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第6章。7人の魔女。
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🩷クリスタルに誘われて第4部🩷保存版⑤。
2211年5月24日。~2212年3月5日。
(記録)
2211年9月5日。
(アステラドラグ銀河団外縁のクリスアーナ・ドームの現在地から天の川銀河惑星テラ迄の距離)
1億8620万526光年。
🩷サルト人の天敵。
デスペラ人。
第6章。7人の魔女。
(登場人物)
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王総轄。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。長女。ブルー・クリスタル。
❣️メリアナリル・フェアリ・クリス。
フェアリ共和国神聖女王総轄。フェアリ種族。身長10センチメートル。ユリア神聖女王総轄と共生。
❣️メリアパロレラ・フェアリ・クリス。
フェアリ種族の神聖女王大総括。フェアリ種族全体の神聖女王大総括。
❣️メアリレルナ・フェアリ・クリス。
ユリア神聖女王監視官。メリアナリク・フェアリ・クリス神聖女王総括
の特使。神聖女王。
2211年5月24日。
🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷
2212年3月5日。
第6章。7人の魔女。
本文。
1
2211年5月24日。ダバガラグル銀河団の26銀河の制圧完了させて、バラダログル銀河団24銀河の制圧作戦を開始する。
其の銀河団の1つの銀河外縁に旗艦ミュウが実体化する。数秒後。母船ミレムアラナが、2光年離れた宙域に実体化する。
「ユリア様、サルトの目を射出しました」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
「レメロリミラ、銀河内の戦乱を終結させよ。手段は問わない」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました。直ちに命令を出します」と、答えるクリスタル艦隊遊撃旅団レメロリミラ・クリスタル・ザトン神聖女王。
「ユリア様、銀河の中心部から邪悪なエネルギーが放出されています。放出源が巨大ブラックホールからなのか、機械的機知からなのかは不明です」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した。では、其の近く迄移動せよ」と、命令するユリア神聖女王。
小一時間後。巨大ブラックホールに吸引されない距離に実体化する。
「ブラックホール並びに巨大クリスタルから邪悪なエネルギーが放出されています。其の放射が人間に多大な影響を与え、混沌を引き起こしている様です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ミュウ、巨大クリスタルは超古代サルト人が設置したものだと思うのですが、コンタクトは出来ないのかしら」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「呼び掛けていますが、未だ応答が有りません。試しにユリア様が呼び掛ける事をお勧め致します」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した。試して見よう」と、答えるユリア神聖女王。
数秒後。ユリア神聖女王は、通信と思念波で呼び掛ける。
「私はサルト帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンで有る。意識が有るのなら直ちに応答せよ」と、呼び掛ける。
〈私はクリスアリナです。サルトの姫様の呼び掛けに答えます〉と、応答する。
〈探知した結果、クリスアリナ本体からも邪悪なエネルギーが放出されているようだが、説明は出来るか〉と、問い掛けるユリア神聖女王。
〈設置された当初は、ブラックホールから放出される邪悪なエネルギーを吸収して浄化していましたが、何十万年か後に邪悪なエネルギーの浄化が出来なくなり、自分自身が邪悪なエネルギーを放出する様になったのです〉と、答えるクリスアリナ。〈ではクリスアリナ、クリスタルを旗艦ミュウに回収して邪悪なエネルギーを浄化させる〉と、話し掛けるユリア神聖女王。
〈承知致しました〉と、答えるクリスアリナ。
数秒後。クリスタルが格納スペースに瞬間移動する。待機していたフェアラ特殊部隊が能力を発動して邪悪なエネルギーの除去作業を開始する。宇宙空間では、ブラックホールの制御を開始する。
ブラックホールの調整は簡単にはゆかず、かなり長い時間が必要だと判明する。
クリスタルの邪悪なエネルギーの浄化は想定以上に早く終わる。完全に浄化されたクリスタルは、変身を足し遂げクリスアナ・クリアス・サルトになる。
「サルトの姫様、私の封印が解けてクリスアナ・クリアス・サルトに戻る事が出来ました。私は、超古代サルト科学者グループに創り出した人造ドールです。私が覚醒すると同時に、我が種族の封印が解除され私の元に集合致します」と、説明するクリスアナ。
「古代サルト人は私が開放すると予測していたのだな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「最高位未来予測学者が立案した計画です」と、答えるクリスアナ。
