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皇女のめざめ
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8前のある夜、異世界の魔法の国シルヴェスターの王都で事件が起きた。皇女が誘拐されたのだ。一向に捕まえられない犯人に焦る王宮。
一方、地球の日本の片田舎では、ある産婦人科の前に女の子の赤ちゃんが置き去りにされていた。
その子は児童養護施設に引き取られ、すくすくと育っていった。名付けられた名は「夕夏(ゆうか)」。他の子どもたちとはちょっと違う、変わった子だと保育士たちは感じていたが、特に問題もなくすくすくと育ち、18歳を過ぎた夕夏は、施設を出ることになる。
(自分の居場所がない...寂しい...)
夕夏は寂しげに部屋を見渡した。物心ついた頃から、夕夏は何故かここが、この世界が自分のいる場所ではないと思っていた。それは漠然とした感覚だったが日に日に強くなっていった。けれど表面上は普通の生活をしていた。夕夏は自分の言動が周りから変わった子だと見られていることを知っていた。だからできるだけ周りと変わらないようにと気をつけていた。しかし、児童養護施設を出ると決まったその日から不思議な予感が胸の奥をかき立てていた。
夕夏が施設を出て一人暮らしを始めると、不思議なことが起こり始める。夢の中で、見たこともない景色が広がっているのだ。そして、そこに立っている人々の姿が次第に鮮明になっていく。王冠をかぶった美しい女性、剣を携えた勇ましい男性...彼らはまるで夕夏を呼び求めているようだった。
ある日の夜、夕夏は再び夢の中に立ち現れた。そこには、悲しみに満ちた表情の王女が立っていた。
「私はあなた。異世界のシルヴェスター王国の皇女よ。18年前に誘拐されて、地球の日本に送り込まれたの」
夕夏は信じられない思いだった。しかし、不思議な力が彼女の中に宿っていることは確かだった。
王女は夕夏に、シルヴェスター王国に戻って欲しいと懇願する。夕夏は迷いつつも、自分の居場所を見つけるために異世界への旅に出ることを決意する。王女と会うのはいつも夢の中なのだが、王女に言わせると王女と夕夏は同一人物だから、夕夏の意識が眠った時しか王女の意識は浮上できないらしい。そもそも王女の意識は夕夏の一部であり、魔力のない地球において魔力の高い王女は無意識に夕夏に押し込められていたのだ。魔法国に帰れば夕夏自身も魔力を蓄えることになる。その時に王女の意識と夕夏の意識は一つになるだろうと言った。
夕夏は「うーん」とうなると、「ねえ、どうやって魔法の国まで帰るの?」と訪ねた。
「え?知らないの?結構有名じゃないの?異世界に行ける方法としてSNSや噂話で広まってるわよ」と王女はことも投げに答えた。
「えぇ~都市伝説?そんなので帰れるの?」
「信じるか信じないかあなた次第だけれどね」と王女はちょっと面白そうに言った。
夕夏は「夢の中でもスマホは使えるのかしら?」と言いながら半信半疑のままスマホで異世界に行ける方法を検索してみる。すると驚いたことにそれらしい手順がずらりと並んでいた。
「紙に書いてポストに入れるって……本気で言ってるの?」
「本気も本気。真面目な話よ?やらなければ私たちは一生ここにいることになるわ」
夕夏は深くため息をついた。
翌日、目が覚めると早速夕夏は、スマホの画面を見ながら、もう一度確認する。そこに書かれていたのは、あまりにも突飛な指示だった。
「異世界への帰り方」
1. 紙を1枚用意する。
2. その紙に「異世界に帰りたい」と書く。
3. その紙をポストに投函する。
「これ…本気で言ってるの?」
夕夏はため息をつきながら、机の上に散らばるメモ用紙を見渡した。使えそうな紙が見当たらない。結局、メモ帳から一番小さい紙を取り出し、「異世界に帰りたい」と手書きで書き始めた。
「えっと…これでいいのかしら?ほんとにこれで異世界に戻れるの…?」
半信半疑のまま、文字を書く手が震える。だが、途中で「異世界」と書いたあたりで、なんだか妙にテンションが上がってきた。異世界に行くんだ、異世界に!
