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第3章。ダガロ6大民族 Vol-3-2。
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❤️天翔るリアの女王第4部 Vol-3-2❤️
第3章。ダガロ6大民族 Vol-3-2。
AG4.3紀元632年2月10日。~AG4.3紀元632年4月16日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️キャメル・ラハム・アンドライダ・副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。統合大元帥。
❣️ミレル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。能力者。
❣️エリル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の次女。科学技術庁長官。
❣️ティル・メデロ・デラン。
アルフ・メデロ・デラン男爵の長女。超次元物理学者。高次通信学者。
❣️カローラ・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国統一女王。
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第3章。ダガロ6大民族 Vol-3-2。
新たに発見したダガロ種族のデロイダ銀河連合帝国と、デロイダ銀河連合帝国と、アスラル銀河連合帝国の3民族をクリスタルレーネに取り込んだ。此れで、消えたダガロ種族の7民族の内3民族を発見した事になる。
ミロナ神聖女王は、バスダロン銀河団内の全てのダガロ民族をクリスタルレーネに取り込んだ各帝国内に移住させている。
AG4.3紀元632年2月10日。全てのダガロ民族の移住が終わった。
ミロダリアン超銀河団ゾーン最遠西部エリアのバスダロン銀河団(680銀河)バダロル銀河ダロン星系第3惑星レルを本拠地として、バスダロン銀河団をロレル・バハル・ドメルン女王の新たな故郷とする為で有る。
想像を絶する超巨大なクリスタルレーネは、直系200億キロメートルから直系500億キロメートルに成長していた。取り込んだ星系も5星系になった。
クリスタルレーネの超大型母船製造工廠では、ロレル・バハル・ドメルン女王の為に、最新鋭のマルチ母船ドメラリアンを製造している。
其の最新鋭マルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの球体の下に、直系50万キロメートル、全長50万キロメートルの円柱が接続。其の下に、直系100万キロメートルの円柱、全長200万キロメートルの円柱が接続している。其の本体円柱部の上から100万キロメートル下に、36本の直系50万キロメートル、全長50万キロメートル円柱が接続している。其の円柱に、直系50万キロメートル、全長80万キロメートルの最新鋭銀河渡航母船ブリアン・ドメラが接続している。
駆動機関は本体円柱部の最下部10万キロメートル部に、直系150万キロメートル、高さ20万キロメートルのスカート状のリングが取り巻いている。其れは、マグマダ種族最大且つ最強なマルチ母船ドメラリアンで有る。
ミロナから報告を受けていたダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王は、クリスタルレーネに在中している。
「ミロナ❗️此の優れものは何時完成するのですか」と、問い掛けるロレル女王。完成が待ち遠しい様だ。
ミロナは微笑んで「そうね、2、3日以内には完成するでしょう」と、答える。
「其にしても巨大な母船ね❗️」と、ロレル。
「最新鋭マルチ母船ドメラリアンは種族保存船です❗️万が一にマグマダ種族から、我々が同盟していると知られ敵対した場合、一族並びに民族を守る為の母船。戦闘になった特は、安全を確保する為に、我がリアリアン超銀河団に待避する為です❗️」と、説明するミロナ。
「其処まで考えていたのね」と、ロレル。
「全力で守ると約束したでしょう❗️」と、ミロナ。
「そうね、有難うミロナ❗️」と、微笑むロレル。
AG4.3紀元632年2月18日。マルチ母船ドメラリアンが完成する。其のマルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの司令母船メアリと、円柱部本体母船ドリアン円柱合体型タイプの2つの超大型母船で出来ている。
