幸せの粉

興梠司

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幸せの粉

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私5年間彼と会っていない
彼は5年間地下に潜っていた。
科学研究だといって地下にもぐっていたが私は
なにで潜っていたかもしれない

6年後彼は地下から出てきた、戦争が行われた6年たつ
年に彼は出てきた。

「これでみんなを幸せに出来るだ」とわけのわらないことを言っていた
彼は6年も地下に潜っていたのであまがおかしくなってしまったのかもしれない

「この粉を撒いてくる」と言って屋上にあがり
粉を撒きに行った。

化学兵器を作ると行った6年前、それが粉だった。
私にはわからない。
6年ぶりに彼に会って彼が変わってないことに安心した。

彼は6年前から変な人だった
6年ぶりに私は彼に抱かれた

粉を撒いてから三日後戦争が終わった。
相手国が「やめる」といってきたとテレビでやっていた

彼は「あの粉のおかげだ」というがあの粉がなんだったのか
私には全然わからない

みんなが幸せになる粉を6年掛けて作り上げたことには
間違いがない
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