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15.決断
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その夜、僕はファラの部屋で寝ることになった。
ローファがいる部屋から一番近い位置にある、というのが理由である。
誰かが僕を始末しようと考えたとしても、さすがにローファの近くで殺そうとはしないだろう、というのがランゼローナの主張だった。
加えて、ローファは他人の敵意や害意に敏感らしい。
そういう理由でも、ローファの近くで人を殺すのは難しいのだ。
意外だったのは、ファラが強く反対しなかったことである。
ローファの健康状態を回復させるために、安心させるような話が何か必要である、というのが主な理由らしい。
ファラは、今夜はローファの部屋で寝るという。
部屋を明け渡してもらう時、絶対に汚さないように、としつこく言われてしまった。
部屋で一人になり、僕は考える。
これから一体どうすればいいんだろう?
僕は序列が不明だという。
そのために、一位とも最下位とも同順位の扱いだ。
しかし、僕にはランゼローナの魔法すら通用しなかった。
普通に考えれば、相当な魔力量があるのだろう。
当面は、この城から追い出される心配はなさそうだ。
だが、僕はそもそも人間扱いされていない。
差別されているような気はしていたけど、まさかここまで深刻なものだとは気付いていなかった。
先ほどの会話を思い出してみる。
僕が人間として扱われていたのは、僕がレムの所有物だったからだという。
ということは、レムとの結婚が無効となった現状では、僕は殺されても文句が言えない、ということなのだ。
早くこんな世界からは離れた方がいい。
結論は、それ以外有り得なかった。
でも……今さら元の世界に戻って、どうするんだ?
元の世界に戻っても、僕には明るい未来なんてない。
虚弱体質はそのままだし、加えて失踪までしてしまった。
その期間どこにいたのか、両親や大学や世間にどう説明すればいいんだ?
魔法で超能力者として振る舞うこともできない。
僕にそんな度胸はないし、そもそも、意識的に発動させられないのでは、まったく役に立たない。
いや……むしろ、無意識に発動するポルターガイスト現象は、周囲の人に激しい恐怖を与えるのではないか?
今のまま、元の世界に戻っては駄目だ。そう思えた。
進むも地獄、退くも地獄とは、このような状況のことを言うのだろう。
僕は、一晩かけて散々悩んだ。
時々、何か物音がした気がして、誰かが僕を殺しに来たのではないかと心配した。
ファラの部屋にいても、やはり不安は完全には消えなかった。
結局ほとんど眠れないまま、僕は朝を迎えた。
翌朝、僕はランゼローナと二人きりで会った。
「昨夜は、あまり眠れなかったようね?」
ランゼローナが心配そうに言った。
「……あんなことがあって、眠れるわけがないよ」
「まあ、そうでしょうね。それで、結論は出たのかしら?」
「僕は、この世界に残るよ」
僕の答えに、ランゼローナは驚いた顔をした。
「どうして、その結論になったの?」
「僕は、元の世界で必要な人間だったわけじゃない。でも、この世界では、僕が使う珍しい魔法が、何かの役に立つんじゃないかと思うんだ。まだ、未熟だけど……この世界の人が使えない魔法を身に付けようと思う。ひょっとしたら、人の身体を健康にする魔法も、開発できるかもしれないと思ってる」
「この世界の人間は、貴方の味方じゃないわよ?」
「……分かってるよ」
「そう。なら……」
突然、ランゼローナが僕に近寄ってきた。そして、そのまま僕に抱きついてくる。
「……えっと……これは?」
「ヒカリ、私と結婚して」
「えっ!?」
あまりにも唐突な展開に、僕の頭は真っ白になった。
「初めて見たときから、貴方のことが気に入ってたの。小さな子が好きなのは、レムだけじゃないのよ?」
僕は混乱した。
突然のことで、何と答えればいいのか全く分からなかった。
これは、悪い冗談ではないのか?
