友達と遊んでたらRPGの中に入ってしまった件について…。

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魔王が何か優しかった

『魔王が何か優しかった』
『え、何で？』
『だって。』
見た事を全部話した。
『なにそー！やさーしうぃーねー！』
『…落ち着け。で、さ、アレ見ると倒せなくなるわ。あと、リンゴ30個買ってた。』
『まじ、ニートにでもなるつもりか？』
『ʬʬʬ』
『ʬʬʬ』
『でさ、取り合いず、家の前で待って貰ってるから、訳言って現実に戻して貰おう。』
『おけ』

『魔王さん、待たせてスミマセン。』
『うん、良いよ。でーなんだっけ。』
『リアルにもどしてって言う事です』
『あー、無理かも、上に聞かないと』
『え、上って？魔王なのにですか？』
『うん、だって。魔王の中でも僕は最弱だし。魔王300匹居るからなー。』
『え！』
『うん、だからさ、ごめん、あ、でもその代わりに僕は抜かして次の魔王に行って良いよ。』
『え、ありがとうございます！』
『うん、』

『魔王が何か優しかった』