「何と遠大な計画なのでしょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「クリスアナの故郷惑星は存在するのかしら」と、問い掛けるメアリレルナ特使。
「我々は放浪種族クリアスラーですので、特定の惑星は有りません。各氏族毎に母船団を形成しています」と、答えるクリスアナ。
「故郷の無い放浪種族クリアスラーで有るのか。では我々と合流して新たな故郷に向かおう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました姫様」と、答えるクリスアナ。
「ではクリスアナに神聖女王の称号を与え、私の側近幹部に任命する」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「名誉有る称号を与えて下さり感謝申し上げます。同時に、姫様に永遠の忠誠を誓います」と、答えるクリスアナ神聖女王。
2
2211年6月2日。放浪種族クリアスラーの各氏族達が旗艦ミュウと合流し、到着をクリスアナ・クリアス・サルト神聖女王に報告する。
クリスアナは、自分の腹心としてパロレアリ・クリアス・サルト氏族統轄氏族長と、娘達並びに側近幹部全員を旗艦ミュウに呼び寄せる。
ユリア神聖女王はクリスアナ神聖女王等一行全員に、細胞更新装置テロメロンを譲渡し不老不死の承知を施す。ヒュプノ教育をも含めて小一時間で終了する。
終了後。第2会議室に集合する。其処にメリアパロラ・フェアリ・クリス神聖女王が入室して来る。
「皆様方、お疲れ様でした。後は自由時間としますので、旗艦ミュウ内を自由に見学して下さい」と、話してから退室して行くメリアパロラ神聖女王。
クリスアナ神聖女王はユリア神聖女王に、ダバガラグル銀河団26銀河の制圧を我が種族が成し遂げたいと提案する。
「極力人的被害を出さずに制圧する様最善を尽くして頂きたい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知しました。極力人的被害を出さずに制圧します」と、答えるクリスアナ神聖女王。
2211年6月10日。ユリア神聖女王は3番目の銀河団に向かった。此の時点で3番目の銀河団の簡単な調査は終了していた。
「報告します。旗艦ミュウはラガヤバラル銀河団レバドログル銀河外縁に到着致しました。簡易調査の結果。レバドログル銀河は、隣りのガザダラマグ銀河帝国が侵略軍団を派遣して交戦中です。其の侵略軍団の司令長官は、ガザダラマグ銀河帝国軍第1方面司令長官で有るベレダラグ・マラグ・デストラン総帥です。圧倒的な戦力でラガヤバラル銀河帝国軍は連戦連敗の状態です」と、説明する生体脳ミュウ。
「成る程。では、レバドログル銀河帝国の統轄女王と極秘にコンタクトを取り救援すると伝えて欲しい」と、指示するユリア神聖女王。
「ユリア様、既にラパミレルナ・レバグル・ドラバン統轄女王との密談をして我が帝国の傘下に入ると約束させました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「最近素早い行動力で私の先手を走っているわね。其れも進化の効果かしら」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「私には判断出来ません」と、答えるメアリレルナ特使。
2211年6月18日。レバドログル銀河帝国軍は連戦連敗で、次第に追い詰められている。其の戦乱中に、レバドログル銀河帝国ラダバラグ・レバグル・ドラバン皇帝は戦死する。悲報はラパミレルナ・レバグル・ドラバン統轄女王の元に届く。
ラパミレルナ統轄女王は、皇帝の戦死を全帝国内に通達してから、自分が全帝国の権力を受け継ぐ事を宣言する。
次に、ラパミレルナ統轄女王は救援メッセージを送信する。
「ユリア様、通信を探知しました」と、報告する生体脳ミュウ。
「回線を接続せよ」と、指示するユリア神聖女王。
スクリーンに女性の上半身が映し出される。
「私はユリア・サルト・ザトンです。救援メッセージを受信した。どの様な救援活動をすれば良いのか話して頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「私はレバドログル銀河帝国統轄女王のラパミレルナ・レバグル・ドラバンです。我が帝国は、ガザダラマグ銀河帝国軍に依る一方的な侵略を受けています。戦況は連戦連敗で皇帝並びに息子の2人は戦死し、滅亡寸前寸前ですので軍事的支援を願いたいのです」と、答える。
「承知した。直ちに救援艦隊を派遣する。ラパミレルナ統轄女王、貴女の星系並びに母星を守る為に座標データを教えて頂きたい」と、要請するユリア神聖女王。
「有難う御座います。心より感謝申し上げます」と、答えるラパミレルナ統轄女王。
「もう一つ、貴女と貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族を集めて於いて下さい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知致しました。では、通信終了後座標を送ります」と、話してコンタクトを切る。
数秒後。座標データを探知する。其の直後。ユリア神聖女王は次々と命令をだす。
命令一下、クリスタル艦隊は電撃的に出撃して行き、旗艦ミュウはラガヤバラル銀河団レバドログル銀河ドログ星系第3惑星レバグル側に実体化する。
