21 / 21
3章
第19話 幽霊も裸足で逃げ出す
しおりを挟む
――もっと昔にも、花の洞窟で私を助けたわよね?
――その時一緒にいた女の子は何者なの?
学校に通えるようになったらまずそれをドルガマキアに尋ねる予定だったのだが、復帰して一週間経っても果たせずにいた。
まずドルガマキアことアルガス先生に近づくこと自体が以前に比べてさらに困難になっていた。花の洞窟で私を助けた事件を受け、校内のアルガス先生ファンも急増。美形過ぎて性格悪そう、と忌避していた層のハートまでガッチリつかんだらしい。
それに比例して、助けられた当事者である私への嫉妬も急増。秘密の話ができるようアルガス先生とふたりきりになることを画策しようものなら、死を覚悟する必要がある。
まあそこまでは大袈裟だけど、アルガス先生のまわりを固める視線はそれくらい凄まじいってこと。
それに、問題はアルガス先生周辺のガードの固さばかりではない。もとから私にべったりだったファリスが、あの事件以来さらに私の近くから離れなくなった。
アルガス先生との話を他の人に聞かれたくないのはもちろんだけど――私の記憶によれば、一緒にいた女の子はファリスにそっくりだった。
他人の空似、という可能性だってなくはない。あるいは、なんらかの血縁関係があるとか。
ただそれだけという可能性はある。
頭でそう思ってはいても――私はそのことをいまだにファリスには明かせずにいた。
「――では決定ね。明日は朝から旧校舎前に集合。遅刻したら置いていきますわよ!」
「え?」
マキューシャの高らかな宣言に思わず声を上げると、みんなの視線は私に集中した。
うっかり物思いにふけっていたが、今日は週一回の歴史研究同好会の会合日だ。発起人である私とファリス、それに一学年上の聖女候補であるマキューシャとその騎士であるティボルス王子、それに加えて洞窟実習で知り合ったユロも入部して、現在の同好会メンバーは5人。
ティボルス王子が広告塔になってもう少しメンバーが――特に、隠れた聖女候補が――集まるのではないかと思っていたのだが、ティボルス王子とお近づきにはなりたいがマキューシャに睨まれたくはない、という思いが拮抗しているらしく、部員集めも聖女候補探しもいまいちはかどっていない。
「あ……あ、ごめんなさい、ちょっとぼんやりしていて。どうして旧校舎に行くことになったのでしたかしら?」
私が尋ねると、ファリスとユロが困ったように私とマキューシャを交互に見る。どうやら、私が話を聞いていなかったというより、マキューシャが勝手にそう決めたらしい。
「歴史研究同好会としては行くしかありませんでしょう?!」
わかっていないとは困ったものね、とでも言わんばかりにマキューシャが肩をすくめる。
「行くしかないってどうしてですの?」
「幽霊の噂を聞いて、なんとも思わないの?!」
「幽霊? え、え……ああ」
最近校内を賑わせている噂のことか、と私はようやく合点がいった。
旧校舎、というのは、このミズラル学院の敷地の隅に建つ古い建物のことだ。私が聖女候補だった30年前からそれはそこに存在していて、外壁にはびっしりツタが這い、入り口は固く封鎖されていた。
最近、その旧校舎の中で蠢く人影を見た、という生徒が何人もいて「旧校舎に幽霊が出る」と話題になっていた。
学校内でこういう噂は時々発生するものだ。私としてはまったく気にしていなかったのだが、
「あの噂が出たのは、この同好会が発足したのとちょうど同時期ですわ!」
と、マキューシャが言った。
そうだったかしら……?
