、ローブを引き剥がした。
「くッ!」
ローブの女から苦悶の声が聞こえた。
その一瞬を見逃さず、琉海は女の腕を捕まえ、地面に組み伏せた。
「うッ……」
女から声が漏れるが、表情は見えない。
雨と夜という暗闇のせいで、視界が悪すぎる。
「さあ、なんで俺を襲ってきた? 答えてもろうか」
「……ころ……せ……」
雨音で何を言ったのか聞こえない琉海。
「言う気がないのか?」
「私を! 殺せ!」
殺せと叫び出す女。
「慰みものになるくらいなら、死ぬ!」
鬼気迫る声から舌を噛み切るのを予想した琉海は、手刀で意識を刈り取った。
「とりあえず、ミリアを宿に連れて行かないとな。女将さんが心配してるだろうし」
『その女はどうするの?』
「ここに放って置くわけにもいかないだろ。一緒に連れて行くよ」
ミリアと一緒に女性も担ぐ琉海。
屋敷にいたイーゲルの仲間は下敷きになってると思う。
出てこないところを見ると死んだか、屋敷を倒壊させたイーゲルの一太刀で死んだのだろう。
生きていたとしても、放っておくつもりなので、どうでもよかった。
全力の身体強化で雨の中を疾駆する。
数分もすれば、町が見えてきた。
宿の窓からはずぶ濡れの女将さんが落ち着きなく右往左往している姿が見えた。
扉の前には『close』となっており、今日はもう閉店しているようだ。
二人を抱えているが、うまく手を空けて扉を開けた。
「す、すみません。今日はもう……ッ!?」
びしょ濡れの琉海と抱えている少女に視線を向ける女将さん。
「気を失っているみたいなので、安静に寝かせてあげてください」
「あ、ありがとうございます!」
女将さんが深く頭を下げて礼を言い、ミリアを背負ってすぐに部屋へ運ぶ。
琉海も自分の部屋に行った。
そして、女性を部屋のベッドに下ろした。
灯りのある部屋で女性の顔が見えた。
「…………ッ!?」
「どうしたの? ルイ?」
いつの間にか実体化していたエアリスが琉海の顔を覗く。
ベッドに横たわる女性は琉海の知っている顔だった。
すると、フードを被った者が視界に入った。
フードを被った何者かは、水溜まりも気にせず、琉海に近づいてきた。
「誰だ?」
イーゲルが魔薬を飲むときに邪魔をしてきた奴だろうか。
琉海は警戒しつつ、会話を試みる。
しかし、相手は何も言わず、ただ接近してくる。
一歩、一歩、無言で近づく。
「そこで止まれ!」
琉海はローブを着た者の射程圏内に入ることを嫌い、そこで止まるように訴えた。
すると、琉海の言葉を聞き入れたのか、足を止めてくれた。
容姿はわからないが、話の通じ人間だと思い、内心ほっとして警戒を緩めてしまった。
その瞬間、間隙を狙ったかのように謎の者が一気に距離を詰めてきた。
一瞬で懐に入られ、掌底を放たれる。
精霊術で身体強化している琉海は最小限の動きで掌底を躱した。
しかし、その動きを読んだのか、回避先に回り込むように蹴りが襲い掛かり、琉海の脇腹に直撃する。
「くッ!」
動きの繋げ方からして、掌底は囮、本命は蹴りだったか。
追撃される前に琉海は距離を取った。
蹴られた場所の痛みはそこまでない。
相手も身体強化をしているのだろうけど、魔力とマナでは出力が段違いだ。
それにしても、高い技術のある動きをしてくる。
それにあの足。
琉海を蹴ったときに見えた足は、線が細く、女性の足のように思えた。
ローブを被っているため、体系がはっきりわからず、手にも手袋を嵌めていて、性別の判別が難しい。
判別できる要素は足だけ。
だが、おそらく女性だろうと推測する。
何が目的で襲ってくるのかわからないが、組み伏せて話を聞けばいいだろうか。
ローブの女は再び距離を詰めてきた。
琉海が相手の動きを見て、微かに重心をずらした瞬間にローブの女からナイフが飛んでくる。
顔に来たナイフを人差し指と中指で挟み込む。