ユリア神聖女王はラパミレルナ統轄女王とコンタクトを付ける。
「ラパミレルナ統轄女王、準備出来次第来艦して頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました。準備出来次第来艦致します」と、答えるラパミレルナ統轄女王。
数時間後。ラパミレルナ統轄女王等一行が来艦して来る。ユリア神聖女王に代わりメリアパロラ・フェアリ・クリス神聖女王が対応し、ラパミレルナ統轄女王一行全員に不老不死の処置を開始する。
ユリア神聖女王は搭載戦艦ミルで出撃する。警護するのは搭載戦艦10台で有る。
小一時間後。戦線の直ぐ側に実体化する。瞬時に戦況を把握した生体脳ミュウが報告する。
「ユリア様、戦況は一進一退で、勝敗は戦艦数が多い方が勝利すると言う互角の闘いです」と、生体脳ミュウ。
「ては、科学レベルは我々に匹敵するのだな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「其の通りですが、我がサルト帝国の科学技術とは異なる様です。エネルギーバリアは我々の物とは異なるエネルギー成分が含まれおり、エネルギービームも異なるエネルギーで構成されています。詳細に付いては、更なる研究を待たねばなりません」と、説明する生体脳ミュウ。
「数台拿捕したいのだが」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「では半有機質殲滅戦艦バリロリアン1万台を出撃させます。同時にタートル・ゼータ10台を派遣致します」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
バリロリアン1万台が同時にエネルギー吸収フィールドを放射する。
バリロリアン艦隊司令脳から報告が届く。
「エネルギー吸収フィールドが阻害されました」と、答える半有機質殲滅戦艦バリロリアンの司令脳Vー01バロリア。
「バロリア、では総攻撃して敵艦隊を航行不能にせよ。場合に依っては大破させても構わない」と、命令するユリア神聖女王。
「承知しました。直ちに攻撃致します」と、答える半有機質殲滅戦艦バリロリアン司令脳Vー01バロリア。
数秒後。バリロリアンが同時に総攻撃を開始する。強力なエネルギービームが敵艦のバリアに命中。バリアが真赤に燃え上がるが辛うじて耐える。
バリロリアン司令脳Vー01バロリアは戦法を変え、3台一組となり攻撃開始する。結果は徐々に現れる。1台又1台と消滅して行く。
戦況を観戦していたユリア神聖女王は、効率が悪いと判断する。
「バロリア、全艦隊撤退せよ。アロハメレハ、直ちに出撃し敵艦隊を制圧並び拿捕せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました。直ちに出撃させます」と、答えるフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥。
半有機質殲滅戦艦バリロリアン艦隊が撤退した直後、フェアラ遊撃旅団第1軍が実体化する。
直径100メートルの戦艦100万台の乗務員全員が、相互リンクさせて1つの超巨大なメンタルエネルギーとなり、敵艦隊全艦が念動力で鷲掴みにする。次に、ヒュプノ能力が発動して、タートル・ゼータに着艦する様に命令する。
ヒュプノ命令に従い、敵艦隊は次々とタートルゼータに着艦して行く。着艦した戦艦の乗務員は、命令に従い整然と下船してロボット兵員に従い捕虜として仮設捕虜囚虜所に誘導されて行く。
数時間後には敵兵全員の収監される。数分後に、艦隊司令長官並びに腹心を呼び出す。小一時間後。艦隊司令長官と腹心等がタートルゼータ司令室に出頭する。司令室の転送機で旗艦ミュウに移動する。
尋問する為に敵艦隊司令長官等幹部全員を第1会議室に案内される。
捕虜の幹部全員が着席する。先ずは互いに自己紹介をする。
ユリア神聖女王が最初に問い掛ける。
「ベレダラグ・マラグ・デストラン総帥。君達軍部は大帝に忠誠を誓っているのかな」と、問い掛ける。
「私を含めて軍部は大帝に忠誠を誓ってはおりません。只、立場上忠誠を誓っている振りをしています。軍部の大半は、レナベレナラ・ナバル・デストラン女帝陛下に忠誠を誓っています」と、答えるベレダラグ総帥。
「思った通りで有るな」と話し掛けてからユリア神聖女王は、思考波でレナベレナラ・ナバル・デストラン女帝と話しを付ける様にメアリレルナ特使に指示する。
「では総帥、理由を見付けて残りの艦隊を出撃させて頂きたい。軍部を救うには其れしか無い」と、話し掛ける。
「承知致しました陛下。ではマベレグダ大総帥閣下と密談をして作戦を練ります」と、答えるベレダラグ総帥。
2211年7月8日。ユリア神聖女王の極秘作戦が始まる。同時に、レナベレナラ・ナバル・デストラン女帝等一行の不老不死の処置が完了し、レナベレナラ女帝はユリア神聖女王の忠実部下となっていた。
ガザダラマグ銀河帝国軍マベレグダ・マラグ・デストラン大総帥は大帝の許可を得て、残る3銀河の制圧の為に全艦隊を指揮して出撃する。
マベレグダ大総帥傘下の大軍団は、3方に別れて各銀河の外縁に到着する。其処で待機していたタートル・ゼータに次々と着艦して行く。
数時間後。全ての艦隊を収容し終えると、レドマナバル銀河連邦共和国の本拠地で有るラガヤバラル銀河団レドマナバル銀河星系第3惑星ナバルに向かって行く。
