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序話 終る
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初めに言っておくことがあるとすれば、これから綴られる物語は、僕らが高校に入学してから体験した一週間の出来事であり、それ以上でもそれ以下でもないということである。
それは別に、何か超自然的なバトルだとか、殺人事件だとか、未来に飛ばされたりだとか、そんな特別で摩訶不思議なことは何一つ起きてはいない。
ただの高校生に成ったばかりの少年少女が、大半の人間に知られることもなくひっそりと巻き込まれ、誰が知ろうとすることもなくいつの間にか終わった、極小規模な出来事に過ぎない。
確かにそこには小さいながらも謎と呼べるものはあったし、僕らはそれを解決へと導くために行動もした。だが、それらが及ぼした影響はあまりにも小さく、事件と呼ぶにも程遠いものだったかもしれない。
それでも――
僕には、この一週間に起きたことを、生涯いつまでも覚えているだろうという確信がある。
例え僕ら以外の誰に知られなかろうが、世間に何の影響も与えなかろうが、僕らにははっきりとした変化をもたらしたし、僕らにとってはなくてはならない出来事だったんだ。
これはそんな、どこでも、誰にでも起こり得るかもしれないような、神様探しの一週間の記録。
言い換えるならば、
僕らの青春の一ページでもあり、
僕らの青春の始まりでもあり、
僕らの中の、何かの終わりでもあるのだろう。
それは別に、何か超自然的なバトルだとか、殺人事件だとか、未来に飛ばされたりだとか、そんな特別で摩訶不思議なことは何一つ起きてはいない。
ただの高校生に成ったばかりの少年少女が、大半の人間に知られることもなくひっそりと巻き込まれ、誰が知ろうとすることもなくいつの間にか終わった、極小規模な出来事に過ぎない。
確かにそこには小さいながらも謎と呼べるものはあったし、僕らはそれを解決へと導くために行動もした。だが、それらが及ぼした影響はあまりにも小さく、事件と呼ぶにも程遠いものだったかもしれない。
それでも――
僕には、この一週間に起きたことを、生涯いつまでも覚えているだろうという確信がある。
例え僕ら以外の誰に知られなかろうが、世間に何の影響も与えなかろうが、僕らにははっきりとした変化をもたらしたし、僕らにとってはなくてはならない出来事だったんだ。
これはそんな、どこでも、誰にでも起こり得るかもしれないような、神様探しの一週間の記録。
言い換えるならば、
僕らの青春の一ページでもあり、
僕らの青春の始まりでもあり、
僕らの中の、何かの終わりでもあるのだろう。
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