ミロナは「ロレル❗️マルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの司令母船メアリと、円柱部本体母船ドリアン合体型タイプで構成されています❗️此れは種族保存船ですので、万が一に我々の同盟が知られて裏切り者として追撃された場合を想定し、種族並びに民族全員移民させ生き延びられる様に設計されています❗️」と、説明する。
ロレル女王は「考えたく無い事ですが、何れ其の様な事態になるかも知れませんね❗️」と、答える。
「其の場合はデロル星系全体をクリスタルレーネに取り込む事も想定しているわ。既に5大星系を取り込んでいるわ。故にクリスタルレーネは200万キロメートルから500万キロメートルに成長しているのよ❗️後5、6星系を取り込む余裕は有ります」と、ミロナ。
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偽装本拠地星系で有るミロダリアン超銀河団ゾーン西部エリアの中央部外縁ドラダン銀河ドダン星系第3惑星ラダンは、ダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王の命令で、リロル・バハル・ドメルン第3摂政と、グロン・バルバソ・ドゴン総督と、バナジ・ナグロ・バダン総帥が常駐している。
リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、バナジ・ナグロ・バダン総帥にドラダン銀河の調査と制圧を命令する。
バナジ総帥の命を受けた第110軍団は、次々と発進して行く。後を追うように、台形型マルチ戦艦ダダロレンが数十万台が発進して行く。ミロダリアン超銀河団ゾーンの西部エリアの調査の為である。
リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、第3惑星ラダンの開発を始める。同時に、第4惑星を軍事基地としての改造を開始させる。
第3惑星と第4惑星公転軌道の中間宙域に、大型母船係留施設の建造も平行して始められる。
AG4.3紀元632年4月10日。偽装本拠地ドダン星系は、偽装とは考えられない程改造が進んでいる。受け入れ可能人口数は50億人を越えている。超巨大な係留施設には、無限分裂した完全ロボット製の銀河渡航母船ブリアン・ドメラが数十万台が係留されている。
恒星の直ぐ上部に極秘に新型メドラ転送機(MDZ転送機)、7MD転送フィールド発生ユニット、連続性7MD転送ネットワーク、7MDバリアユニット等が設置されている。
ドラダン銀河の制圧も完了し、周辺の調査を終えて台形型マルチ戦艦ダダロレンが広範囲に待機し、通信、探知ネットワークを構築中している。リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、此れで第1陣を迎える準備は整ったと考えていた。
リロル第3摂政から報告を受けたダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王は、最新鋭銀河渡航母船ブリアン・ドメラでバスダロン銀河団バダロル銀河ダロン星系から偽装本拠地で有るミロダリアン超銀河団ゾーン西部エリアの中央部外縁ドラダン銀河ドダン星系第3惑星ラダンに向かった。構築した連続性7MD転送ネットワークで、数分後に到着した。
「ロレル女王❗️お待ちしてました。浮揚係留ベイ・ゼロにドッキングして下さい」と、リロル・バハル・ドメルン第3摂政がコンタクトを取る。
「承知したリロル❗️何処から見ても偽装だとは思わないで有ろう」と、称賛する。
「私だけの力では有りません。ミロナ神聖女王陛下の力添えと、科学力の助けが有ったからです❗️」と、謙遜する。
「後は第1陣を迎え入れ、連続性7MD転送ネットワークで本拠地で有るバダロル銀河ダロン星系に送るだけです❗️」と、答える。
同じ時間。ミロダリアン超銀河団ゾーン中央部から西方に1億光年離れた宙域の待機ポジションにクリスタルレーネを残し、直径50万キロメートルの最新鋭移動戦略本部クリスタリア・レヌで、マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレルにいた。
ミロナ神聖女王は、第4惑星ラレイルのラレン銀河連合帝国軍統合本部に、ラレン銀河連合帝国ロレル・ラハム・リア摂政、ラレイダ常駐船団統合大元帥ジーナ・ラハム・アンドライダ等最高幹部を招集し会議を始めている。