クリスタル艦隊遊撃旅団は、制圧された銀河の開放作戦を開始する。同時に、クリスタル艦隊迎撃旅団20個軍団2000万台が銀河団バダガルダン銀河ダグル星系外縁に次々と実体化する。
緊急発進するレドマナバル銀河帝国親衛冠帯500万台が防衛ラインを形成する。
クリスタル艦隊迎撃旅団司令長官は再三降伏する様に通告するが、受け入れる事はなく全艦隊が突撃して来る。
4台一組となり、突撃して来る敵艦隊に攻撃を開始する。其の戦法は確実に現れ敵艦隊は数台単位で消滅している。クリスタル艦隊迎撃旅団の司令長官は、数台を拿捕せよ命令する。
第3惑星ルダン側には、フェアラ遊撃旅団第3軍が実体化する。其の後方に、旗艦ミュウが実体化する。数秒後には惑星軌道リングが実体化して赤道上空に固定される。
機動リングから常備されている戦闘ロボット半生体兵士ドールが次々と効果して行く。電撃制圧作戦に依り、皇帝等1派が次々と逮捕拘束されて行く。
3
2211年8月15日。ラガヤバラル銀河団の制圧が完了し、26銀河の統轄女王並びに親族、側近幹部全員が旗艦ミュウに集合する。
先ずは26銀河の統轄女王等と対談したユリア神聖女王は、ラガヤバラル銀河団同盟を締結させる。数時間後に、クリアランデス3重星団の統轄女王等最高位幹部が集結し、其の席上でユリア神聖女王がクリアランデス3重星団連合を結成すると宣言する。同時に、サルト銀河団連合帝国の中核で有ると宣言する。
2211年9月5日。旗艦ミュウは、クリスアーナ・ドームを追い掛けて1500万光年転移する。転移後直ぐに生体脳ミュウが未知銀河団のリサーチを開始する。小一時間後、生体脳ミュウが報告を開始する。
「未知銀河団は58銀河で構成されています。其の銀河団は、3つの塊に別れて重力的バランスを取っています。
58銀河の全てから高エネルギーを探知、無数の通信が行き渡っています。詳細な調査の為に、サルトの目を射出致しました」と、報告する。
「承知した。時間は充分に有る。慌てる事も無いわね」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、フェアラ遊撃旅団に詳細な調査を依頼します」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「では、調査が終わる迄待機しましょう」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、天の川銀河迄の距離を測定しました。アステラドラグ銀河団外縁のクリスアーナ・ドームから銀河系迄の距離は、1億8620万526光年です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ミュウ、測定する度に値が異なるし、遠くなっているようだが」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「其の通りです。計測の結果か、天の川銀河を中心として宇宙全体が光速て遠ざかっています。始めての事象です。何か大きな力が働いている様ですが、現在では説明不能です」と、答える生体脳ミュウ。
「長く滞在すればする程遠ざかる訳か」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「其の通りです」と、答える生体脳ミュウ。
待機を始めてから数時間後。
「通信内容から判明した事をお伝え致します。銀河団の名称はアステラドラグ銀河団で、共通語はサルト語です。更に広大な領域を支配している闇の帝国が存在しているらしい、との噂が広がっています。詳細な調査はフェアラ遊撃旅団からの報告を待つしか有りません」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
2212年3月5日。フェアラ遊撃旅団からの報告が次々と届き始め、其の情報を生体脳ミュウが集計・分析を開始する。
「集計が完了しました。パラダリアス銀河団68銀河中40銀河を支配。本拠地銀河はロゴデラス銀河です。7人の魔女の正体並びに本拠地星系は不明。支配されていない28銀河の住民等は、闇の帝国の7人の魔女が得たいの知れない力を発動して支配している魔物だ。と、噂が広がっています」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「成る程。では、闇の帝国に支配されていない28の銀河を纏め事に全力を尽くして頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。其の様に伝えます」と、答える生体脳ミュウ。
命令を受けたフェアラ遊撃旅団は、28銀河の調査に向かった。旗艦ミュウも28銀河に向かった。
旗艦ミュウが、小一時間後。28銀河の1つの銀河外縁に実体化する。ユリア神聖女王は専用搭載戦艦ミルで出撃する。護衛するのは同型の搭載戦艦10台だけで有るが、大型戦艦5000台に匹敵する戦力を有している。乗務員全員がフェアリ種族だからで有る。サルト銀河団連合帝国最強の無敵艦隊でも有る。
ユリア神聖女王はメアリレルナ特使に「此の銀河で活動しているフェアラ遊撃旅団とコンタクトを付けて欲しい」と、要請する。
「承知致しました」と、答えるメアリレルナ特使。
数分後。コンタクト出来た。3者で会話をして状況を把握したユリア神聖女王は、フェアラ遊撃旅団ロハメレラハ・フェアラ・クリス第101軍統轄女王に、訪問したいと要請しハバ確認する様に指示する。
