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番長の暴走

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「番長ここでなにやってるんだ、ぶっとばすぞ」

他校の高校生にぶっ飛ばされる。左足が骨折し松葉杖ついて
学校に行く羽目になった。みっともなくて学校に行きたくなく
高校の近くの公園のブランコで過ごしてたらケンに見つかった。

「番長なにやってるんだよ」

「こんな格好で学校に行けないだろ」

「まぁな」

「あゆみ呼んでくるわ」

「良いよ」

「ちょっと待っとけ」
ケンが走ってあゆみを呼びに行く。
あゆみも走って番長の所へやってきた。

「なにがあったの?」と聞くのでざっと説明した。

「私が行ってくる」

「それはやめてくれ」

「なんで!!」

「女に決着つけられたら格好がつかん」

「番長の気持ちもわかってやれ」

「わかったよ」
あゆみは諦めた。今回は私の出番ではないと思った。

翌日番長の左腕も固定されてるのを見て、あゆみは許さないと思った。

「ケン事情聞かせなさい」
ケンはしょぼくれて話をしてくる。
番長だった番長は番長を潰せばこの学校が手にはいると思った
椿高校の番長が番長を潰しにきたという話らしい。

あゆみは思った、番長が変わった話って回らないんだとふと思った。

「とりあえず、関係者全員呼んで」

「あゆみが話しつけるの??」

「当たり前でしょ」

20:00番長潰した数人を集めた、ざっと8人くらいだと思う。
椿高校の番長は大木にロープで押さえつけられている、それに気づくものはいない。
呼ばれたことに腹を立ててるものが多い、番長のことなんて目に入らない。

【ブイ-ーン】と電動ノコギリの音がし、やっと番長の存在に気づく
「なにやってるんだ」  「離せ」と騒ぐ輩達

「今の番長は私だら椿高校に話つけにきたのよ」

「女がなに言ってるんだ」
その言葉にむかつき、あゆみは椿高校の番長の右腕に電気ノコギリを入れた

「いてーーーー」 「番長ーーーーーー」と叫ぶもので溢れていた。

この件をきっかけに囀り高校のあゆみの名前は知れ渡る事になる
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