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01.姉上は悪役令嬢
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「リュー、いい?私は王子の婚約者となったけれど、16歳になったら婚約破棄されちゃうの。最悪お家がお取り潰しになっちゃう事もあるんだから、あなたはそれに備えてしっかり勉強して王家との繋がりがなくても立ち行けるほどに家を繁栄せるのよ?」
第一王子トルトリス様と姉上の婚約式の日にわざわざ僕を呼び出して当時5歳児だった僕にわけのわからない事を吹聴してきた姉の姿をずっと忘れられない。
どちらかといえば姉は奔放で自分本位で、2つも年が上なのに僕より子供っぽくて、その言動で家族や使用人を困らせることは多々あったのだが、こんな分かりにくく意図の見えない不可解な行動は初めてだった。
その日からの姉上は奔放さや自分本位なのは変わらなかったけれど、今まで逃げ回っていた淑女教育に加えて王妃教育も真面目に取り組むようになった。
「でね?ここはさっき学んだこの式を代入してあげて…、ほら、これで解けたでしょう?」
「…ほんとうだ、ねぇさますごい!」
「エリザベート様の教え方も素晴らしいものもありますが、リュシュエル様のご理解も目を見張るものがございます」
「同然よ!私の弟ですもの!」
「エリザベート様に王妃教育にリュシェル様を同行させたいとおっしゃった時はどうなる事かと思いましたが、良い判断かと思われます」
王妃教育を担当しているシャトレ伯爵夫人に、ドヤ顔を向けながら優雅な所作で髪を払う姉は自分の事のように誇らしげだ。
「淑女教育はおいといても、一般教養は早いうちから高度なものを経験できるでしょ?うちのリューは賢くて可愛いからきっとすぐに私を超えてしまうわ」
「ねぇさま…それは褒め過ぎです!それに可愛いは関係ないですよっ」
僕の猫目がちな目にキュッと力を入れて睨んで見ても、淑女らしからぬ緩んだ笑みで僕を抱きしめてくる姉は先ほどまでの優雅さや淑女っぷりはどこに消えたのか、いつもの家にいる時そのままの激しめなマイペースっぷりだ。
「ねぇさま!ここ王宮ですからっ」
一回りも大きな身体ではがいじめにしてくる姉の腕の中からジタバタともがいていると
「今日もエリザベートとリュシュエルは仲良しだね、ちょっと妬けるなぁ」
開けられた扉の先には姉の婚約者であるトルトリス様が現れ、急な訪問にシャトレ伯爵夫人も驚いてはいたが、すぐに貴族としての礼を取り、彼を迎え入れた。
姉はというと婚約者の事を気にする様子もなく
「ふふ、仕方ないでしょう?リューがこんなに可愛いんですもの」
それでも解放してくれそうにない姉に解放してもらうのは諦めて、助けを求めるようにトルトリス様を見つめてみたものの苦笑いされてしまう。
「リュシュエルは困ってるみたいだけど、そうして2人並んでると双子のお人形さんみたいで可愛いくて私にはエリザベートを止められないんだよ。ごめんね」
確かに僕たち兄弟は少し釣り上がった猫みたいなピンクの目も、朝焼けの空みたいな紺色からピンクに溶けていくみたいなグラデーションの髪も同じだし、その他の顔の造作もよく似ている。
それを面白がって両親たちは対になるような服で着飾りたがるから余計にそっくり見えてしまうかもしれないけれど、僕は男の子だよ。
…可愛いなんて言われて嬉しいはずがない。…と思う。
キュッとなる胸を誤魔化すように長めのレースの袖を握りしめる。
「私をついでに褒めるのはやめて下さいまし」
「そういうつもりじゃなかったんだけどね」
「まぁリューが可愛すぎるのは仕方のない事なのだけれども」
やっと腕を離してくれた姉は目を細めて僕の頭を撫でる。
「リュシュエルはいい子でもあるからね。君に付き合って今日も付いてきてくれたんだろう?リュシュエル、お勉強お疲れさま」
姉とおんなじ表情をして彼も笑って僕の頭を撫でた。
…2人ともとっても僕には優しくしてくれる。
こうしてるととっても仲がいい。
それなのに本当に婚約破棄なんてしてしまうのかな…?