「よし!書けた!次はポスト…」
夕夏は紙を丸めて投函する準備を整えた。だけど、すぐに不安がよぎる。
「でも、もしこれで何かが起こったらどうしよう?誰かに見られたらどうするの?こんなこと、やっぱり…」
すると、夢の中の王女の声が聞こえてきた。
「やらなければ一生ここにいることになるわよ。信じるか信じないかはあなた次第。」
その言葉を聞いた夕夏は、何かに突き動かされたように、ポストへと歩み寄る。
「…もう、こうなったらやるしかない!」と、心の中で決意を固める。
夕夏は紙をぎゅっと握りしめて、近所のポストに向かって歩き出した。道中、少し恥ずかしさを感じながらも、他人に見られないように気をつけて。
ポストの前に立ち、ちょっとドキドキしながら紙を投函する。
「これで本当に帰れるのかなぁ…」
ポストの口が「カタン」と音を立てて閉じる。夕夏はしばらくその場で立ち尽くし、無駄に辺りを見回してみた。特に何も起きないし、通りかかった人が不審そうに彼女を見ている。
夕夏はポストに投函した後、帰宅する道すがら、ふとした違和感に気づく。街の風景や、通りを歩く人々の顔が、どこか遠く感じられ、まるで夢の中を歩いているかのようだった。
「あれ?なんだか、今日はまわりが遠く感じる…」
夕夏はふと立ち止まり、目を凝らして周りを見渡した。しかし、誰もが普段と変わらず忙しそうにしている。だけど、どこかが違う。何かが…消えている。
夕夏が家に帰ると、部屋の中が何かしら「整理されている」感覚を覚えた。彼女が思い出すより前に、誰かが片付けていたかのように、物が整理されていたのだ。
「あれ…?私、こんなところ片付けた覚えもないのに…」
夕夏は驚きながらも、無意識に部屋を見回した。まるで自分の部屋じゃないような感覚が強くなる。机の上にあったはずの物がなくなっていたり、無理に整頓されたような気がする。
「私は…もう、地球にいないんだ。」
夕夏は心の中で呟き、次の瞬間、周りの景色が一変するのを感じた。目の前に広がるのは、まるでアニメで見る異世界のような光景だった。ただ、その異世界の景色は夕夏にはまるでガラス越しに見ているような気がした。
ふと視線を横にずらすと、古びた木の扉がドーンと立っていた。
「これは開けろということよね?」
一人つぶやくと、扉に手をかけ勢いよく開けた。異世界の扉を開いた夕夏は、そこで「ケイト」と名乗る少女に出会った。
ケイトの一族は代々この扉から帰ってくる異世界の人を迎える役割があるのだという。
ケイトは「ワー!本当に来た」と大騒ぎしたのち、慌てて自己紹介とこの扉の意味とこれからのことを話し始めた。ケイトが言うには、この世界だけではなくいろんな時空にいろんな世界がある。
魔法の国の住人たちは、いろんな世界に行ってみたくなって転移の魔法を作り、いろんな異世界に行くことができるようになった。しかし、同じように魔力のある世界なら良いが、地球のように魔力がない世界だとこちらに帰ってくることができないということがわかった。けれど、分かった時にはもう遅い。
その中でも稀に、自身の魔力が莫大なものが魔法の国に帰ってくる。そして初めて地球に行った者が帰って来れないということを知った。そのために開発され作られたのがこの扉である。ただこの扉はこちらの国に帰っては来れても、帰ってきた者が元々いた時間や年代に帰れるわけではなく、日本的に言えば浦島太郎状態になることもしばしばある。
そのため、ケイトの一族は帰ってきた者たちのアフターケアをするため、扉の前でいつも待機している。
夕夏はケイトに、現在の様々な事を教えてもらった。シルヴェスター王国の真実を知るうちに、彼女の心は揺らぎ始める。自分は本当に皇女なのか?何のために生まれてきたのか?
