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贋作・赤ずきんちゃん
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赤ずきんちゃんは森の向こうにあるお婆さんの家にお見舞いに行く為に、森を歩いていました。
持っている籠にはベレッタと言う拳銃と弾丸が入っています。
何度も、何度も同じ話を繰り返している内に、お婆さんが実はもう狼に食べられていて、やがて自分も食べられる事を知っていました。
その後、森の猟師さんに助けられて、狼のお腹から助けてくれる事は判っていたのですが、狼に食べられるときの恐怖と痛みが我慢出来なくなって、拳銃許可書と拳銃を街の銃砲店で買って来て、一度、狼を退治しようと思ったのです。
そうすると、森の猟師さんの仕事がなくなってしまいますが、面倒くさいので、ベレッタで片付けてから、狼と一緒に土に返してしまおうと思いました。
赤ずきんちゃんは何度も繰り返されるお話に対して「反抗期」を迎えたようです。
お婆ちゃんの家に着くと、お婆ちゃんの扮装をした狼が赤ずきんちゃんを待っていました。
「ねぇ、お婆ちゃん、お耳が長いのは何故なの?」
何度も繰り返した台詞に嫌気を憶えながら、お婆ちゃんの扮装をした狼に言いました。
「赤ずきんちゃんや、これはお前の可愛い声を聴く為だよ」
お婆ちゃんの扮装をした狼は実は、今回、お婆ちゃんを食べていませんでした。
狼もお婆ちゃんも何度も繰り返されるお話に飽きて、赤ずきんちゃんにサプライズパーティーを開こうと、森の猟師さんと一緒に家の裏で待っていました。
「お婆ちゃんの口は何故、大きいの?」
「それは、赤ずきんちゃん、お前の」と言った所で、赤ずきんちゃんはベレッタ銃で狼を穴だらけの肉の塊にしてしまいました。
本当は「お前の誕生日のお祝いを大声でする為さ」と言おうとしたのに。
家の裏から、お婆ちゃんと森の猟師さんがやってきて、狼がクラッカーを鳴らしたのかと覗きに来たら、血だらけの肉塊になった狼がそこにいました。
「何て事をするんだい、赤ずきん」
「そうだよ、赤ずきんちゃん、今日は狼さんと一緒に君の誕生日パーティーをしようとしてたのに」
ベレッタ銃を持った赤ずきんちゃんが殺害犯人である事は明白です。
「目撃者はお婆さんと猟師さんだけよね」
残った銃弾をベレッタに込めると、赤ずきんちゃんは二人の頭に穴を開けました。
ひとり残った赤ずきんちゃんは、これからは違った物語を紡いでいこうと、森抜けて街の中へ消えて行きました。
持っている籠にはベレッタと言う拳銃と弾丸が入っています。
何度も、何度も同じ話を繰り返している内に、お婆さんが実はもう狼に食べられていて、やがて自分も食べられる事を知っていました。
その後、森の猟師さんに助けられて、狼のお腹から助けてくれる事は判っていたのですが、狼に食べられるときの恐怖と痛みが我慢出来なくなって、拳銃許可書と拳銃を街の銃砲店で買って来て、一度、狼を退治しようと思ったのです。
そうすると、森の猟師さんの仕事がなくなってしまいますが、面倒くさいので、ベレッタで片付けてから、狼と一緒に土に返してしまおうと思いました。
赤ずきんちゃんは何度も繰り返されるお話に対して「反抗期」を迎えたようです。
お婆ちゃんの家に着くと、お婆ちゃんの扮装をした狼が赤ずきんちゃんを待っていました。
「ねぇ、お婆ちゃん、お耳が長いのは何故なの?」
何度も繰り返した台詞に嫌気を憶えながら、お婆ちゃんの扮装をした狼に言いました。
「赤ずきんちゃんや、これはお前の可愛い声を聴く為だよ」
お婆ちゃんの扮装をした狼は実は、今回、お婆ちゃんを食べていませんでした。
狼もお婆ちゃんも何度も繰り返されるお話に飽きて、赤ずきんちゃんにサプライズパーティーを開こうと、森の猟師さんと一緒に家の裏で待っていました。
「お婆ちゃんの口は何故、大きいの?」
「それは、赤ずきんちゃん、お前の」と言った所で、赤ずきんちゃんはベレッタ銃で狼を穴だらけの肉の塊にしてしまいました。
本当は「お前の誕生日のお祝いを大声でする為さ」と言おうとしたのに。
家の裏から、お婆ちゃんと森の猟師さんがやってきて、狼がクラッカーを鳴らしたのかと覗きに来たら、血だらけの肉塊になった狼がそこにいました。
「何て事をするんだい、赤ずきん」
「そうだよ、赤ずきんちゃん、今日は狼さんと一緒に君の誕生日パーティーをしようとしてたのに」
ベレッタ銃を持った赤ずきんちゃんが殺害犯人である事は明白です。
「目撃者はお婆さんと猟師さんだけよね」
残った銃弾をベレッタに込めると、赤ずきんちゃんは二人の頭に穴を開けました。
ひとり残った赤ずきんちゃんは、これからは違った物語を紡いでいこうと、森抜けて街の中へ消えて行きました。
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