ミロナは今までの状況を説明してから「問題はAG4.3紀元632年10月15日に予定されているマグマダ種族第2陣の来襲です❗️此の船団は、ババダロレ・バハル・ドメルン第2軍団長が率いる殲滅船団で、敵対する全ての知性体を殲滅し、速やかに移住させる為です❗️言い換えれば、我々リア種族の殲滅だと云えます。此のような冒涜を許してはなりません。断じて阻止しなければならない。とは云え、マグマダ種族は強大で、科学レベルは我々と同等或いは上回ると想定するべきです❗️全面戦争になれば、勝てるかどうかは全く解りません。故に、民を守る為に、撤退或いは移民を考慮する必要が有ります❗️
既に7MD封印をした50億人以上の正系は別として、50億人以下の正系は数が多いため、未だに数万星系が残っています。特に、移住年月が浅い10億人以下の正系は、移住を考慮し輸送船団を派遣或いは待機させます❗️」一息入れて「マグマダ種族最強の殲滅船団来襲は、AG4.3紀元632年10月15日です。其の日迄後僅かです。其までに出来る限りの対策を実施して行きたい。故に、種族存亡の未曾有の危機で有ると認識して頂きたい。
其が故に全ての帝国、連邦共和国が一致団結して乗り越えなければならない」と、締め括る。此の宣言は全ての民に放映されていた。
ラレン銀河連合帝国ロレル・ラハム・リア摂政が「万が一にも7MD封印が見破られた場合はどうしますか❗️」と、ミロナが最も危惧していた質問をする。
ミロナは「そう言う可能性は有ります。其れを想定すると我々は対処する術が無い。戦いながら脱出するか徹底交戦するかしか無いでしょう❗️だが、始めから存在を知られていなければ探知される可能性は少ないでしょう。マグマダ種族は、我々がいる粉とは知っていても、どこに行くいるのかは正確には知らない。其が最大の強みで有る。ロレル摂政❗️そう悲観的になる事は無い。
偽装出撃拠点が3エリアに1つ有り、其の星系マグマダ種族の注意を引き付ける。更に移民の段取りを整えて有る星系が彼等の標的となり得る。従って各帝国は移民船団の建造を開始し、己の民を救済する事に全力を尽くせ❗️此れは至上命令である」と、説明並びに命令する。
「承知しました。神聖女王陛下❗️」と、ロレル摂政。
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移動戦略本部クリスタリア・レヌは、マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレルから離れて行く。次の目的地は、ミロダリアン超銀河団中央部エリア中央宙域偽装出撃拠点で有るアレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系第3惑星バナルで有る。
7MD転送ネットワークで、AG4.3紀元632年4月11日。第3惑星バナルから50万キロメートル離れた宙域にドロップダウンして来た。
星系内の探知システムが、移動戦略本部クリスタリア・レヌと判断し、ナリナ・ラハム・クリスリアに報告する。
「レディマスター❗️ゼロ・バナルの統合司令長官のナリナ・ラハム・クリスリアです。マグマダ種族迎撃体制は整っています。現在の戦力データを伝送します」と、報告する。
「承知している❗️」と、答えるミロナ。届いたデータを見て「充分な戦力で有るな」満足している。
ラフェル・ラハム・クリスリアが「対マグマダ種族に関して、若干の変更が有ります。星系からの撤退、移民に関して、輸送船団を増産する事になった。で、最新鋭自立型マルチ銀河特急列車7MD・マーズを無限分裂させる事にした。同時に、マルチ戦闘列車ソルジャー・フォースも無限分裂を実行させる」と、伝える。
「承知致しましたラフェル統轄大元帥閣下❗️」と、答えるナリナ・ラハム・クリスリア。
「我々は一旦クリスタルレーネに戻り、新たな対マグマダ種族の戦略並びに今後の方針を検討する予定で有る。只、此のエリアはマグマダ種族のダブ・バハル・ドメルン第2皇帝が活発に活動している危険区域です❗️故に、ダブ・バハル・ドメルン第2皇帝の活動を見守るか、包囲する様に促す為に訪問したのです」と、ミロナが真意を伝える。
「承知致しました、レディマスター❗️」と、ナリナ・ラハム・クリスリア。妙に張り切っている様だ。戦闘種族の本能が現れた様だ。
数時間の対談をして、ミロナ等は出撃拠点アレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系第3惑星バナルを後にした。
移動戦略本部クリスタリア・レヌはクリスタルレーネに戻った。ミロナはクリスタルパレスで、緊急最高幹部会議を開催する。
