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番外編1 溺愛は初生け式の後で
7.
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雄基は力なくそう告げて、自身のベッドに腰を下ろした。じれた様子でブレザーを脱ぎ捨て、ダークグリーンのネクタイをゆるめる。
みのりは大きく足を広げた膝の間に入り込み、見なれてしまった剛直に柔らかく自分の手をそえた。丸く膨張した先端が透明な液を吐き出している。
──この人も私も成長したなあ。
初めてリアルで見た時は永遠にムリだと思ったが、今では普通にさわれるし、口の中に入れることもできる。
「えーっと。この格好だともしかして、『ご奉仕させていただきます』とか言ってあげた方がいいのかな?」
みのりが彼を見上げて問うと、苦しげな顔で首を振られた。
「そんなのいいから、たのむ、じらすな」
切羽つまった声が響いてみのりはくすっと笑いをこぼした。目の前のものに唇をよせる。いつも以上にかさを開いた突端をうまくくわえきれず、思わず両目を丸くする。
雄基が一瞬目を閉じて、大きく体を震わせた。だが腰がはねるように動いただけで、激しく高ぶりきったそれはさすがに暴発しなかった。初めて口にふくんだ時はその瞬間に爆発し、ゲホゲホむせるみのりの姿に平身低頭していたものだ。
そそり立つ熱い逸物をすそ前を大きく乱してしゃぶる。先端からもれ出た液体に独特の匂いとしょっぱさを感じた。いつもと違う雰囲気にみのりも気分が高ぶってしまう。
熱心に舌を動かしていると、余裕のない声が落ちて来た。
「だめだ、……胸、俺にもさわらせて」
雄基の手のひらが胸元をさぐる。開いたえりの間から二つのふくらみを引っ張りだされ、そのままこねくり回された。舌と唇で奉仕しながら胸の先端をいじられて、どこか嗜虐的な快感が芽生える。彼とかさねた経験に体の奥がうずき始め、はしたなく内腿をすり合わせてしまう。
「あ、もう──それ以上……!」
雄基があえぐように言い、口内をうめた長大なものがまた一回りふくれ上がった。目の前の腰が痙攣し、頭上でうめき声が上がる。
「だめだって、う、わ、みのり……っ‼」
極限まで張りつめていた固いものが爆発し、熱いゲル状の物体で口の中が一杯になる。噴出されたもののいきおいが考えていた以上に激しくて、眉をしかめながらも何とかたえた。ただでさえいっぱいの口中からこぼれ落ちそうになってしまい、あわてて口にふくんだそれをいつものように飲み下す。
──まさか、長襦袢に雄基君のをこぼすわけにはいかないし。
あせった思いが行動に出て、まだいきおいのある先っぽを吸い上げるような形になる。その嫌らしいしぐさを目の当たりにして、雄基が熱い息を吐いた。
「うう、エロい──だめだ、もうこんなの──みのり‼」
口元を押さえて離れたみのりにがばっとおおいかぶさった。
みのりは大きく足を広げた膝の間に入り込み、見なれてしまった剛直に柔らかく自分の手をそえた。丸く膨張した先端が透明な液を吐き出している。
──この人も私も成長したなあ。
初めてリアルで見た時は永遠にムリだと思ったが、今では普通にさわれるし、口の中に入れることもできる。
「えーっと。この格好だともしかして、『ご奉仕させていただきます』とか言ってあげた方がいいのかな?」
みのりが彼を見上げて問うと、苦しげな顔で首を振られた。
「そんなのいいから、たのむ、じらすな」
切羽つまった声が響いてみのりはくすっと笑いをこぼした。目の前のものに唇をよせる。いつも以上にかさを開いた突端をうまくくわえきれず、思わず両目を丸くする。
雄基が一瞬目を閉じて、大きく体を震わせた。だが腰がはねるように動いただけで、激しく高ぶりきったそれはさすがに暴発しなかった。初めて口にふくんだ時はその瞬間に爆発し、ゲホゲホむせるみのりの姿に平身低頭していたものだ。
そそり立つ熱い逸物をすそ前を大きく乱してしゃぶる。先端からもれ出た液体に独特の匂いとしょっぱさを感じた。いつもと違う雰囲気にみのりも気分が高ぶってしまう。
熱心に舌を動かしていると、余裕のない声が落ちて来た。
「だめだ、……胸、俺にもさわらせて」
雄基の手のひらが胸元をさぐる。開いたえりの間から二つのふくらみを引っ張りだされ、そのままこねくり回された。舌と唇で奉仕しながら胸の先端をいじられて、どこか嗜虐的な快感が芽生える。彼とかさねた経験に体の奥がうずき始め、はしたなく内腿をすり合わせてしまう。
「あ、もう──それ以上……!」
雄基があえぐように言い、口内をうめた長大なものがまた一回りふくれ上がった。目の前の腰が痙攣し、頭上でうめき声が上がる。
「だめだって、う、わ、みのり……っ‼」
極限まで張りつめていた固いものが爆発し、熱いゲル状の物体で口の中が一杯になる。噴出されたもののいきおいが考えていた以上に激しくて、眉をしかめながらも何とかたえた。ただでさえいっぱいの口中からこぼれ落ちそうになってしまい、あわてて口にふくんだそれをいつものように飲み下す。
──まさか、長襦袢に雄基君のをこぼすわけにはいかないし。
あせった思いが行動に出て、まだいきおいのある先っぽを吸い上げるような形になる。その嫌らしいしぐさを目の当たりにして、雄基が熱い息を吐いた。
「うう、エロい──だめだ、もうこんなの──みのり‼」
口元を押さえて離れたみのりにがばっとおおいかぶさった。
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