「レムが先に貴方に求婚してしまったから、私は何もできなかったわ。でも、貴方が自由になった今なら、私が貴方に求婚しても構わないわよね?」
「……僕なんかと結婚して大丈夫なの?」
「大丈夫とは言えないわ。周囲からは反対されるでしょうし、特に、レムとミミには恨まれるでしょうね。でも、貴方を守るためには、有力者と結婚してもらうのが一番だわ。それができるのは、今となっては私だけよ?」
「ランゼローナは、パヒーネスの外から来たせいで、今でも嫌われてるんでしょ? 異世界人と結婚したりしたら、ますます嫌われることになるよ?」
「大丈夫よ。ローファ様は喜んでくださるでしょうし、他の人間の言うことなんて無視すればいいわ。レムは、一目惚れした貴方を自分のものにするために、あらゆる手段を使った。私だってそうするわ。あとは貴方の気持ち次第よ」
「……」
「色々と悩ませて悪いけど、なるべく早めに返事を聞かせてちょうだい。ファラの部屋も、できればすぐに返したいでしょ?」
その夜まで、僕は延々と悩み続けた。
ランゼローナは確かに綺麗な人だ。
僕の好みと一致しているし、年齢的な問題もない。
僕は彼女に好意を持っていたし、彼女も僕のことが好きだという。
人間扱いされていない僕にとって、誰かに取り入らなければ生きていけないという、現実的な問題もある。
願ったり叶ったりな話であり、断る理由はないようにも思えた。
しかし、レムとの結婚が無効になって、その翌日にはランゼローナと結婚しようと決意するなんて、あまりにも変わり身が早すぎるのではないか?
何より、僕はレムのことが心配だった。
なりふり構わず僕と結婚しようとした彼女が、その望みが叶わなかったと知った時、どのような反応を見せるだろうか……?
嘆き悲しむか、怒り狂うか……最悪の場合、自殺したり、僕と心中しようとする可能性だって、絶対にないとは言えないのである。
ミミだってそうだ。
レムに心酔している彼女は、レムを深く傷つけた僕を恨んでいるはずだ。
逆恨みだと弁解したって、聞いてくれるとは思えない。
さすがに返事はある程度待つべきではないか?
レムやミミと、一度はきちんと話し合うべきではないだろうか?
……駄目だ、考えが纏まらない。
とにかく、今日はもう寝よう。
昨日はほとんど眠れず、元々寝不足なのである。
こんな状態では、とても重大な決断などできない。
そんなことを考えていると、突然背後から人の気配がした。慌てて振り返る。
そこにミミが立っていた。
ローファがいる部屋から一番近い位置にある、というのが理由である。
誰かが僕を始末しようと考えたとしても、さすがにローファの近くで殺そうとはしないだろう、というのがランゼローナの主張だった。
加えて、ローファは他人の敵意や害意に敏感らしい。
そういう理由でも、ローファの近くで人を殺すのは難しいのだ。
意外だったのは、ファラが強く反対しなかったことである。
ローファの健康状態を回復させるために、安心させるような話が何か必要である、というのが主な理由らしい。
ファラは、今夜はローファの部屋で寝るという。
部屋を明け渡してもらう時、絶対に汚さないように、としつこく言われてしまった。
部屋で一人になり、僕は考える。
これから一体どうすればいいんだろう?
僕は序列が不明だという。
そのために、一位とも最下位とも同順位の扱いだ。
しかし、僕にはランゼローナの魔法すら通用しなかった。
普通に考えれば、相当な魔力量があるのだろう。
当面は、この城から追い出される心配はなさそうだ。
だが、僕はそもそも人間扱いされていない。
差別されているような気はしていたけど、まさかここまで深刻なものだとは気付いていなかった。
先ほどの会話を思い出してみる。
僕が人間として扱われていたのは、僕がレムの所有物だったからだという。
ということは、レムとの結婚が無効となった現状では、僕は殺されても文句が言えない、ということなのだ。
早くこんな世界からは離れた方がいい。
結論は、それ以外有り得なかった。
でも……今さら元の世界に戻って、どうするんだ?
元の世界に戻っても、僕には明るい未来なんてない。
虚弱体質はそのままだし、加えて失踪までしてしまった。
その期間どこにいたのか、両親や大学や世間にどう説明すればいいんだ?
魔法で超能力者として振る舞うこともできない。
僕にそんな度胸はないし、そもそも、意識的に発動させられないのでは、まったく役に立たない。
いや……むしろ、無意識に発動するポルターガイスト現象は、周囲の人に激しい恐怖を与えるのではないか?