数分後。面談するとの報告が届く。ユリア神聖女王等は、妖精の姿で瞬間移動する。
2211年5月24日。~2212年3月5日。
(記録)
2211年9月5日。
(アステラドラグ銀河団外縁のクリスアーナ・ドームの現在地から天の川銀河惑星テラ迄の距離)
1億8620万526光年。
🩷サルト人の天敵。
デスペラ人。
第6章。7人の魔女。
(登場人物)
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王総轄。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。長女。ブルー・クリスタル。
❣️メリアナリル・フェアリ・クリス。
フェアリ共和国神聖女王総轄。フェアリ種族。身長10センチメートル。ユリア神聖女王総轄と共生。
❣️メリアパロレラ・フェアリ・クリス。
フェアリ種族の神聖女王大総括。フェアリ種族全体の神聖女王大総括。
❣️メアリレルナ・フェアリ・クリス。
ユリア神聖女王監視官。メリアナリク・フェアリ・クリス神聖女王総括
の特使。神聖女王。
2211年5月24日。
🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷🩷
2212年3月5日。
第6章。7人の魔女。
本文。
1
2211年5月24日。ダバガラグル銀河団の26銀河の制圧完了させて、バラダログル銀河団24銀河の制圧作戦を開始する。
其の銀河団の1つの銀河外縁に旗艦ミュウが実体化する。数秒後。母船ミレムアラナが、2光年離れた宙域に実体化する。
「ユリア様、サルトの目を射出しました」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
「レメロリミラ、銀河内の戦乱を終結させよ。手段は問わない」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました。直ちに命令を出します」と、答えるクリスタル艦隊遊撃旅団レメロリミラ・クリスタル・ザトン神聖女王。
「ユリア様、銀河の中心部から邪悪なエネルギーが放出されています。放出源が巨大ブラックホールからなのか、機械的機知からなのかは不明です」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した。では、其の近く迄移動せよ」と、命令するユリア神聖女王。
小一時間後。巨大ブラックホールに吸引されない距離に実体化する。
「ブラックホール並びに巨大クリスタルから邪悪なエネルギーが放出されています。其の放射が人間に多大な影響を与え、混沌を引き起こしている様です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ミュウ、巨大クリスタルは超古代サルト人が設置したものだと思うのですが、コンタクトは出来ないのかしら」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「呼び掛けていますが、未だ応答が有りません。試しにユリア様が呼び掛ける事をお勧め致します」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した。試して見よう」と、答えるユリア神聖女王。
数秒後。ユリア神聖女王は、通信と思念波で呼び掛ける。
「私はサルト帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンで有る。意識が有るのなら直ちに応答せよ」と、呼び掛ける。
〈私はクリスアリナです。サルトの姫様の呼び掛けに答えます〉と、応答する。
〈探知した結果、クリスアリナ本体からも邪悪なエネルギーが放出されているようだが、説明は出来るか〉と、問い掛けるユリア神聖女王。
〈設置された当初は、ブラックホールから放出される邪悪なエネルギーを吸収して浄化していましたが、何十万年か後に邪悪なエネルギーの浄化が出来なくなり、自分自身が邪悪なエネルギーを放出する様になったのです〉と、答えるクリスアリナ。〈ではクリスアリナ、クリスタルを旗艦ミュウに回収して邪悪なエネルギーを浄化させる〉と、話し掛けるユリア神聖女王。
〈承知致しました〉と、答えるクリスアリナ。
数秒後。クリスタルが格納スペースに瞬間移動する。待機していたフェアラ特殊部隊が能力を発動して邪悪なエネルギーの除去作業を開始する。宇宙空間では、ブラックホールの制御を開始する。
ブラックホールの調整は簡単にはゆかず、かなり長い時間が必要だと判明する。
クリスタルの邪悪なエネルギーの浄化は想定以上に早く終わる。完全に浄化されたクリスタルは、変身を足し遂げクリスアナ・クリアス・サルトになる。
「サルトの姫様、私の封印が解けてクリスアナ・クリアス・サルトに戻る事が出来ました。私は、超古代サルト科学者グループに創り出した人造ドールです。私が覚醒すると同時に、我が種族の封印が解除され私の元に集合致します」と、説明するクリスアナ。
「古代サルト人は私が開放すると予測していたのだな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「最高位未来予測学者が立案した計画です」と、答えるクリスアナ。
「何と遠大な計画なのでしょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「クリスアナの故郷惑星は存在するのかしら」と、問い掛けるメアリレルナ特使。