表情が曇り始めた事に気づいた姉がトルトリス様の服の裾を引っ張り、それとなく話題を逸らしてくれる。
「今日はお茶する時間はございますの?」
「いや…難しそうだから、合間を見てこちらにお邪魔させて貰ったんだ」
「相変わらず忙しそうですのね。では、私たちは邪魔にならないようお暇しますわ」
「いつもすまないね…。次の日曜はそちらへ訪問させて貰うよ」
「そうお気になさらずに。私たちは家同士の取り決めで婚約しただけですもの」
「それでも仲良くやっていきたいと私は思っているよ」
「………そう、ですか。それでは失礼します」
歩み寄ろうとしてくれているトルトリス様に姉はいつもどこか距離を置いていた気がする。
あまりやり過ぎると侮辱罪とかなんとかにならないか心配になる。
さっさと出て行こうとする姉の後ろに慌てて駆け寄り、トルトリス様の様子を伺うと不意に目が合い優しい微笑みで手を振られてしまった。
深々と頭を下げて姉とともに王城を後にした。
帰りの馬車に揺られながら先ほど思った事を口にする。
「本当に婚約破棄されるのでしょうか?」
「あら?貴方はこの姉の言う事が信じられないの?」
「いえ、去年の領内の水害も、その前の隣国の攻防戦も、お母様のご病気も未然に対策を講じられて被害を最小限に防がれた功績は予知の能力があるとおっしゃる姉様の言葉を証明するには十分すぎるほどですが、トルトリス殿下が姉様を裏切るようには思ないのです」
「…殿下は本来お優しいのですわ。私を愛していなくとも、大切にしてくださろうとはするでしょうね。でもそれはどちらにとっても悲しい事ですわ」
「そう…ですけれど。僕は姉様にも殿下にも幸せになって欲しいのです…」
「もうっ!本当に可愛いんだから!!!」
またぎゅっと抱きしめられてスリスリされてしまった。
こんな風に姉の愛情はとってもストレートなのだ。
大好きなものは大好き、嫌いなものは見向きもしない。
殿下に対してはどちらでもない。むしろどちらにもならないように距離を取る。
姉が言う預言の通りになっても傷つかないための予防なんだろう。
「いい?何度も言うけど、婚約破棄の予言だけはお父様にもお母様にも内緒よ?不用意に周りを混乱させたくないの。それに…」
窓から差し込む逆光で姉がどんな顔をして話しているかわからないけれど
「それにね。せっかくこの世界に生まれたんだもの。宿命なんかじゃなくて私も私が愛しいと思える人と出会って、その人と一生を添い遂げてみたいの」
その言葉には固く強い意志が込められていて、逆光になんか負けないほどに輝いていてとても美しかった。
この何年経っても姉のことを思い出すたびにこの刹那的な一瞬が残響のように響いて何度も蘇えるほどの記憶として僕の中に焼きついている。
第一王子トルトリス様と姉上の婚約式の日にわざわざ僕を呼び出して当時5歳児だった僕にわけのわからない事を吹聴してきた姉の姿をずっと忘れられない。
どちらかといえば姉は奔放で自分本位で、2つも年が上なのに僕より子供っぽくて、その言動で家族や使用人を困らせることは多々あったのだが、こんな分かりにくく意図の見えない不可解な行動は初めてだった。
その日からの姉上は奔放さや自分本位なのは変わらなかったけれど、今まで逃げ回っていた淑女教育に加えて王妃教育も真面目に取り組むようになった。
「でね?ここはさっき学んだこの式を代入してあげて…、ほら、これで解けたでしょう?」
「…ほんとうだ、ねぇさますごい!」
「エリザベート様の教え方も素晴らしいものもありますが、リュシュエル様のご理解も目を見張るものがございます」
「同然よ!私の弟ですもの!」
「エリザベート様に王妃教育にリュシェル様を同行させたいとおっしゃった時はどうなる事かと思いましたが、良い判断かと思われます」
王妃教育を担当しているシャトレ伯爵夫人に、ドヤ顔を向けながら優雅な所作で髪を払う姉は自分の事のように誇らしげだ。
「淑女教育はおいといても、一般教養は早いうちから高度なものを経験できるでしょ?うちのリューは賢くて可愛いからきっとすぐに私を超えてしまうわ」
「ねぇさま…それは褒め過ぎです!それに可愛いは関係ないですよっ」
僕の猫目がちな目にキュッと力を入れて睨んで見ても、淑女らしからぬ緩んだ笑みで僕を抱きしめてくる姉は先ほどまでの優雅さや淑女っぷりはどこに消えたのか、いつもの家にいる時そのままの激しめなマイペースっぷりだ。
「ねぇさま!ここ王宮ですからっ」
一回りも大きな身体ではがいじめにしてくる姉の腕の中からジタバタともがいていると