席上ミロナは「AG4.3紀元632年4月12日午前2時10分。非常事態宣言並びに戒厳令を発令する」と、没頭に宣言する。続けて「最新鋭兵器で有る10次元バリア(ZDバリア)と、TCMバリア(時間バリア)、6次元封印(6次元ダンパー)、ゼロ時間フィールド、新型メドラ転送機(MDZ転送機)、マルチMDトンネル・コントローラー、ライフメドラ砲等を全ての母船、戦艦等に艤装する」と発表し、直ちに実行する様命令した。
更に「最新鋭マルチ戦闘列車ソルジャー・フォース、最新鋭自立型マルチ銀河特急列車7MD・マーズの増産を実行せよ❗️」と、命令する。
最後に「可能な限り民の救済を優先させる❗️」と、締め括る。
「対マグマダ種族防衛並びに迎撃体制は既に整っておりますが、現在も無限分裂を継続中です❗️」と、ラフェル・ラハム・クリスリア対ナグマダ種族迎撃船団の総統合司令長官。
「輸送船団は無限分裂を開始しましたが、未だ圧倒的に数が少ない。だか、来るべき日迄には充分な台数に達するでしょう」と、キャメル・ラハム・アンドライダ副摂政。輸送船団司令長官を兼任している。
「ディフェンダー・フォース船団は、各10億台を越え、今も無限分裂中です。現在時間単位10の10乗で増え続けています❗️従って、戦力的には充分で有ると考えています」と、ディフェンダー・フォース船団司令長官で有るレイン・リア・ダガロ統合大元帥。
再びミロナが話し始める。「マグマダ種族のダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王から女王に依ると、第1陣の司令長官はマダガラル・バハル・ドメルン統轄大元帥です。3エリアの合計台数3億台です❗️目的は植民可能な星系の調査並びに我々リア種族居住星系の探査です❗️だが、マダガバル統轄大元帥傘下の船団は殲滅船団に次ぐ強力な船団です。戦いになれば簡単に勝てる相手では有りません。従って、極力戦闘は避ける様に命令する」と、締め括る。
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未知宙域で有る第4エリア最南部。528銀河内の、ドラレイダル銀河団ドラダル銀河星レイダル系第3惑星バランを種族拠点として開発しているグフ・バハル・ドメルン第1皇帝は、AG4.3紀元631年11月4日ドダルン銀河帝国を建国した。其のグフ・バハル・ドメルン皇帝は、AG4.3紀元632年4月13日。ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域に進出を開始した。
AG4.3紀元632年4月16日。グフドダルン銀河帝国皇帝は、ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域に進出し、ドランバダル銀河団ラバダルン銀河ダルン星系第3惑星バダルに出撃拠点の建設を開始。
ドダルン銀河帝国ググ・ダンダ・ヤマグ副総帥は、第1軍団ラボル・リロ・マガン大元帥にグフドダルン銀河団の調査と制圧を命令する。命令を受けた第1軍団ラボル・リロ・マガン大元帥傘下の船団が、次々とダルン星系から離脱して行く。
第1軍団母船団から次々と台形型マルチ戦艦ダダロレンが射出され、数100万台単位でドランバダル銀河団560銀河に向かった。
ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域ドランバダル銀河団(560銀河)中央部、ランバダル銀河ラバダン星系第3惑星バロルを本拠地としているダガロ種族バロル民族は、進入して来た未知船団を見守っていたが、其の意図を知ったランバダル銀河連合帝国シルビア・バロル・ダガロ女王は、迎撃する様命令する。
命令を受けたアダムス・バロル・ダガロ総帥は、ゲルグ・バロル・ダガロ統轄大元帥を呼び出した。
「総帥閣下❗️ゲルグです」
「ゲルグ統轄大元帥❗️女王陛下依り未知船団を迎撃せよ。との命令が下った。直ちに殲滅せよ」と、命令する。
命令を受けたガラヌ・ロブ・ダガロ第1軍団司令長官は、傘下の10個船団を引き連れてラバダン星系を後にした。
ほぼ同時刻に、ミロダリアン超銀河団ゾーン第4エリア最南部528銀河中425銀河を支配するダガロレン銀河連合帝国アルテナ・ロラン・ダガロ女王は、勢力を伸ばし続けている未知勢力を疎ましく感じていた。其の未知勢力が宿敵マグマダ種族で有ると知り、殲滅する事を決意する。
超軍事大国で有るダガロレン銀河連合帝国は、軍事力だけでは無く、科学技術力も進んでいた。
出撃命令を受けたゴルゴ・ラダン・ダガロ第1軍団司令長官(統轄大元帥)は、傘下の全軍に発進命令を出した。発進命令を受けた第1軍から第20軍は次々と発進して行き、ドロップアップして行く。