今のまま、元の世界に戻っては駄目だ。そう思えた。
進むも地獄、退くも地獄とは、このような状況のことを言うのだろう。
僕は、一晩かけて散々悩んだ。
時々、何か物音がした気がして、誰かが僕を殺しに来たのではないかと心配した。
ファラの部屋にいても、やはり不安は完全には消えなかった。
結局ほとんど眠れないまま、僕は朝を迎えた。
翌朝、僕はランゼローナと二人きりで会った。
「昨夜は、あまり眠れなかったようね?」
ランゼローナが心配そうに言った。
「……あんなことがあって、眠れるわけがないよ」
「まあ、そうでしょうね。それで、結論は出たのかしら?」
「僕は、この世界に残るよ」
僕の答えに、ランゼローナは驚いた顔をした。
「どうして、その結論になったの?」
「僕は、元の世界で必要な人間だったわけじゃない。でも、この世界では、僕が使う珍しい魔法が、何かの役に立つんじゃないかと思うんだ。まだ、未熟だけど……この世界の人が使えない魔法を身に付けようと思う。ひょっとしたら、人の身体を健康にする魔法も、開発できるかもしれないと思ってる」
「この世界の人間は、貴方の味方じゃないわよ?」
「……分かってるよ」
「そう。なら……」
突然、ランゼローナが僕に近寄ってきた。そして、そのまま僕に抱きついてくる。
「……えっと……これは?」
「ヒカリ、私と結婚して」
「えっ!?」
あまりにも唐突な展開に、僕の頭は真っ白になった。
「初めて見たときから、貴方のことが気に入ってたの。小さな子が好きなのは、レムだけじゃないのよ?」
僕は混乱した。
突然のことで、何と答えればいいのか全く分からなかった。
これは、悪い冗談ではないのか?
「レムが先に貴方に求婚してしまったから、私は何もできなかったわ。でも、貴方が自由になった今なら、私が貴方に求婚しても構わないわよね?」
「……僕なんかと結婚して大丈夫なの?」
「大丈夫とは言えないわ。周囲からは反対されるでしょうし、特に、レムとミミには恨まれるでしょうね。でも、貴方を守るためには、有力者と結婚してもらうのが一番だわ。それができるのは、今となっては私だけよ?」
「ランゼローナは、パヒーネスの外から来たせいで、今でも嫌われてるんでしょ? 異世界人と結婚したりしたら、ますます嫌われることになるよ?」
「大丈夫よ。ローファ様は喜んでくださるでしょうし、他の人間の言うことなんて無視すればいいわ。レムは、一目惚れした貴方を自分のものにするために、あらゆる手段を使った。私だってそうするわ。あとは貴方の気持ち次第よ」
「……」
「色々と悩ませて悪いけど、なるべく早めに返事を聞かせてちょうだい。ファラの部屋も、できればすぐに返したいでしょ?」
その夜まで、僕は延々と悩み続けた。
ランゼローナは確かに綺麗な人だ。
僕の好みと一致しているし、年齢的な問題もない。
僕は彼女に好意を持っていたし、彼女も僕のことが好きだという。
人間扱いされていない僕にとって、誰かに取り入らなければ生きていけないという、現実的な問題もある。
願ったり叶ったりな話であり、断る理由はないようにも思えた。
しかし、レムとの結婚が無効になって、その翌日にはランゼローナと結婚しようと決意するなんて、あまりにも変わり身が早すぎるのではないか?
何より、僕はレムのことが心配だった。
なりふり構わず僕と結婚しようとした彼女が、その望みが叶わなかったと知った時、どのような反応を見せるだろうか……?
嘆き悲しむか、怒り狂うか……最悪の場合、自殺したり、僕と心中しようとする可能性だって、絶対にないとは言えないのである。
ミミだってそうだ。
レムに心酔している彼女は、レムを深く傷つけた僕を恨んでいるはずだ。
逆恨みだと弁解したって、聞いてくれるとは思えない。
さすがに返事はある程度待つべきではないか?
レムやミミと、一度はきちんと話し合うべきではないだろうか?
……駄目だ、考えが纏まらない。
とにかく、今日はもう寝よう。
昨日はほとんど眠れず、元々寝不足なのである。
こんな状態では、とても重大な決断などできない。
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そこにミミが立っていた。
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