月日とともに魔力が夕夏に馴染んでいき、ついに本当の自分を取り戻した彼女はシルヴェスター王国の地に立った。皇女の座に就くが、自分の運命に思い悩む。
「地球で育った私に、ここでの責務はできるのだろうか?」
「あなたは、私たちの大切な皇女です。そして、同時に地球で育った特別な存在。あなたにしかできない使命があるはずです」
そんな夕夏を励ましてくれるのはいつもケイトだった。
夕夏がシルヴェスター王国の正統な皇女であることが認められ、王位に就いた。しかし彼女は、地球で育った特別な経験から、この国を新しい方向へと導こうと決意した。
まずは魔法学校の教育改革に着手した。攻撃的な魔法を用いるのではなく、魔法の力を人々に仕える力として活用する新しい指針を打ち立てたのである。
さらに地球での経験から得た知識や考え方、科学技術の面でも取り入れ、魔法と科学の融合を図っていった。
夕夏の持つ思いやりの心と平和を尊ぶ精神は、徐々にシルヴェスター社会に新風を吹き込んだ。対立から離れ、相互理解を深める空気が生まれてきた。
時間をかけて改革を重ね、ついにシルヴェスターは攻撃的な魔術から解放された。自然と魔法、科学が調和する、真の平和な魔法国へと生まれ変わったのである。
夕夏の懸命の努力の末、この国は二つの世界の架け橋ともなった。異世界との友好関係が芽生え、地球との交流の場にもなっていった。
彼女は長きにわたり賢明な統治を行い、多くの人々から慕われる女王となった。決して平坦ではなかった夕夏の人生だったが、前を向き続けた先に、輝かしい未来が待っていたのである。
一方、地球の日本の片田舎では、ある産婦人科の前に女の子の赤ちゃんが置き去りにされていた。
その子は児童養護施設に引き取られ、すくすくと育っていった。名付けられた名は「夕夏(ゆうか)」。他の子どもたちとはちょっと違う、変わった子だと保育士たちは感じていたが、特に問題もなくすくすくと育ち、18歳を過ぎた夕夏は、施設を出ることになる。
(自分の居場所がない...寂しい...)
夕夏は寂しげに部屋を見渡した。物心ついた頃から、夕夏は何故かここが、この世界が自分のいる場所ではないと思っていた。それは漠然とした感覚だったが日に日に強くなっていった。けれど表面上は普通の生活をしていた。夕夏は自分の言動が周りから変わった子だと見られていることを知っていた。だからできるだけ周りと変わらないようにと気をつけていた。しかし、児童養護施設を出ると決まったその日から不思議な予感が胸の奥をかき立てていた。
夕夏が施設を出て一人暮らしを始めると、不思議なことが起こり始める。夢の中で、見たこともない景色が広がっているのだ。そして、そこに立っている人々の姿が次第に鮮明になっていく。王冠をかぶった美しい女性、剣を携えた勇ましい男性...彼らはまるで夕夏を呼び求めているようだった。
ある日の夜、夕夏は再び夢の中に立ち現れた。そこには、悲しみに満ちた表情の王女が立っていた。
「私はあなた。異世界のシルヴェスター王国の皇女よ。18年前に誘拐されて、地球の日本に送り込まれたの」
夕夏は信じられない思いだった。しかし、不思議な力が彼女の中に宿っていることは確かだった。
王女は夕夏に、シルヴェスター王国に戻って欲しいと懇願する。夕夏は迷いつつも、自分の居場所を見つけるために異世界への旅に出ることを決意する。王女と会うのはいつも夢の中なのだが、王女に言わせると王女と夕夏は同一人物だから、夕夏の意識が眠った時しか王女の意識は浮上できないらしい。そもそも王女の意識は夕夏の一部であり、魔力のない地球において魔力の高い王女は無意識に夕夏に押し込められていたのだ。魔法国に帰れば夕夏自身も魔力を蓄えることになる。その時に王女の意識と夕夏の意識は一つになるだろうと言った。
夕夏は「うーん」とうなると、「ねえ、どうやって魔法の国まで帰るの?」と訪ねた。