目的地は、マグマダ種族ドダルン銀河帝国の本拠地、ドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系第3惑星ダランで有る。
第3章。ダガロ6大民族 Vol-3-2。
AG4.3紀元632年2月10日。~AG4.3紀元632年4月16日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️キャメル・ラハム・アンドライダ・副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。統合大元帥。
❣️ミレル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。能力者。
❣️エリル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の次女。科学技術庁長官。
❣️ティル・メデロ・デラン。
アルフ・メデロ・デラン男爵の長女。超次元物理学者。高次通信学者。
❣️カローラ・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国統一女王。
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第3章。ダガロ6大民族 Vol-3-2。
新たに発見したダガロ種族のデロイダ銀河連合帝国と、デロイダ銀河連合帝国と、アスラル銀河連合帝国の3民族をクリスタルレーネに取り込んだ。此れで、消えたダガロ種族の7民族の内3民族を発見した事になる。
ミロナ神聖女王は、バスダロン銀河団内の全てのダガロ民族をクリスタルレーネに取り込んだ各帝国内に移住させている。
AG4.3紀元632年2月10日。全てのダガロ民族の移住が終わった。
ミロダリアン超銀河団ゾーン最遠西部エリアのバスダロン銀河団(680銀河)バダロル銀河ダロン星系第3惑星レルを本拠地として、バスダロン銀河団をロレル・バハル・ドメルン女王の新たな故郷とする為で有る。
想像を絶する超巨大なクリスタルレーネは、直系200億キロメートルから直系500億キロメートルに成長していた。取り込んだ星系も5星系になった。
クリスタルレーネの超大型母船製造工廠では、ロレル・バハル・ドメルン女王の為に、最新鋭のマルチ母船ドメラリアンを製造している。
其の最新鋭マルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの球体の下に、直系50万キロメートル、全長50万キロメートルの円柱が接続。其の下に、直系100万キロメートルの円柱、全長200万キロメートルの円柱が接続している。其の本体円柱部の上から100万キロメートル下に、36本の直系50万キロメートル、全長50万キロメートル円柱が接続している。其の円柱に、直系50万キロメートル、全長80万キロメートルの最新鋭銀河渡航母船ブリアン・ドメラが接続している。
駆動機関は本体円柱部の最下部10万キロメートル部に、直系150万キロメートル、高さ20万キロメートルのスカート状のリングが取り巻いている。其れは、マグマダ種族最大且つ最強なマルチ母船ドメラリアンで有る。
ミロナから報告を受けていたダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王は、クリスタルレーネに在中している。
「ミロナ❗️此の優れものは何時完成するのですか」と、問い掛けるロレル女王。完成が待ち遠しい様だ。
ミロナは微笑んで「そうね、2、3日以内には完成するでしょう」と、答える。
「其にしても巨大な母船ね❗️」と、ロレル。
「最新鋭マルチ母船ドメラリアンは種族保存船です❗️万が一にマグマダ種族から、我々が同盟していると知られ敵対した場合、一族並びに民族を守る為の母船。戦闘になった特は、安全を確保する為に、我がリアリアン超銀河団に待避する為です❗️」と、説明するミロナ。
「其処まで考えていたのね」と、ロレル。
「全力で守ると約束したでしょう❗️」と、ミロナ。
「そうね、有難うミロナ❗️」と、微笑むロレル。
AG4.3紀元632年2月18日。マルチ母船ドメラリアンが完成する。其のマルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの司令母船メアリと、円柱部本体母船ドリアン円柱合体型タイプの2つの超大型母船で出来ている。