「なにか関係しているに違いありませんわ! わたくしたちが調べに行かず、誰がやるというのよ。ねえ、ティボルス!」
「うん、まあ、そうだね」
ティボルス王子はあまり乗り気ではないようだが、マキューシャが行くというのなら断るほどの理由はない、といった様子だ。
ファリスもユロもあまり納得がいっていない様子のなか、
「まあ、あなたがたが来ないというのなら別によくってよ。わたくしとティボルスだけでも十分。あなたがたが来るとお荷物になるかもしれないもの。自信がないなら欠席してちょうだい。あ、そうそう、昼を超えるかもしれないから軽食は各自で持参よ。ああ、ティボルスの分だけはわたくしが用意するから心配しないでちょうだい」
と、マキューシャだけが妙に強気にはしゃいでいる。
私はピンときた。
明日は休校日。普通なら、別々の寮にいる男女が顔を合わせるチャンスはない。
つまりは――マキューシャの、ティボルス王子に対する下手すぎるデートの誘いに私たちは巻き込まれているようだ、と。
欠席してもいいというのがなにより本心だろう。私たちが調べに行くべき理由なんて完全にこじづけ。封鎖されていて人気のない旧校舎の周辺へ、なんなら二人きりで行きたいところだが、初めからそれを言うと下心を見透かされそうで恥ずかしい、といったところか。
可愛いところがあるじゃないの、マキューシャ。
「なるほど、そういうことだったんですね。わかりましたわ、マキューシャ様。ええ、是非、私たちも参加致します。ねぇファリス、ユロ」
「もちろんですわ、ジュリエッタお姉さま!」
「みんなみんな参加するっていうなら……行くよ、行く」
私が賛同すると、ファリスは揺るぎない眼で。ユロはさすがにひとりだけ欠席は気まずい、という表情で、頷いた。
「そ、そう……。まあ、今夜ゆっくり考えて無理だと思ったら当日欠席もOKよ! それに、少しでも遅刻したら置いて行きますわよ!」
ウキウキの旧校舎デートから私たちをどうにか排除したいらしいマキューシャが、心が広いんだか狭いんだかよくわからないことを言う。
悪いわね、マキューシャ。ティボルス王子と当日二人きりになれるように私も協力するからそんなに睨まないでよ。
それに――これは、私にとってもいいチャンス。
「ですけど、旧校舎って、生徒だけで入ってはいけないのではありません? 先生の許可を取りませんと……」
そう思っていたら、なんとファリスがキラーパス。助かるわ。
「顧問のアルガス先生についてきていただくのはどうかしら」
と、私。
「えっえっ?! この同好会の、この同好会の顧問てアルガス先生なの?!」
「そうよ、ユロ」
「うんうん、いいと思う! そのほうが安心安心!」
「さすがはジュリエッタお姉さま、私も賛成ですわ」
アルガス先生の隠れファンらしいユロの表情が輝き、ファリスも賛成する。そしてマキューシャも、
「あらいいわね。先生がいらっしゃるなら、二手に分かれて探索するっていうのもできるかもしれないわね」
と、急にニコニコ。
私たちをアルガス先生に押し付ければ、自分はティボルス王子を独占できる、という計算なのだろう。
私も私で、同好会活動にかこつけ女生徒の監視の目が薄い休日にアルガス先生を呼び出し、どうにか二人きりで話をするチャンスを手に入れる、という作戦だ。
明日の旧校舎では、死者の残留思念なんかより生者の欲望のほうがドロドロと渦巻いていそうね、と私は思った。
――その時一緒にいた女の子は何者なの?
学校に通えるようになったらまずそれをドルガマキアに尋ねる予定だったのだが、復帰して一週間経っても果たせずにいた。
まずドルガマキアことアルガス先生に近づくこと自体が以前に比べてさらに困難になっていた。花の洞窟で私を助けた事件を受け、校内のアルガス先生ファンも急増。美形過ぎて性格悪そう、と忌避していた層のハートまでガッチリつかんだらしい。
それに比例して、助けられた当事者である私への嫉妬も急増。秘密の話ができるようアルガス先生とふたりきりになることを画策しようものなら、死を覚悟する必要がある。
まあそこまでは大袈裟だけど、アルガス先生のまわりを固める視線はそれくらい凄まじいってこと。
それに、問題はアルガス先生周辺のガードの固さばかりではない。もとから私にべったりだったファリスが、あの事件以来さらに私の近くから離れなくなった。
アルガス先生との話を他の人に聞かれたくないのはもちろんだけど――私の記憶によれば、一緒にいた女の子はファリスにそっくりだった。
他人の空似、という可能性だってなくはない。あるいは、なんらかの血縁関係があるとか。
ただそれだけという可能性はある。