「え?知らないの?結構有名じゃないの?異世界に行ける方法としてSNSや噂話で広まってるわよ」と王女はことも投げに答えた。
「えぇ~都市伝説?そんなので帰れるの?」
「信じるか信じないかあなた次第だけれどね」と王女はちょっと面白そうに言った。
夕夏は「夢の中でもスマホは使えるのかしら?」と言いながら半信半疑のままスマホで異世界に行ける方法を検索してみる。すると驚いたことにそれらしい手順がずらりと並んでいた。
「紙に書いてポストに入れるって……本気で言ってるの?」
「本気も本気。真面目な話よ?やらなければ私たちは一生ここにいることになるわ」
夕夏は深くため息をついた。
翌日、目が覚めると早速夕夏は、スマホの画面を見ながら、もう一度確認する。そこに書かれていたのは、あまりにも突飛な指示だった。
「異世界への帰り方」
1. 紙を1枚用意する。
2. その紙に「異世界に帰りたい」と書く。
3. その紙をポストに投函する。
「これ…本気で言ってるの?」
夕夏はため息をつきながら、机の上に散らばるメモ用紙を見渡した。使えそうな紙が見当たらない。結局、メモ帳から一番小さい紙を取り出し、「異世界に帰りたい」と手書きで書き始めた。
「えっと…これでいいのかしら?ほんとにこれで異世界に戻れるの…?」
半信半疑のまま、文字を書く手が震える。だが、途中で「異世界」と書いたあたりで、なんだか妙にテンションが上がってきた。異世界に行くんだ、異世界に!
「よし!書けた!次はポスト…」
夕夏は紙を丸めて投函する準備を整えた。だけど、すぐに不安がよぎる。
「でも、もしこれで何かが起こったらどうしよう?誰かに見られたらどうするの?こんなこと、やっぱり…」
すると、夢の中の王女の声が聞こえてきた。
「やらなければ一生ここにいることになるわよ。信じるか信じないかはあなた次第。」
その言葉を聞いた夕夏は、何かに突き動かされたように、ポストへと歩み寄る。
「…もう、こうなったらやるしかない!」と、心の中で決意を固める。
夕夏は紙をぎゅっと握りしめて、近所のポストに向かって歩き出した。道中、少し恥ずかしさを感じながらも、他人に見られないように気をつけて。
ポストの前に立ち、ちょっとドキドキしながら紙を投函する。
「これで本当に帰れるのかなぁ…」
ポストの口が「カタン」と音を立てて閉じる。夕夏はしばらくその場で立ち尽くし、無駄に辺りを見回してみた。特に何も起きないし、通りかかった人が不審そうに彼女を見ている。
夕夏はポストに投函した後、帰宅する道すがら、ふとした違和感に気づく。街の風景や、通りを歩く人々の顔が、どこか遠く感じられ、まるで夢の中を歩いているかのようだった。
「あれ?なんだか、今日はまわりが遠く感じる…」
夕夏はふと立ち止まり、目を凝らして周りを見渡した。しかし、誰もが普段と変わらず忙しそうにしている。だけど、どこかが違う。何かが…消えている。
夕夏が家に帰ると、部屋の中が何かしら「整理されている」感覚を覚えた。彼女が思い出すより前に、誰かが片付けていたかのように、物が整理されていたのだ。
「あれ…?私、こんなところ片付けた覚えもないのに…」
夕夏は驚きながらも、無意識に部屋を見回した。まるで自分の部屋じゃないような感覚が強くなる。机の上にあったはずの物がなくなっていたり、無理に整頓されたような気がする。
「私は…もう、地球にいないんだ。」
夕夏は心の中で呟き、次の瞬間、周りの景色が一変するのを感じた。目の前に広がるのは、まるでアニメで見る異世界のような光景だった。ただ、その異世界の景色は夕夏にはまるでガラス越しに見ているような気がした。
ふと視線を横にずらすと、古びた木の扉がドーンと立っていた。
「これは開けろということよね?」
一人つぶやくと、扉に手をかけ勢いよく開けた。異世界の扉を開いた夕夏は、そこで「ケイト」と名乗る少女に出会った。