ミロナは「ロレル❗️マルチ母船ドメラリアンは、直系150万キロメートルの司令母船メアリと、円柱部本体母船ドリアン合体型タイプで構成されています❗️此れは種族保存船ですので、万が一に我々の同盟が知られて裏切り者として追撃された場合を想定し、種族並びに民族全員移民させ生き延びられる様に設計されています❗️」と、説明する。
ロレル女王は「考えたく無い事ですが、何れ其の様な事態になるかも知れませんね❗️」と、答える。
「其の場合はデロル星系全体をクリスタルレーネに取り込む事も想定しているわ。既に5大星系を取り込んでいるわ。故にクリスタルレーネは200万キロメートルから500万キロメートルに成長しているのよ❗️後5、6星系を取り込む余裕は有ります」と、ミロナ。
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偽装本拠地星系で有るミロダリアン超銀河団ゾーン西部エリアの中央部外縁ドラダン銀河ドダン星系第3惑星ラダンは、ダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王の命令で、リロル・バハル・ドメルン第3摂政と、グロン・バルバソ・ドゴン総督と、バナジ・ナグロ・バダン総帥が常駐している。
リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、バナジ・ナグロ・バダン総帥にドラダン銀河の調査と制圧を命令する。
バナジ総帥の命を受けた第110軍団は、次々と発進して行く。後を追うように、台形型マルチ戦艦ダダロレンが数十万台が発進して行く。ミロダリアン超銀河団ゾーンの西部エリアの調査の為である。
リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、第3惑星ラダンの開発を始める。同時に、第4惑星を軍事基地としての改造を開始させる。
第3惑星と第4惑星公転軌道の中間宙域に、大型母船係留施設の建造も平行して始められる。
AG4.3紀元632年4月10日。偽装本拠地ドダン星系は、偽装とは考えられない程改造が進んでいる。受け入れ可能人口数は50億人を越えている。超巨大な係留施設には、無限分裂した完全ロボット製の銀河渡航母船ブリアン・ドメラが数十万台が係留されている。
恒星の直ぐ上部に極秘に新型メドラ転送機(MDZ転送機)、7MD転送フィールド発生ユニット、連続性7MD転送ネットワーク、7MDバリアユニット等が設置されている。
ドラダン銀河の制圧も完了し、周辺の調査を終えて台形型マルチ戦艦ダダロレンが広範囲に待機し、通信、探知ネットワークを構築中している。リロル・バハル・ドメルン第3摂政は、此れで第1陣を迎える準備は整ったと考えていた。
リロル第3摂政から報告を受けたダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王は、最新鋭銀河渡航母船ブリアン・ドメラでバスダロン銀河団バダロル銀河ダロン星系から偽装本拠地で有るミロダリアン超銀河団ゾーン西部エリアの中央部外縁ドラダン銀河ドダン星系第3惑星ラダンに向かった。構築した連続性7MD転送ネットワークで、数分後に到着した。
「ロレル女王❗️お待ちしてました。浮揚係留ベイ・ゼロにドッキングして下さい」と、リロル・バハル・ドメルン第3摂政がコンタクトを取る。
「承知したリロル❗️何処から見ても偽装だとは思わないで有ろう」と、称賛する。
「私だけの力では有りません。ミロナ神聖女王陛下の力添えと、科学力の助けが有ったからです❗️」と、謙遜する。
「後は第1陣を迎え入れ、連続性7MD転送ネットワークで本拠地で有るバダロル銀河ダロン星系に送るだけです❗️」と、答える。
同じ時間。ミロダリアン超銀河団ゾーン中央部から西方に1億光年離れた宙域の待機ポジションにクリスタルレーネを残し、直径50万キロメートルの最新鋭移動戦略本部クリスタリア・レヌで、マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレルにいた。
ミロナ神聖女王は、第4惑星ラレイルのラレン銀河連合帝国軍統合本部に、ラレン銀河連合帝国ロレル・ラハム・リア摂政、ラレイダ常駐船団統合大元帥ジーナ・ラハム・アンドライダ等最高幹部を招集し会議を始めている。
ミロナは今までの状況を説明してから「問題はAG4.3紀元632年10月15日に予定されているマグマダ種族第2陣の来襲です❗️此の船団は、ババダロレ・バハル・ドメルン第2軍団長が率いる殲滅船団で、敵対する全ての知性体を殲滅し、速やかに移住させる為です❗️言い換えれば、我々リア種族の殲滅だと云えます。此のような冒涜を許してはなりません。断じて阻止しなければならない。とは云え、マグマダ種族は強大で、科学レベルは我々と同等或いは上回ると想定するべきです❗️全面戦争になれば、勝てるかどうかは全く解りません。故に、民を守る為に、撤退或いは移民を考慮する必要が有ります❗️