「我々は放浪種族クリアスラーですので、特定の惑星は有りません。各氏族毎に母船団を形成しています」と、答えるクリスアナ。
「故郷の無い放浪種族クリアスラーで有るのか。では我々と合流して新たな故郷に向かおう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました姫様」と、答えるクリスアナ。
「ではクリスアナに神聖女王の称号を与え、私の側近幹部に任命する」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「名誉有る称号を与えて下さり感謝申し上げます。同時に、姫様に永遠の忠誠を誓います」と、答えるクリスアナ神聖女王。
2
2211年6月2日。放浪種族クリアスラーの各氏族達が旗艦ミュウと合流し、到着をクリスアナ・クリアス・サルト神聖女王に報告する。
クリスアナは、自分の腹心としてパロレアリ・クリアス・サルト氏族統轄氏族長と、娘達並びに側近幹部全員を旗艦ミュウに呼び寄せる。
ユリア神聖女王はクリスアナ神聖女王等一行全員に、細胞更新装置テロメロンを譲渡し不老不死の承知を施す。ヒュプノ教育をも含めて小一時間で終了する。
終了後。第2会議室に集合する。其処にメリアパロラ・フェアリ・クリス神聖女王が入室して来る。
「皆様方、お疲れ様でした。後は自由時間としますので、旗艦ミュウ内を自由に見学して下さい」と、話してから退室して行くメリアパロラ神聖女王。
クリスアナ神聖女王はユリア神聖女王に、ダバガラグル銀河団26銀河の制圧を我が種族が成し遂げたいと提案する。
「極力人的被害を出さずに制圧する様最善を尽くして頂きたい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知しました。極力人的被害を出さずに制圧します」と、答えるクリスアナ神聖女王。
2211年6月10日。ユリア神聖女王は3番目の銀河団に向かった。此の時点で3番目の銀河団の簡単な調査は終了していた。
「報告します。旗艦ミュウはラガヤバラル銀河団レバドログル銀河外縁に到着致しました。簡易調査の結果。レバドログル銀河は、隣りのガザダラマグ銀河帝国が侵略軍団を派遣して交戦中です。其の侵略軍団の司令長官は、ガザダラマグ銀河帝国軍第1方面司令長官で有るベレダラグ・マラグ・デストラン総帥です。圧倒的な戦力でラガヤバラル銀河帝国軍は連戦連敗の状態です」と、説明する生体脳ミュウ。
「成る程。では、レバドログル銀河帝国の統轄女王と極秘にコンタクトを取り救援すると伝えて欲しい」と、指示するユリア神聖女王。
「ユリア様、既にラパミレルナ・レバグル・ドラバン統轄女王との密談をして我が帝国の傘下に入ると約束させました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「最近素早い行動力で私の先手を走っているわね。其れも進化の効果かしら」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「私には判断出来ません」と、答えるメアリレルナ特使。
2211年6月18日。レバドログル銀河帝国軍は連戦連敗で、次第に追い詰められている。其の戦乱中に、レバドログル銀河帝国ラダバラグ・レバグル・ドラバン皇帝は戦死する。悲報はラパミレルナ・レバグル・ドラバン統轄女王の元に届く。
ラパミレルナ統轄女王は、皇帝の戦死を全帝国内に通達してから、自分が全帝国の権力を受け継ぐ事を宣言する。
次に、ラパミレルナ統轄女王は救援メッセージを送信する。
「ユリア様、通信を探知しました」と、報告する生体脳ミュウ。
「回線を接続せよ」と、指示するユリア神聖女王。
スクリーンに女性の上半身が映し出される。
「私はユリア・サルト・ザトンです。救援メッセージを受信した。どの様な救援活動をすれば良いのか話して頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「私はレバドログル銀河帝国統轄女王のラパミレルナ・レバグル・ドラバンです。我が帝国は、ガザダラマグ銀河帝国軍に依る一方的な侵略を受けています。戦況は連戦連敗で皇帝並びに息子の2人は戦死し、滅亡寸前寸前ですので軍事的支援を願いたいのです」と、答える。
「承知した。直ちに救援艦隊を派遣する。ラパミレルナ統轄女王、貴女の星系並びに母星を守る為に座標データを教えて頂きたい」と、要請するユリア神聖女王。
「有難う御座います。心より感謝申し上げます」と、答えるラパミレルナ統轄女王。
「もう一つ、貴女と貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族を集めて於いて下さい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知致しました。では、通信終了後座標を送ります」と、話してコンタクトを切る。
数秒後。座標データを探知する。其の直後。ユリア神聖女王は次々と命令をだす。
命令一下、クリスタル艦隊は電撃的に出撃して行き、旗艦ミュウはラガヤバラル銀河団レバドログル銀河ドログ星系第3惑星レバグル側に実体化する。
ユリア神聖女王はラパミレルナ統轄女王とコンタクトを付ける。
「ラパミレルナ統轄女王、準備出来次第来艦して頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました。準備出来次第来艦致します」と、答えるラパミレルナ統轄女王。