「今日もエリザベートとリュシュエルは仲良しだね、ちょっと妬けるなぁ」
開けられた扉の先には姉の婚約者であるトルトリス様が現れ、急な訪問にシャトレ伯爵夫人も驚いてはいたが、すぐに貴族としての礼を取り、彼を迎え入れた。
姉はというと婚約者の事を気にする様子もなく
「ふふ、仕方ないでしょう?リューがこんなに可愛いんですもの」
それでも解放してくれそうにない姉に解放してもらうのは諦めて、助けを求めるようにトルトリス様を見つめてみたものの苦笑いされてしまう。
「リュシュエルは困ってるみたいだけど、そうして2人並んでると双子のお人形さんみたいで可愛いくて私にはエリザベートを止められないんだよ。ごめんね」
確かに僕たち兄弟は少し釣り上がった猫みたいなピンクの目も、朝焼けの空みたいな紺色からピンクに溶けていくみたいなグラデーションの髪も同じだし、その他の顔の造作もよく似ている。
それを面白がって両親たちは対になるような服で着飾りたがるから余計にそっくり見えてしまうかもしれないけれど、僕は男の子だよ。
…可愛いなんて言われて嬉しいはずがない。…と思う。
キュッとなる胸を誤魔化すように長めのレースの袖を握りしめる。
「私をついでに褒めるのはやめて下さいまし」
「そういうつもりじゃなかったんだけどね」
「まぁリューが可愛すぎるのは仕方のない事なのだけれども」
やっと腕を離してくれた姉は目を細めて僕の頭を撫でる。
「リュシュエルはいい子でもあるからね。君に付き合って今日も付いてきてくれたんだろう?リュシュエル、お勉強お疲れさま」
姉とおんなじ表情をして彼も笑って僕の頭を撫でた。
…2人ともとっても僕には優しくしてくれる。
こうしてるととっても仲がいい。
それなのに本当に婚約破棄なんてしてしまうのかな…?
表情が曇り始めた事に気づいた姉がトルトリス様の服の裾を引っ張り、それとなく話題を逸らしてくれる。
「今日はお茶する時間はございますの?」
「いや…難しそうだから、合間を見てこちらにお邪魔させて貰ったんだ」
「相変わらず忙しそうですのね。では、私たちは邪魔にならないようお暇しますわ」
「いつもすまないね…。次の日曜はそちらへ訪問させて貰うよ」
「そうお気になさらずに。私たちは家同士の取り決めで婚約しただけですもの」
「それでも仲良くやっていきたいと私は思っているよ」
「………そう、ですか。それでは失礼します」
歩み寄ろうとしてくれているトルトリス様に姉はいつもどこか距離を置いていた気がする。
あまりやり過ぎると侮辱罪とかなんとかにならないか心配になる。
さっさと出て行こうとする姉の後ろに慌てて駆け寄り、トルトリス様の様子を伺うと不意に目が合い優しい微笑みで手を振られてしまった。
深々と頭を下げて姉とともに王城を後にした。
帰りの馬車に揺られながら先ほど思った事を口にする。
「本当に婚約破棄されるのでしょうか?」
「あら?貴方はこの姉の言う事が信じられないの?」
「いえ、去年の領内の水害も、その前の隣国の攻防戦も、お母様のご病気も未然に対策を講じられて被害を最小限に防がれた功績は予知の能力があるとおっしゃる姉様の言葉を証明するには十分すぎるほどですが、トルトリス殿下が姉様を裏切るようには思ないのです」
「…殿下は本来お優しいのですわ。私を愛していなくとも、大切にしてくださろうとはするでしょうね。でもそれはどちらにとっても悲しい事ですわ」
「そう…ですけれど。僕は姉様にも殿下にも幸せになって欲しいのです…」
「もうっ!本当に可愛いんだから!!!」
またぎゅっと抱きしめられてスリスリされてしまった。
こんな風に姉の愛情はとってもストレートなのだ。
大好きなものは大好き、嫌いなものは見向きもしない。
殿下に対してはどちらでもない。むしろどちらにもならないように距離を取る。
姉が言う預言の通りになっても傷つかないための予防なんだろう。
「いい?何度も言うけど、婚約破棄の予言だけはお父様にもお母様にも内緒よ?不用意に周りを混乱させたくないの。それに…」
窓から差し込む逆光で姉がどんな顔をして話しているかわからないけれど
「それにね。せっかくこの世界に生まれたんだもの。宿命なんかじゃなくて私も私が愛しいと思える人と出会って、その人と一生を添い遂げてみたいの」
その言葉には固く強い意志が込められていて、逆光になんか負けないほどに輝いていてとても美しかった。
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