【完結】インキュバスな彼

小波0073

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プロローグ

4.大人の階段のぼってます 1

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「あ……」

 いよいよ核心にせまって来たらしい強姦魔の行動に、さすがのみのりも固くなった。だが強姦魔も余裕がないらしく、みのりの緊張に気づかない。そろそろと黒い頭が下りて開いた足の間に入った。

「えっちょっと……ええええ‼」

 影がやろうとしていることに思わずみのりは叫んでしまった。普段は決してさらすことのない足のつけ根の奥をながめ、あまつさえそこを舐め回す、という恥ずかしい行為があるのは知っている。だが、さすがに処女の自分にはちょっとハードルが高すぎる。

 腰を浮かせて逃げようとしたが、影は抵抗を予期していたのか体重をかけて押さえつけた。スキルがあるんだかないんだか、よくわからない強姦魔だ。
 あれよあれよという間に腿を強い力で押さえ込まれ、強引に奥をのぞかれる。自分でもよく知らない場所を余すところなく男性に(男ってことだけは間違いないよね?)見られ、みのりは一気に赤面した。
 ひっくり返ったカエルのような無防備すぎる体勢は、超初心者のみのりにはキツい。思わず羞恥にたえかねて身もだえしながら訴える。

「そ……そんなとこ、じろじろ見ないで‼ 別に見なくてもできるでしょうが‼」

 みのりの心からの絶叫に、影が何だか笑った気がした。妙になごやかな雰囲気でみのりの肌をなでさすり、大丈夫、といったしぐさでぽんぽんとみのりの腿を叩く。
 行為におびえる彼女をなだめる彼氏のような行動に、みのりはひどく混乱した。

──何だこれ、この状況!?

 だが、現実に(夢だけど)ツッコミを入れる余裕もなく、黒い影の顔が恥部に近づいた。べろりと粘膜の部分を舐められ、みのりは動揺してつげた。

「わあっ、だめだって‼」

 あせるみのりの抵抗を許さず、影が合わせ目を左右に開く。舌先でくすぐるような形でぬれた感触が秘所をさぐる。くちゅくちゅとみだらな音が鳴り、体の内部を舐められているような、そんな恥ずかしい感覚がみのりの肌をほてらせた。

「あ、あ、だめだって……ば!」

 妙になまめかしい声が出て、腰が勝手にゆらいでしまう。とろりととけた舌先が強く割れ目の先端をさぐった。痛みさえある刺激を感じ、みのりは顎をはね上げた。

──これがクリトリスってやつか!

 普通の女子高生のみのりは一応性的な知識もあるし、それなりに自慰の経験もある。「イク」と言われるエクスタシーもなんとなくだがわかる気がする。
 ただ、それはいたずらの延長線上で感じたことで、こんなに明確に快感を覚える行為をしたことも受けたこともない。

──これって、夢だから勝手に感度がマックスに設定されてるとか? いや、でも、もしそうじゃなかったら……。

 得体の知れない強姦魔に無理やり(?)押し倒されて、体をもてあそばれながらも腰をくねらせてあんあん言ってる。えええ、私ってば実は淫乱!? ビッチ‼
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