一瞬、ナイフに気を取られ、ローブの女を見失った。
すると、死角から拳が飛んでくる。
雨でできた水溜まりを踏む音で位置を予測し、その拳も避ける。
だが、それも読まれていたのか、体重を乗せていた後ろから蹴りを食らった。
「うっ!」
痛くはないが、衝撃でたたらを踏むも、捕まえようと手を伸ばす。
しかし、反撃されてしまう。
(なんか、動きを読まれているみたいなんだよな)
『なに呑気なこと言っているのよ。殺されても知らないわよ』
(そこなんだよ。このローブの女は俺を殺そうとしていないと思うんだ)
『相手が女だとわかったらこれよ』
(別に相手が女だからとかじゃなくて、狙ってくる場所が全部急所から外れているんだよ)
急所に近い場所に当たるときもあるが、おそらく殺しに来ているわけではなさそうだ。
つまり、このローブの女は何か目的があって戦っているのだろう。
捕まえて話を聞く状況に持ち込みたいのだが、簡単に捕まってくれない。
というのも、琉海が動こうとしたときには、すでに動き出しているように見える。
動きを読むというよりは、予知に近いかもしれない。
全力の身体強化をすれば、捕まえられるだろうが、加減ができず殺してしまうかもしれない。
琉海は無差別に殺せるほど良心を捨て切れてはいなかった。
(さて、どうしたものか)
ローブの女と対峙しながら、考えてるときに、目に留まったのはローブだった。
正体を隠している節がある。
曝け出されたら少しは動揺を見せるかもしれない。
ローブなら、剥ぎ取ることは可能だろう。
琉海は駆け出し、ローブの女へ拳を放つ。
それを知っていたかのように躱してくる。
そして、琉海はここで『創造』を行使した。
創造したのは、針とワイヤー。
躱された拍子に指先で針を飛ばし、ローブに引っ掛ける。
放った拳をそのまま一気に上に持ち上げ、ローブを引き剥がした。
「くッ!」
ローブの女から苦悶の声が聞こえた。
その一瞬を見逃さず、琉海は女の腕を捕まえ、地面に組み伏せた。
「うッ……」
女から声が漏れるが、表情は見えない。
雨と夜という暗闇のせいで、視界が悪すぎる。
「さあ、なんで俺を襲ってきた? 答えてもろうか」
「……ころ……せ……」
雨音で何を言ったのか聞こえない琉海。
「言う気がないのか?」
「私を! 殺せ!」
殺せと叫び出す女。
「慰みものになるくらいなら、死ぬ!」
鬼気迫る声から舌を噛み切るのを予想した琉海は、手刀で意識を刈り取った。
「とりあえず、ミリアを宿に連れて行かないとな。女将さんが心配してるだろうし」
『その女はどうするの?』
「ここに放って置くわけにもいかないだろ。一緒に連れて行くよ」
ミリアと一緒に女性も担ぐ琉海。
屋敷にいたイーゲルの仲間は下敷きになってると思う。
出てこないところを見ると死んだか、屋敷を倒壊させたイーゲルの一太刀で死んだのだろう。
生きていたとしても、放っておくつもりなので、どうでもよかった。
全力の身体強化で雨の中を疾駆する。
数分もすれば、町が見えてきた。
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扉の前には『close』となっており、今日はもう閉店しているようだ。
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「す、すみません。今日はもう……ッ!?」
びしょ濡れの琉海と抱えている少女に視線を向ける女将さん。
「気を失っているみたいなので、安静に寝かせてあげてください」
「あ、ありがとうございます!」
女将さんが深く頭を下げて礼を言い、ミリアを背負ってすぐに部屋へ運ぶ。
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