数時間後。ラパミレルナ統轄女王等一行が来艦して来る。ユリア神聖女王に代わりメリアパロラ・フェアリ・クリス神聖女王が対応し、ラパミレルナ統轄女王一行全員に不老不死の処置を開始する。
ユリア神聖女王は搭載戦艦ミルで出撃する。警護するのは搭載戦艦10台で有る。
小一時間後。戦線の直ぐ側に実体化する。瞬時に戦況を把握した生体脳ミュウが報告する。
「ユリア様、戦況は一進一退で、勝敗は戦艦数が多い方が勝利すると言う互角の闘いです」と、生体脳ミュウ。
「ては、科学レベルは我々に匹敵するのだな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「其の通りですが、我がサルト帝国の科学技術とは異なる様です。エネルギーバリアは我々の物とは異なるエネルギー成分が含まれおり、エネルギービームも異なるエネルギーで構成されています。詳細に付いては、更なる研究を待たねばなりません」と、説明する生体脳ミュウ。
「数台拿捕したいのだが」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「では半有機質殲滅戦艦バリロリアン1万台を出撃させます。同時にタートル・ゼータ10台を派遣致します」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
バリロリアン1万台が同時にエネルギー吸収フィールドを放射する。
バリロリアン艦隊司令脳から報告が届く。
「エネルギー吸収フィールドが阻害されました」と、答える半有機質殲滅戦艦バリロリアンの司令脳Vー01バロリア。
「バロリア、では総攻撃して敵艦隊を航行不能にせよ。場合に依っては大破させても構わない」と、命令するユリア神聖女王。
「承知しました。直ちに攻撃致します」と、答える半有機質殲滅戦艦バリロリアン司令脳Vー01バロリア。
数秒後。バリロリアンが同時に総攻撃を開始する。強力なエネルギービームが敵艦のバリアに命中。バリアが真赤に燃え上がるが辛うじて耐える。
バリロリアン司令脳Vー01バロリアは戦法を変え、3台一組となり攻撃開始する。結果は徐々に現れる。1台又1台と消滅して行く。
戦況を観戦していたユリア神聖女王は、効率が悪いと判断する。
「バロリア、全艦隊撤退せよ。アロハメレハ、直ちに出撃し敵艦隊を制圧並び拿捕せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました。直ちに出撃させます」と、答えるフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥。
半有機質殲滅戦艦バリロリアン艦隊が撤退した直後、フェアラ遊撃旅団第1軍が実体化する。
直径100メートルの戦艦100万台の乗務員全員が、相互リンクさせて1つの超巨大なメンタルエネルギーとなり、敵艦隊全艦が念動力で鷲掴みにする。次に、ヒュプノ能力が発動して、タートル・ゼータに着艦する様に命令する。
ヒュプノ命令に従い、敵艦隊は次々とタートルゼータに着艦して行く。着艦した戦艦の乗務員は、命令に従い整然と下船してロボット兵員に従い捕虜として仮設捕虜囚虜所に誘導されて行く。
数時間後には敵兵全員の収監される。数分後に、艦隊司令長官並びに腹心を呼び出す。小一時間後。艦隊司令長官と腹心等がタートルゼータ司令室に出頭する。司令室の転送機で旗艦ミュウに移動する。
尋問する為に敵艦隊司令長官等幹部全員を第1会議室に案内される。
捕虜の幹部全員が着席する。先ずは互いに自己紹介をする。
ユリア神聖女王が最初に問い掛ける。
「ベレダラグ・マラグ・デストラン総帥。君達軍部は大帝に忠誠を誓っているのかな」と、問い掛ける。
「私を含めて軍部は大帝に忠誠を誓ってはおりません。只、立場上忠誠を誓っている振りをしています。軍部の大半は、レナベレナラ・ナバル・デストラン女帝陛下に忠誠を誓っています」と、答えるベレダラグ総帥。
「思った通りで有るな」と話し掛けてからユリア神聖女王は、思考波でレナベレナラ・ナバル・デストラン女帝と話しを付ける様にメアリレルナ特使に指示する。
「では総帥、理由を見付けて残りの艦隊を出撃させて頂きたい。軍部を救うには其れしか無い」と、話し掛ける。
「承知致しました陛下。ではマベレグダ大総帥閣下と密談をして作戦を練ります」と、答えるベレダラグ総帥。
2211年7月8日。ユリア神聖女王の極秘作戦が始まる。同時に、レナベレナラ・ナバル・デストラン女帝等一行の不老不死の処置が完了し、レナベレナラ女帝はユリア神聖女王の忠実部下となっていた。
ガザダラマグ銀河帝国軍マベレグダ・マラグ・デストラン大総帥は大帝の許可を得て、残る3銀河の制圧の為に全艦隊を指揮して出撃する。
マベレグダ大総帥傘下の大軍団は、3方に別れて各銀河の外縁に到着する。其処で待機していたタートル・ゼータに次々と着艦して行く。
数時間後。全ての艦隊を収容し終えると、レドマナバル銀河連邦共和国の本拠地で有るラガヤバラル銀河団レドマナバル銀河星系第3惑星ナバルに向かって行く。
クリスタル艦隊遊撃旅団は、制圧された銀河の開放作戦を開始する。同時に、クリスタル艦隊迎撃旅団20個軍団2000万台が銀河団バダガルダン銀河ダグル星系外縁に次々と実体化する。
緊急発進するレドマナバル銀河帝国親衛冠帯500万台が防衛ラインを形成する。
