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第1章。影の帝国の謀略。
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🩷クリスタルに誘われて第4部🩷執筆中①。
2198年10月12日。~2210年3月15日。
第1章。影の帝国の謀略。
(プロローグ)
最近見え隠れしている青色肌の種族が、12銀河全てで極秘に活動して各銀河を誤った報告に導き互いに戦争或いは銀河内乱に追い込んでいる。其の存在を知ったユリア・サルト・ザトンは、フェアラ種族に詳細の調査を命令する。其の成果が実り、サルト系種族と青色肌の種族との微妙に違う事を突き止める。其の探知機をサルト人用と、妖精種族用の2種類の探知機を量産する。
其の探知機が大いに役に立ち、青色肌の種族を追い詰めている。其の結果、更なる謎にぶち当たる。青色肌の種族は何者かに操られていると判明する。
(登場人物)
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王総轄。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。長女。ブルー・クリスタル。
❣️メリアナリル・フェアリ・クリス。
フェアリ共和国神聖女王総轄。フェアリ種族。身長10センチメートル。ユリア神聖女王総轄と共生。
❣️メアリレルナ・フェアリ・クリス。
ユリア神聖女王監視官。メリアナリク・フェアリ・クリス神聖女王総轄の特使。
❣️ラメレナーレ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王副総括。バアラル銀河の魔女。ユリア神聖女王の副臣。サルト宇宙帝国最後の女王の従妹の末裔。ユリア神聖女王の腹心。
❣️ラミレロナラ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王副総括。統轄女王。女権主義者。ユリア神聖女王の腹心。
❣️メロカリナーラ・クリスタル・ザトン。
クリスタル連合共和国神聖女王。ユリア神聖女王の腹心。
❣️アロハメレハ・フェアラ・クリス。
フェアラ部隊フェアラ遊撃旅団総帥。ユリア神聖女王の側近幹部。
2198年10月12日。
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2210年3月15日。
第1章。影の帝国の謀略。
本文。
1
2198年10月12日。青色肌の種族捜索は、フェアラ種族の活躍でかなり進展し有る程度判明した。
フェアラ種族からの報告を纏めた生体脳ミュウが「青色肌種族の本拠地星系は、バロンガラダン銀河団ハロー部内に存在する、アラグ星系第3惑星レラグ。青色肌種族の国家はアラグ帝国と言います。支配者はブルメドラ・レラグ・デトランです。残念ながら其の本拠地星系の座標は不明です」と、報告する。
「ユリア様、引き続き捜査を実行させます。同時に、フェアラ遊撃旅団に青色肌種族の本拠地星系をも捜査させます」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「宜しく頼む」と、答えるユリア神聖女王。
2198年10月18日。ラメレナーレ・サルト・ザトン神聖女王副総括がユリア神聖女王に報告をする。
「姫様、12銀河帝国全ての統轄女王と密約が成立しましたので極秘にテロメロンを譲渡し不老不死の処置を完了させました。並行して、邪な考えで同意した皇帝8名にも譲渡をしました」と、報告する。
「御苦労様でした。で、残りの4人の皇帝は未だに保留なの」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「はい。彼等4人の方が正直で信頼出来るかも知れません」と、答えるラメレナーレ・サルト・ザトン神聖女王副総括。
「私もそう思いますけど、作戦はスタートしたので変更は出来ないわ。但し、優遇はしよう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました。では、制圧作戦を実行させます」と、話し掛けるラメレナーレ神聖女王副総括。
2198年10月23日。フェアラ種族第6部隊が、バロンガラダン銀河団12銀河全ての有人惑星で噂を流し続けた結果、至る惑星で暴動が起こりやがて内乱状態になる。其れを待って至る密約した全ての統轄女王等が反乱軍と共に皇帝軍と戦闘状態になる。
全ての統轄女王から救援要請を受けたユリア神聖女王は、クリスタル艦隊迎撃旅団各1個軍団を派遣する。此処までは計画通りに進行した。
所が、想定外の事が起こった。謎の勢力が12銀河全てに介入して来たので有る。報告を受けたユリア神聖女王は、ナザダログ・サルトリル・ザトルダ。
ユリア神聖女王は黒の騎士団第1軍団を引率して、バロンガラダン銀河団ザダガラダン銀河ザダン星系第3惑星ガランに向かった。
2198年10月26日。旗艦ミュウと黒の騎士団第1軍団が、ザダン星系外縁に到着する。数秒後。ザダガラダン銀河連邦共和国パレミラレル・ガラン・レブダグ統轄女王とコンタクトを付ける。
「ユリア様、わざわざ出向いて下さり有難う御座います」と、話し掛けるパレミラレル統轄女王。
「未だ此処までは来てない様ね」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「現在、銀河外縁に滞空しています」と、答えるパレミラレル統轄女王。
「星系の防衛は大丈夫なのか」と。問い掛けるパレミラレル統轄女王。
「防衛するだけの戦力は充分に保持しています」と、答えるパレミラレル統轄女王。
「安心した。では、我々は銀河外縁の未知船団の迎撃に向かう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました」と、答えるパレミラレル統轄女王。
小一時間後。旗艦ミュウと黒の騎士団1個軍団が未知船団から10万キロメートル離れた宙域に実体化する。
数秒後。ユリア神聖女王は、思念波と通信で未知船団に呼び掛ける。「貴方がたは何者ですか。侵略するつもりならば直ちに殲滅致す。直ちに其の目的を答えよ」と、話し掛ける。
数秒後。「私は青の騎士団第1軍団統合大元帥バルダラド・レラグ・デトランです。レディマスターの命令で戦闘への介入と制圧の為に来た」と、答える。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンで有る。何故進行して来ないのじゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「此の銀河では戦闘をしていないので進行を躊躇っていました。私が受けた命令は戦闘に介入して戦闘を止めよ。で有るからです」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「成る程。で、レディマスターとは何者じゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「青の騎士団はレディマスターの親衛部隊なのですが私には解りません」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「連絡は取れるのかな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「勿論です」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「では、連絡を取り戦闘をして無い銀河にはどの様な対処をすれば良いのかを問い合わせて欲しい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「解りました。私も問い合わせようと考えていましたので」と、答えるバルダラド統合大元帥。
数秒後。バルダラド統合大元帥とレディマスターとのコンタクトが成立する。
「レディマスター、私は青の騎士団第1軍団統合大元帥のバルダラド・レラグ・デトランです。現在とある銀河外縁に滞空してますが、此の銀河は戦闘して無いのですが、如何対処すれば良いのでしょうか」と、問い掛ける。