頭でそう思ってはいても――私はそのことをいまだにファリスには明かせずにいた。
「――では決定ね。明日は朝から旧校舎前に集合。遅刻したら置いていきますわよ!」
「え?」
マキューシャの高らかな宣言に思わず声を上げると、みんなの視線は私に集中した。
うっかり物思いにふけっていたが、今日は週一回の歴史研究同好会の会合日だ。発起人である私とファリス、それに一学年上の聖女候補であるマキューシャとその騎士であるティボルス王子、それに加えて洞窟実習で知り合ったユロも入部して、現在の同好会メンバーは5人。
ティボルス王子が広告塔になってもう少しメンバーが――特に、隠れた聖女候補が――集まるのではないかと思っていたのだが、ティボルス王子とお近づきにはなりたいがマキューシャに睨まれたくはない、という思いが拮抗しているらしく、部員集めも聖女候補探しもいまいちはかどっていない。
「あ……あ、ごめんなさい、ちょっとぼんやりしていて。どうして旧校舎に行くことになったのでしたかしら?」
私が尋ねると、ファリスとユロが困ったように私とマキューシャを交互に見る。どうやら、私が話を聞いていなかったというより、マキューシャが勝手にそう決めたらしい。
「歴史研究同好会としては行くしかありませんでしょう?!」
わかっていないとは困ったものね、とでも言わんばかりにマキューシャが肩をすくめる。
「行くしかないってどうしてですの?」
「幽霊の噂を聞いて、なんとも思わないの?!」
「幽霊? え、え……ああ」
最近校内を賑わせている噂のことか、と私はようやく合点がいった。
旧校舎、というのは、このミズラル学院の敷地の隅に建つ古い建物のことだ。私が聖女候補だった30年前からそれはそこに存在していて、外壁にはびっしりツタが這い、入り口は固く封鎖されていた。
最近、その旧校舎の中で蠢く人影を見た、という生徒が何人もいて「旧校舎に幽霊が出る」と話題になっていた。
学校内でこういう噂は時々発生するものだ。私としてはまったく気にしていなかったのだが、
「あの噂が出たのは、この同好会が発足したのとちょうど同時期ですわ!」
と、マキューシャが言った。
そうだったかしら……?
「なにか関係しているに違いありませんわ! わたくしたちが調べに行かず、誰がやるというのよ。ねえ、ティボルス!」
「うん、まあ、そうだね」
ティボルス王子はあまり乗り気ではないようだが、マキューシャが行くというのなら断るほどの理由はない、といった様子だ。
ファリスもユロもあまり納得がいっていない様子のなか、
「まあ、あなたがたが来ないというのなら別によくってよ。わたくしとティボルスだけでも十分。あなたがたが来るとお荷物になるかもしれないもの。自信がないなら欠席してちょうだい。あ、そうそう、昼を超えるかもしれないから軽食は各自で持参よ。ああ、ティボルスの分だけはわたくしが用意するから心配しないでちょうだい」
と、マキューシャだけが妙に強気にはしゃいでいる。
私はピンときた。
明日は休校日。普通なら、別々の寮にいる男女が顔を合わせるチャンスはない。
つまりは――マキューシャの、ティボルス王子に対する下手すぎるデートの誘いに私たちは巻き込まれているようだ、と。
欠席してもいいというのがなにより本心だろう。私たちが調べに行くべき理由なんて完全にこじづけ。封鎖されていて人気のない旧校舎の周辺へ、なんなら二人きりで行きたいところだが、初めからそれを言うと下心を見透かされそうで恥ずかしい、といったところか。
可愛いところがあるじゃないの、マキューシャ。
「なるほど、そういうことだったんですね。わかりましたわ、マキューシャ様。ええ、是非、私たちも参加致します。ねぇファリス、ユロ」
「もちろんですわ、ジュリエッタお姉さま!」
「みんなみんな参加するっていうなら……行くよ、行く」
私が賛同すると、ファリスは揺るぎない眼で。ユロはさすがにひとりだけ欠席は気まずい、という表情で、頷いた。
「そ、そう……。まあ、今夜ゆっくり考えて無理だと思ったら当日欠席もOKよ! それに、少しでも遅刻したら置いて行きますわよ!」
ウキウキの旧校舎デートから私たちをどうにか排除したいらしいマキューシャが、心が広いんだか狭いんだかよくわからないことを言う。
悪いわね、マキューシャ。ティボルス王子と当日二人きりになれるように私も協力するからそんなに睨まないでよ。
それに――これは、私にとってもいいチャンス。
「ですけど、旧校舎って、生徒だけで入ってはいけないのではありません? 先生の許可を取りませんと……」
そう思っていたら、なんとファリスがキラーパス。助かるわ。