既に7MD封印をした50億人以上の正系は別として、50億人以下の正系は数が多いため、未だに数万星系が残っています。特に、移住年月が浅い10億人以下の正系は、移住を考慮し輸送船団を派遣或いは待機させます❗️」一息入れて「マグマダ種族最強の殲滅船団来襲は、AG4.3紀元632年10月15日です。其の日迄後僅かです。其までに出来る限りの対策を実施して行きたい。故に、種族存亡の未曾有の危機で有ると認識して頂きたい。
其が故に全ての帝国、連邦共和国が一致団結して乗り越えなければならない」と、締め括る。此の宣言は全ての民に放映されていた。
ラレン銀河連合帝国ロレル・ラハム・リア摂政が「万が一にも7MD封印が見破られた場合はどうしますか❗️」と、ミロナが最も危惧していた質問をする。
ミロナは「そう言う可能性は有ります。其れを想定すると我々は対処する術が無い。戦いながら脱出するか徹底交戦するかしか無いでしょう❗️だが、始めから存在を知られていなければ探知される可能性は少ないでしょう。マグマダ種族は、我々がいる粉とは知っていても、どこに行くいるのかは正確には知らない。其が最大の強みで有る。ロレル摂政❗️そう悲観的になる事は無い。
偽装出撃拠点が3エリアに1つ有り、其の星系マグマダ種族の注意を引き付ける。更に移民の段取りを整えて有る星系が彼等の標的となり得る。従って各帝国は移民船団の建造を開始し、己の民を救済する事に全力を尽くせ❗️此れは至上命令である」と、説明並びに命令する。
「承知しました。神聖女王陛下❗️」と、ロレル摂政。
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移動戦略本部クリスタリア・レヌは、マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレルから離れて行く。次の目的地は、ミロダリアン超銀河団中央部エリア中央宙域偽装出撃拠点で有るアレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系第3惑星バナルで有る。
7MD転送ネットワークで、AG4.3紀元632年4月11日。第3惑星バナルから50万キロメートル離れた宙域にドロップダウンして来た。
星系内の探知システムが、移動戦略本部クリスタリア・レヌと判断し、ナリナ・ラハム・クリスリアに報告する。
「レディマスター❗️ゼロ・バナルの統合司令長官のナリナ・ラハム・クリスリアです。マグマダ種族迎撃体制は整っています。現在の戦力データを伝送します」と、報告する。
「承知している❗️」と、答えるミロナ。届いたデータを見て「充分な戦力で有るな」満足している。
ラフェル・ラハム・クリスリアが「対マグマダ種族に関して、若干の変更が有ります。星系からの撤退、移民に関して、輸送船団を増産する事になった。で、最新鋭自立型マルチ銀河特急列車7MD・マーズを無限分裂させる事にした。同時に、マルチ戦闘列車ソルジャー・フォースも無限分裂を実行させる」と、伝える。
「承知致しましたラフェル統轄大元帥閣下❗️」と、答えるナリナ・ラハム・クリスリア。
「我々は一旦クリスタルレーネに戻り、新たな対マグマダ種族の戦略並びに今後の方針を検討する予定で有る。只、此のエリアはマグマダ種族のダブ・バハル・ドメルン第2皇帝が活発に活動している危険区域です❗️故に、ダブ・バハル・ドメルン第2皇帝の活動を見守るか、包囲する様に促す為に訪問したのです」と、ミロナが真意を伝える。
「承知致しました、レディマスター❗️」と、ナリナ・ラハム・クリスリア。妙に張り切っている様だ。戦闘種族の本能が現れた様だ。
数時間の対談をして、ミロナ等は出撃拠点アレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系第3惑星バナルを後にした。
移動戦略本部クリスタリア・レヌはクリスタルレーネに戻った。ミロナはクリスタルパレスで、緊急最高幹部会議を開催する。
席上ミロナは「AG4.3紀元632年4月12日午前2時10分。非常事態宣言並びに戒厳令を発令する」と、没頭に宣言する。続けて「最新鋭兵器で有る10次元バリア(ZDバリア)と、TCMバリア(時間バリア)、6次元封印(6次元ダンパー)、ゼロ時間フィールド、新型メドラ転送機(MDZ転送機)、マルチMDトンネル・コントローラー、ライフメドラ砲等を全ての母船、戦艦等に艤装する」と発表し、直ちに実行する様命令した。
