神様に告白された件。

出会い編

登校初日前日な件

父の仕事の都合で冬(それも冬休み)に田舎へ引っ越した。
「こんな定番、現実で起きるとは…」
ん？母親？悲しいが俺は母親の顔を見た事がない。俺が産まれると同時に体力の使いすぎで臓器不全を起こし、そのまま亡くなってしまったらしい。母親は元々身体が弱く、しょっちゅう
体調不良を起こしていたらしい。自分も多少なり遺伝していて、身体が弱い。
 悲しいかって？そりゃ確かに悲しいがそれ以上に父に愛されて育った。寂しくはない。
 話を戻そう。このド田舎、泰魏かなぎ村に引越し。遂に明日が冬休み明け登校初日なのだ。
俺は安定した学校生活を送りたい。友達と遊んだり勉強したりの一般的な生活。陽キャ過ぎない、陰キャ過ぎない性格で過ごす、そして安定したスクールライフを満喫するのだ！
「ふふ、ハハハハッ！ハーハッハッh」ｶﾞﾗｯ
「早く寝ろよー。」
「…うん。」
恥ずかしい。とっても恥ずかしいがまぁいい。
目指せ！安定スクールライフ!!