クリスタル艦隊迎撃旅団司令長官は再三降伏する様に通告するが、受け入れる事はなく全艦隊が突撃して来る。
4台一組となり、突撃して来る敵艦隊に攻撃を開始する。其の戦法は確実に現れ敵艦隊は数台単位で消滅している。クリスタル艦隊迎撃旅団の司令長官は、数台を拿捕せよ命令する。
第3惑星ルダン側には、フェアラ遊撃旅団第3軍が実体化する。其の後方に、旗艦ミュウが実体化する。数秒後には惑星軌道リングが実体化して赤道上空に固定される。
機動リングから常備されている戦闘ロボット半生体兵士ドールが次々と効果して行く。電撃制圧作戦に依り、皇帝等1派が次々と逮捕拘束されて行く。
3
2211年8月15日。ラガヤバラル銀河団の制圧が完了し、26銀河の統轄女王並びに親族、側近幹部全員が旗艦ミュウに集合する。
先ずは26銀河の統轄女王等と対談したユリア神聖女王は、ラガヤバラル銀河団同盟を締結させる。数時間後に、クリアランデス3重星団の統轄女王等最高位幹部が集結し、其の席上でユリア神聖女王がクリアランデス3重星団連合を結成すると宣言する。同時に、サルト銀河団連合帝国の中核で有ると宣言する。
2211年9月5日。旗艦ミュウは、クリスアーナ・ドームを追い掛けて1500万光年転移する。転移後直ぐに生体脳ミュウが未知銀河団のリサーチを開始する。小一時間後、生体脳ミュウが報告を開始する。
「未知銀河団は58銀河で構成されています。其の銀河団は、3つの塊に別れて重力的バランスを取っています。
58銀河の全てから高エネルギーを探知、無数の通信が行き渡っています。詳細な調査の為に、サルトの目を射出致しました」と、報告する。
「承知した。時間は充分に有る。慌てる事も無いわね」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、フェアラ遊撃旅団に詳細な調査を依頼します」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「では、調査が終わる迄待機しましょう」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、天の川銀河迄の距離を測定しました。アステラドラグ銀河団外縁のクリスアーナ・ドームから銀河系迄の距離は、1億8620万526光年です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ミュウ、測定する度に値が異なるし、遠くなっているようだが」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「其の通りです。計測の結果か、天の川銀河を中心として宇宙全体が光速て遠ざかっています。始めての事象です。何か大きな力が働いている様ですが、現在では説明不能です」と、答える生体脳ミュウ。
「長く滞在すればする程遠ざかる訳か」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「其の通りです」と、答える生体脳ミュウ。
待機を始めてから数時間後。
「通信内容から判明した事をお伝え致します。銀河団の名称はアステラドラグ銀河団で、共通語はサルト語です。更に広大な領域を支配している闇の帝国が存在しているらしい、との噂が広がっています。詳細な調査はフェアラ遊撃旅団からの報告を待つしか有りません」と、報告する生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
2212年3月5日。フェアラ遊撃旅団からの報告が次々と届き始め、其の情報を生体脳ミュウが集計・分析を開始する。
「集計が完了しました。パラダリアス銀河団68銀河中40銀河を支配。本拠地銀河はロゴデラス銀河です。7人の魔女の正体並びに本拠地星系は不明。支配されていない28銀河の住民等は、闇の帝国の7人の魔女が得たいの知れない力を発動して支配している魔物だ。と、噂が広がっています」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「成る程。では、闇の帝国に支配されていない28の銀河を纏め事に全力を尽くして頂きたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。其の様に伝えます」と、答える生体脳ミュウ。
命令を受けたフェアラ遊撃旅団は、28銀河の調査に向かった。旗艦ミュウも28銀河に向かった。
旗艦ミュウが、小一時間後。28銀河の1つの銀河外縁に実体化する。ユリア神聖女王は専用搭載戦艦ミルで出撃する。護衛するのは同型の搭載戦艦10台だけで有るが、大型戦艦5000台に匹敵する戦力を有している。乗務員全員がフェアリ種族だからで有る。サルト銀河団連合帝国最強の無敵艦隊でも有る。
ユリア神聖女王はメアリレルナ特使に「此の銀河で活動しているフェアラ遊撃旅団とコンタクトを付けて欲しい」と、要請する。
「承知致しました」と、答えるメアリレルナ特使。
数分後。コンタクト出来た。3者で会話をして状況を把握したユリア神聖女王は、フェアラ遊撃旅団ロハメレラハ・フェアラ・クリス第101軍統轄女王に、訪問したいと要請しハバ確認する様に指示する。
数分後。面談するとの報告が届く。ユリア神聖女王等は、妖精の姿で瞬間移動する。
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