魔法少女シリーズ

黒兎milk♂

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魔法少女田中君

真顔で読むとはすげーな/比率:0男:0女:2不問

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登場人物紹介

比率:0男:0女:2不問

田中  男性
田中。普通の中学生。読書家。
魔法少女である。【男女不問】

マスク 男性
マスク。妖精。マスク好き。
民族系生き物。【男女不問】

図書委員
メガネが似合う生徒。一言だけ登場。
BLがお好き。【男女不問】
(誰がやるかは共演者様がお決めになってくだされ)

10分程度の台本です。
共演者が不快にならない程度のアドリブはOKです。
楽しく声劇♪

―ここから本編です―


田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)





田中:「今日の勉強はここまで…ですかね。放課後に図書室で勉強…やはりいいですね……うん?なんだか校門がうるさいですね…著作権?なんでしょう。」



マスク:「おいメガネ」

田中:「ん?僕で…す、か…って…うわああぁ!!」

マスク:「人の顔見て叫ぶとは、失礼な…まぁいい、お前魔法少女にならないか?」



田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)



―間



田中:「魔法少女とは…少女がなる…あれ…ですか?」

マスク:「そうだ……して、それはなんだ」

田中:「…?あぁこれか?小説だ」

マスク:「ちょっと読ませてく――」

田中:「駄目だ!」

マスク:「……何故だ?」

田中:「お前にはまだ早い…」

マスク:「……ほうほう」

「貴方は私の雪のように白い肌にふ――」

田中:「かふぁげらあまがぎゃああああ!!!!」



マスク:「……どうしたメガネ」

田中:「なんでもな――」

マスク:「官能小せ――」

田中:「ふがぎゃらららまあまぁな!!!」



田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)



―間



田中:「な、なぜわかる…」

マスク:「……お前の目を借りた。だから今、黒髪ロングの少女が淫らに(みだらに)」

田中:「ああああああああぁぁぁ!!!」

マスク:「うるさいぞ…」

田中:「じゃ、じゃあ、そ、その目を借りるのや、やめてくれません?」

マスク:「挙動不審になるなメガネ」

田中:「僕は田中です」

マスク:「なるほど、それでは田中」

「魔法少女になれ」



田中:「…男でもなれるんですか?」

マスク:「むしろ男を……我々は…いや、俺は探していた。お前みたいなへん…男を探していた」

田中:「…今変態と言いかけませんで――」



田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)

― 

田中:「…強引に切り替えないで――」



田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)



―間



マスク:「で、なるのか?」

田中:「最後まで言わせてくださいよ……まぁ、なりましょう!!」

マスク:「やっぱり変態だな」

田中:「どんな衣装なんですか!!」

マスク:「ノリノリだな…じゃあ、ちゃちゃっと……ほいっ」

田中:「こ、これが僕!!」



田中:「魔法少女田中君!!」(同時に)

マスク:「魔法少女田中君!!」(同時に)



―間



田中:「おわり!!」(同時に)

マスク:「おわり!!」(同時に)



田中:「結構可愛いじゃないですか!!」

マスク:「やっぱり変態だな」



図書委員:「図書室ではお静かに!!」

田中:「す、すみませーーん!!!」

マスク:「…任務は果たした」


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