私は貴方を許さない

興梠司

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O県編

あゆみ苦悩する

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会長からの依頼の男はあゆみもしっている人だった

何回か取引したことある相手で悪い相手では無かった
むしろ好意的だった。

あゆみにも殺りたい、殺りたくないはある。
今回の依頼は殺りたくない

「今回はうんと言わないのか」

「全部を受けるわけじゃない」

「それは知ってる」
「隣のヤクザだ、殺れ」

「私はヤクザじゃない」

「わかった。またくるよ」
といって会長は帰っていた。

あゆみは久しぶりに悩んだ。
あゆみの考えはNOでしか無かった。

掃除屋ともうまくやってる相手をわざわざ殺る必要はない

会長の真意を探ろうと思った。
会長の内偵を始めた。

会長は向こうに組長と抗争モードギリギリだという
そこであゆみに殺させて部隊を減らしていこうという魂胆らしい

あゆみはマトに会いに行った

「あゆみさんが来たってことは殺されるってことですか?」

「依頼が入った」

「私は貴方を殺りたくない」
「このまま逃げて欲しい」

「そんな事出来るわけないじゃないですか」
「お前らこいつやれ」と言った瞬間に
的が首を掻っ切られた

他の数人は大人しくあゆみと遺体を通していく

会長宅には遺体を運んだ
会長は遺体ごと持ってきたことに笑った。

「今回は依頼を断られるかと思ったぜ」

「私も今回は断ろうと思いました」
「だから逃がそうとしたのに、数人で私を攻めてきたので殺りました」

「よくやった」と会長は握手を求めたので握手に応じたら手のひらに
写真がつけられていた。

「次はこいつだ」

「掃除屋についてる若頭じゃないですか?」

「そうだ、薬をいじってる」
「掃除屋は知らない」

「わかりました」
「対応させて頂きます」

と言って会長宅を去っていった
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