「では直ちに制圧せよ」と、命令する謎のレディマスター。
ユリア神聖女王は其の直後、通信回線に割り込んだ。
「貴女は何者じゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「そう言う貴女こそ何者なのじゃ」と、問い掛ける謎のレディマスター。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンじゃ。で、貴女は何者なのじゃ」と、問い掛ける。
仮面を取り「サルトの姫様、私はバロメレラ・サルト・ニウス。我々は古代サルト科学者グループの末裔で、特に遺伝子分野を得意としてます。バルダラド統合大元帥が、姫様の指示に従ったのは姫様がサルトの姫様と認識したからでしょう。彼等は我々が遺伝子を改造して創り出した人造ドールですから」と、説明する。
「事情は理解した。で、何故各銀河間で戦争を画策したのじゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「我々の軍事力は、12銀河全てを制圧する程強大では無いので、策略を巡らせて戦争を誘発させました。少しでも軍事力を減らす為です」と、答えるバロメレラ女帝。
「バロメレラ、其れは犯罪で有るぞ。だが、全てを許す。直ちに我々に合流して欲しい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知しました姫様」と、答えるバロメレラ女帝。
「惑星毎転移させるので其の座標を教えて欲しい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
2
2199年2月6日。
12銀河全ての制圧が完了し、バロンガラダン銀河団同盟が結成される。盟主は、ザダガラダン銀河連邦共和国パレミラレル・ガラン・レブダグ統轄女王に決定する。後はパレミラレル統轄女王に託して旗艦ミュウはクリスアーナ・ドームを追い掛けて転移する。
旗艦ミュウが実体化した宙域は、クリスアーナ・ドームから180万キロメートル離れていた。
「報告します。旗艦ミュウは巨大2重銀河の重力に引かれた様です。更に、天の川銀河迄の距離も当初の距離依も1億光年の差が有ると判明します。現在地からの距離は1億6000万光年です。此の差異の原因は、直径2億キロメートルのボイド中心部に存在している天の川銀河がボイドを広げているダークエネルギーに依り、ボイド外面に輻射される天の川銀河を正式な距離と錯覚していた為です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ユリア様、サルトの目を2台射出して調査させます」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「お願いする」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、簡単な遠距離調査の結果、両銀河内の至る所で高エネルギー爆発を探知しました。結論は内乱状態です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ユリア様、此の宇宙に平和訪れるのでしょうか」と、問い掛けるメアリレルナ特使。
「恐らく其れは無いであろう」と、答えるユリア神聖女王。
「そうかも知れませんね」と、答えるメアリレルナ特使。
2199年3月1日。サルトの目からの報告が届き始める。其の結果、遠距離探知とは全く異なる結果が導か出された。
「向かって右側がバロドラダン銀河です。其の支配者は、バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロを本拠地とするサルト系種族で有るナグラムダ・バダロ・ラグル皇帝です。特に独裁者では無く、調和を取りながら支配しています。
夫人で有るマレイパメラ・バダロ・ラグル統轄女王は、共和制主義者で密やかに共和国の建国を成し遂げ様としています。2人の間には争いは全く無いです。
左側の銀河は、同じくサルト系種族が支配しています。本拠地は、ガラダバルグ銀河ガグル星系第3惑星ラルバです。支配者は独裁者のマゼラダグ・ラルバ・マグル皇帝で、夫人は女権主義者で有るサピミレイラ・ラルバ・マグル統轄女王です。
此の2つの銀河を同時に攻撃している勢力は全く謎です。戦艦の形状をリサーチしましたが、アーカイブにも記載されていません」と、説明する生体脳ミュウ。
「では、私達の出番ですわね」と、いきなり実体化するフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥。
「アロハメレハ、宜しく頼む。特に謎の勢力の事を知りたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました」と、答えるアロハメレハ総帥。
2199年4月8日。ユリア神聖女王は、極秘に女権主義者で有るカラダバルグ銀河帝国サピミレイラ・ラルバ・マグル統轄女王と、接触する。
場所を特定したフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥配下の部隊が、思考波伝達でユリア神聖女王とメアリレルナ特使に伝える。
報告を受けたユリア神聖女王は、警護部隊員10人と共に瞬間移動してサビミレイラ統轄女王の目の前に実体化する。
「サピミレイラ統轄女王陛下。始めて御目通り致します。私は妖精種族のメアリレルナ・フェアリ・クリスです。私の配下が調査した結果、貴女が女権主義者で有ると判明したが故に会いに来ました。我々も同じ女権主義者ですから」と、話し掛ける。
「小さな妖精さん達も女権主義者なのですか」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
「我が種族は女性だけですけど」と、答えるメアリレルナ特使。
「アラッ、そうなの。では女権主義者と言うのも何か不自然ですわよ」と、話し掛けるサピミレイラ統轄女王。
「そうかも知れませんね」と、答えるメアリレルナ特使。
「サピミレイラ統轄女王、始めて御目通りする。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、話に割り込んで話し掛ける。
「エッ、では妖精種族がサルト銀河団連合帝国を支配しているのかしら」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
「私は妖精種族の力をも保持しているので、此の姿は仮の姿である。面談する相手を安心させる為でも有る。では、本来の姿に戻ろう」と、話し掛けてから元の姿に戻った。
メアリレルナ特使が、臨時の会談場創り出す。ユリア神聖女王等は着席して「サピミレイラ統轄女王、私と密約をしないか」と、提案する。
「どの様な密約ですか」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
ユリア神聖女王は2時間程説明する。最後に「私の提案を受け入れてくれるならば、御礼に不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡する」と、話し掛ける。
サピミレイラ統轄女王は躊躇わずに承知する。
「サピミレイラ統轄女王、貴女の英断に感謝します。では、貴女の信頼出来る側近幹部並びに親族一同の招集して下さい。全員にテロメロンを譲渡かので。全員が集合したならば連絡して下さい。連絡が有り次第迎えに行きます」と、話し掛けるユリア神聖女王。
数秒後。ユリア神聖女王等一同が数秒後に消える。旗艦ミュウ内に実体化する。▶️▶️
「ミュウ、バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロ近くに移動して下さい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知致しました。10秒後に移動します」と、報告する生体脳ミュウ。
2199年4月10日。バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロの直ぐ側に実体化する。
フェアラ遊撃旅団第101軍ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王は、旗艦ミュウが実体化した瞬間。ユリア神聖女王の存在を認識した。数秒後。ロハメレラハ統轄女王は、思考波伝達で共和制主義者のマレイパメラ・バダロ・ラグル統轄女王と密約が成立したと報告する。
〈ロハメレラハ統轄女王、ではマレイバメラ統轄女王と面談したいと伝えて欲しい〉と、伝達する。
〈承知致しました。確認が取れましたら再度伝達します〉と、答えるロハメレラハ統轄女王。
ロハメレラハ統轄女王は、マレイパメラ統轄女王に「マレイパメラ統轄女王陛下、我々のレディマスターが面談したいと願っていますので、面談して頂けないでしょうか」と、問い掛ける。
「解りました。面談致しましょう」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
連絡を受けたユリア神聖女王は、数秒後にマレイパメラ統轄女王の眼前に実体化する。
「紹介します。私達のレディマスター事、サルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、ユリア神聖女王を指差すロハメレラハ統轄女王。
「今紹介されたユリア・サルト・ザトンです」と、自己紹介する。
「アラッ、此の小さな女の子が支配者なのですね。驚いたわ」と、話し掛けるマレイパメラ統轄女王。
「マレイパメラ統轄女王陛下、其れは間違いです。此の妖精の姿は仮の姿ですので、本来の姿に戻ります」と、答えて数秒後に元の姿に戻ったユリア神聖女王。
メアリレルナ・フェアリ・クリス特使が、臨時の対談場を創り出した。其の席に全員が着席する。
「既にロハメレラハ統轄女王が話した通り、我が帝国の傘下として再スタートするならば、御礼に不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡します」と、話し掛けるユリア神聖女王。
不老不死と聞いて、マレイパメラ統轄女王の心は魔法使いの魔法に掛けられた様に動いた。
「ユリア神聖女王陛下、承知致しました。私が帝国の実権を握り次第、帝国制度を廃止して、バロドラダン銀河連邦共和国として再スタートします」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
ユリア神聖女王は彼女の思考を読み取り嘘が無いと知り「では、貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族一同を至急招集して下さい。全員にテロメロンを譲渡しますので」と、話し掛ける。
「承知しました」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
3
2199年4月26日。マレイパメラ統轄女王等一同と、サピミレイラ統轄女王等一同が旗艦ミュウで不老不死の承知を開始する。
其の間に両帝国制圧作戦と、未知船団の制圧作戦を開始する。ユリア神聖女王は、ユリア神聖女王警護部隊第1部隊メリアロレナ・フェアリ・クリス統轄女王と、フェアラ遊撃旅団第101軍。ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王等と共に出撃する。
生体脳ミュウは、ユリア神聖女王を心配し、半有機質殲滅戦艦バリロリアン船団第1軍5000台を派遣しユリア神聖女王を警護する様命じる。更に、クリスタル連合共和国神聖女王メロカリナーラ・クリスタル・ザトンに救援を依頼する。
依頼を受けたメロカリナーラ神聖女王は、クリスタル艦隊迎撃旅団2個軍団を出撃させる。
2199年4月28日。ガラダバルグ銀河外縁で戦闘中の宙域に実体化する。
「ユリア様、卵型の戦艦は始めて見ました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「私もよ」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、半有機質殲滅戦艦バリロリアン船団第1軍団を呼び寄せました。敵船団を航行不能にします」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した。拿捕した戦艦を調査すれば敵船団の正体が解るでしょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
数分後。バリロリアンが敵船団に襲い掛かる。いきなり攻撃を受けるが、其のエネルギーを吸収してエネルギー吸収フィールドを放射する。だが、敵船団の反発バリアらしきフィールドに跳ね返される。
「ユリア様、跳ね返されました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「其の様ね。では、消滅フィールドで撃退させましょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
命令を受けた生体脳ミュウは、バリロリアンに消滅フィールドで攻撃する様命じる。
殲滅命令を受けたバリロリアンは、消滅フィールドで攻撃を始める。其のフィールドに触れた瞬間にアッという間に消滅して行く。驚いた敵船団は慌てて後退して行く。
其の直後。旗艦ミュウとクリスタル艦隊迎撃旅団1個軍団が実体化して来た。其の数秒後。いきなり全船団が消え去った。
「全く探知出来ません」と、生体脳ミュウが報告する。
2199年5月12日。ユリア神聖女王等は旗艦ミュウに戻った。丁度其の頃、両帝国の制圧が完了し、統轄女王が実権を掌握する。
謎の勢力に付いては、未だに何の情報も得られていない。やむを得ずユリア神聖女王は、両銀河を常時クリスタル艦隊遊撃旅団に巡回警備を命令する。
「ユリア様、クリスアーナ・ドームが転移しました。追い掛けますか」と、問い掛ける生体脳ミュウ。
「いいえ、此処に留まり未知の勢力を駆逐しなければならないわ」と、答えるユリア神聖女王。
「承知致しました。では、本艦と母船が残ります。ユリア様。提案しますが、未知勢力の捜索範囲を銀河ハロー迄広げては如何でしょうか」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、ではフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥に実行させます。其れと、アロハメレハ総帥を側近幹部に推薦します」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「全て承知した。アロハメレハ総帥を側近幹部として迎え入れる」と、答える。
数秒後。アロハメレハ総帥が実体化して、ユリア神聖女王に挨拶をする。
「アロハメレハ総帥、今から私の側近幹部に任命する」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、全力でお仕えします」と、話し掛けるアロハメレハ総帥。
「アロハメレハ総帥、早速なのだが、未知勢力の調査をお願いする。捜査範囲は銀河ハロー部内も含めてだが」と、命令するユリア神聖女王。
「承知しました。早々に居場所を特定させます」と、答えるアロハメレハ総帥。
2210年2月4日。未だに未知勢力の居場所の特定が出来ない。だが、其の間に両銀河連邦共和国の軍事力は数10倍となり強大な軍事銀河連邦共和国に成長した。更に、何故か巫女徒教団の入団希望者が増大し、ユリア神聖女王に仕えたいと言う希望者も増大する。其れを知ったユリア神聖女王は無視する事も出来ず、ユリア神聖女王警護遊撃旅団を設立する。設立した時点で500億人に達するが、留まる事無く増え続けている。其の人員を、直径24,000メートルの母船ミレムアラナで訓練を開始させる。
巫女徒教団は組織が纏まっているので、独自に対応している。資金面でも信仰者が天文学的数字で増え続けている為、会員費並びに御供養金で充分に賄える。其の上、ユリア財団から無制限の資金が流れている。
ユリア神聖女王の年間収入は、銀河団連合帝国の予算の数10万倍の収入が有り、税金の支払は帝国予算の数100倍支払っている。本来なら支払う義務は無いのだが、敢えて税金を支払っている。
2210年3月5日。遂に未知勢力の所在地を発見したフェアラ遊撃旅団の1戦隊が、其の星系に侵入する。
第1001・01軍団ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王の配下が、次々と情報を伝達して来る。其の情報を旗艦ミュウの搭載生体脳ミュウに伝達している。
「ユリア様、01軍団ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王から報告が届きました。未知勢力は、ラガレガル星系第3惑星ラガルに本拠地を置くラガルダ帝国です。
支配者は、バロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長です。夫人で有るロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王です。
政治形態から推測しますと、かなり古い種族で有り因習に拘る保守的思想に支配されています。但、青年男女には革新的思想が流布しています。其の様な理由から、革新同盟が結成され密やかに活動しています」と、報告する生体脳ミュウ。
「此れで先手が打てるわね。でも、何故ラガル種族は銀河内に居住地を求め無かったのだろう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ではユリア様、早々に制圧しますか」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「イャ、此処はフェアラ遊撃旅団第101軍ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王に託し、話し合いで統合したい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。では、01戦隊に命令します」と、答えるフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス神聖女王。
「宜しく頼むアロハメレハ総帥」と、話し掛けるユリア神聖女王。
フェアラ遊撃旅団第01軍。ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王は、ラガルダ帝国革新的思想主義者で有るロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王の目の前に実体化する。
〈ロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王陛下、私は妖精種族の統轄女王で有る、フェアラ遊撃旅団第01軍ロハメレラハ・フェアラ・クリスです。突然現れた事お許し下さい。私は平和の使者で陛下に害を与える事は致しません。只、話し合う為に訪問して来ました〉と、思念波で話し掛ける。
「可愛い小さな女の子の言葉を
信じます。貴女から全く他意を感じませんから嘘は無いでしょう」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
〈私を信じて頂いて有難う御座います。此処に来たのは、サルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王の勅命だからです。其のユリア様からロレナラフ統轄氏族女王と密約を締結させよと命令を受けています〉と、話し掛けるロハメレラハ統轄女王。
「其の密約とは何かしら」と、問い掛けるロレナラフ統轄氏族女王。
〈では、お話しします。ユリア様は、女権主義者で平和共存を願って戦っています。其処で、ロレナラフ統轄氏族女王陛下に、ラガルダ帝国を廃止し新たにラガルダ連邦共和国として統轄して欲しいのです。当然ですが、全ての段取りは我が帝国がします〉と、説明するロハメレラハ統轄女王。
「面白そうな話しですわね」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
いきなり妖精の姿でユリア神聖女王等12人が実体化する。
〈ロレナラフ統轄氏族女王、もし、私の提案を受け入れてくれるなら、不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡する〉と、話し掛けるユリア神聖女王。
ロレナラフ統轄氏族女王は不老不死と言う言葉に心が動いた。そして、躊躇わずに「承知致しました」と、答える。
ユリア神聖女王等は、本来の大きさに戻り「ロレナラフ統轄氏族女王、貴女の英断に感謝します。では、貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族一同を早急に招集して下さい。同様にテロメロンを譲渡しますので」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。直ぐに招集します」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
「では、全員が集合したら連絡して下さい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
ユリア神聖女王12人は、妖精の姿でバロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長の目の前に実体化する。
〈バロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長陛下ですね。突然の訪問お許し下さい。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです〉と、思念波で話し掛ける。
相手が身長10センチメートルなので、見た目から無害だと勘違いをして油断する。
「私に何用だ。小さな者達よ」と、声を掛けるバロダガ統轄氏族長。
〈銀河への攻撃を止めて頂きたい。此のまま攻撃を継続するならば、放置する訳にはゆかぬので反撃しなければなら無い。其の様な事態になれば双方に甚大なる被害が出る。其の様な事態になら無い様にする為に話し合いに来たのだ〉と、説明するユリア神聖女王。
「小さな者達に一体何が出来るのだ。仮に、そうなれば私が一気に叩き潰してやる」と、答えるバロダガ統轄氏族長。
〈では戦争を止めるつもりは無いのだな〉と、問い掛けるユリア神聖女王。
「当然だ。勝てる戦いを止める理由がないであろう」と、話すバロダガ統轄氏族長。
思考内容を読み取ったユリア神聖女王は〈やむを得ないな〉と、話し掛けてから全員一気に元の姿に戻る。
「此れが本来の大きさで有る。見掛けに騙されたな」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「今更驚く事は無い。私は両銀河を制圧する予定であるからな」と、答えるバロダガ統轄氏族長。
「ではやむを得ないな。メアリレルナ、バロダガを逮捕拘束せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「馬鹿目、此処は私の居城で有るのだぞ。考えられる限りの防衛装備を備えているわい」と、話しながら右人差し指でパネルのボタンを押すと、いきなりバロダガ統轄氏族長の周囲にバリアが展開する。
「此れで手も足も出ないだろう。既にエネルギー銃が狙っている。此のボタンを押せば一瞬で消滅する」と、話し掛けるバロダガ統轄氏族長。
「なら、押して見るが良い」と、話すユリア神聖女王。
「では、死ね」と、話しながらボタンを押す。
エネルギービームがユリア神聖女王等を射撃するが其のエネルギーを全て吸収する。
「其の様な貧弱な兵器では我々を倒す事など出来ないぞ。我々の力を侮ったな」と、話しながらユリア神聖女王はバロダガ統轄氏族長周囲のバリアに右手の平を押し当てて其のエネルギーを吸収する。
「此れでどうかな。丸裸で有るぞ」と、話し掛けるユリア神聖女王。
其の瞬間、台座が降下して行く。其の動きをエネルギーリングで拘束する。
「メアリレルナ、統轄氏族長等一味を全員逮捕拘束して流刑惑星に移送せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました」と、答えるメアリレルナ特使。
数日後の2210年3月15日。ユリア神聖女王等は、ロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王等一行と共に旗艦ミュウに戻った。直ぐにロレナラフ統轄女王一行の不老不死の処置を開始する。
かなり短縮して3時間で全てを完了させる。ユリア神聖女王は3人の統轄女王を招集して、3者の同盟を締結させて、共に協力して平和共存を築く様に指示してから此の宙域から離れてクリスアーナ・ドームの後を追い掛けて転移する。
2198年10月12日。~2210年3月15日。
第1章。影の帝国の謀略。
(プロローグ)
最近見え隠れしている青色肌の種族が、12銀河全てで極秘に活動して各銀河を誤った報告に導き互いに戦争或いは銀河内乱に追い込んでいる。其の存在を知ったユリア・サルト・ザトンは、フェアラ種族に詳細の調査を命令する。其の成果が実り、サルト系種族と青色肌の種族との微妙に違う事を突き止める。其の探知機をサルト人用と、妖精種族用の2種類の探知機を量産する。
其の探知機が大いに役に立ち、青色肌の種族を追い詰めている。其の結果、更なる謎にぶち当たる。青色肌の種族は何者かに操られていると判明する。
(登場人物)
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王総轄。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。長女。ブルー・クリスタル。
❣️メリアナリル・フェアリ・クリス。
フェアリ共和国神聖女王総轄。フェアリ種族。身長10センチメートル。ユリア神聖女王総轄と共生。
❣️メアリレルナ・フェアリ・クリス。
ユリア神聖女王監視官。メリアナリク・フェアリ・クリス神聖女王総轄の特使。
❣️ラメレナーレ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王副総括。バアラル銀河の魔女。ユリア神聖女王の副臣。サルト宇宙帝国最後の女王の従妹の末裔。ユリア神聖女王の腹心。
❣️ラミレロナラ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王副総括。統轄女王。女権主義者。ユリア神聖女王の腹心。
❣️メロカリナーラ・クリスタル・ザトン。
クリスタル連合共和国神聖女王。ユリア神聖女王の腹心。
❣️アロハメレハ・フェアラ・クリス。
フェアラ部隊フェアラ遊撃旅団総帥。ユリア神聖女王の側近幹部。
2198年10月12日。
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2210年3月15日。
第1章。影の帝国の謀略。
本文。
1
2198年10月12日。青色肌の種族捜索は、フェアラ種族の活躍でかなり進展し有る程度判明した。
フェアラ種族からの報告を纏めた生体脳ミュウが「青色肌種族の本拠地星系は、バロンガラダン銀河団ハロー部内に存在する、アラグ星系第3惑星レラグ。青色肌種族の国家はアラグ帝国と言います。支配者はブルメドラ・レラグ・デトランです。残念ながら其の本拠地星系の座標は不明です」と、報告する。
「ユリア様、引き続き捜査を実行させます。同時に、フェアラ遊撃旅団に青色肌種族の本拠地星系をも捜査させます」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「宜しく頼む」と、答えるユリア神聖女王。
2198年10月18日。ラメレナーレ・サルト・ザトン神聖女王副総括がユリア神聖女王に報告をする。
「姫様、12銀河帝国全ての統轄女王と密約が成立しましたので極秘にテロメロンを譲渡し不老不死の処置を完了させました。並行して、邪な考えで同意した皇帝8名にも譲渡をしました」と、報告する。
「御苦労様でした。で、残りの4人の皇帝は未だに保留なの」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「はい。彼等4人の方が正直で信頼出来るかも知れません」と、答えるラメレナーレ・サルト・ザトン神聖女王副総括。
「私もそう思いますけど、作戦はスタートしたので変更は出来ないわ。但し、優遇はしよう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました。では、制圧作戦を実行させます」と、話し掛けるラメレナーレ神聖女王副総括。
2198年10月23日。フェアラ種族第6部隊が、バロンガラダン銀河団12銀河全ての有人惑星で噂を流し続けた結果、至る惑星で暴動が起こりやがて内乱状態になる。其れを待って至る密約した全ての統轄女王等が反乱軍と共に皇帝軍と戦闘状態になる。
全ての統轄女王から救援要請を受けたユリア神聖女王は、クリスタル艦隊迎撃旅団各1個軍団を派遣する。此処までは計画通りに進行した。
所が、想定外の事が起こった。謎の勢力が12銀河全てに介入して来たので有る。報告を受けたユリア神聖女王は、ナザダログ・サルトリル・ザトルダ。
ユリア神聖女王は黒の騎士団第1軍団を引率して、バロンガラダン銀河団ザダガラダン銀河ザダン星系第3惑星ガランに向かった。
2198年10月26日。旗艦ミュウと黒の騎士団第1軍団が、ザダン星系外縁に到着する。数秒後。ザダガラダン銀河連邦共和国パレミラレル・ガラン・レブダグ統轄女王とコンタクトを付ける。
「ユリア様、わざわざ出向いて下さり有難う御座います」と、話し掛けるパレミラレル統轄女王。
「未だ此処までは来てない様ね」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「現在、銀河外縁に滞空しています」と、答えるパレミラレル統轄女王。
「星系の防衛は大丈夫なのか」と。問い掛けるパレミラレル統轄女王。
「防衛するだけの戦力は充分に保持しています」と、答えるパレミラレル統轄女王。
「安心した。では、我々は銀河外縁の未知船団の迎撃に向かう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました」と、答えるパレミラレル統轄女王。
小一時間後。旗艦ミュウと黒の騎士団1個軍団が未知船団から10万キロメートル離れた宙域に実体化する。
数秒後。ユリア神聖女王は、思念波と通信で未知船団に呼び掛ける。「貴方がたは何者ですか。侵略するつもりならば直ちに殲滅致す。直ちに其の目的を答えよ」と、話し掛ける。
数秒後。「私は青の騎士団第1軍団統合大元帥バルダラド・レラグ・デトランです。レディマスターの命令で戦闘への介入と制圧の為に来た」と、答える。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンで有る。何故進行して来ないのじゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「此の銀河では戦闘をしていないので進行を躊躇っていました。私が受けた命令は戦闘に介入して戦闘を止めよ。で有るからです」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「成る程。で、レディマスターとは何者じゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「青の騎士団はレディマスターの親衛部隊なのですが私には解りません」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「連絡は取れるのかな」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「勿論です」と、答えるバルダラド統合大元帥。
「では、連絡を取り戦闘をして無い銀河にはどの様な対処をすれば良いのかを問い合わせて欲しい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「解りました。私も問い合わせようと考えていましたので」と、答えるバルダラド統合大元帥。
数秒後。バルダラド統合大元帥とレディマスターとのコンタクトが成立する。
「レディマスター、私は青の騎士団第1軍団統合大元帥のバルダラド・レラグ・デトランです。現在とある銀河外縁に滞空してますが、此の銀河は戦闘して無いのですが、如何対処すれば良いのでしょうか」と、問い掛ける。
「では直ちに制圧せよ」と、命令する謎のレディマスター。
ユリア神聖女王は其の直後、通信回線に割り込んだ。
「貴女は何者じゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「そう言う貴女こそ何者なのじゃ」と、問い掛ける謎のレディマスター。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンじゃ。で、貴女は何者なのじゃ」と、問い掛ける。
仮面を取り「サルトの姫様、私はバロメレラ・サルト・ニウス。我々は古代サルト科学者グループの末裔で、特に遺伝子分野を得意としてます。バルダラド統合大元帥が、姫様の指示に従ったのは姫様がサルトの姫様と認識したからでしょう。彼等は我々が遺伝子を改造して創り出した人造ドールですから」と、説明する。
「事情は理解した。で、何故各銀河間で戦争を画策したのじゃ」と、問い掛けるユリア神聖女王。
「我々の軍事力は、12銀河全てを制圧する程強大では無いので、策略を巡らせて戦争を誘発させました。少しでも軍事力を減らす為です」と、答えるバロメレラ女帝。
「バロメレラ、其れは犯罪で有るぞ。だが、全てを許す。直ちに我々に合流して欲しい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知しました姫様」と、答えるバロメレラ女帝。
「惑星毎転移させるので其の座標を教えて欲しい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
2
2199年2月6日。
12銀河全ての制圧が完了し、バロンガラダン銀河団同盟が結成される。盟主は、ザダガラダン銀河連邦共和国パレミラレル・ガラン・レブダグ統轄女王に決定する。後はパレミラレル統轄女王に託して旗艦ミュウはクリスアーナ・ドームを追い掛けて転移する。
旗艦ミュウが実体化した宙域は、クリスアーナ・ドームから180万キロメートル離れていた。
「報告します。旗艦ミュウは巨大2重銀河の重力に引かれた様です。更に、天の川銀河迄の距離も当初の距離依も1億光年の差が有ると判明します。現在地からの距離は1億6000万光年です。此の差異の原因は、直径2億キロメートルのボイド中心部に存在している天の川銀河がボイドを広げているダークエネルギーに依り、ボイド外面に輻射される天の川銀河を正式な距離と錯覚していた為です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ユリア様、サルトの目を2台射出して調査させます」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「お願いする」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、簡単な遠距離調査の結果、両銀河内の至る所で高エネルギー爆発を探知しました。結論は内乱状態です」と、報告する生体脳ミュウ。
「ユリア様、此の宇宙に平和訪れるのでしょうか」と、問い掛けるメアリレルナ特使。
「恐らく其れは無いであろう」と、答えるユリア神聖女王。
「そうかも知れませんね」と、答えるメアリレルナ特使。
2199年3月1日。サルトの目からの報告が届き始める。其の結果、遠距離探知とは全く異なる結果が導か出された。
「向かって右側がバロドラダン銀河です。其の支配者は、バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロを本拠地とするサルト系種族で有るナグラムダ・バダロ・ラグル皇帝です。特に独裁者では無く、調和を取りながら支配しています。
夫人で有るマレイパメラ・バダロ・ラグル統轄女王は、共和制主義者で密やかに共和国の建国を成し遂げ様としています。2人の間には争いは全く無いです。
左側の銀河は、同じくサルト系種族が支配しています。本拠地は、ガラダバルグ銀河ガグル星系第3惑星ラルバです。支配者は独裁者のマゼラダグ・ラルバ・マグル皇帝で、夫人は女権主義者で有るサピミレイラ・ラルバ・マグル統轄女王です。
此の2つの銀河を同時に攻撃している勢力は全く謎です。戦艦の形状をリサーチしましたが、アーカイブにも記載されていません」と、説明する生体脳ミュウ。
「では、私達の出番ですわね」と、いきなり実体化するフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥。
「アロハメレハ、宜しく頼む。特に謎の勢力の事を知りたい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知しました」と、答えるアロハメレハ総帥。
2199年4月8日。ユリア神聖女王は、極秘に女権主義者で有るカラダバルグ銀河帝国サピミレイラ・ラルバ・マグル統轄女王と、接触する。
場所を特定したフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥配下の部隊が、思考波伝達でユリア神聖女王とメアリレルナ特使に伝える。
報告を受けたユリア神聖女王は、警護部隊員10人と共に瞬間移動してサビミレイラ統轄女王の目の前に実体化する。
「サピミレイラ統轄女王陛下。始めて御目通り致します。私は妖精種族のメアリレルナ・フェアリ・クリスです。私の配下が調査した結果、貴女が女権主義者で有ると判明したが故に会いに来ました。我々も同じ女権主義者ですから」と、話し掛ける。
「小さな妖精さん達も女権主義者なのですか」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
「我が種族は女性だけですけど」と、答えるメアリレルナ特使。
「アラッ、そうなの。では女権主義者と言うのも何か不自然ですわよ」と、話し掛けるサピミレイラ統轄女王。
「そうかも知れませんね」と、答えるメアリレルナ特使。
「サピミレイラ統轄女王、始めて御目通りする。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、話に割り込んで話し掛ける。
「エッ、では妖精種族がサルト銀河団連合帝国を支配しているのかしら」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
「私は妖精種族の力をも保持しているので、此の姿は仮の姿である。面談する相手を安心させる為でも有る。では、本来の姿に戻ろう」と、話し掛けてから元の姿に戻った。
メアリレルナ特使が、臨時の会談場創り出す。ユリア神聖女王等は着席して「サピミレイラ統轄女王、私と密約をしないか」と、提案する。
「どの様な密約ですか」と、問い掛けるサピミレイラ統轄女王。
ユリア神聖女王は2時間程説明する。最後に「私の提案を受け入れてくれるならば、御礼に不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡する」と、話し掛ける。
サピミレイラ統轄女王は躊躇わずに承知する。
「サピミレイラ統轄女王、貴女の英断に感謝します。では、貴女の信頼出来る側近幹部並びに親族一同の招集して下さい。全員にテロメロンを譲渡かので。全員が集合したならば連絡して下さい。連絡が有り次第迎えに行きます」と、話し掛けるユリア神聖女王。
数秒後。ユリア神聖女王等一同が数秒後に消える。旗艦ミュウ内に実体化する。▶️▶️
「ミュウ、バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロ近くに移動して下さい」と、要請するユリア神聖女王。
「承知致しました。10秒後に移動します」と、報告する生体脳ミュウ。
2199年4月10日。バロドラダン銀河バロン星系第3惑星バダロの直ぐ側に実体化する。
フェアラ遊撃旅団第101軍ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王は、旗艦ミュウが実体化した瞬間。ユリア神聖女王の存在を認識した。数秒後。ロハメレラハ統轄女王は、思考波伝達で共和制主義者のマレイパメラ・バダロ・ラグル統轄女王と密約が成立したと報告する。
〈ロハメレラハ統轄女王、ではマレイバメラ統轄女王と面談したいと伝えて欲しい〉と、伝達する。
〈承知致しました。確認が取れましたら再度伝達します〉と、答えるロハメレラハ統轄女王。
ロハメレラハ統轄女王は、マレイパメラ統轄女王に「マレイパメラ統轄女王陛下、我々のレディマスターが面談したいと願っていますので、面談して頂けないでしょうか」と、問い掛ける。
「解りました。面談致しましょう」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
連絡を受けたユリア神聖女王は、数秒後にマレイパメラ統轄女王の眼前に実体化する。
「紹介します。私達のレディマスター事、サルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、ユリア神聖女王を指差すロハメレラハ統轄女王。
「今紹介されたユリア・サルト・ザトンです」と、自己紹介する。
「アラッ、此の小さな女の子が支配者なのですね。驚いたわ」と、話し掛けるマレイパメラ統轄女王。
「マレイパメラ統轄女王陛下、其れは間違いです。此の妖精の姿は仮の姿ですので、本来の姿に戻ります」と、答えて数秒後に元の姿に戻ったユリア神聖女王。
メアリレルナ・フェアリ・クリス特使が、臨時の対談場を創り出した。其の席に全員が着席する。
「既にロハメレラハ統轄女王が話した通り、我が帝国の傘下として再スタートするならば、御礼に不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡します」と、話し掛けるユリア神聖女王。
不老不死と聞いて、マレイパメラ統轄女王の心は魔法使いの魔法に掛けられた様に動いた。
「ユリア神聖女王陛下、承知致しました。私が帝国の実権を握り次第、帝国制度を廃止して、バロドラダン銀河連邦共和国として再スタートします」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
ユリア神聖女王は彼女の思考を読み取り嘘が無いと知り「では、貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族一同を至急招集して下さい。全員にテロメロンを譲渡しますので」と、話し掛ける。
「承知しました」と、答えるマレイパメラ統轄女王。
3
2199年4月26日。マレイパメラ統轄女王等一同と、サピミレイラ統轄女王等一同が旗艦ミュウで不老不死の承知を開始する。
其の間に両帝国制圧作戦と、未知船団の制圧作戦を開始する。ユリア神聖女王は、ユリア神聖女王警護部隊第1部隊メリアロレナ・フェアリ・クリス統轄女王と、フェアラ遊撃旅団第101軍。ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王等と共に出撃する。
生体脳ミュウは、ユリア神聖女王を心配し、半有機質殲滅戦艦バリロリアン船団第1軍5000台を派遣しユリア神聖女王を警護する様命じる。更に、クリスタル連合共和国神聖女王メロカリナーラ・クリスタル・ザトンに救援を依頼する。
依頼を受けたメロカリナーラ神聖女王は、クリスタル艦隊迎撃旅団2個軍団を出撃させる。
2199年4月28日。ガラダバルグ銀河外縁で戦闘中の宙域に実体化する。
「ユリア様、卵型の戦艦は始めて見ました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「私もよ」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、半有機質殲滅戦艦バリロリアン船団第1軍団を呼び寄せました。敵船団を航行不能にします」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した。拿捕した戦艦を調査すれば敵船団の正体が解るでしょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
数分後。バリロリアンが敵船団に襲い掛かる。いきなり攻撃を受けるが、其のエネルギーを吸収してエネルギー吸収フィールドを放射する。だが、敵船団の反発バリアらしきフィールドに跳ね返される。
「ユリア様、跳ね返されました」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「其の様ね。では、消滅フィールドで撃退させましょう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
命令を受けた生体脳ミュウは、バリロリアンに消滅フィールドで攻撃する様命じる。
殲滅命令を受けたバリロリアンは、消滅フィールドで攻撃を始める。其のフィールドに触れた瞬間にアッという間に消滅して行く。驚いた敵船団は慌てて後退して行く。
其の直後。旗艦ミュウとクリスタル艦隊迎撃旅団1個軍団が実体化して来た。其の数秒後。いきなり全船団が消え去った。
「全く探知出来ません」と、生体脳ミュウが報告する。
2199年5月12日。ユリア神聖女王等は旗艦ミュウに戻った。丁度其の頃、両帝国の制圧が完了し、統轄女王が実権を掌握する。
謎の勢力に付いては、未だに何の情報も得られていない。やむを得ずユリア神聖女王は、両銀河を常時クリスタル艦隊遊撃旅団に巡回警備を命令する。
「ユリア様、クリスアーナ・ドームが転移しました。追い掛けますか」と、問い掛ける生体脳ミュウ。
「いいえ、此処に留まり未知の勢力を駆逐しなければならないわ」と、答えるユリア神聖女王。
「承知致しました。では、本艦と母船が残ります。ユリア様。提案しますが、未知勢力の捜索範囲を銀河ハロー迄広げては如何でしょうか」と、話し掛ける生体脳ミュウ。
「承知した」と、答えるユリア神聖女王。
「ユリア様、ではフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス総帥に実行させます。其れと、アロハメレハ総帥を側近幹部に推薦します」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「全て承知した。アロハメレハ総帥を側近幹部として迎え入れる」と、答える。
数秒後。アロハメレハ総帥が実体化して、ユリア神聖女王に挨拶をする。
「アロハメレハ総帥、今から私の側近幹部に任命する」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ユリア様、全力でお仕えします」と、話し掛けるアロハメレハ総帥。
「アロハメレハ総帥、早速なのだが、未知勢力の調査をお願いする。捜査範囲は銀河ハロー部内も含めてだが」と、命令するユリア神聖女王。
「承知しました。早々に居場所を特定させます」と、答えるアロハメレハ総帥。
2210年2月4日。未だに未知勢力の居場所の特定が出来ない。だが、其の間に両銀河連邦共和国の軍事力は数10倍となり強大な軍事銀河連邦共和国に成長した。更に、何故か巫女徒教団の入団希望者が増大し、ユリア神聖女王に仕えたいと言う希望者も増大する。其れを知ったユリア神聖女王は無視する事も出来ず、ユリア神聖女王警護遊撃旅団を設立する。設立した時点で500億人に達するが、留まる事無く増え続けている。其の人員を、直径24,000メートルの母船ミレムアラナで訓練を開始させる。
巫女徒教団は組織が纏まっているので、独自に対応している。資金面でも信仰者が天文学的数字で増え続けている為、会員費並びに御供養金で充分に賄える。其の上、ユリア財団から無制限の資金が流れている。
ユリア神聖女王の年間収入は、銀河団連合帝国の予算の数10万倍の収入が有り、税金の支払は帝国予算の数100倍支払っている。本来なら支払う義務は無いのだが、敢えて税金を支払っている。
2210年3月5日。遂に未知勢力の所在地を発見したフェアラ遊撃旅団の1戦隊が、其の星系に侵入する。
第1001・01軍団ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王の配下が、次々と情報を伝達して来る。其の情報を旗艦ミュウの搭載生体脳ミュウに伝達している。
「ユリア様、01軍団ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王から報告が届きました。未知勢力は、ラガレガル星系第3惑星ラガルに本拠地を置くラガルダ帝国です。
支配者は、バロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長です。夫人で有るロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王です。
政治形態から推測しますと、かなり古い種族で有り因習に拘る保守的思想に支配されています。但、青年男女には革新的思想が流布しています。其の様な理由から、革新同盟が結成され密やかに活動しています」と、報告する生体脳ミュウ。
「此れで先手が打てるわね。でも、何故ラガル種族は銀河内に居住地を求め無かったのだろう」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「ではユリア様、早々に制圧しますか」と、話し掛けるメアリレルナ特使。
「イャ、此処はフェアラ遊撃旅団第101軍ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王に託し、話し合いで統合したい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。では、01戦隊に命令します」と、答えるフェアラ遊撃旅団アロハメレハ・フェアラ・クリス神聖女王。
「宜しく頼むアロハメレハ総帥」と、話し掛けるユリア神聖女王。
フェアラ遊撃旅団第01軍。ロハメレラハ・フェアラ・クリス統轄女王は、ラガルダ帝国革新的思想主義者で有るロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王の目の前に実体化する。
〈ロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王陛下、私は妖精種族の統轄女王で有る、フェアラ遊撃旅団第01軍ロハメレラハ・フェアラ・クリスです。突然現れた事お許し下さい。私は平和の使者で陛下に害を与える事は致しません。只、話し合う為に訪問して来ました〉と、思念波で話し掛ける。
「可愛い小さな女の子の言葉を
信じます。貴女から全く他意を感じませんから嘘は無いでしょう」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
〈私を信じて頂いて有難う御座います。此処に来たのは、サルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王の勅命だからです。其のユリア様からロレナラフ統轄氏族女王と密約を締結させよと命令を受けています〉と、話し掛けるロハメレラハ統轄女王。
「其の密約とは何かしら」と、問い掛けるロレナラフ統轄氏族女王。
〈では、お話しします。ユリア様は、女権主義者で平和共存を願って戦っています。其処で、ロレナラフ統轄氏族女王陛下に、ラガルダ帝国を廃止し新たにラガルダ連邦共和国として統轄して欲しいのです。当然ですが、全ての段取りは我が帝国がします〉と、説明するロハメレラハ統轄女王。
「面白そうな話しですわね」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
いきなり妖精の姿でユリア神聖女王等12人が実体化する。
〈ロレナラフ統轄氏族女王、もし、私の提案を受け入れてくれるなら、不老不死にする細胞更新化装置テロメロンを譲渡する〉と、話し掛けるユリア神聖女王。
ロレナラフ統轄氏族女王は不老不死と言う言葉に心が動いた。そして、躊躇わずに「承知致しました」と、答える。
ユリア神聖女王等は、本来の大きさに戻り「ロレナラフ統轄氏族女王、貴女の英断に感謝します。では、貴女が最も信頼出来る側近幹部並びに親族一同を早急に招集して下さい。同様にテロメロンを譲渡しますので」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「承知致しました。直ぐに招集します」と、答えるロレナラフ統轄氏族女王。
「では、全員が集合したら連絡して下さい」と、話し掛けるユリア神聖女王。
ユリア神聖女王12人は、妖精の姿でバロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長の目の前に実体化する。
〈バロダガ・ラガル・バルグダ統轄氏族長陛下ですね。突然の訪問お許し下さい。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです〉と、思念波で話し掛ける。
相手が身長10センチメートルなので、見た目から無害だと勘違いをして油断する。
「私に何用だ。小さな者達よ」と、声を掛けるバロダガ統轄氏族長。
〈銀河への攻撃を止めて頂きたい。此のまま攻撃を継続するならば、放置する訳にはゆかぬので反撃しなければなら無い。其の様な事態になれば双方に甚大なる被害が出る。其の様な事態になら無い様にする為に話し合いに来たのだ〉と、説明するユリア神聖女王。
「小さな者達に一体何が出来るのだ。仮に、そうなれば私が一気に叩き潰してやる」と、答えるバロダガ統轄氏族長。
〈では戦争を止めるつもりは無いのだな〉と、問い掛けるユリア神聖女王。
「当然だ。勝てる戦いを止める理由がないであろう」と、話すバロダガ統轄氏族長。
思考内容を読み取ったユリア神聖女王は〈やむを得ないな〉と、話し掛けてから全員一気に元の姿に戻る。
「此れが本来の大きさで有る。見掛けに騙されたな」と、話し掛けるユリア神聖女王。
「今更驚く事は無い。私は両銀河を制圧する予定であるからな」と、答えるバロダガ統轄氏族長。
「ではやむを得ないな。メアリレルナ、バロダガを逮捕拘束せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「馬鹿目、此処は私の居城で有るのだぞ。考えられる限りの防衛装備を備えているわい」と、話しながら右人差し指でパネルのボタンを押すと、いきなりバロダガ統轄氏族長の周囲にバリアが展開する。
「此れで手も足も出ないだろう。既にエネルギー銃が狙っている。此のボタンを押せば一瞬で消滅する」と、話し掛けるバロダガ統轄氏族長。
「なら、押して見るが良い」と、話すユリア神聖女王。
「では、死ね」と、話しながらボタンを押す。
エネルギービームがユリア神聖女王等を射撃するが其のエネルギーを全て吸収する。
「其の様な貧弱な兵器では我々を倒す事など出来ないぞ。我々の力を侮ったな」と、話しながらユリア神聖女王はバロダガ統轄氏族長周囲のバリアに右手の平を押し当てて其のエネルギーを吸収する。
「此れでどうかな。丸裸で有るぞ」と、話し掛けるユリア神聖女王。
其の瞬間、台座が降下して行く。其の動きをエネルギーリングで拘束する。
「メアリレルナ、統轄氏族長等一味を全員逮捕拘束して流刑惑星に移送せよ」と、命令するユリア神聖女王。
「承知致しました」と、答えるメアリレルナ特使。
数日後の2210年3月15日。ユリア神聖女王等は、ロレナラフ・ラガル・バルグダ統轄氏族女王等一行と共に旗艦ミュウに戻った。直ぐにロレナラフ統轄女王一行の不老不死の処置を開始する。
かなり短縮して3時間で全てを完了させる。ユリア神聖女王は3人の統轄女王を招集して、3者の同盟を締結させて、共に協力して平和共存を築く様に指示してから此の宙域から離れてクリスアーナ・ドームの後を追い掛けて転移する。
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