「顧問のアルガス先生についてきていただくのはどうかしら」
と、私。
「えっえっ?! この同好会の、この同好会の顧問てアルガス先生なの?!」
「そうよ、ユロ」
「うんうん、いいと思う! そのほうが安心安心!」
「さすがはジュリエッタお姉さま、私も賛成ですわ」
アルガス先生の隠れファンらしいユロの表情が輝き、ファリスも賛成する。そしてマキューシャも、
「あらいいわね。先生がいらっしゃるなら、二手に分かれて探索するっていうのもできるかもしれないわね」
と、急にニコニコ。
私たちをアルガス先生に押し付ければ、自分はティボルス王子を独占できる、という計算なのだろう。
私も私で、同好会活動にかこつけ女生徒の監視の目が薄い休日にアルガス先生を呼び出し、どうにか二人きりで話をするチャンスを手に入れる、という作戦だ。
明日の旧校舎では、死者の残留思念なんかより生者の欲望のほうがドロドロと渦巻いていそうね、と私は思った。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
役立たずと追放された聖女は、第二の人生で薬師として静かに輝く
腐ったバナナ
ファンタジー
「お前は役立たずだ」
――そう言われ、聖女カリナは宮廷から追放された。
癒やしの力は弱く、誰からも冷遇され続けた日々。
居場所を失った彼女は、静かな田舎の村へ向かう。
しかしそこで出会ったのは、病に苦しむ人々、薬草を必要とする生活、そして彼女をまっすぐ信じてくれる村人たちだった。
小さな治療を重ねるうちに、カリナは“ただの役立たず”ではなく「薬師」としての価値を見いだしていく。
『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~
スカッと文庫
恋愛
「貴様のような無能、我が国の王妃には相応しくない。婚約を破棄し、学園から追放する!」
王立魔道学園の卒業パーティー。きらびやかなシャンデリアの下、王太子エドワードの声が冷酷に響いた。彼の隣には、愛くるしい表情で私を嵌めた男爵令嬢、ミナが勝ち誇ったように寄り添っている。
伯爵令嬢のリリアーヌは、入学以来三年間、「魔力ゼロの欠陥品」として学園中の嘲笑を浴び続けてきた。
婚約者であるエドワードからは一度も顧みられず、同級生からはゴミのように扱われ、ミナの自作自演による「いじめ」の濡れ衣まで着せられ……。
それでも、父との「力を隠せ」という約束を守るため、泥を啜るような屈辱に耐え抜いてきた。
――だが、国からも学園からも捨てられた今、もうその約束を守る必要はない。
「さようなら、皆様。……私が消えた後、この国がどうなろうと知ったことではありませんわ」
リリアーヌが身につけていた「魔力封印の首飾り」を自ら引き千切った瞬間、会場は漆黒の魔力に包まれた。
彼女は無能などではない。失われた「古代魔法」をその身に宿す、真の魔道の主だったのだ。
絶望する王太子たちを余目に、隣国の伝説の魔術師アルベルトに拾われたリリアーヌ。
彼女の、残酷で、甘美な復讐劇が今、幕を開ける――。
【完結】義姉上が悪役令嬢だと!?ふざけるな!姉を貶めたお前達を絶対に許さない!!
つくも茄子
ファンタジー
義姉は王家とこの国に殺された。
冤罪に末に毒杯だ。公爵令嬢である義姉上に対してこの仕打ち。笑顔の王太子夫妻が憎い。嘘の供述をした連中を許さない。我が子可愛さに隠蔽した国王。実の娘を信じなかった義父。
全ての復讐を終えたミゲルは義姉の墓前で報告をした直後に世界が歪む。目を覚ますとそこには亡くなった義姉の姿があった。過去に巻き戻った事を知ったミゲルは今度こそ義姉を守るために行動する。
巻き戻った世界は同じようで違う。その違いは吉とでるか凶とでるか……。
完【恋愛】婚約破棄をされた瞬間聖女として顕現した令嬢は竜の伴侶となりました。
梅花
恋愛
侯爵令嬢であるフェンリエッタはこの国の第2王子であるフェルディナンドの婚約者であった。
16歳の春、王立学院を卒業後に正式に結婚をして王室に入る事となっていたが、それをぶち壊したのは誰でもないフェルディナンド彼の人だった。
卒業前の舞踏会で、惨事は起こった。
破り捨てられた婚約証書。
破られたことで切れてしまった絆。
それと同時に手の甲に浮かび上がった痣は、聖痕と呼ばれるもの。
痣が浮き出る直前に告白をしてきたのは隣国からの留学生であるベルナルド。
フェンリエッタの行方は…
王道ざまぁ予定です
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
いつまでも待っています。