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18話 自己嫌悪
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溜まったものを放出してスッキリしたので岩の隙間に戻った。
「寝てる、寝てるよね。」
女性の乱れだ肌着を整えて隣に腰を下ろす。今日の出来事についての反省とこれからの事を考える。
反省と言っても反省材料はそんなにはない。初めて人を殺したのだ、気が動転したのは無理もない事だろう。
その後怖くなり走り出してしまった事は反省しなければ。何の為にスキルを安全方向に振ったのかと。どんな危険が待ち構えているのか解らないなら習得したスキルを十全に活用為べきだ。今のままの未熟な精神では支障をきたす恐れは今後必ず起こる。
慌てた時でも冷静な行動が出来るように寝る前にはその日の出来事について考えるようにする積もりだ。
女性に対しての行いは猛省が必要だ。
人として駄目だ。客観的に見ても如何なる理由も言い訳も通用しない。
女性の立場ならどうか、目覚めた時に見知らぬ男性に胸を揉まれ乳首を吸われていると気付いたら。
それは「恐怖」以外の感情があるだろうか。心に大きな傷を負ってしまう。下手したら一生のトラウマだ。
俺のせいで人生が狂ってしまう。
「どうしよ。」
明日女性が目覚めたら正直に話すか。
全てを話す場合と一部話す場合を考えてみる。
①全てを話す。
これは考えて無くてもわかる。罵詈雑言の嵐。俺の心に大きなダメージを受ける事は間違いでない。俺だけでなく、女性も傷付く事になる。知らない相手でも平気とか有り得ん。その有り得ん事をしてしまった俺こそが有り得ない存在だろう。
それに全てを話してどうする?全てを知った後も俺と一緒に行動するか?一人よりも二人の方が安全だと思うだろうか。
否だ!
俺と一緒は危険だと思うはず。
女性からみたら俺は獣と同じだ。人語を話す獣だと。
自分で考えてもこれはヤバイだろう。
表面上は許してくれるかも知れないが野営中に襲われたら防ぎようがない。
襲われたら多分、めった刺しだろうな。僅かな間に刺されては回復手段として習得した『ヒール』も意味がないだろう。
自業自得、因果応報。俺はそれだけの事をしてしまったのだから。
俺を刺した後、女性はどうなるのだろう。俺のように自己嫌悪になるのか。一人でも街に辿り着けるだろうか?途中で獣や魔物に襲われないだろうか。
考えても纏まらない。結局俺は保身の事ばかり。女性の事を女性の為にと言いつつもそれを理由に逃げているだけだ。
それでも今は言うべきでは無いと判断した。安全な場所に送り届けてから罰を受けよう。
②一部を伏せて話す。伏せるのは
『モミモミ』『チューチュー』
の事だ。
川辺に倒れていたのを此処まで運んだ。水で濡れてたので上着を脱がして服は干してあると伝えよう。大事な部分を一切話さないのは卑怯な事だが今後の行動を円滑に進めてゆくには仕方がない事だ。女性を安全な場所まで送る事を今は優先しよう。
火に薪をくべ俺も休む事にした。横にはならず両足を抱き抱える体操座りで休んだ。
♢ ♢ ♢
翌朝、目を覚ますと女性の姿が無かった干してあった上着も無くなっており黙って出て行ったようだ。
一言の挨拶もなしにとか礼儀知らずなどは考えなかった。
其れよりも「ほっ」とした。反省したと言っても昨日あんな事をした相手と普通に接する事は出来ないよ。
立ち上がり川で顔を洗おうと外に出た。外は明るくなっており今から出発するのに問題は無さそうだ、問題はないのだが。
「腹へったぁ」
昨日は昼過ぎにカブトムシ?の丸焼きを食べて以来ここまで水以外に何も口にしていない。果物でも探しに森の中に入ろうと思う。
岩に戻り焚き火の火をけしてから出発しようと袋を探した。
「あれ?」
ない、ないなぁ。何処に置いたっけなあと頭をかく。女性を岩の上に横たえたから其処に置いたかな?と外を探すが見付からない。こうなるともう理由は一つしかない。女性が持ち出したのだ。
俺には負い目があるがそれは其れだと思う。魔物から間接的ではあるが守り寒さから躰を守った。其れなのに一言も無く他人の持ち物に手を出す。
可笑しくなった、もう笑うしかない。昨夜の葛藤は何だったのかと。
『モミモミ』と『チューチュー』の対価だと言えば良いのかな。
あのお金の価値が如何ほどなのかは解らないが金貨が結構あった気がする。
最初からお金を払ってお願い為れば良かったと。自己嫌悪にも落ちなくて済んだのに。