ケイトの一族は代々この扉から帰ってくる異世界の人を迎える役割があるのだという。
ケイトは「ワー!本当に来た」と大騒ぎしたのち、慌てて自己紹介とこの扉の意味とこれからのことを話し始めた。ケイトが言うには、この世界だけではなくいろんな時空にいろんな世界がある。
魔法の国の住人たちは、いろんな世界に行ってみたくなって転移の魔法を作り、いろんな異世界に行くことができるようになった。しかし、同じように魔力のある世界なら良いが、地球のように魔力がない世界だとこちらに帰ってくることができないということがわかった。けれど、分かった時にはもう遅い。
その中でも稀に、自身の魔力が莫大なものが魔法の国に帰ってくる。そして初めて地球に行った者が帰って来れないということを知った。そのために開発され作られたのがこの扉である。ただこの扉はこちらの国に帰っては来れても、帰ってきた者が元々いた時間や年代に帰れるわけではなく、日本的に言えば浦島太郎状態になることもしばしばある。
そのため、ケイトの一族は帰ってきた者たちのアフターケアをするため、扉の前でいつも待機している。
夕夏はケイトに、現在の様々な事を教えてもらった。シルヴェスター王国の真実を知るうちに、彼女の心は揺らぎ始める。自分は本当に皇女なのか?何のために生まれてきたのか?
月日とともに魔力が夕夏に馴染んでいき、ついに本当の自分を取り戻した彼女はシルヴェスター王国の地に立った。皇女の座に就くが、自分の運命に思い悩む。
「地球で育った私に、ここでの責務はできるのだろうか?」
「あなたは、私たちの大切な皇女です。そして、同時に地球で育った特別な存在。あなたにしかできない使命があるはずです」
そんな夕夏を励ましてくれるのはいつもケイトだった。
夕夏がシルヴェスター王国の正統な皇女であることが認められ、王位に就いた。しかし彼女は、地球で育った特別な経験から、この国を新しい方向へと導こうと決意した。
まずは魔法学校の教育改革に着手した。攻撃的な魔法を用いるのではなく、魔法の力を人々に仕える力として活用する新しい指針を打ち立てたのである。
さらに地球での経験から得た知識や考え方、科学技術の面でも取り入れ、魔法と科学の融合を図っていった。
夕夏の持つ思いやりの心と平和を尊ぶ精神は、徐々にシルヴェスター社会に新風を吹き込んだ。対立から離れ、相互理解を深める空気が生まれてきた。
時間をかけて改革を重ね、ついにシルヴェスターは攻撃的な魔術から解放された。自然と魔法、科学が調和する、真の平和な魔法国へと生まれ変わったのである。
夕夏の懸命の努力の末、この国は二つの世界の架け橋ともなった。異世界との友好関係が芽生え、地球との交流の場にもなっていった。
彼女は長きにわたり賢明な統治を行い、多くの人々から慕われる女王となった。決して平坦ではなかった夕夏の人生だったが、前を向き続けた先に、輝かしい未来が待っていたのである。
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夕夏さん、無事自分の居るべき場所に帰れて良かったです。
地球での自分の部屋の中が「整理」されていく描写は、想像するとちょっと怖いですね。
今回は他の転生モノによくある事故とかじゃなくて、なんだか不思議な力で異世界に帰れましたね。ここはおとぎ話感があって面白かったです。
こちらのお話は単発(短編?)なのでしょうか?
いつも感想を頂きありがとうございます。このお話も新春と言うことで単発でサクッと読めるものを書いてみました。異世界に行く方法などをネットで調べるといろいろありますが(笑)それが本当に異世界に行けたら面白いかなと思い立ちお話に入れてみました。これからも連載や単発を書いていきたいと思いますので応援宜しくお願いします。