更に「最新鋭マルチ戦闘列車ソルジャー・フォース、最新鋭自立型マルチ銀河特急列車7MD・マーズの増産を実行せよ❗️」と、命令する。
最後に「可能な限り民の救済を優先させる❗️」と、締め括る。
「対マグマダ種族防衛並びに迎撃体制は既に整っておりますが、現在も無限分裂を継続中です❗️」と、ラフェル・ラハム・クリスリア対ナグマダ種族迎撃船団の総統合司令長官。
「輸送船団は無限分裂を開始しましたが、未だ圧倒的に数が少ない。だか、来るべき日迄には充分な台数に達するでしょう」と、キャメル・ラハム・アンドライダ副摂政。輸送船団司令長官を兼任している。
「ディフェンダー・フォース船団は、各10億台を越え、今も無限分裂中です。現在時間単位10の10乗で増え続けています❗️従って、戦力的には充分で有ると考えています」と、ディフェンダー・フォース船団司令長官で有るレイン・リア・ダガロ統合大元帥。
再びミロナが話し始める。「マグマダ種族のダロン銀河帝国ロレル・バハル・ドメルン女王から女王に依ると、第1陣の司令長官はマダガラル・バハル・ドメルン統轄大元帥です。3エリアの合計台数3億台です❗️目的は植民可能な星系の調査並びに我々リア種族居住星系の探査です❗️だが、マダガバル統轄大元帥傘下の船団は殲滅船団に次ぐ強力な船団です。戦いになれば簡単に勝てる相手では有りません。従って、極力戦闘は避ける様に命令する」と、締め括る。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
未知宙域で有る第4エリア最南部。528銀河内の、ドラレイダル銀河団ドラダル銀河星レイダル系第3惑星バランを種族拠点として開発しているグフ・バハル・ドメルン第1皇帝は、AG4.3紀元631年11月4日ドダルン銀河帝国を建国した。其のグフ・バハル・ドメルン皇帝は、AG4.3紀元632年4月13日。ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域に進出を開始した。
AG4.3紀元632年4月16日。グフドダルン銀河帝国皇帝は、ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域に進出し、ドランバダル銀河団ラバダルン銀河ダルン星系第3惑星バダルに出撃拠点の建設を開始。
ドダルン銀河帝国ググ・ダンダ・ヤマグ副総帥は、第1軍団ラボル・リロ・マガン大元帥にグフドダルン銀河団の調査と制圧を命令する。命令を受けた第1軍団ラボル・リロ・マガン大元帥傘下の船団が、次々とダルン星系から離脱して行く。
第1軍団母船団から次々と台形型マルチ戦艦ダダロレンが射出され、数100万台単位でドランバダル銀河団560銀河に向かった。
ミロダリアン超銀河団ゾーン東部エリア中央部宙域ドランバダル銀河団(560銀河)中央部、ランバダル銀河ラバダン星系第3惑星バロルを本拠地としているダガロ種族バロル民族は、進入して来た未知船団を見守っていたが、其の意図を知ったランバダル銀河連合帝国シルビア・バロル・ダガロ女王は、迎撃する様命令する。
命令を受けたアダムス・バロル・ダガロ総帥は、ゲルグ・バロル・ダガロ統轄大元帥を呼び出した。
「総帥閣下❗️ゲルグです」
「ゲルグ統轄大元帥❗️女王陛下依り未知船団を迎撃せよ。との命令が下った。直ちに殲滅せよ」と、命令する。
命令を受けたガラヌ・ロブ・ダガロ第1軍団司令長官は、傘下の10個船団を引き連れてラバダン星系を後にした。
ほぼ同時刻に、ミロダリアン超銀河団ゾーン第4エリア最南部528銀河中425銀河を支配するダガロレン銀河連合帝国アルテナ・ロラン・ダガロ女王は、勢力を伸ばし続けている未知勢力を疎ましく感じていた。其の未知勢力が宿敵マグマダ種族で有ると知り、殲滅する事を決意する。
超軍事大国で有るダガロレン銀河連合帝国は、軍事力だけでは無く、科学技術力も進んでいた。
出撃命令を受けたゴルゴ・ラダン・ダガロ第1軍団司令長官(統轄大元帥)は、傘下の全軍に発進命令を出した。発進命令を受けた第1軍から第20軍は次々と発進して行き、ドロップアップして行く。
目的地は、マグマダ種族ドダルン銀河帝国の本拠地、ドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系第3惑星ダランで有る。
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