2 / 2
僕の隠し事
しおりを挟む
「ごめん」
とだけあゆみと連絡が取れなくなった。
毛布の中身を見て僕はどうしていいかわからなかった。
僕もあゆみに隠し事をしていたからだ。
二年前僕は人を殺している、正当防衛が認められ
不起訴になったが殺した事実に変わりがない。
毛布の中身を見て僕は2年前の事がフラッシュバックをして
しまい、あゆみにそう連絡していいかわからなくなってしまった。
あゆみに会えるのであれば僕はあゆみに会いたい。
あゆみにあってすべてを話したい、毛布の中身のことは
なんとも思っていないといったら嘘になるが、僕の方がひどいことをしている。
今でも被害者の歯を財布の中にいれて持っている。もう二度と他人に手をあげない
といういましめをこめて、被害者の家族に頭を下げ、歯をもらい財布のなかにいれた。
僕はあゆみに会いたいと思った、毛布の中身は自分の子供だと思う、戒めとして毛布にくるんでいるんだと思う。僕と同じと言ったら語弊があるのかもしれないが
同じような過去を持つ身として、あゆみの気持ちはわかるつもりでいる。
あゆみにあって好きだと伝えたい。「一緒に生きていこう」と
あゆみの一番仲が良かったみゆきに頭を下げあゆみの居場所を聞いた、あゆみは茨城のおばあちゃんの家に居るといった、みゆきは「会わない方が良い」と言ったが
僕は会いたかった、会って全てを伝えたかった。
茨城にはその日に飛んだ、あゆみに会えるかなんてわからないけど、望みがあるなら会いたかった。おばあちゃんの家に行くとあゆみは花壇をいじっていて
僕の顔を見ると「あっ」と言って家に入ろうとするので、腕を掴んだ。
「僕の話を聞いてくれ、僕も君に隠してたことがあるんだ」
どんだけ大きな声が出たかわからない、歩いている人がこちらを見ていた。
「公園に行こう」とあゆみが言うのであゆみの後ろについて行くことにした。
会話は一言も無かった。
公園につきあゆみが「ごめん」と謝る。「あんなの見て気持ち悪かったよね」
僕は黙った、気持ち悪いとも思っていなかったがそれを口にしても嘘くさいので黙った。
僕は財布の中から一つの歯を出した。あゆみはもちろん驚いていた。
僕は歯ぼ話をした。
当時付き合っていた彼女が男に襲われ、その現場にたまたま通りかかった僕は
その男を殺してしまった。検事は過剰防衛といっていたが、男側がナイフを持っていたこともあり正当防衛が認められた。
あゆみは泣きながらその話を聞き「ごめんなさい」と言った、僕はどうしたら
良いかわからず肩を抱きしめ「俺はあゆみとずっと一緒に居たい」と言った。
あゆみは動揺しながら受け入れてくれた。
一人で隠してた隠し事はは二人での隠し事となった。
とだけあゆみと連絡が取れなくなった。
毛布の中身を見て僕はどうしていいかわからなかった。
僕もあゆみに隠し事をしていたからだ。
二年前僕は人を殺している、正当防衛が認められ
不起訴になったが殺した事実に変わりがない。
毛布の中身を見て僕は2年前の事がフラッシュバックをして
しまい、あゆみにそう連絡していいかわからなくなってしまった。
あゆみに会えるのであれば僕はあゆみに会いたい。
あゆみにあってすべてを話したい、毛布の中身のことは
なんとも思っていないといったら嘘になるが、僕の方がひどいことをしている。
今でも被害者の歯を財布の中にいれて持っている。もう二度と他人に手をあげない
といういましめをこめて、被害者の家族に頭を下げ、歯をもらい財布のなかにいれた。
僕はあゆみに会いたいと思った、毛布の中身は自分の子供だと思う、戒めとして毛布にくるんでいるんだと思う。僕と同じと言ったら語弊があるのかもしれないが
同じような過去を持つ身として、あゆみの気持ちはわかるつもりでいる。
あゆみにあって好きだと伝えたい。「一緒に生きていこう」と
あゆみの一番仲が良かったみゆきに頭を下げあゆみの居場所を聞いた、あゆみは茨城のおばあちゃんの家に居るといった、みゆきは「会わない方が良い」と言ったが
僕は会いたかった、会って全てを伝えたかった。
茨城にはその日に飛んだ、あゆみに会えるかなんてわからないけど、望みがあるなら会いたかった。おばあちゃんの家に行くとあゆみは花壇をいじっていて
僕の顔を見ると「あっ」と言って家に入ろうとするので、腕を掴んだ。
「僕の話を聞いてくれ、僕も君に隠してたことがあるんだ」
どんだけ大きな声が出たかわからない、歩いている人がこちらを見ていた。
「公園に行こう」とあゆみが言うのであゆみの後ろについて行くことにした。
会話は一言も無かった。
公園につきあゆみが「ごめん」と謝る。「あんなの見て気持ち悪かったよね」
僕は黙った、気持ち悪いとも思っていなかったがそれを口にしても嘘くさいので黙った。
僕は財布の中から一つの歯を出した。あゆみはもちろん驚いていた。
僕は歯ぼ話をした。
当時付き合っていた彼女が男に襲われ、その現場にたまたま通りかかった僕は
その男を殺してしまった。検事は過剰防衛といっていたが、男側がナイフを持っていたこともあり正当防衛が認められた。
あゆみは泣きながらその話を聞き「ごめんなさい」と言った、僕はどうしたら
良いかわからず肩を抱きしめ「俺はあゆみとずっと一緒に居たい」と言った。
あゆみは動揺しながら受け入れてくれた。
一人で隠してた隠し事はは二人での隠し事となった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる