The musical sing club

1曲目入部志願

ユダヤ系アメリカ人であるサラは16歳になった。
アメリカのカルフォニア州ロサンゼルスからニューヨーク州マンハッタンに引っ越ししたサラは親の事情があったため、マンハッタン芸術高校に転校させられる。
目覚まし時計がサラの部屋の中に鳴り響く。
しかも、マンハッタンの朝はいい。
しかも、ロサンゼルスよりも都会っていう感じ。
ハリウッドスターである俳優さんとか女優さんいないのかなぁ。
でも、前のロサンゼルス方がよかったが、マンハッタンとなると環境がまた違ってくるのだった。
新しい環境に慣れていくしかなかったのだ。
ジリリリジリリリ
サラは目覚まし時計の四角いボタンを押して目覚ましの音を止めた。
今日からは新しい学校。
それはマンハッタン芸術高校に転校することになった。
サラのお母さんはいつものようにシリアルと牛乳を用意してくれた。
そのシリアルはKeroltugu'sの“コーンフロスティ”というパッケージにスプーンを持っているタイガーのイラストが描いてあるコーンフレークである。
あまり“Froot Loops”のような色とりどりの着色料が沢山使われたシリアルは食べない。
“ココくんのチョコワ”っていうパッケージにおさるさんのイラストが描いてあるチョコリングシリアルは好みだ。
壁際に掛けてある時計を見ると、7時30分だったので、急に焦った。
「遅刻だ!!!」
お母さんはため息してこう言った。
「大丈夫、お父さんが車で迎えに来てくれるから」
そしたら、外ではエンジンの音がしてきた。
サラは慌てて支度をして外に出ると、サングラスをかけてかっこよくつけているお父さんが新鮮度が高い赤いオープンカーに乗ってきた。
サラのお母さんは関心した。
「まあ！あなた、昔と変わらないね！」
高速スピードで学校に向かった。
新鮮なマンハッタンの空気は半端なかった。
正門の前でお父さんをお別れをした。
お父さんは手を振って優しく言った。
「サラ、今日からはマンハッタン芸術高校に転校することになったんだ。また新しい友達を作るんだよ」
サラは元気よさそうにうん！っとうなずいた。
サラは振り切って、新しい学校に向かった。
今日からはマンハッタン芸術高校の生徒だとワクワクしているようだった。
校長先生は次のように仲間を紹介された。
「サラ・モーガン、あなたは美術クラスにあたる。あなたと同じクラスであるハル・ブラウン、サラに紹介して」
「はい。ミスグリーン校長先生。私はハル・ブラウン。ハルと呼んで。これからも宜しくね。」
ハルは日系アメリカ人で、父は白人で、母は日本人である。
この人と仲良く友達出来るかなぁ。
「私、サラ・モーガン。こちらこそ宜しく。」
初めて会ったハルはサラに次のように学校案内した。
「ここカフェテリア、あそこは美術室」
案外とキャンパスツアーは楽しかった。
校庭に出ると丁度、校庭の広場で何か聞いたことのある音楽が聞こえた。
それは、ジャスティンビーバーの“What's do you mean?”っていう曲だった。
結構、歌は本人よりに近かったので歌が上手かった。5～10人ぐらいダンスもキレキレで踊っていた。
ステージの掛け軸に『The musical sing club show』と書いていた。
ミュージカルシングクラブのショーがやっていたのであった。
「レジェンド・エン・ジェイトルマン!!皆、元気ですか？ミュージカルシングクラブショーにご覧頂き、ありがとうございます。アンコールに申しましては....」
これでライブとかで、観客が一杯これそうだと思っていたのだが。
周りを振り向いて見ると、何と、集まっている観客数が3人か4人しかいない。
ハルは呆れていた。
「これは練習中だよ」
でも、あのミュージカルシングクラブの披露はとてもよかった。
サラにとってはあのクラブに入ったら格好いいと思った。
サラは興奮してすごく張り切った。
「私、このクラブに入部する！」
ハルは腰抜かすぐらい驚いた。
「エエエエエ!!!!!!!????」
よっぽど気に入ったせいなのか、サラは入部しようと決めた。