女性は俺が思うよりも強くしたたかだったようだ。
「ボラれた。」
あの程度のプレイであの金貨はないだろうと、次からはお金で交渉しようと心に決めた。
「寝てる、寝てるよね。」
女性の乱れだ肌着を整えて隣に腰を下ろす。今日の出来事についての反省とこれからの事を考える。
反省と言っても反省材料はそんなにはない。初めて人を殺したのだ、気が動転したのは無理もない事だろう。
その後怖くなり走り出してしまった事は反省しなければ。何の為にスキルを安全方向に振ったのかと。どんな危険が待ち構えているのか解らないなら習得したスキルを十全に活用為べきだ。今のままの未熟な精神では支障をきたす恐れは今後必ず起こる。
慌てた時でも冷静な行動が出来るように寝る前にはその日の出来事について考えるようにする積もりだ。
女性に対しての行いは猛省が必要だ。
人として駄目だ。客観的に見ても如何なる理由も言い訳も通用しない。
女性の立場ならどうか、目覚めた時に見知らぬ男性に胸を揉まれ乳首を吸われていると気付いたら。
それは「恐怖」以外の感情があるだろうか。心に大きな傷を負ってしまう。下手したら一生のトラウマだ。
俺のせいで人生が狂ってしまう。
「どうしよ。」
明日女性が目覚めたら正直に話すか。
全てを話す場合と一部話す場合を考えてみる。
①全てを話す。
これは考えて無くてもわかる。罵詈雑言の嵐。俺の心に大きなダメージを受ける事は間違いでない。俺だけでなく、女性も傷付く事になる。知らない相手でも平気とか有り得ん。その有り得ん事をしてしまった俺こそが有り得ない存在だろう。
それに全てを話してどうする?全てを知った後も俺と一緒に行動するか?一人よりも二人の方が安全だと思うだろうか。
否だ!
俺と一緒は危険だと思うはず。
女性からみたら俺は獣と同じだ。人語を話す獣だと。
自分で考えてもこれはヤバイだろう。
表面上は許してくれるかも知れないが野営中に襲われたら防ぎようがない。
襲われたら多分、めった刺しだろうな。僅かな間に刺されては回復手段として習得した『ヒール』も意味がないだろう。
自業自得、因果応報。俺はそれだけの事をしてしまったのだから。
俺を刺した後、女性はどうなるのだろう。俺のように自己嫌悪になるのか。一人でも街に辿り着けるだろうか?途中で獣や魔物に襲われないだろうか。
考えても纏まらない。結局俺は保身の事ばかり。女性の事を女性の為にと言いつつもそれを理由に逃げているだけだ。
それでも今は言うべきでは無いと判断した。安全な場所に送り届けてから罰を受けよう。
②一部を伏せて話す。伏せるのは
『モミモミ』『チューチュー』
の事だ。
川辺に倒れていたのを此処まで運んだ。水で濡れてたので上着を脱がして服は干してあると伝えよう。大事な部分を一切話さないのは卑怯な事だが今後の行動を円滑に進めてゆくには仕方がない事だ。女性を安全な場所まで送る事を今は優先しよう。
火に薪をくべ俺も休む事にした。横にはならず両足を抱き抱える体操座りで休んだ。
♢ ♢ ♢
翌朝、目を覚ますと女性の姿が無かった干してあった上着も無くなっており黙って出て行ったようだ。
一言の挨拶もなしにとか礼儀知らずなどは考えなかった。
其れよりも「ほっ」とした。反省したと言っても昨日あんな事をした相手と普通に接する事は出来ないよ。
立ち上がり川で顔を洗おうと外に出た。外は明るくなっており今から出発するのに問題は無さそうだ、問題はないのだが。
「腹へったぁ」
昨日は昼過ぎにカブトムシ?の丸焼きを食べて以来ここまで水以外に何も口にしていない。果物でも探しに森の中に入ろうと思う。
岩に戻り焚き火の火をけしてから出発しようと袋を探した。
「あれ?」
ない、ないなぁ。何処に置いたっけなあと頭をかく。女性を岩の上に横たえたから其処に置いたかな?と外を探すが見付からない。こうなるともう理由は一つしかない。女性が持ち出したのだ。
俺には負い目があるがそれは其れだと思う。魔物から間接的ではあるが守り寒さから躰を守った。其れなのに一言も無く他人の持ち物に手を出す。
可笑しくなった、もう笑うしかない。昨夜の葛藤は何だったのかと。
『モミモミ』と『チューチュー』の対価だと言えば良いのかな。
あのお金の価値が如何ほどなのかは解らないが金貨が結構あった気がする。
最初からお金を払ってお願い為れば良かったと。自己嫌悪にも落ちなくて済んだのに。
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